「ハマの番長」
横浜ベイスターズの 「三浦大輔」 選手のニックネームで、自身のブログタイトルにも
使っている三浦選手の代名詞ですが、その “ハマの番長” が、FA権を行使して、
阪神タイガース入り!? ・・・ という報道が駆け巡ってから、二度三度と阪神球団の
お偉いさん?が出馬して入団要請をしたようですが、結果 ・・・ どこに行き違いが
あったのか、横浜ベイスターズ残留が決定したようです。
「熱い横浜ファンのラブコール」
報道によれば、17年間、お世話になっている横浜に愛着があり、何よりもファンの
声が強い後押しとなり残留を決めたということです。確かに、FA宣言をした前後の
三浦選手のブログには、1,000件以上のコメントが寄せられ、熱いファンの引き留め
があったことは事実です。しかし、裏を返せば、それを超えるような魅力(押し)が
阪神タイガースには無かったということではないでしょうか。
「阪神球団の本音と建前」
本人が口にしていた “優勝争いができる環境(チーム)” であるということ、本人が
関西(奈良)出身で、親御さんが阪神前監督の岡田氏と繋がりがあるなどの好材料
に過信があったということではないでしょうか。まあ、もう一つ言えば、球団幹部が
社交辞令も含め、獲得するための口説き文句としての “君が欲しい” という言葉に
本音(金銭は魅力的だが ・・・ )を感じなかったのではないでしょうか ・・・ 。
「チームメイトと阪神ファンの気持ち」
真弓新監督はじめチーム内(阪神ファンも含めて)に、どうしても “三浦が欲しい” と
いう空気があったかどうかです。杉山選手の背番号 「18」 を三浦選手に明け渡す
用意をしているという報道もありました。これってどうなのでしょうか ・・・ ?まだまだ
これから柱になる可能性(期待)がある投手に対する仕打ちだとすれば、やや目先
の力関係だけでチヤホヤし過ぎではないでしょうか ・・・ まるで、在京の金満チーム
と同じこと(金の力で選手を物のように扱う)をやっているような気がします。結果、
こんなことをやっているとチーム(球団)の求心力が低下しますよ!
「阪神タイガースカラー」
写真は、阪神タイガース公認の焼酎 「さつま小鶴」 です。ラベルを見てください。
金本選手を中心としたタイガースのイメージカラーです(金本選手にはもう 「赤」 の
イメージはありません)。さて、三浦選手にこのカラーは似合ったでしょうか ・・・
まあ、一人の阪神ファンの印象ですが、三浦選手には 「青(ブルー)」 の方が似合い
ます。それに、阪神で “ハマ” と言えば、二軍の聖地 「鳴尾浜(ナルオハマ)」 です。
もし、入団してケガや成績不振で、“三浦、阪神でも 「ハマ(二軍)の番長」 に!”
