昨日から、「全国浴場新聞」まで持ち出してきた若旦那、今日もそんな感じでお送りしますけど、コラムのタイトルについてお話していなかったので今日はそのあたりを少しだけ!
「銀輪躍動(ぎんりんやくどう)」
このタイトルは全国浴場組合の事務局長さんが若旦那のイメージを思って推薦してくれたんですが・・・
「魚が鱗を銀色に耀かせて生き生きと泳ぎ回ることから 勢いよく活動することのたとえ」
という内容も素晴らしいんですが、文字自体もそして響きもとっても素敵な言葉なので、今では若旦那のいわゆる「座右の銘」となっています。
若旦那が大好きな「中島みゆき」さんの ♪ 銀の龍の背に乗って ♪ を思い浮かべる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?えっ?いない?(涙)
第2回 「商店街」
決して喜ばしい話ではないが、いよいよ希少価値すら出てきた銭湯業界には各方面から注目が集まっているのを日々強く感じる。
先日NHKさんから、「銭湯が中心となって町が作られていったというのがわかるような資料や写真なんかはありませんか?」という質問をいただいた。
私の頭にすぐに浮かんだのは銭湯の名前を冠した商店街の存在だ。
例えば東京都調布市にある「梅の湯」さんの目の前の商店街は、そのままずばり「梅の湯商店街」という名前だし、私が20代の前半一人暮らしをしていた、練馬区の関町というところには「松の湯通り商店街」という商店街があった、もちろん「松の湯」さんの目の前の商店街だ。
実際、商店街の名前になっている業種なんてそうありはしない。
我々は、それだけ町に根差した商売をしてきたし、これからもしていかなければならないと改めて思う。
2018.2.1 全国浴場新聞「銀輪躍動」