立川湯屋敷梅の湯 若旦那のフロント日記

コミック11,000冊!スーパーマニアック銭湯の裏事情!

全国浴場新聞」コラム「銀輪躍動」2018年12月 「ロッカーの鍵」

2019-01-16 23:00:00 | 銭湯

稀勢の里が引退になってしまいましたね・・・若旦那と大相撲なんてまったく関係ないと思いきや、「立川湯屋敷 梅の湯」には「大相撲 立川場所」で頂いた座布団が飾ってあったり、フロントのバックヤードに歴代横綱暖簾がかかっていたりとちゃっかり相撲色を出しちゃってるんですねぇ^^・・・なんとそれゆえ、さきほどある新聞社からお電話頂きまして、「若旦那、相撲ファンでしたよね?稀勢の里の引退に一言ください!」だって^^

若旦那のコメント聞いてどうするんだよぉ?と内心、めちゃくちゃ笑いながら、結構真剣に答えちゃったりして^^今後の親方人生で、良い関取を育てて頂けることを期待しましょう^^

 

さて、話は変わりますが、「立川湯屋敷 梅の湯」では、下足箱の鍵を預かり、脱衣室のロッカーの鍵をお渡しするというシステムをとっていて、これにより、レンタルタオルやレンタル充電器などの貸与がすごく簡単にできるようになっている・・・それよりなにより、脱衣室のロッカーのカギが無くならない

何しろ、銭湯における鍵の紛失の多さには皆、頭を悩ませているんです、簡単に合鍵をつくればいいってものじゃないので、結局、しばらくは使えなくなってしまい、お客様に大変なご不便をおかけすることになりますしね

で、このたび、ロッカーを新調した若旦那、アイデアで少しでも鍵の紛失をなくしたいということで、こんなことを書いてみた!

 

 

第12回 「ロッカーの鍵」

ロッカーの鍵の紛失に困っている方は多いのではないだろうか?私もその一人である。私の店では下駄箱の鍵を預かり脱衣室の鍵を渡すというシステムなので、脱衣室の鍵はほとんどなくならないのだが問題は下駄箱、とにかくすごい勢いでなくなってしまう。

今回、下駄箱の入替にあたって、コインリターン式にするということも考えたのだが、それはやはりお客様の利便性が大きく下がる。

色々思案しながら何度も下駄箱を開け閉めしているうちに、人は扉を閉めると無意識に鍵も閉める癖がついていることに気づいた。

鍵を閉めると抜いてしまい持ち帰ってしまう、だとすれば、扉が閉まりきる前に手を離してもらえばいいのでは?ということで、ある程度の位置から扉が自動的に閉まる金具をとりつけ、ついでに扉を掴みづらくするため取っ手部分をなくし、鍵自体を引いて扉を開ける形にしてみた。

 設置から半年、なんと紛失した鍵は3個とこれまでの数分の一に減少した。小さな工夫で変わることというのがあるものだ。全国の皆さんからのアイデアも是非お聞きしたい。

2018.12.1 全国浴場新聞「銀輪躍動」

 

スーパーマニアック銭湯 立川湯屋敷 梅の湯


「全国浴場新聞」コラム「銀輪躍動」2018年11月 「香川」

2019-01-15 23:00:00 | 銭湯

昨年は浴場組合本部のお仕事で、地方を訪ねる機会が何度かあった。

大坂、広島、愛媛、鹿児島・・・大体は、1人ということはないんだけど、香川だけは1人で出かけたので、久しぶりの一人旅みたいでものすごくテンションガあがってしまった^^

そもそも、風呂屋っていうのは連休はしないもんだと幼い頃から教えられて育ったものだから、若旦那はここ数十年、連休というのをとったのは改修工事が入ったほんの数回のみ、それゆえ、旅行みたいなものはできたためしがないんです・・・そんなお出かけ下手の若旦那の香川のお話は、ブログでお読みいただけます・・・今回はコラムをどうぞ!

 

 

第11回 「香川」

西日本の会議で香川県を訪ねた。言わずと知れた「うどん県」だ。

想像はしていたが、それにしてもなんとうどん屋さんの多いことか。なんでも40年前には信号機の数よりも多かったとか、今でも約680軒が営業しておりコンビニよりも多いのだそうだ。

驚くことにこれほどまでに軒数があるのにどのお店も賑わっている、私は2日間で5軒のお店を回ってすっかりうどんに飽きてしまったのだが、県民は毎日食べても飽きないらしい。まさに県民に根付いているのだと改めて実感する。

考えてみれば、入浴文化も完全に日本国民の生活に根付いている、家庭風呂の普及率が90%の後半になった現在においても、入浴施設の需要は一向に陰りを見せない。

最近は入浴施設を売りにした「道の駅」が増えているそうで香川県にも5カ所存在していた。

銭湯の数が14軒なのを思えば随分と多く感じる。我が業界も文化の根を絶やさぬよう、新興勢力に負けじとうどんのごとく太く長い商いを続けたいものだ。

2018.11.1 全国浴場新聞「銀輪躍動」

 

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「全国浴場新聞」コラム「銀輪躍動」2018年10月 「充電器」

2019-01-14 23:00:00 | 銭湯

昨年、ソフトバンクが大規模な通信障害を起こした際の、街の混乱はまだ記憶に新しい・・・直後からソフトバンクには1万件から2万件もの解約があったとも報じられている・・・それほどまでに、スマホ・携帯が生活になくてはならないものになっているということの証だろう。

若旦那も外でスマホの充電が切れそうになるだけで、もうこの世の終わりが来るみたいな気持ちになって充電できる場所を探してうろうろしてみたり、最悪、コンビニで乾電池式の充電器を購入してしまう・・・おかげで手元にはいくつもの乾電池式充電器が・・・なんという無駄使いだろう(涙)

そんな時、もしも入浴している間に充電ができるとしたら?・・・それってもう最高じゃん!ということで、昨年から「立川湯屋敷 梅の湯」では充電サービスに力を入れることに!

