25日土曜日 午前10時・・・いよいよ演習がはじまりました。何が起こるのか、想像もできない若旦那の前に、次々と戦車や車両が現れます。若旦那が子供の頃、プラモデルというと、戦車が主流で、若旦那もいくつも作ったものですが、今や、型式を聞いても、まったくピンと来ないし、違いもほとんどわかりません(涙)
しかし、あのキャタピラが何十年も変わらないということに、あれがいかに優れたものであるのかをヒシヒシと感じます・・・平地を窮屈そうに走っているように見えますが、おそらく、あれはかなりの悪路でもあのまま進むことができるんでしょうね!
そういえば、町田にある「尾根緑道」はかつて相模原で作られていた戦車のテスト走行用に作られたもので、かつては「戦車道」と呼ばれていたそうです・・・あっ・・・それ今関係ないですね^^
まず、とにかく、その轟音に圧倒されます・・・正直、生涯で一番大きな音だと思います・・・あんな音、聞いた覚えないですから、それだけでも、来たかいがあるというものかもしれません^^特に、アナウンスで大きな音がします・・と注意喚起があった際には、座っているスタンド席全体が大きく揺れるほどの衝撃波がやってきます!
そんな大きな音がするたびに、歓声のようなものがあがります、わざわざ出しているというより、出てしまうといった方が正しいかもしれません・・・興奮してか、大声で笑っている人もいます・・・ただ、若旦那は正直、笑う気にはなれなかったですね・・・あの轟音を出す兵器を使うということは、よほどの覚悟が必要だと感じたからです・・・あの轟音が演習のために作られたものでなく、実戦を想定したものである以上、その重みを受け止めざるを得ないです。
これは、空中で火薬を爆発させるタイプの砲弾の演習なのですが、およそ3キロ先で、富士山を描けるほど精密な爆破が出来るということを表したものです・・・こういう技術は大いに向上してほしいものです・・・もちろん、こんなものない方がよいのでしょうが、ある以上は、適当にばらまくなんてことはしてほしくないですから。
その後も、様々な種類の砲撃を見学し、自衛官の方の降下・また逆に釣あげられる様子なども見て来ました・・・すごく鍛えられているのが、一発でわかります。
途中、一度休憩がありまして、トイレに行ったり売店でやきそばやたこやきなんかを買ったりします。ちなみに、その時の様子がこんな感じ・・・大変な混雑ぶり・・・でも、見た目よりもなんでもスムーズに出来ます。トイレもすぐに順番がきますし、食べ物・飲み物も比較的並ぶことなく購入できました。
後半は実戦を想定した演習で、車両や戦車やヘリコプター、すべてが合同で作戦を遂行していく様子を見せて頂きます。流れるようにすすむ、連携、そしてまた轟音・轟音・轟音!!
それにしても、ヘリコプターってすごい飛行機ですよね・・・あれだけの大きさのものが、空中で静止できるってちょっと考えられません・・・バイクが中から出てきたり、車を釣るして飛んできたり・・・求められる状況に応じての様々な形・大きさのヘリコプターが出てきましたが、そのフォルムの美しさには目を奪われます^^あれが、軍事目的ではなく、自家用車みたいに乗れたらなぁ^^
最後は、全戦力をもっての、攻撃ということで、音と煙でくらくらしました・・・が、そこで、のんびりしていられないのが、仕事を控えた若旦那の辛いところ・・・皆さんが立ち上がる1歩前に会場をあとにします・・・駐車場に帰る第1便のシャトルに乗り込み、すばやく帰路につきます・・・でも、各駐車場からどんどん出てくる車の波にのまれ、帰りも3時間かかっちゃいましたけど(涙)こんなことなら、もっとゆっくりお土産でも見てくれば良かったかも(涙)またの機会には、もっと早く出て、自衛隊限定商品なんかもチェックしたなぁ^^
思いがけず、見学することが出来た火力演習・・・良い悪いはわかりませんが、ああいう戦力があり、それが抑止力になっているという事実を考えれば、知っている必要はあるのかなぁ!?・・・演習の模様はテレビのニュースなどでも、多く取り上げられてはいますが、やはり画面越しに見るそれは、実物とは随分かけ離れているように思えました・・・決して、使ってはいけない力・・・でも、まだ手放すことができない力・・・好き嫌い、認める認めないは抜きにして、あの恐ろしい轟音に守られているというのも、また現実だと強く感じました。
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