北京の下町で銭湯「清水池」を営む父（朱旭/チュウ・シュイ）と
知的障害の弟（姜武/ジャン・ウー）。
ある日、家業を嫌って経済特区で働く兄（濮存/プー・ツンシン）が帰郷。
楽しげに働く父と弟、幸せそうに集う常連客の姿に父の仕事を理解し始める兄。
しかし区画整理で「清水池」の取り壊しが決まり、父も眠るように亡くなる・・・。
（1999年中国・監督/張揚（チャン・ヤン））
今さらだけど、やっと見ました「こころの湯」
朱旭好きのチャイ友にすすめられてて見たかったのよね～
NHKドラマ「大地の子」の養父役でおなじみの朱旭。
この人の演技と存在感はいつ見てもすばらしい
温和だけど一本筋の通った父親役は演技を感じさせずとっても自然。
中国で「国宝」と讃えられるコトに改めて納得です。
注目は弟・阿明（アーミン）を演じた姜武。
ウド鈴木的髪型とヘボいジャージ姿に最初ビックリしたけど
障害のある難しい役に見事になりきってる。
彼の存在があるから笑いが生まれ、涙を誘う。
実は名優・姜文の弟。
今までは姜文の陰に隠れてた感じだったけど、この役で存在感UP
純愛モノも悪くないけど、こういう人情モノやっぱり好きだな～
