田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

季節の花を愛でて…

2008-06-23 16:06:43 | 私の歳時記
じめじめとしたこの時期、たまに梅雨の晴れ間が訪れ、青空の中で頬をなでゆく涼風のなんとすがすがしいことか。
春先に俳句なるものに触れて以来、あちこちで目にする季節の花のことが気になってなりません。


『あやめ』と『杜若(かきつばた)』の見分け方もようやく会得出来ました。同じ紫の花弁の元に白いすじのあるのが杜若、黄色の入った模様のあるのがあやめ。
『薔薇』の花が塀を乗り越えて道路まで群がり咲き出ている様には幾度となく遭遇しました。その度に、しばし鑑賞!

最近になって、『葵(あおい)』の花もその名と実物とが一致しました。単に葵と呼んでいるのは、立葵のことで観賞用多年草。高さは2メートル程にもなるとのこと。
この花、以前からよく見かけていた花でしたが、特に植えたわけでもないのに、あちこちに生えて咲いていたものですから、あまり関心もなく見過ごしていました。
この花が葵だったとは!
この葵の花のピンクがかった紅色、遠くからも際立って鮮やかに見えるのです。辺り一面の夏の緑の中で、ひときわ目立っています。



六月初頭に群馬県吾妻郡の高山村へ行った時も、小川のせせらぎ沿いに群生する白い『除虫菊』に思わず目が留まりました。近くの植田の水面を渡っていく風に植えたばかりの小さな苗が、まるで溺れかかっているかのようでした。

  

ところで、この高山村は村内にゴルフ場が4箇所もある位ですから、自然環境は言う迄も無いことです。私も同じ県内でありながら、今までに訪れたのは確か1回きりでした。まさに灯台下暗しと言ったところです。
近くには四万温泉、さらには草津温泉、もちろん村内にも温泉施設があります。
なつかしい田園風景も残っている当地、田舎暮らしにもお勧めの地域と言えましょう。


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