という記事が新聞に載った日には ・・・ と、実は心配していました。
「タイガースキラー」
三浦選手には、横浜で 「タイガースキラー」 として活躍してほしいとエールを送り、
毎年、してやられている他チームの看板選手を金で味方にするより、良きライバル
として、グランドできっちり打ち崩し(打ち取り)ましょうや!( 球団と選手に捧ぐ! )
ヨ・ロ・シ・ク!! ( 三浦選手のブログの締め言葉 )
「虎視淡々」
ライバルがいるから 負けじと努力するのだろう
ライバルがいるから 勝ったと歓喜できるのだろう
ライバルがいるから 自身の存在も確認できるはず
第五大成丸
本当に、
阪神タイガースの今年の闘いが終わってしまいました。淋しさと虚しさが ・・・
CS(クライマックスシリーズ)
“見ないかもしれない” と言っておりましたが、3試合ともガッツリ見てしまいました。
いつもはテレビの前で 「にわか評論家」 として活躍?する私ですが、さすがに、
このシリーズは黙ってジッと見入ってしまいました。というより、ここまでくると、何が
良いとか悪いとかを試合中に喚いても何も変わらないと悟るものなのですよね。
( 冷静に、ジャイアンツやドラゴンズとの違いを分析できた気がします ・・・ )
常々、
野球やサッカーの戦略が、仕事にも繋がる要素が大きいと私は感じています。
阪神(タイガース)が好きなのは、元々、アンチ巨人(ジャイアンツ)から始まった
わけで、純粋なファン(サポーター)と言えるかどうか。逆に言えば、本気で
強くなってほしいと考えて応援してきたかどうかも定かではありませんでした。
( これまでは客観的で過去形でした。すべてが ・・・ )
しかし、
今年の闘いを見て、なぜか、来年からは本気で応援するかも ・・・ と思ったのです。
過去、何のビジョンも戦略も持たず漫然と試合をしていたチームがタイガースでした。
長年、熱烈なファンに支えられ(甘えて)、揺るぎない人気に胡坐をかき、毎年、同じ
ことを繰返してきた訳ですが、野村監督、星野監督、金本や新井といった外からの
熱い血を入れたことで、ファンを超えた世間からもチームの存在価値を問われ
出したような気がします。
要は、
ヘタをすれば、金をばらまいて選手を漁る 「読○ジャ○ア○ツ」 と何ら変わらなく
なってしまうという危機感です。球団の経営陣にあるかどうかはわかりませんが、
少なくとも、現場には芽生え始めているような気がします。野村監督や星野監督
とは少しカラーは違いますが、岡田監督の野球には美学がありました。そう、選手
を最後まで信頼して使うというスタンスの 「岡田ブランド」 です。
こう言うと、
一見、“選手任せ” と取られがちですが、そうではありません。監督自身が信用
していない(信頼できない)選手をベンチに入れて試合に出すことはありません。
言い換えれば、監督が人選し、ベンチに入れてラインナップに組み込んだ時点で、
その選手に対する信用や信頼は、監督自身の意思表示だということです。それを
岡田監督はずっと貫き通したのです。
まあ、
他球団の話で申し訳ないですが、今年もあったかも ・・・ 高い金を積んで獲って
きた主力クリーンナップ選手に犠牲バンドのサイン ・・・ そんな監督もおられるわけ
ですが、それは選手を信頼していないというより、自身の考えにブレがあるということ
ではないでしょうか。現役時代、4番を打っていた監督が4番バッターに犠牲バンド
のサインを出すというのは ・・・
( 勝てばいいのか?それとも、現役時代の仕返し?愛を語る前にすることが ・・・ )
ほんまに
“勝てばいいのか?” という素朴な疑問がわいてきます。さて、他球団の話はさて
おき、これからの阪神タイガースというチームはどうあるべきなのか、また、どこを
目指すべきなのか ・・・ その答えが今日の試合で見えたような気がします。ここに
きて、岡田監督続投を望む声が上がっていますが、それも論外です!誰かが常に
答えを持って、手とり足とり教えなければ何もできない、という体質では、いつまで
経っても強いチームにはなりません。
また、
フロントが現場の声を聞かず勝手に舵を取ったり、逆に、丸投げして逃げ腰になる
ようなこともチームの後退につながります。もちろん、新しい監督やコーチの姿勢も
重要なポイントになりますが、やはり、一番大きいのは、選手とファンの毅然とした
姿勢だと思います。選手個々は、自身がどんなチームでどんな選手になりたいのか、
また、ファンはタイガースにどんなチームになってほしいのかというメッセージを常に
発信すべきです( 強い意志が強いチームをつくる )。お揃いのハッピを着て、メガホン
持って、“勝った負けた” と一喜一憂して、騒いで終わるという表面だけのファンは
そろそろ卒業し、チームの将来に愛情を持って応援すべきではないでしょうか ・・・ 。
総評
というわけではありませんが、ペナントレースで大逆転されたことは大きな反省
材料になるとして、このCSの第1ステージでの1勝2敗の要因は何だったのか?
