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新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

次にH7N9が拡大するのはベトナム北部であると報告

2014-03-19 08:48:20 | インフルエンザ:基礎知識/新知見

H7N9の次のホットスポットはどこか。マッピングで研修したらベトナム北部が危ないということになったとの報告。

  • マッピングは、H7N9発生地および、陰性だけどインフル様症状発生地をプロットし、物流を加味しgeographic information systems (GIS)を使って分析。
  • この方法で、江西省のH7N9をズバリ予想した実績あり。
  • この方法で導かれた、次のH7N9リスク地はベトナム北部と。
  • ベトナム北部では、中国から鶏輸入も盛ん。
  • ベトナムのほかには、ラオス北部やミャンマー東部も指摘されているが、これらは鶏の物流が盛んではない。

べトナム北部といえば直観でも十分”次”として危なさそうな場所ですが、それが科学的に証明されたということでしょう。チャイナ・プラス・ワンの流れのなかで日本人の駐在もますます増えているこの国、発生⇒邦人社会の社会不安が懸念されるところです。

ソースはCIDRAP
http://www.cidrap.umn.edu/news-perspective/2014/03/study-says-vietnam-h7n9-risk-two-new-cases-noted

Study says Vietnam at H7N9 risk as two new cases noted


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