田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

リュックサック担いで入学式

2013-04-09 15:25:24 | 私の歳時記
今日は近くの女子高の入学式なのでしょう、母と娘の2人連れが目立ちました。新調したての紺の制服の娘、
一張羅の母、中には父も加わって親子三人の姿も。
昔は高校の入学式など、皆一人で行ったものですがね~

驚いて、思わず微笑んでしまったのが、大きなリュックサックを担いで歩いてる娘の姿。あっちの子も、
こっちの子も皆同じような大きさの色とりどりのリュックを背負っているのです。最近は入学式にも
リュックサックで行くのですか?

リュック担いだピッカピカの新女子高生!
穏やかな暖かい春の日の、紺の制服が目に沁みた、絶景かな!

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桜でひねもす

2013-03-25 11:30:37 | 私の歳時記
飽きもせずまた桜のお話。
意地悪な天気です。桜が咲きだすと強風が吹き荒れたり、どんより曇って
今にも雨になりそう。風もなく穏やかで暖かなスカイブルーってのは
無理なんでしょうか?今週末が丁度見頃となりそうなのです。
お天気の神様、一日ぐらい絶好のお花見日和をお願いしますよ!
無常の雨や風だけはご免こうむりたいね。

利根川沿いの桜並木、露天店の並ぶ公園の桜、それとも山里に一本だけ
咲いてる桜にしようか?
花見客でごった返して賑やかなのもイイけど、桜をじっくり鑑賞できて
のんびり一杯やれる、そんな場所が理想的。

さて、今年はどこで、ひねもす桜漬けになりましょうかね?


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さくら咲く

2013-03-18 21:25:44 | 私の歳時記
静岡でも東京でも遂に桜の開花した所が出現!三月中にお花見になりそうですね。今日ハクモクレンの白い花に出会いました。ハクモクレンの白い花が咲き出すと、その次はもうすぐに桜の番です。指折り数えて待ち続けた歓喜の時がいよいよ本当にカウントダウンとなりました。

今年の津軽の桜も四月末頃が見頃のようですね。五月のゴールデンウィークではもう遅い、となってしまいそう。10年前にそれで失敗しました。五月三日に弘前に行ったら、城址のお堀の桜は既に葉桜!宿の人曰く、あと一週間早く来ればよかったのにね~
その次に向かったのは金木町の芦野公園。ここも手遅れでした。弘前ほどではないものの、もう無惨な姿でした。宴の後の舞散った桜の花びらも見ようによっては、味わい深いものと、負け惜しみ。

いちるの望みを持って最後に行ったのが、岩木山神社。神様の思し召し?ご加護?
参道の両脇の桜並木はまさに今を盛りの満開でした。あの時の淡いピンク色の桜、はるばる来た甲斐のある、目にも心にも滲みた津軽の桜でした。
今年は、どうしよう?

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今日は不動さま!

2013-01-28 13:08:34 | 私の歳時記
今日28日は不動明王のご縁日、小さい頃は利根川沿いにある小さなお堂の不動様によくお参り?に行ったものでした。本当のお目当ては、神頼みじゃなくて、色鮮やかな絵のある露店だったのですがね。このお不動さま、小さな社ながらご利益はなかなかのもののようで、近隣遠方あちこちからお参り客が来ていたようでした。
 ところが時の流れのせいか、今では祭りこそ行われるものの以前のような賑わいはなく、露店もたった一軒上州名物の"焼きまんじゅう"屋さんが出店するのみ。しかも高齢となった親父さんが老体に鞭打って頑張ってるような有様となってしまいました。
かくいう私も二年前までは、母にせかされてお参りに行きお札を受けてきていたのですが、どうも最近は面倒くさくなってしまいました。
あれーこんなこと言って、罰当たらねべか?


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十五夜の晩に

2012-09-30 00:44:54 | 私の歳時記

小学生の頃に十五夜の晩になると、近所の先輩達に付いて行って、お月様へのお供えものを頂戴に廻ったことがありました。この夜はどこの家でも縁先にすすきを飾り、その脇には柿や栗、ときたま、りんごやなし等の果物が有り、そして必ずあったのがお団子又はその家特製のふかし饅頭でした。これらのものを子供達が失敬しに伺うのです。しかも、大人達公認のこととなっていたのです。公認ごととは言え、どろぼーするわけですから、子供達も何故か緊張と興奮状態です。その家のひとに気付かれないようにせねばならず、ホントどきどきものでした。 また各家々では、お供え物泥棒さんの気配を感じながらも、コラーッ!とは言えず、家の中でじっとしているだけでした。お月様のお使いがお供え物を頂きに来たのだから、むしろご利益があること、とでも思っていたのでしょうか。 2回ほど行っただけの、小さい頃の十五夜の思い出。 


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月が綺麗だから

2012-09-28 23:45:38 | 私の歳時記
澄みきった夜空に白く輝くお月様。今度の日曜日が十五夜なせいか、今宵の姿はほぼ真ん丸に近づいてます。月を見て何思う? 今年も月日を重ね秋の月を愛でる頃となりました。早いもんですね~ 

一度、月見酒なるものを体験したく御座候。お月様と差しで、酒つぎ合って秋の夜長を飲み明かす、例によって例の如し。酒しか楽しみがないのかね?
さにあらず、酒を侮るなかれ!お酒はありがたいものなのです。

酒の酔い本性忘れず  酒は憂えの玉箒  酒は百薬の長

ただし、酒は飲んでも呑まれるな!