私なりに思うに、全ての面(対戦成績や防御率などの数字)で有利だったはずの
阪神が勝てなかったのは、データ分析から始まって、自軍と相手チームの選手
のコンディション等の洞察力から判断した選手起用、作戦面でのシミュレーション
と進む中で、イマジネーションが足りなかったと感じます。要は、敵将の落合という
監督のすごいところは、ゲームシミュレーションに自身のイマジネーションを組み
込むということができる ・・・ 早い話、ベンチでゲームを創造できる監督だという
ことです。タイガースや岡田監督が劣っていたのではなく、落合の眼力に負けた
という面も少なからずあったのではないでしょうか。
もちろん、
9回、球児(藤川)のウッズに対する投球(カウント2-3からど真ん中ストレート)で
ホームランを打たれて負けたと思われる方も多いでしょうが、それは結果論です。
結果論(たられば)で言うなら、球児が出るまでに3点取っていれば勝っていた
わけです。大事なのは、勝負を決するステージを事前にどう積み上げおくかです。
岡田監督が9回に球児を出したのは、岩田が不安だったからではなく、9回裏
サヨナラゲームで勝ちにいったわけですよね。要は、打撃陣に暗黙のプレッシャーを
与えたわけです。ポイントはここだと思います。来年、勝って強いチームにする
ためには、勝負どころをハッキリさせるのと同時に、事前に仕込んでおくべき
ポイントを共有する仕組みの構築が必須です。今年に関しては、肥やしだと思い
少し我慢が必要です。来年、監督が仕掛けなくても選手個々が事前に事前に
察知・準備ができれば勝てるはずです。そうなれば、誰が監督でも強いチームに
なる可能性はあります。
気づけば、
また評論家になってしまいました。何はともあれ、「阪神タイガース」 の選手はじめ
首脳陣、そしてファンの皆さん、お疲れさまでした!来年こそ、完全優勝を目指して
気張りましょう(応援しましょう)!
岡田監督、
また、数年後にはユニフォームを着られると思いますが、良い機会(時間)ですので、
見分視野を広げておいてください。次回、監督就任の折には、一層、幅と弾力のある
オモロい采配を期待しております。5年間、大変、お疲れさまでした!!
阪神タイガース 「岡田彰布監督」 の辞意報道が ・・・
歴史的な
逆転優勝(メイクレジェンド?)をジャイアンツに許した責任をとって ・・・
野球界のみならず、
大人の社会ではよくあることです。特に近年、それをあからさまに、そして、早急に
結論づけるという風潮になっているかもしれません。もちろん、責任ある立場(特に
トップ)の人間には、その立場なりの身の退き方はあることは事実ですが ・・・ 。
正に、今の政治の世界はそうですよね。
要は、
成績不振、企業でいえば業績不振、政治でいえばスキャンダル含め議席損失の
可能性が高まれば、“誰か責任をとって辞めてくれ!” という暗黙のプレッシャーが
広まります。結果、一番目に付くポストの人間が辞めざるを得なくなり責任を取る。
一方、残った人間はこれまでの功罪を全肯定して(否定せず)体制維持に努める
という流れです。
プロ野球は
人気商売です。球団とすれば、チームの人気が出てファンが増え、興行収入が
増加すれば良いという考え方にもなるわけです。逆に言えば、いくら強くても人気が
無ければ ・・・ そこで安易ですが、人気のある選手や監督を採れれば ・・・ という
考え方(実際、そういう球団もありますよね)にもなるわけです。特に、球団自体に
方向性やポリシーがなければ、儲かれば良いという考えだけが残ります。必然的に
次に当てる人材の選別も簡単になります。そして、その範疇の人材をピックアップ
すれば済むのです。
良い悪いは別ですが、
読売巨人軍(ジャイアンツ)の監督像は分り易いですよね。まず、勝てる監督という
大義名分はあるのですが、基本は、球団のOBで、現役時代から貢献度が高く、
ジャイアンツカラーが鮮明で、球団に批判的でない人材?ということもポイントである
のかもしれません。それに加えてファンに嫌われなければ ・・・ という感じでしょうか。
そんな
業界事情の中で、阪神タイガースという球団は特殊な存在かもしれません。
それは、どんな状態でも応援してくれる強力なファンがいるということです。口では
“もう応援せーへんぞ!” と言いつつ、誰が監督になっても、誰がレギュラーに
なっても、何連敗しようとも、毎年最下位になっても、応援し続けるファンが存在する
球団なのです。( 阪神ファンはファン像の鏡です! )
話が逸れましたが、
岡田監督の辞意を球団はどうするのか ・・・ 今のところ、遺留して続投要請の
方向で動くようですが、岡田監督の意思が固く変わらなければどうするのか ・・・ ?