 

第10回 「充電器」

西日本の豪雨、大阪の台風、北海道の地震と全国各地で災害が相次いでいる。

どこの現場でも共通しているのは、今や携帯電話が被災者の頼みの綱となっているという事実。

コンビニの棚からは充電器が早々に姿を消し、あちらこちらに無料充電コーナーが設けられ、多くの方が集まっている様子が映し出されている。

非常時だけでなく、今や充電環境を求め立ち寄る店を決める人も少なくないとか。

そこで私の店では休憩室に無料充電コーナーを設け、一部のロッカーの内部に無料充電用コンセントを配置、さらにケーブルをお持ちでないお客様のために充電器本体やケーブルの有料貸出し(1回100円)を開始してみた。

手間がかからないわりにこれほど喜ばれるサービスはないというのがやってみての印象だ。なにより、通常、備えておかなければならない充電器を店舗サービスにもいかせるわけで、まさに一石二鳥と言えるかも知れない。

2018.10.1 全国浴場新聞「銀輪躍動」

 

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「全国浴場新聞」コラム「銀輪躍動」2018年9月 「季節感」

2019-01-13 23:00:00 | 銭湯

繁盛店は必ずと言っていいほど、季節に関する演出がしっかりしているものらしい・・・でも、これってものすごく難しいんですよね・・・だって、当たり前だけど、季節ってものすごい勢いで移り変わっていくから(涙)

正月飾りを出しても、それって1月の前半にはもう片付けないとならないでしょ?

2月の節分、3月のひな祭り、4月に桜、5月に鯉のぼり、6月に梅雨、7月に夏休み、8月に海水浴、9月に残暑、10月には銭湯まつりやハロウィン、12月にクリスマス・・・途中、それなに?っていうのを混ぜながら適当に書いてみたけど、実はこんなもんじゃない、えっと、記憶が確かじゃないけど、なんでも多い店では40近くの季節感を感じるイベントが行われているらしい・・・10日毎に店の季節感を変えるなんて・・・いやいや、それはいくらなんでも難しいよぉ^^

 それでも、何かできることはあるだろうと、絞り出したのが季節のシャンプー計画だったわけ・・・結果的にこれはとっても好評なんですけどね^^

 

 

 

第9回 「季節感」

外部有識者を交えた銭湯の活性化策検討委員会の中である専門家の方からご助言をいただいた。

なんでもお客様により多く足を運んで頂くため、店舗で季節感を演出することが大切なのだという。店先をディスプレイしたりするだけで、お客様の反応は随分とかわるそうだ。

がしかし、センスの問われる作業だけにハードルは高い、そこで私の店では備え付けのシャンプーやボディーソープを季節ごとに変えることで演出することにしてみた。「炭」「さくら」「お茶」「クール」「馬油」「ゆず」こじつけもあるが探してみると様々な種類があるものだ。

備え付けには費用も手間もかかるため、設置を強制できるものではないが、設置していればお客様は間違いなく喜ぶ、そこに季節がくわわり、店舗イメージをあげることができるなら、さらにトライしてみる価値はあるかもしれない。最終的に来客が増えるなら、費用も手間も報われよう。

2018.9.1 全国浴場新聞「銀輪躍動」

 

スーパーマニアック銭湯 立川湯屋敷 梅の湯.


「全国浴場新聞」コラム「銀輪躍動」2018年8月 「被災地入浴」

2019-01-12 23:00:00 | 銭湯

若旦那のようないい加減な人間でも、こと入浴ということに関してはものすごくまじめに考えていたりする

特に、被災なされた時に、長く入浴できないことは、心に大きなストレスを与えるらしい、それゆえ、全国の銭湯主たちは、有事の際、いかに素早く店を立て直し、清潔な環境を提供できるかをいつも考えている

東京都の銭湯の中には、水、食料などの備蓄をして災害時に備えている店もあるし、有事の際は井戸水を提供する協定を行政と結んでいる店もある、帰宅困難者の受け入れを想定し、毛布を準備している店もある。

実際に全国各地で起こっている災害には各地の銭湯が迅速に対応してくださっている、そんな仲間たちを誇りに思うし、自分もそうでありたいと強く思う。

 

 

第8回 「被災地入浴」

熊本・大阪・西日本と未曾有の災害が列島を襲っている。まずは、亡くなられた方々にご冥福をお祈りし、被災された方々にお見舞いを申し上げたい。

その被災地で銭湯が大きく存在感を見せてくれた。

熊本地震では被災しながらも店を開け続け、1日に3000人もの被災者を受け入れた店があるという。

大阪地震の際には、被災地域以外の銭湯の若手経営者が中心となってボランティア活動として「無料入浴」を開始し、最終的には60軒に及ぶ浴場がそれに賛同したという。

西日本豪雨でも、「災害救助法」適用前からいち早く「無料入浴」が実施されており、多くの被災者の衛生を守り、日々の活力となっているようだ。

こうした取組が我々業界の社会的な存在価値を高めてくれたことは間違いない。

今後、どこでどのような災害が起きても不思議ではない、この度の経験を共有し、各組合がしっかりと備え、素早く判断できる組織であり続けたい。

2018.8.1 全国浴場新聞「銀輪躍動」

 

 

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