IT'S NOW OR NEVER 

こどもと、ねこと、その親の日常雑事。
さて、初の海外暮らし、
どうなることやら。

口座開設

2011-05-06 09:08:26 | 日記
こっちに来て、自分を証明するものを必要とすることが時々あって
こちらは、そのやり方が点数制だったりする。
例えば、
パスポート50点、公共料金引き落とし書類30点、
ビクトリア州発行の免許証70点、銀行のカード30点、
メディケアカード50点(こちらの健康保険みたいなもの)
などと、それを必要とする団体によって点数が決まっていて、
100点分あれば証明として用が足りる、といった具合。

先日も、インターネット回線を申し込むのに必要で
とても困ったのだったけど。

パスポートだけでは、住んでいるところが証明されない。
私の持っているのは日本の免許証と、領事館で書いてもらったその英訳なので
やはり住所が証明できない。
公共料金の請求書などは、全部イランちゃんの名前。

お金をたくさん持って歩くのが嫌だからと、
デビットカード機能付きのこちらのキャッシュカードを作ろうと、
銀行に口座を開設しに行った。

ところがぎっちょん、上記の縛りによって、私が私であることの証明が足りないのよ。
銀行の人の説明によれば
「オーストラリアに来てから一か月以内だったら、パスポートだけで口座開設できたんだけどね」
そんなの聞いてないし、ってか、今更どうしろと。

2時間くらいかかって
同じ銀行にダーリンの口座があることや、
ちゃんとした会社に勤めてることや、
家の賃貸契約書や、
私名前の日本で発行されたビザカードや、
もちろんパスポートや、ビザや、
日本の免許証や何やかやを並べて
頼んで、困って、銀行の窓口の人は上司に相談したりしつつ
やっと手続きをしてもらえた。

でもこれで、IDとして使えるものが一つできたから
次はビクトリア州発行の免許証にトライだ。

そう、どっちが先か、ということになってしまうのだけど
免許書があれば、銀行カードも楽に作れたかもしれないし
銀行カードがあれば免許書の発行もスムーズかもしれないし、
とにかく、
ガイジンで、専業主婦であるという今の私。
私が私であって悪いことするために口座を作るんじゃないってことを
客観的に証明することが
こんなに難しいこととは思わなかった。

イランちゃんが忙しくて、平日に手続をすることが事実上不可能に近いから
何とかしようと思うんだけど
いろいろ制約がある上に説明は英語と来てるもんだから

つかれたけど、できたからうれしー。

で、カードが郵送されてきたけど、
書留とかじゃなくて普通にポストに入っていた。
その代り、カードを使えるようにする(アクティベート)ために
届いてから電話をかけて、カードナンバーと生年月日などを
プッシュすることが必要。
その電話の指示も英語だもんだから
ひやひやモノでしたが何とか使えるようになってくれた模様。
よかったです。