今日のことば・・・門前払いした人間にはなりたくない

「門前払いした人間にはなりたくない」は、
ザ・ビートルズのポール・マッカートニーのことばですね。
1960年代、英国。
ビートルズが名作「サージェント・ペパーズ」を作っていたある日、
ポールの家に、見知らぬ男が訪ねてきて、
「私はジーザス・クライスト（イエス・キリスト）です」
と名乗ったそうな。玄関に出たポールはすこし驚き、ちょっと考えた。
そして、彼をなかへ入れ、さらに録音スタジオまで連れていって、
ほかのメンバーたちに紹介したそうです。
その「ジーザス・クライスト」に会ったとき、ポールはこう考えたのだとか。
「I thought, Well, it probably isn't.
But if he is, I'm not going to be the one to turn him away..
（ぼくは考えた、うーむ、たぶん彼はキリストとはちがう。
でも、もしもそうだったら、キリストを門前払いした人間にはなりたくないじゃないか）」
（Barry Miles, Paul McCartney Many Years from Now, Henry Holt and Company, Inc.）

さあ、今日も門前払いした人間にはなりたくないでいきましょう。


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