田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

ジャガイモ植えの一日!

2012-04-01 21:32:48 | 田舎暮らし
今ごろジャガイモ植えてんの? と笑われそうですが、去年だって一昨年だってちゃんと
大きいのが取れました。休日にしか出来ない、しかもお天気と相談ですから毎年遅くなりがち。
父から相続した土地で本が頼りの農作業のまねごと。堆肥をかって化学肥料も買って、当然ながら
種イモも買って。今年はキタアカリと男爵という品種を植えました。キタアカリは柔らかくて美味い
とのことですが、ジャガイモの味比べ出来るほど私の舌は肥えてません。

五月になったら、キュウリとナスとトマトも少々挑戦です。こうしたものの栽培にも細かい気使いが
必要なのかも。型通りのことをやって、後はもうどうでもいいやってとこがあると、野菜も正直者で
いい収穫はありません。

       

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こんなところ

2011-06-21 16:07:49 | 田舎暮らし
蛍舞うせせらぎ もあります

人工物のない山並みもお気に入りなんです



憂き世を離れて、隠者のごとく暮らしたい。ここ甘楽町で!

その気持ちわかりますが、まぁ~そいつばかりは無理というもの。
叶わぬことにはこだわり過ぎちゃダメ

蛍の棲家ってどんなところかと、夜でもない昼間に行ってきました。







ええところですよ。織田家150年の山里の城下町。

楽山園という織田のお殿様のお屋敷跡地は今、昔日の面影を再現すべく整備事業が進行中です。
一部、門構えや塀それと広々とした庭園も出来ていました。

往時の家屋を再現した建物内では、織田家の歴史の一端をムービーで楽しめます。

建物等の写真撮影は可能とのことでしたが、まだ整備事業中のこともあり掲載は遠慮します。

ほんまに、ここ甘楽町は落ち着きます。なんてったってお付き合いが長いんです。
20年は優に超えてますからね~

空気も旨いし、いつかこの町のお店で飲んだお酒も、程よく酔えて旨かったですよ。

蛍の映像、こいつが欲しかったのに! それが残念。

スマートフォンでの撮影、まだまだなんです。

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育苗日記

2010-05-29 16:47:00 | 田舎暮らし
きゅうり、なす、ミニトマト――ただいま子育ての真っ最中とでも言える時期。
ゴールデンウィークの5月3日に苗を買い、翌日に植え現在に至ってます。

強風、アブラムシ、水、肥料(追肥)… 
なにしろ素人が雑誌片手に育てるのですから、心配なことばかり。

父より相続した土地で悪戦苦闘してます。去年のトマトは普通サイズでしたが、直射日光
で日焼けを起こしたり、虫食いやらで満足に収穫出来たのは二つか三つ。
きゅうりは、5株植え、こちらは成るには成ったものの毎日チェックしていないと、アッツと
言う間に大きくなって、もはや食べごろを過ぎ巨大な化け物に。

正直言って、とにかく面倒です。買って食べた方が 『いいんじゃない』 と言いたいほど。
それもこれも、いざという時の自給自足生活の為? 新鮮な手作り野菜を食べさせたい為?

不慣れな携帯での写真撮影、こちらまでイマイチじゃないですか。

   


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まずは農地取得して

2009-06-03 10:49:59 | 田舎暮らし
最近こんなことを考えました。電気なし、テレビ新聞なし。おまけに人里離れた所で世を捨てた隠者のような生活は一体どこまで可能だろうと。

都市生活の便利さや享楽を捨てて本当にそんな生活出来るものでしょうか?一週間位ならやれそうですが、それ以上となると自信はありません。
そもそも田舎暮らしをなぜするのかという問いに明確な答えが準備できていません。

空気の良いところで健康回復のため、都市生活の中での人間関係に疲れたから? 田舎にも人間はいますよ。

自然と向かい合い、大地に汗するには土地が必要でしょうが、その取得手段をどうしましょうか。
就農するのであれば30アールから50アールほどの規定面積の農地を取得しなければなりません。地元農業委員会に農地法第3条にもとずく
許可申請が必要となります。そして、こんなことも言われるかもしれません。本当に農業やる気あるの?

