ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

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向上心と哲学

2007年11月11日 | 家WINE


今日の 「家WINE」 は
Chateau Sainte-Colombe (シャトー・サント・コロンブ)



           Mis en Bouteille au Chateau
             Chateau Sainte-Colombe

ワイン購入資金が ・・・ という訳で、
社販で安くなっているワインを5本ほど買ってきた内の1本です。

鳩とハートマークが目を引くエチケットが付いているこのワインは、
記念日(クリスマス・バレンタインデー・誕生日・結婚記念日等)に
使えるのでウケているようです。ワイン名の ”サント・コロンブ” は、
幸せのシンボル 「聖なる白鳩」のことです。

シャトー・パヴィを所有していて話題の 「ジェラール・ペルス氏」 が
所有し、世界的に有名な醸造コンサルタント 「ミッシェル・ロラン氏」
が指導を行なっている銘醸で造られており、華やかな果実の香りと
なめらかで繊細な飲み口に仕上がっている実力派のワインです。



  ■ ワイン名  : シャトー・サント・コロンブ
  ■ 原産国 : フランス
  ■ 地   方 : ボルドー
  ■ 地   区 : コート・ド・カスティヨン
  ■ 呼   称 : A.O.C.コート・ド・カスティヨン
  ■ 品   種 : メルロー 70% カベルネ・フラン 30%
  ■ 熟  成 : オーク樽熟成 12ヶ月
           (パヴィ、モンブスケ、キノー・ランクロの1年使用樽) 

 

愛と平和の象徴 「聖なる白鳩」 の意味合いを持つ優雅なワイン

シャトー・パヴィ、シャトー・モンブスケの著名なオーナーとして知られている
ジェラール・ペルス氏とシャトー・キノーやシャトーランクロ、シャトー・フルール・ド・ゲ等の
オーナーであるアラン・レイノー博士とのドリームチーム(共同経営)で造られているのが
このシャトー・サント・コロンブです。
その醸造責任者は、ファーストヴィンテージの99年から働いている、まだ30代前半の
チャーミングな女性ヴィルジニーさんです。ボルドーとブルゴーニュの醸造学校で勉強した後、
出身地のボルドーで醸造を始めたそうです。「ブルゴーニュの白はとてもすばらしいと思うけど、
赤を作るなら
技術的にも進んでいるボルドーだと思って… 」 と語っていた彼女は、澱引きの
作業中も、ぶかぶかのグリーンの雨具ズボンに長靴という姿で、いかにも現場の醸造家です。
「清澄やフィルタリングはしなくていいの。空気圧を使って樽の上の口から静かにワインを抜く
からきれいなワインがとれるんです。澱引きの時もそうやって優しくワインを抜いています。」
という言葉から、彼女はワインに対して優しい方法を取っている姿勢がうかがえました。



シャトーを任されている女史ヴィルジニーさんの 「向上心」 と
オーナーの “その土地なりの最高のワインを造る” という 「哲学」 が
一つになって、ますます発展していくことであろう気配を十二分に
感じることができるワインです。

いつも思うのですが、
醸造家や畑の世話をする方々の苦労があり、旨いワインが生まれて
いる訳で、どこどこの国のどこどこの産地のワインがどうでこうで ・・・
“ このワインの香りが ・・・ 味が ・・・ ” などなどとウンチクを垂れながら
ワインの上辺の価値を計っているだけの暴君には、本当の美味しさは
見えないのではないか ・・・ と。

今日も 感謝!感謝!です。 そして、ごちそうさまでした!



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2 コメント

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Unknown (KEN)
2007-11-12 13:46:56
初めてお邪魔します。
私もワインが好きなオヤジです。
お勧めワインをどんどんお願いします。
返信する
はじめまして。 (第五大成丸)
2007-11-12 22:45:54
 
KENさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

家で晩酌に飲むワインの紹介ですので、
あっと驚くような高価で有名なワインは
ありませんが、良かったら時々覗いて
みてください。
 
返信する

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