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自然からのたより

四季の生き物たちの命の輝きを写真でお伝えします

突然の出会い

2012-08-26 04:53:53 | 北海道探鳥記
霧多布岬をドライブ中、道を歩く道産子を発見! 濃霧のため発見が遅れれば大事故になるかもしれませんでした。冷汗。

なななな、何?



こちらに向かってきます。



それに、でかい!



5頭もいて恐怖心も。



心のなかで「来ないで」と叫ぶ。



でも熊じゃないから、なんとかなるか?



こちらを見た!



あっ、向きをかえてくれた。ほっ! でも霧が濃いので、向こうから車が来たらすぐ知らせてあげなければ。



道産子たちは小さなジャーニーを楽しんでいたのでした。北海道ならではの体験でした。



■ 北海道プチ情報

野付半島は26kmも日本一細長い砂州が続いていて、ナラワラ、トドワラなどとよばれています。



ここにはかつて原生林があったのですが、地盤沈下による海水浸水でトドマツ、ミズナラを中心とする多くの木々が立ち枯れしてしまい、現在のような荒廃した地になってしまいました。



ナラワラはミズナラが立ち枯れして骸骨のように白くなったところです。



トドワラはトドマツが立ち枯れた所です。

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ウトウ夏羽

2012-08-25 04:11:26 | 北海道探鳥記
この海域でもっともポピュラーな海鳥がウトウです。手売島では60万羽が子育てしているそうで、いつか見てみたい。 初見初撮り。

飛び姿。



嘴の上に突起があり、夏羽では嘴の元と目の上に白い飾り羽があります。



海面上にういていたり。



ウトウは潜水して魚をとるようで、勢いをつけて潜ります。



10羽単位で隊列をなして飛んでいたり。



体の割に翼は小さいです。



すぐそばに。



嘴の上の突起、どうなっているの? 冬にはなくなるそうです。



プワプワ浮いて。



隊列をなして一列にとんでいきます。



■ 北海道プチ情報

回転して、ほっけの干物をつくります。



エゾネギの花、きれいです。



たくさんの種をつけて。冬鳥の貴重なえさになるのだそうです。

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ハイイイロミズナギドリ

2012-08-24 04:38:17 | 北海道探鳥記
イワシの群れを追っているミズナギドリたちのなかで、この日はハイイイロミズナギドリが比較的近くを飛んでくれました。 初見初撮り。

飛びだし。



翼が長いし身軽なので。



もう少し。



浮上。



翼の裏の一部が灰色です。



水分は海水から摂り、余分な塩分を排出する鼻孔がみえます。



■ 北海道プチ情報

地図でみていて面白い地形なので是非行きたいと思っていた野付半島。



野付ネイチャーセンターから先には漁師の番屋しかなく、そのために電線が1本引かれています。



番屋、この時期漁をしている人はいません。



冬の海を想像できません。

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ケイマフリ夏羽

2012-08-23 04:55:47 | 北海道探鳥記
世界的にみるとエトピリカより数も少なく貴重種なのだそうですが、この海域では比較的よく見れます。 初見初撮り。

ふだんは海に浮いていて、餌の魚を待ちます。



目の周囲と両嘴の元に1つずつ小白斑があります。



船が近ずくと飛びだします。



まずは海面を疾走。



翼を上下にはばたいて。



体が重いのでなかなか浮上できません。



赤い足がかわいいです。



あと少し。



海面にできる水の輪が・・・。



浮上か?



やっとあがりました。



2羽なかよく。



■ 北海道プチ情報

落石漁港ではとれたマスの陸揚げをしていました。



マスを水で洗って倉庫に運びます。



獲るととその場で内蔵をとり、漁船の船倉に入れておくのだそうです。



漁船の船倉から小分けして。



陸揚げしたマスが所狭しと並んでしました。加工するようです。


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エトピリカ夏羽

2012-08-22 05:17:34 | 北海道探鳥記
根室半島の付け根に落石おちいし漁港があり、ここで落石クルーズに参加し、海鳥たちに会いに行きました。
エトピリカにあえたらいいなと思っていましたが、すぐ近くにきてくれました。300mmレンズだったので画質が悪いです。
この日はないでいたので400mmを持っていけばよかったかな? 初見初撮り。

エトピリカとはアイヌ語でくちばし(etu)が美しい(pirka)という意味で、名のとおり橙色の大きなくちばしをもっています。



船のそばを飛んでくれました。



目の後ろに黄白色の飾り羽が垂れています。



赤い足も目立ちます。



なんともかわいいです。



体が重いので飛ぶのは大変そう。



普通は海に浮いていて、イワシなどを食べています。



海面すれすれを飛びます。



翼をはばたかせ。



この日は8羽みかけました。落石クルーズでは初見のツノメドリも遠くにいましたが、画像が悪いのでまたの機会にします。



■ 北海道プチ情報

落石クルーズはエトピリ館で受付します。救命胴衣を借りて準備OK。ユルリ島、モユルリ島まで行きます。



根室半島は霧で有名。この日も先が見えません。どうなるんだろう、ちょっと不安。でも沖にいくと晴れ間がありました。



漁具。


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