就農まではと考えているのであれば、とりあえず100坪~200坪程の土地取得が目標です。せっかくの田舎暮らしです、自然環境重視は当然の話
ですが、視界の開けた絶景の地などというものはそうはありません。

私の場合は、群馬県西部の甘楽町辺りに、まずは農地取得したいのですが。とりあえずは耕作目的の農地です。この場合は農業委員会経由なしで、
直接地主さんと交渉ということになります。そして地主さんの質問に対する答えも用意しておかなくては。
『あんた、遊び心じゃ農地は耕せないよッ!』

津軽がもっと近くて距離的に福島県ぐらいならば、そこの農地をさがすのですが、片道車で10時間近くもかかるとあっては諦めるほかありません。
それでも時々、津軽に鍬を振るう姿を思い浮かべることもある次第。
現実離れした夢想が私にとっての田舎暮らしなのでしょうか。

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モデル撮影会なつかしい秋間梅林

2009-02-19 17:44:08 | 田舎暮らし


まずは写真から。
群馬県安中市北西部の小高い山並一面に梅の木が植えられている秋間梅林です。約50ヘクタール、35,000本を超えるとのことです。
紅梅は早くも満開に近い状態ですが、白梅はと言うと、南西面の陽当たりの良いところではちょうど見頃ですが、全体的にはまだまだと言えるでしょう。
見頃は来月に入ってから、3月1日は開花祭。

3月22日にはモデル撮影会が開催される予定。私もだいぶ昔の話になりますが、何回か行きました。確か、女優の『芦川よしみ』さんが来たことも。
当時は女優というよりも歌手だったはずですが。調べましたら、1983年に女優に本格復帰とありました。

梅の花もモデルさんも、どちらも綺麗でしたよ~ッ! ファインダーをのぞきながら、『こんな女性が彼女だったらナァ~』 と溜息ついていました。
秋間の梅の花を見ると、そんな切ない思いが蘇り、チョットしんみり。



この秋間梅林、長野新幹線の安中榛名駅の近くなのです。西方には日本三大奇勝のひとつである妙義山が、そしてその後方には噴煙たなびく浅間山も見えます。
この地域は冬も雪害に悩まされることはめったにありません。
よき田舎暮らし候補地に『な~れッ!』 私の願いでもあります。




最後に、秋間梅林からの帰路、いとしい甘楽町の丘から眺めた妙義山と、噴煙たなびく浅間山を。


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大地に汗して再生の人生

2009-01-11 10:03:05 | 田舎暮らし
元旦、二日と連続して、胸ときめいた淡き思いの頃の夢を見ました。二日に見るのが初夢というようですが、夢を見る時間帯は大抵時計の針が12時を回ってからでしょうから、やはり元旦の日に寝付いてから見たのが、まさしく初夢だったのです。

『こいツァー新年早々縁起がいい!』と思っていましたが、御用始めとなる五日より再び現実生活に戻ってしまったようで正月気分も、はかなく消え去ってしまいました。100年に一度とかの厳しいこのご時世では、致し方ないのでしょうが。

世間の喧噪を離れ、隠者の如く山間で自給自足の暮らしを…などと時々夢想することがあります。しかし仙人でもあるまいし、霞を食う如き生活などあり得ないはずなのですが。

食糧自給率(カロリーベース)が先進国中最低の40%という我が国の現状を思うと、ものつくり日本も結構ですが、農業を疎かには出来ないでしょう。農業が衰退してしまった理由、私には経済学者のような分析は出来ませんが、とにかく農業では食っていけないということです。大地に向き合い大地に汗して生きていく生活、農業で生計が立てれば、この私今すぐにでも大転換したいのですが…

田舎暮らしは定年退職後の余暇のレジャーのようなものであって欲しくはありません。(これは、私自身に対する最大の戒めでもありますが) 再生のための人生とでも呼べるものとしたいものです。

夢のまま終わることのないように、まず、何をどのように、いつ……具体的な計画作成が必要です。


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白川郷合掌造り集落

2008-10-24 14:38:44 | 田舎暮らし
ユネスコの世界文化遺産に登録されている 『白川郷合掌造り集落』、ようやく見に行くことが出来ました。
私にとっては聖地とも思い込んでいる所であり、前の晩から遠足に行く小学生のように興奮気味でした。
出掛けたのは、お天気との相談ということもあり、今週火曜日(21日)平日となってしまいました。



