田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

師走になって

2008-12-08 09:43:31 | 私の歳時記
ひと月半近くのお休みの言い訳。仕事とプライベート上のことに忙殺……
グチグチともっともらしい言い訳はやめて置きましょう。要は話のネタがなかったのと、頻繁に書き込みをするだけの気力体力の喪失でしょうから。
毎日のようにブログしている人、尊敬と羨望の眼差しですよ~ 本当に御苦労さまです。

紅葉に見とれていたらアッという間にもう師走です。
我が家では12月1日は『屋敷祭り』ということで、椿の木と竹の葉の木陰に鎮座ましますお稲荷様を赤飯とお頭付きの魚それに塩とお米をお供えして屋敷内の安全と家運隆盛を祈願します。しかも、どういう訳か日没後に暗くなってから行うのです。ご先祖様の代よりずうっとそのようです。家の者に弓張提灯を持たせて、私がお供え物をあげるのです。この屋敷祭りをしないと師走になった気がしません。

もうひとつ、師走の風物詩とでもいうもの。NHKの紅白歌合戦の出場歌手の発表、これは先月に行われてしまったようですが。12月になって、有線大賞やら歌謡大賞等いくつかの歌番組があります。最近の若者はとにかく歌は上手い、これだけはオジサンにもわかります!
私はもっぱらド演歌で、サザンの歌はちょっとネェ~という範疇の人間です。否定しているんじゃありません、あの手の歌は難しくて歌唱力がないだけの話ですが。

師走の話がなにやら歌の話になってしまいました。
歌う時は、腹の底から声を出すように! のどだけで歌わないこと、そして歌詞の情景を目の前に思い浮かべて…とよく言われます。
ところで、この腹の底から声をというのがよくわからないのです。発声は咽頭に続く喉頭の中央部にある発声装置である声帯でなされるもの、なのに腹の底からとは? もっとわかりやすい説明はないものでしょうか。

師走になって、心も体も忙しさに息つく暇もないような日もあるでしょう。そんな時はまず深呼吸。とにかく深呼吸です。私などは俗人凡人ですので、聖徳太子様のように一遍にあれもこれも聞き分けて…などということは出来ません。たった一つのことをやるのに精一杯です。

さざんかの宿、雪国、望郷じょんから、冬椿、津軽平野…さて、今年の忘年会何を歌いましょうか?

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