個人的に非常に興味があります。もちろん、地元出身で生え抜きのOBでもあり、
無下に扱うことはないでしょうが、その対処こそが、今後の球団の方向性となり、
今後のファン層にも繋がります。今は情報化の時代です。誰がどう判断して
そうなったかなどは、即座にネットで漏洩して広まってしまいます。昔のように隠し
たり誤魔化したりすることなどできないでしょうから、間違いなく、球団の姿勢が
問われてきます。まあ、在京のどこかの財力ある球団のように開き直るのも手
ではありますが ・・・ 。
岡田彰布
という人間と私は無関係ではありません。( もちろん、身内や友達ではありません )
昔(20~21歳の頃)、私は運送屋(当時、大阪市東区にあり、「紙」 を運んでいた)
でアルバイトしていたのですが、その配達先の一つが玉造にあった岡田監督の
実家の 「岡田紙工(たぶんこんな名前)」 だったのです。
私の仕事は
2t トラックで、ある場所から紙を引き取り、次の場所に運ぶという運送業です。
大阪ではわりと多い紙の運送です。たとえば、紙の卸屋さんから原紙を引き取って、
印刷屋さんに運びます。また、印刷屋さんから印刷された紙を引き取って、断裁屋
さんに運びます。そこで断裁(カット)された紙を次の場所に ・・・ という流れです。
岡田監督の実家は、断裁屋さん(紙をカットする仕事)だったと記憶しています。
親父さんは職人タイプで、そう多くは喋べらなかった印象があり、女将さんは明るく
社交的でシャキシャキしていた印象が ・・・ “お茶飲んで行き!” と女将さんに声を
掛けてもらった記憶もあります。大阪の家庭的な小さな家内工場という印象でした。
運送屋の社長は、
大の阪神ファンでした。当時、岡田選手は東京六大学(早稲田大学)で活躍して
おり、オフにドラフトに掛かるだろうとニュースになっていた頃で、すぐ近所、しかも
仕事でも関わりがあった運送屋の社長は、その後、阪神に入団した岡田選手の
後援会の役員をしていたと記憶しています。岡田監督より二つ歳下の私が、元高校
球児でありながら野球を諦め、わざわざ大阪に出てきて入学した専門学校も辞め、
今は運送屋のしがないアルバイト ・・・ という状態を比較して、運送屋の先輩方から
“お前、岡田とは大きな違いやのぉ!” と茶化されて、“先輩も同んなじですやん!”
と笑いながら切り返したのが昨日のことのように思い出されます。
こういうこともあってか、
私は岡田彰布という監督(選手)を他の選手や監督とは違う捉え方で見ていたかも
しれません。できれば、頑張ってほしい気持ちがあります。少し贔屓目で見ている
かもしれませんが、阪神タイガースの監督に似合っている男だと思います。他の
球団の監督より選手コーチを信用して接していると感じますし、俺についてこい!