正直なところ、白川郷だけでなく飛騨高山方面まで足を延ばして一泊でもしてきたかったのですが、とんぼ返りとなってしまいました。
前橋を出発したのが朝8時30分過ぎ、帰路はコースを間違え反対方向に向かったりで東海北陸道になかなか乗れず大幅に時間のロス、帰宅は午前様寸前の15分前でした。

 

我が郷土群馬では白川郷のような急勾配のとんがり屋根を持った古民家には出会えません。山里に行くとごくまれに、わら葺き入母屋造の農家が記念物のように残っている位です。しかも廃屋寸前です。

集落の中に、まるで地中から生えてきた茸のごとく三角屋根があちこちに点在。屋根裏部屋の採光のために設置された白い障子がことさら風情を感じさせてくれていました。
初めて目にする光景でありながら、安らぎとなつかしさに満ち溢れていました。
あの三角形屋根の造形は屋根裏の空間を利用すべく生まれて来たとは言え、造形美を充分に意識して造り上げられたように思えます。



観光客の中を地元集落の子供達がランドセルを背負って帰ってきました。 『オッ、オ―ッ! 今日も一杯だな~』 そんなことでも話しているかのようです。
人の多さには、すっかり慣れきった様子で楽しそうに笑いながらお客さんとは逆方向に歩いて行きます。 

集落内の合掌造りの中でも一番大きい民家が内部を見学出来る(有料)というので、入ってみました。
1階は実際に居住しているのでしょう、2階は昔養蚕の為に使用されたスペースだったとのことで、様々な養蚕道具が展示されていました。
群馬県も昔は養蚕が盛んだったので親しみを覚えます。

     

よくぞこれだけの太くて大きな木を梁や柱に使用したものです。そして屋根の骨組みは真っ直ぐな丸太材を合掌材として使用、合掌の上に乗る横材をわら縄で縛りつけてあるのには感嘆の声でした。

住居内の柱や梁はすべて、真黒にいぶし出されていますが、これは囲炉裏やかまどで木を燃やして出来上がったものなのでしょう。
1階には囲炉裏があり、木が燃やされていて少々煙たかったようです。こんなのが、我が家にも欲しいものです。



ライトアップされた合掌造り集落も見ものでしょう。そして雪の中の佇まいも一度見たいものです。
集落内には民宿も何軒もありました。今度は実際に民宿で一夜を過ごしたいものです。




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『桜』二題

2008-04-07 10:50:00 | 田舎暮らし
桜にうかれ、桜に酔いしれている自分に一言! 『もっと、シャキィッと、せいッ!』 この時期、そうは言ってもね~ わずか一週間位のあいだじゃないですか。こんないい季節、そうはありませんよ。
桜が咲いてからの私、ボーッとしてしまって、仕事にも身が入りません。
桜を見ながら、この世の哀れでも感じてみようと詩人?気取りで出かけてみました。

一つは、群馬県邑楽郡大泉町城之内公園の桜。
いま一つは私の愛する、織田家の城下町だった甘楽町小幡の桜です。

大泉町というのは、群馬県の南東部で太田市の南に隣接する人口約42,000人の町ですが、そのうち約16%ほどがブラジル、ペルーと言った南米の日系人で占められているそうです。確かに、町には私には読めませんが、ポルトガル語やスペイン語の表示のあるお店が目に付きます。
またこの町は、最近ラグビーの日本選手権で優勝した三洋電機の工場が町のほぼ中央にあり、まさに企業城下町というにふさわしい所です。

大泉町に行ったのは4月1日ですから、今日辺りはもうだいぶ散ってしまっていることでしょう。桜舞う今時の方が絵になったかも知れませんね~

 
城之内公園はかつてお城があったところで、内堀の水面と桜


  
内堀の内部、本丸跡には露天のお店が



この城之内公園には二十年程前、大泉町に仕事で来ていた頃、昼休みによく来ていました。桜の木もだいぶ大きくなって、我が子の成長を見る思いです。


次は、城下町小幡の桜です。織田家150年の城下町。今度の日曜日(4月13日)は桜祭りと武者行列が行われます。
小幡の桜を撮影に行ったのは4月3日ですから、今日辺りが最盛期になるでしょうか。今度の日曜日まで桜が残っていてくれればよいですが。ただし武者行列の凱旋式が行われる公園広場の桜は13日頃がちょうど見頃になるのではないでしょうか。




古い町屋風建物と桜並木の間の通りを武者行列が練り歩きます。





群馬県内で田舎暮らし最適地であると信じている甘楽町、一度訪れてみてはいかがでしょうか。


桜にうかれて、『夕桜』 『夜桜』 『朝桜』 の季節はまだまだ続いています。


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10年間惚れこんでいます!

