田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

城下町小幡の桜祭りと武者行列

2006-04-12 15:37:51 | 田舎暮らし
桜がちょうど満開で絶好のお花見日和の日曜日(4月9日)に城下町小幡の桜祭りと武者行列を見に行ってきました。小幡とは群馬県西部地域にある甘楽郡甘楽町のことです。
ここは、元和元年(1615年)に織田信長の二男、織田信雄が大和国宇陀郡3万石と共に与えられた上州小幡2万石の地でした。織田家の小幡藩統治は約150年に及び、城下南方の県道より少し入った所には織田家7代の墓もあり、小幡と織田家との縁の深さを感じさせます。
当地はまさしく山紫水明の地とでも言えるようなところで、おだやかな稜線を持った山々と澄んだ空気、ゆったりとした時の流れを味わえるような土地で、前橋市在住の私は密かに、いつかここでで暮らしたいと願っていました。
碓氷峠を越えれば長野県の軽井沢町ですし、首都圏からも関越道、上信越道利用で2時間程で来ることができます。
過疎地でなく又都市化しすぎてもおらず、田舎暮らしには適地ではないかと思います。
最後に、城下の桜並木沿いには大勢の花見客が訪れ、重そうに火縄銃を担いでいた子供武者隊やかわいい女の子の長刀隊、さらに馬にまたがったタレントさんの女武者姿など…あちこちからカメラのシャッターを浴び、笑顔を絶やさずに振りまきながらで大変だったでしょうが、馬上からの桜の景色はさぞすばらしかったでしょう!あの女武者役の彼女にとっても忘れられない一日だったことでしょう。

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