という親分肌・兄貴分肌も無いわけではない。もちろん、勝ちたいという気持ちも
持っている監督だと感じます。
マスコミに対して、
いや、ファンに向かっても、“お前ら黙っとけ!俺が監督や!!” と毒を吐いて、
20年位、勝とうが負けようが監督として居座ってほしい気がします。阪神ファンは
そんな男をほんまは求めているのではないでしょうか ・・・ 少なくとも私はそうです。
ただ、本人がいくらその気でも、そういう環境を球団が提供しなければ、魅力ある
チームづくりの実現は不可能でしょうね ・・・ 。( 目先の勝ちにこだわるな! )
阪神タイガース、
さて、これからどこへ向かうのやら ・・・ ?
在京のビック球団のマネをして、力や人気のある選手監督を獲り続けますか?
それとも、オリジナルな視点でチームづくりのできる人選でアッと言わせますか?
いずれにせよ、ファンを楽しませてくれる球団になることを期待していますよ。
( 岡田監督と坂田利夫のCM共演もまた見たい気もするけど ・・・ )
阪神タイガースらしく!
ついでに、大阪(関西)らしく!
■ こんたく堵 ■
人は環境で育まれる生き物
言い換えれば、
環境に影響を受けながら人は成長する
そして、
それを一生、身に纏って生きていく
だから、
ちゃんとした環境の整備は必要
良い悪いはそのあとだ ・・・
第五大成丸
何て言えばええのか ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もちろん、
勝負事ですから、勝ったり負けたりするのですが、やっぱし、強いチームと
弱いチームの差は、ここぞ!という時に勝てるかどうかやと痛感した気分ですぅ。
勝った(優勝した)巨人が強おて、負けた阪神が弱いっちゅーうことですが ・・・ 。
CS(クライマックスシリーズ)は、
見んかもしれません。いや、全然見たーない気分ですワ。もう、私の中では
あれだけ熱く燃えていた炎が完全に鎮火いたしました。 終~了~っ!
秋ですねぇ ・・・
寒くなりましたので、
ストーブに火を ・・・ “ストーブリーグ突入や!” さて、来年の 「阪神タイガース」
は ・・・ と言いたいところですが、今日は、その気力もなく ・・・ 明日から私は、
「オリックスバッファローズ」 のファンになっているやらしれません。ほんまに!
がんばれ、オリックス! がんばれ、大石監督~ッ!!
いっそのこと、
チーム名を変更してみましょか ・・・ おもいきって、阪神も阪急も外して、
「高島屋ナンバーズロト6」 にでもしたら、“大当り!” するかもです ・・・ 。
● 阪神のVついに消滅 取り返しつかない7連敗 (サンスポ)
● あの強さどこへ ・・・阪神7連敗 (スポニチ)
● 阪神、セ・リーグVの可能性消える (YOMIURI)
“そないに “ 終わった! 終わった! ” って書かんでも ・・・
わかってるがなぁー! まあ、打てんからしゃーないわなぁ~。
あと6試合、有終の美ちゅーやつを飾ってやなぁ ・・・
クライマックスシリーズで一丁いわしたろや!(さびし~ぃ!)”
と、阪神ファンのおっさんたちが嘆いていることでしょうね。
( もちろん、私もその一人ではありますが ・・・ )
2週間前の私の予想では優勝確率50%でしたが、早くもゼロに!
ウソでも最終戦までワクワクしたかったというのが本音です。
残り試合に今岡と林を一軍に呼んでCSの調整をさせるようですが、
どうなのでしょうか・・・? 林は良いとして、今岡は ・・・ ???
今季最大の戦犯ですからね。消化試合ではないのでシッカリ
打ってもらいたいものです。
Mr.タイガース掛布雅之の後、華やかな三塁手が登場していませんので、
個人的には、キチッと華のある若手をサードで育てるべきだと思います。
ドラフトで大阪桐蔭の中田を引き当てれば虎のホットコーナー候補に
なるのでしょうが ・・・ 。 “期待してまっせ!岡田監督のクジ運!?”