2008-03-20 14:57:07 | 田舎暮らし
‘歴史の香り漂う 山紫水明の地’ 私はこの地に10年間、足繁く通っています。
群馬県西部にある甘楽郡甘楽町。 明治時代殖産興業のもとに建設された赤レンガ造りの『富岡製糸場』のある富岡市の手前、碓氷峠を越えれば長野県軽井沢町という位置の町。人口1万4千人半ば。 冬場も雪に悩まされることはありません。

この町に入ると『織田宗家ゆかりの地』と書かれた木製灯篭が目に留まります。織田信長の二男、織田信雄の代に領地としてこの地を与えられてから150年程織田家によって治められる時代が続きました。町の中南部県道より少し入った所に織田家7代の墓があり、西方に向かって並んだ墓石は、山間の中静かに眠っています。

役場庁舎が見下ろせる高台から妙義山越しに沈んでゆく夕陽はいつ見ても、やさしくて温かくて、オレンジ色に染まった夕焼け空のはるか彼方に西方浄土を感じてしまう程です。
写真撮影したこの日は、黄砂の影響?で夕焼け空も霞んでいました。




南方に濃淡を変えて幾重にも連なる山並の姿、これも私を惹きつけるものの一つです。

喧噪ある都市でもなく、かと言って過疎地域でもありません。写真撮影した場所のすぐ近くを東西に走り抜ける上信越自動車道、そこを通り過ぎていく車列を眺めていると首都圏の匂いが伝わってくるような気さへします。東京まで高速道で2時間弱。



甘楽町は、ちょうど今 梅の花が満開! 夕陽に映える白い梅の花。
来月には、城下の古い街並みと桜の舞い散る中、歴史絵巻さながらの武者行列が行われます。
今年は群馬のお花見は、ここ甘楽町でと決めています。桜の花の下、春爛漫の世界に酔いしれたいですね~




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津軽愛好家Ⅱ 鶯と桜の便り

2008-03-16 17:01:34 | 田舎暮らし
白い梅の花が満開の我が家の庭先で、早朝うぐいすの鳴くのを聞きました。今年になって初めてでしょうか?
♪ホーッ ホケッキョ ! まだまだうまくいかないようで、鳴き声もかすかに聞こえる位でした。

どっさりと来た今朝の新聞折り込みチラシには、お花見ツアーの案内も入っていて、いよいよ春爛漫に突入したのかと思わせます。

三春の滝桜 信州高遠のコヒガン桜 そして弘前・角館の桜……

今年は弘前の桜を狙っています。お濠の水面を桜の花びらが淡い色に染め、まだまだ雪のある岩木山を満開の桜の間から眺め、津軽三味線の音色が聞こえ、あちこちで始まっている酒宴で誰かが津軽の唄を… そんな情景を心の中で楽しんでいます。
早く来い来い津軽の桜 !

ところで、今度津軽に行ったら是非、囲炉裏と土間のある古民家風な民宿にでも泊まりたいですね~ 囲炉裏の経験というのがないのです。家族全員で赤々と燃える焔を囲んで団欒している様になぜか惹かれます。狭苦しい玄関は息苦しいようで、やはり広々とした土間のある家がいいですネ。

最後に、うぐいすにちなんでこんなお話を。
ある街の小さな○○レコードの看板のあるお店。中に入ると、60半ば位のおじさんが二人、床にしゃがみ込んで、その周りにはカセットテープやらCDが一杯。
某女性歌手の演歌をあれこれ聴き比べています。 『○○はさすがに迫力が違うな~』  『この娘(こ)の声はまだ幼いなッ !』
このお二人、ただのカラオケ好き? それとも自称作曲家又は作詞家の先生がた?
このお店で買い求めた竹川美子さんの『雪の海峡 津軽』を早速聴いてみての私の感想、 『いい声してんな~』

今朝聞いた、鶯さん! あなたも、稽古に励んでいい声で鳴いて下さいね!


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