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人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

鶴岡八幡宮の豆知識

2015-10-12 15:17:09 | 日記
 鶴岡八幡宮は応神天皇、比売神、神功皇后を祭神とし、1063年に源頼義が京都の石清水八幡宮を勧請したのがはじまりです。この由比若宮(元八幡)は現在の材木座一丁目、横須賀線の踏切を超えたところにあり、芥川龍之介が一時居を構えた地との案内がありました。
 1180年に鎌倉入りした源頼朝が現在の場所に遷座(鶴岡若宮)しましたが、1191年に焼失したため、若宮(下宮)を再建し、本宮(上宮)を創建、さらには1193年には下拝殿(舞殿)が
新造されました。また現在の若宮は1624年に徳川秀忠、本宮は1828年に徳川家斉によって再建造営され、若宮大路の段葛は北条政子の安産祈願のため頼朝が造らせたものです。
 若宮大路には由比ヶ浜から一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居があり、一の鳥居は徳川家綱の寄進によって1668年に造られ、重要文化財に指定されています。
 境内に入り、三の鳥居をくぐれば右側に源氏池、左側に平家池がありますが、源氏池には三つの島(産を意味する)、平家池には四つの島(死を意味する)が配されています。昔は蓮の花の色も白と赤の区別がされていたようですが、今は白赤混じって咲いています。
 石段を上がったところにあった大銀杏は2010年3月に強風のために倒伏しましたが、その1年後に3.11東日本大震災が起き、そのときは不思議な思いをしました。今では、倒伏した根からひこばえが育ちつつありますが、復興のシンボルのようでちょっと嬉しくなります。
 中世の建物で残っているのは本宮西側にある丸山稲荷神社の建物(国重文)。本宮などは江戸時代に再建されたものです。
 

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