「言わぬが花」といえば、あけすけに言わないほうが趣がある、という意味ですが、この場合は、しゃべるのが商売である噺家(落語家)がなにも言わないで寝ているわけです。そう、五代目古今亭志ん生師匠の、高座で落語の途中、居眠りをはじめてしまったけれど、お客は誰ひとり文句をいわなかったという有名な伝説のことです。上手にしゃべっているうちはまだまだ。真の名人というのは、こういうものだ、というお話ですね。
さあ、今日も「言わぬが噺家」でいきましょう。
●電子書籍は明鏡舎。
http://www.meikyosha.com
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