田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

育苗日記

2010-05-29 16:47:00 | 田舎暮らし
きゅうり、なす、ミニトマト――ただいま子育ての真っ最中とでも言える時期。
ゴールデンウィークの5月3日に苗を買い、翌日に植え現在に至ってます。

強風、アブラムシ、水、肥料(追肥)… 
なにしろ素人が雑誌片手に育てるのですから、心配なことばかり。

父より相続した土地で悪戦苦闘してます。去年のトマトは普通サイズでしたが、直射日光
で日焼けを起こしたり、虫食いやらで満足に収穫出来たのは二つか三つ。
きゅうりは、5株植え、こちらは成るには成ったものの毎日チェックしていないと、アッツと
言う間に大きくなって、もはや食べごろを過ぎ巨大な化け物に。

正直言って、とにかく面倒です。買って食べた方が 『いいんじゃない』 と言いたいほど。
それもこれも、いざという時の自給自足生活の為? 新鮮な手作り野菜を食べさせたい為?

不慣れな携帯での写真撮影、こちらまでイマイチじゃないですか。

   


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思川と恋瀬橋

2010-05-24 14:57:31 | 演歌(艶歌)
思川  恋瀬橋   (おもいがわ  こいせばし)

ロマンチックじゃありませんか、演歌へのいざない(誘い)となるような文字です。
土曜日(5月22日)に仕事の関係で茨城県の小美玉市へ行く途上で見つけました。

『思川』とは道の駅の名称。栃木県小山市郊外、国道50号線沿いにあります。この近くには思川
という河川も実在しています。



   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

一方、『恋瀬橋』とは茨城県石岡市南西部を流れる 恋瀬川 に架かる国道6号線が通る橋のこと。
八代亜紀さんや中村美律子さんの歌の中にも『恋瀬川』という名の歌があるほど。

実を言うと、去年も3回程このコースはマイカーで通っていたのですが、恋瀬橋、恋瀬川の文字には
気づきませんでした。余程ボーッツとしていたのか、それとも何か他のことでも考えていたのでしょう。

しかし今年は違います。春先から続く 演歌熱のお蔭で感度良好なんです!
見逃しませんでした。





 ――思川と恋瀬橋――
そこに、まさに 演歌の世界 を感じ取ったような気がして、うっとりしてしまいました。
『恋』だの『思』だのという魅惑的な文字から連想されたり、導かれたりする世界。
片道3時間半のハードな道のりも、一気に疲れが取れて、日々の煩悩も消えうせたかのような錯覚に。

ところで、演歌の世界って何? 無責任に使ってますが、どういうもの?
この世の哀しさ、もののあわれ、人間(男女)の織り成す人生模様……

ウ~ン まだまだですね。

もっと、勉強してね!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログタイトル変更しました

2010-05-20 00:00:05 | Weblog
大したことではありませんが、ようやく、ブログタイトル変更出来ました。

大切なのは中身ですよ。名前なんてどうでもいいんじゃないの。

そうは言っても、ずうっと心に懸かっていたんです。


歳時記という言葉は便利ですね。身の回りの自然から人事百般のことまで書けるんですから。

その時々の気分しだいで何でもお喋りしていけばOKという訳ですから、気は楽というものです。

肝心なのは、やっぱり中身、内容ですね。それは重々わかってるんですが~。

しかし、中身の希薄な人間にまともなことを言えというのも無理のあることです。

タイトルが変っても、焦点の定まらないボヤケタお話も多いかもしれません。


お酒に代わって この世の憂さを晴らす場所 それが、ここなのかもしれません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

跨線橋

2010-05-16 15:08:51 | 私の歳時記
レトロな鉄骨造の跨線橋  JR新前橋駅の近く、上越線と両毛線が通る線路上に架かっています。
全長40m少々、幅約3m。鉄骨表面には赤さびが発生しています。

新緑若葉の季節の訪れと共に、利用するようになりました。
それまでは、この跨線橋の南方150m程にある、駅構内に繋がっているペデストリアン・デッキ風の跨線橋を通っていました。

この跨線橋に惹かれたのは何故?