気がつけば、来季の話をしていました。 ( アカン!アカン! )
“もう、セリーグ制覇も日本一もどうでもええから、中日(落合)と
巨人(原)をいわせて一試合でもぎょーさん六甲おろし歌おぅや!”
・・・ 阪神ファンのオッサンたちの代弁でした。
“よっしゃ~ッ!これで阪神タイガース優勝や!!”
週末、あの巨人を3タテし、あれよあれよの10連勝!
世間のタイガースファンは息巻いていることやろうなぁ。
確かに勢いがあって強い強い阪神やけど、
ほんまこのまま優勝できるんかいな ・・・?
個人的に阪神が優勝する確率50%程度だと思っています。
もちろん、「優勝」 とはクライマックスシリーズの優勝は別で、
アニキ金本曰く、“1位通過しか考えていません!”
という、リーグのペナントレース1位通過のことです。
まず、
① 久保田・ジェフ・藤川の疲労度が投球に出始めている点が一番気になる。
② 昨日も先発した下柳の出来が良くなく、残り20試合を切って若手がその
位置で先発する機会が訪れた場合、今までに無いプレッシャーを感じるはず。
③ 5番の桜井が打点を挙げる仕事がコンスタントにできるかどうか、と最後まで
5番に固定できるかどうか。
④ 火曜日からの広島戦とそのあとの中日戦を勝ち越せるかがポイントになる。
⑤ 今のところ冷静に采配を振るっている岡田監督に “勝ちたい” という
焦りが出た場合。
という辺りが優勝に大きく関わると見ています。
それから、昨日の試合で1プレー気になった点がありました。
延長10回の阪神の攻撃で、2点3塁打を放った鳥谷の走塁です。
滑り込んで3塁打だったのですが、外野からの送球はその後、ワンバウンド
で3塁手がキャッチしました。その時、鳥谷は球の行方を目で追わず、
吉竹ベースコーチとベンチを見てガッツポーズを取ろうとしていました。
何故、“ひょっとして逸れるかも ・・・ 本塁へ帰れるかも ・・・ ” といった
次の塁を狙う顔でプレーできないのか?弱いチームで普段打たない打者が
たまたま打った時のような顔つきでした。前にもアニキ金本から指摘されて
いたことなのに ・・・ 。ここらが、中日1・2番 の井端・荒木との違いです。
どうも、鳥谷はお坊ちゃんに見えて仕方ありません。(気合入れていこや!)
実は私、純粋な 「阪神ファン」 やないんです ・・・ 。
どっちか言ったら 「アンチ巨人」 から阪神のファンになったパターンです。
いつも読売テレビでしか見られないプロ野球 ・・・ その画面に出てくる
強い巨人 ・・・ どうも、好きになれず、悶々とした少年時代でした。
その巨人相手に目一杯やらかしてくれるチームが好きになる。という
自然な流れ(おもいっきり勝手な解釈ですが ・・・)で阪神に傾斜して
いきましたね。当時、阪神は伝統はあったけど、強いというチームでは
ありませんでした。ただ、今も変わらずですが、独特の関西風味があり、
「某ローカルテレビ局」 の開設で阪神の試合を目にする機会が増えた
のですが、他のチームとやっている時と巨人とやる時の雰囲気がガラッ
と変わるんですよね。“コイツだけには負けたーない!” という空気が
ムン~ムン~ ・・・ “ええやんか!ええやんか!このチーム!”
ちなみに、
昔のピッチャーでは、村山・江夏・江本が好きでしたね。
やっぱ、堂々(ふてぶてしく)と投げる投手がええんですわ。
バッターでは、ラインバックですね。粋を感じる外人でした。
コアなところで、遠井吾郎さんとカークランドでしょうか。
気づけば、かれこれファン歴40年になります。そろそろ、
「阪神ファン」 と公言してもええのかも ・・・ 。