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夕焼けが滲みる頃となりにけり

2012-09-26 00:10:22 | 私の歳時記
ここ二日ほど、夜は電気ストーブのお世話になってます。
無理もありません、今日(もう日が改まった)は秋の彼岸明けの日、
9月もあと5日で終わり。
最近は仕事帰りに赤く染まる西の空を見るのが楽しみとなりました。
出来れば、そのまま赤提灯の揺れる、暖簾をくぐって、ふーっと一息そして
きゅーっと一杯やりたいんですがね~
そのくらい、いい季節になりました。おでんなど突っつきながら、にぎやい
と演歌を肴にして、月夜に酔いたいね~

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さすがの夏もそろそろ…

2012-08-29 10:01:39 | 私の歳時記
昨日赤城山の麓まで行った折、下校途中の小学生の集団に会いました。夏休み、もう終わってるんだ!
てっきり今月一杯までだと思っていました。皆半ズボンにお揃いの半そでの運動着?姿
いい色合いに日焼けしていて、笑いながら帰っていくよ。黄色の帽子は一年生だろう。
ランドセル姿も、だいぶ板についてきたようだね。

強烈な日差しの中、空を見上げりゃ、もう秋の気配を漂わす雲が浮かんでる。さすがに、今年の夏も
もう終わりかな? スーパーには、りんごも出回ってきたし、朝夕は心地よくなってきて、夜には
虫の音が響くようになって、烈しかった夏も憂いの季節へ衣替え。

空には、うろこ雲(いわし雲)。明日は何日振りだろうか、雨のようです!

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お酒のこと

2012-08-19 00:18:18 | 私の歳時記
酒とだけ言うよりも、「お」を付けた方が上品だし、日ごろお世話になってるのだから、
やっぱり「お」は付けなければネ。

お酒を初めて飲んだと言えるのは、二十歳の成人祝いの時、どういう訳か夏でした。
久しぶりに会った同級生達と行った焼き肉屋、ここで悪夢となるビールを飲んだのです。
ろくにものも食べず、ついつい調子に乗って、今までに飲んだこともない量のビールを!
お酒を飲んで、“目が回る” 本当に世界がグルグル廻り出したのです。あんな経験は
あの時が最初で最後でした。ああ~酔ったと思った途端、畳敷きのその部屋でバタンキュウ、
宴会が終わり、両脇を友達に支えられ、やっとのおもいで家にたどり着いた有様でした。

この時以来、お酒を飲むたびにビクビク。とにかく泥酔だけはしたくない、常にその気持ちだけです。
今も、そう。お酒は、気持ちよく飲めて、ほろ酔いが一番でしょう。浴びるほど飲むなんて、後が怖くて
とてもじゃないが出来ません。
普段は、ほとんどビール。日本酒、焼酎、ワインは気の向いた時に。

津軽出身の作家、太宰治も“酒のみ”だったようですが、その短編集「酒の追憶」の中に、“ひや酒”
について、「ひや酒は、陰惨きわまる犯罪とされていたわけである…」とあり、何か、ひや酒飲むのは
すさんだ生活の象徴でもあり、そして、ひや酒=酒飲みのマイナスイメージに。
一升瓶を、ドンと目の前に置いて、コップ酒でぐいぐい飲む、太宰先生は七合くらいまで飲んだようですが、
とてもとても恐ろしくて、私には飲めません。4合位でしょう。
なにしろ、ひや酒は後で、突如きいてくるそうです。ちどり足どころか、足は宙に浮き、世界が自分を中心に
廻り出すそうですから。

場末の酒場で、一人ちびちびやって、愚痴ってるのも情けない。かと言って、家でこれまた、チビチビやってると、
「片づかないじゃないの!」の言葉が返ってくるし、落ち着いてゆっくり飲める場所って、以外と少ないんだよね。
これからの秋の夜長、月見酒もいいよね~

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やっぱり似てる

2012-06-14 22:31:14 | 私の歳時記
先月下旬に行われた同窓会の写真が今日送られてきました。
出席者全員で撮った記念写真。あの、香西かおりさんに、ちょっと似と思っていた女の子、
写真をよく見たら、やっぱりよく似てました。
そっくりさんとまでは言いませんが、目から鼻の辺りが、そして今回はヘアースタイル
までも同じみたいに。いつかテレビで見た、香ちゃんもこんな感じだったような。

オイラはというと、ちゃんと彼女の後ろに居て、写真の上では二人の顔が並んで写ってます。
嬉しかったのか、恥ずかしかったのか、小さな笑みを浮かべて、ちょっとにやけた顔で。
香西かおりさんを見ると、この同級生の彼女のことが想われて……

そんな彼女を小学校4年生の頃に、いじわるしたようで、いまでもチクリチクリと言われる
のです。あの記念写真の小さな笑みには、憧憬と懺悔という複雑な思いが入ってるのかも?

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