田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

津軽 せつなくて!

2011-01-08 11:50:34 | 津軽
津軽鉄道車内で

津軽から帰って三日目、正月気分は抜けたものの、夢見心地は今もなお続いています。

別れの後に必ず浮かんでくる歌の一節――布施明さんの『恋』 作詩、作曲 平尾昌晃

 逢っているときは なんともないが さよならすると 涙がこぼれちゃう

 逢うたびにうれしくて 逢えば又せつなくて…… 


津軽に行き、帰ってくると毎回この歌の心境になってしまいます。

新青森駅に降り立った時、頬を打ったのは津軽に降るという七つ雪の中の『つぶ雪』
小さな小さな白い塊の歓迎でした。

昨日は、全国的に猛烈な寒波が襲ったとか。テレビ画面にあった青森の気温は氷点下4度
贅沢な後悔?とやらを言わせてもらえば、私の行った時にそうであって欲しかった!

冬の津軽の厳しさを骨身に沁みる くらい感じたかったのです。

今この瞬間の津軽はどんなでしょう。 ストーブ列車は地吹雪舞う中を走っているのか?

津軽三味線のバチを握る手は寒さで凍えていないか?

津軽平野の積雪量は増えたのか?


津軽行きがより短時間で可能になったとは言え、やはり津軽は遠い遠い遥か彼方に
あるように感じます。

最後に、津軽に降るという七つの雪

 こな雪 つぶ雪 わた雪 みず雪 かた雪 ざらめ雪 こおり雪 
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