通行量は圧倒的に少なく、人とすれ違うのは稀で、のんびりゆっくり歩いて行けるのです
私は駅を利用している訳ではないので、せかせか急ぐ必要もありません。

素材こそ鉄骨で冷たい感じのようですが、トラス構造を連ねた、接合ボルトの露出した手造り感、
近くに建つミラーガラスの壁面をもったビルとの対比で、その存在感が一層増します。
古くても綺麗、美しい!
しかも素朴でやさしくて郷愁漂う――そんな跨線橋が好きになりました。

   

この跨線橋、電車好きな幼子が母親とよく来ています。階段の中ほど辺りが絶好のポイントのようです。
この日は幼稚園の年少さん位の男の子が、おばあちゃんと二人遊びに来ていました。
橋の上を、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。電車が通ると『 おばあちゃん! おばあちゃん! 』と歓声が上がります。

橋の上を歩くと、足の裏に心地よさを感じ、春の陽気も手伝ってか幸せな飛翔感に満たされました。

   
  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おもいっきり 香西かおり

2010-05-09 13:53:14 | 演歌(艶歌)
春三月に初めて買った『香西かおり』のCD。
ジャケットの写真を見て、これが香西かおり? ウソでしょう 違うんじゃないの?
そう思いました。

CDの名は、プレミアム ベスト。収録されている曲の年代は、1990年前後ですから、
もう20年も前ということになります。
ということは、別人と思ったあの写真も、今よりずっとお若い頃の香西かおりさんですね。

それにしても、違うなァ~  でも、どちらも魅力的で美しいですよ。
 
ところで、なぜ今回は香西かおり なの? ブログタイトル『田舎暮らし歳時記』と何の関係
があるの? などとおっしゃらないで下さい。
やたらに苦悩や不条理の多いこの世、私のような単細胞人間には、心静めて癒しとなるものが
必要なんです。

そんな訳で、早速五月五日に発売となった新曲春陽炎

行きつけのレコード店でCD買いました。  作詞:いで はく /作曲:鈴木 淳

このお店、今でも店名にレコードの文字が付いてます。ご主人が一人店番している小さなお店ですが、
演歌系の曲ならなんでもOKと言える程なんです。
カラオケ好きのおじちゃん、おばちゃんがよく出入りしてます。

CDを手にしてニンマリ。 ジャケットに着物姿の歌姫が。演歌には着物というのが、お決まりのようで、
もちろん似合ってることは言うまでもないことですが、香西かおりさんはドレス姿もピッタシ! ですよ。

春陽炎(はるかげろう)  歌詞を何べんも読み返してみました。作詞家先生のあの詞の世界、
一体どこから出てくるんでしょうね。
先生の実体験も含まれているのですか? と聞いたら、叱られるかもね。

『 野暮なことを聞くんじゃねェ~よ! 』

ところで、ひとつの歌が生まれるまでの過程って、どんなのでしょうか?
最初に『春陽炎』というタイトルありきで出発するのか、それともあの歌手にこんな歌を歌わせたい
ので……から始まるのか。 あるいは、まったく別の方法なのでしょうか。

カラオケ用に何か一曲から始まった香西かおりファンへの道。後援会には未加入ながらも、応援は
してますよ。
香西かおりさんの高音部の泣き節――これには、すっかり魂もってかれました。

表現者たる歌手の力。これはもう偉大です。5分程の短時間で詞の世界を表現するんですから。
情景も全てスクリーンに映し出されるかのようです。下手な芝居などは及びもつかない位です。


お話が長くなりました。最後に2年前の中学校時代の同窓会でのこと。
遠くの席から一人の女の子(もう立派なお母さんです)が私の横に、お酌しにやって来ました。
型通りの挨拶の後で、ほろ酔い機嫌の私の顔を見て

『 あたしっ、〇〇ちゃんには、小学生の頃いじめられたんよ~ 覚えてる? 』

ときたのです。 
チクリッ どころじゃありません! 冷や汗ものの状況でした。
そこで、窮余の一策に私が言ったのは

 『 俺さァ~ 香西かおりを見ると、何故か〇〇さんを思い出すんだよね~』

一瞬の表情なのか声なのか、どこかちょっと似の彼女、しばらく私の横に居続けました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪解川

2010-05-04 14:09:27 | 私の歳時記
雪解け水を集めて流れ下る雪解川ゆきげ川とも言います。

雪解け水の利根川
  

やまあいを過ぎ平野部に至り、水量も勢いも増し、白波をたてて淡い緑色に濁った水が駆け抜けて行きます。

流れゆく水音に春だ春だ!の大合唱が聞こえそうです。

一年で最も爽やかで、光り輝いた季節となりました。

海なし県の住人である私、大海原を見れば『あっ、海だ!』と身を乗り出して食い入るように…となりますが、

普段見慣れた利根川の流れに心動かされるのは、この雪解(ゆきげ)川のとき。

凍てついた冬の流れと異なり、川の流れの表情が違うのです。陽気に踊り騒いでいるような白波、川面に生気が

宿っているかのようです。周囲に春の養分を与えながら、大海目指して流れて行きます。

明日は暦の上では、もう立夏

いよいよ、これからが今年一年の山場、心して当たるべし。



前橋市内を貫流する利根川の雪解水
  



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする