オニイの学校でマラソン大会があった。低学年は1300メートルを走る。一所懸命な顔をして、みんなそれぞれに自分の力を出して走る1年生。寒い風がまともに吹き付ける中立っていたので、鼻はぐずぐず、目はうるうる。風だけのせいではないけれどね。とにかく気を抜こうとか、適当にやろうとかいう態度がまだ見えないのは低学年の美しいところ。うちの子は・・・頑張ってたよ、かっこよかった。でも、101番/130人だった。「試走のときは98番だったのに」と、悔しがるけれど、毎回全力で走った証拠だよ、かーちゃんはうれしい。あたしの子だもん、長距離が早いわけないのよ。真っ赤なほっぺ、真っ直ぐな目、細い手足をきびきびと動かす姿。ホントにステキだったよ。
「来年のために、おかーさん、毎日ジョギングしようよ」
・・・・・勘弁してください。
「来年のために、おかーさん、毎日ジョギングしようよ」
・・・・・勘弁してください。