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新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

ダチョウの卵から抗体つくってマスクに

2008-07-05 12:54:04 | インフルエンザ:対策/対策の進歩

ダチョウの卵から抗体をつくろう・・・
そしてその抗体をマスクに吹き付けてウイルスから身を守ろう! というアイデアが京都府立大から発表されています。

ダチョウの卵は巨大で、ダチョウ自体免疫が強いから研究対象に選んだとのことですが、卵1個からマスク8万枚ぶん、検査薬2万人分がとれるそうなので効率はよさそうですね。

もっとも、ダチョウの免疫が強力といっても、昨今のH5N1騒動でもダチョウも結構やられていて、岡田氏講演の田代氏製作とされるスライドでは「安らかに永眠するダチョウ」が「溶けゆく鶏」と並んでインパクトの大きなシーンですから、ちょっとたよりない面もあるかもしれません。

ソースは7月3日付読売↓
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20080703ke01.htm

ダチョウ卵から鳥インフル抗体・・・京都府立大教授が成功

1つでマスク8万枚分

また、「安らかに永眠するダチョウ」「溶けゆく鶏」が見られるのは
http://www.yobouigaku-tokyo.or.jp/news/images/071015_okada.pdf
「安らかに永眠するダチョウ」はp54
「溶けゆく鶏(某紙の面白い連載みたいですね)」はp34
です。


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