薔薇は……

薔薇の花は、個人宅の塀を乗り越えて咲いているのを見るのが一番！

観光薔薇園なんぞに行っても、感動ありませんでした。チョット失望でガッカリ！

居たのは高齢化社会そのものの方々がほとんど、私などは若いほうです。

人を見に行ったんじゃ～ないはずなのに。帰りがけに目に留まった、ある個人宅の庭に咲いていた
薔薇のほうが、ずっとずっと良かったですよ。

そこにお住まいの方の心――薔薇を愛おしく思う心が感じられるようで、また薔薇の花も伸び伸びと
しているようで、ごく自然にそこに咲いている様で。

観光バラ園のは種類と数で圧倒しようとしているのみで、焦点が定まらず、何を見てよいのやらサッパリ。

無料だからいいものの、これで有料だなんて話なら、怒りまっせ！



そもそも、ごったがえす人込みの中で、お花の観賞ということ自体が問題ありじゃないの？
もう来年は見に行きません。

薔薇に心奪われたくて、人の世の心の垢を消したくて行ったのでしたが、思うようにはなりませんでした。
人生思うようには行きませんね～
じっくりと、ボーッツとして観賞など無理な話でした。

スマートフォンで撮った写真も何故かピンボケ気味、本当はマクロ撮影したかったのですが、技術の未熟さと
感動の少なさのなせる技。

お花の観賞より、演歌の歌姫の鑑賞の方がずうっといいと思いながら、タメ息ついて薔薇園を後にしました。

銭葵(ぜにあおい）

俳句で言う夏の季語でもある銭葵。
紅紫色の小さな可憐な花が咲き始めました。




三年前に何を思って始めたのか、と言うよりも、ちょっとかじってみた俳句。
季語の中にあるさまざま花の名前、『あの花が葵だったのか！』　との次第で
覚えた葵の花、そしてその一種である銭葵。

毎年この時期になると同じ場所に生えてきて咲き始めます。
あそこが余程気に入った所なのでしょうか。

高貴でもなく、人の手が加えられた訳でもない、まったくの自生の花。
なのに、その美しさには毎年のことながら心打たれます。

この魅惑的な美の源は一体何でしょう？　どのようにしてあの紅紫色の花弁は誕生したのか、
どこにでも咲いているこの小さな銭葵は、この宇宙のことも何もかも知っている、まさに神そのもの？
おそらく苦悩なんて訳のわからぬものも持っていないのでしょう。

銭葵に笑われそうです。 何を訳の解らぬこと言ってんのよ～


　銭葵青葉の中に隠れ咲く

乾いた心に救いの雨

小雨に煙り幾重にも連なる山の稜線、濃淡を変えて遥か彼方へいざなうこの姿に

魅せられて１５年　　何回通ったことか！

我が愛する聖地　甘楽町。　織田宗家ゆかりの地。群馬県西部に位置する当地

私がこの地に骨を埋めたいと思うほど、憧れの地、いとしい恋しい地なのです。

昨日、仕事のついでに甘楽町まで足を延ばしてみました。今年になって初めて。
本来ならば４月３日が甘楽町小幡のさくら祭りだったのですが、大震災の為か今年は中止
となってしまったのでした。

桜の元で一日のんびり過ごそうと予定していたのに！


五月の緑の中に降る雨は、乾ききった大地と私の心も潤してくれました。

恵みの雨、救いの雨。　野辺に咲くつつじの花が又一層の慰めにも。

イライラしちゃ～だめよ。　あんたは単純なんだから。

素直になって、お花でも愛でていなさいよ。

こんな、悟り？にも似た気持ちになれたのも久しぶりに降った雨のお蔭でした。

もう立夏

ゴールデンウィークも終了したが、バイオリズムは最悪、ここ2ヶ月程の疲れも
ピークに達し、身も心も、弱り目に祟り目。

ほんま かなわんわ~

心頭を滅却すれば火もまた涼し と申しますが、そんな訳ないやろ！

そもそも、雑念煩悩の類いが多すぎて、迷わされっぱなし。
今年の新年の願い事は、とにかく心惑わされぬこと、だったのに！

気付けば、早いもので もう『立夏』


そう言えば何十年か前に、母の胎内にあった頃、ちょうど今頃やはり生みの苦しみのまっただ中にあったはず。

立夏が過ぎると私のバースデー

今日は、風邪も治らず、考えることも支離滅裂！

南無 飯綱大権現（私の帰依し敬う御本尊様）！

信心がまだまだ足らぬのか？　精進が足らぬのか？　改心が必要なのか？

嗚呼　神の御加護からは遠く見放されているような。

我昔所造諸悪行　皆由無始貧瞋癡

従身口意之所生　一切我今皆懺悔