新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

びっくり表示@岡山(新型インフルエンザ)

2008-11-09 21:14:13 | 旅で考えた/現地レポート

今日のびっくり
岡山市の展示場で開かれた「RSK夢フェスタ」なるものに行ってきたのですが、会場の片隅でびっくり表示が。

新型インフルエンザ
「流行前ワクチンは接種対象者が限定されている!」

「感染死亡率62.3%!!」

「感染予防マスク1000円!!!」

これを目にした岡山の人はこう思ったに違いありません。

「流行前ワクチン、打ってもらえるのは限定された人じゃって? なら庶民の自分は打ってもらえなかろ。 新型インフルエンザになったら62.3%が死ぬ!! でえれえこっちゃ。 こら1000円出して買わにゃあおえん!!!」

ご丁寧にも、この表示の下には「山陽放送」とスポーツ店の名前が並んでいました。
山陽放送がこれを書いたのなら、もうほとんどスポーツ新聞のノリですね。

私も、本職は関西ながら、産業保健推進センター関係でちょっとだけ岡山にも関与していまして、他人事でなく悲しくなりました。

当ブログの常連のみなさまなら、どこがおかしいかわかりますね。
プレパンデミックワクチンは、治験段階だから限定されているに決まっています。それをもって、フェスチバルに来た不特定多数の不安をあおるのはいかがなものか(あるいはひょっとして、山陽放送はわかっていて確信犯なのかな?)。

感染死亡率62.3%は、「鳥インフルエンザ ヒト感染」の話ですね(そんな事わかっとるわい! と常連のみなさまの声が聞こえてきますが)。 新型インフルエンザになったとき、せいぜい2%(それでも十二分に「でえれえ事」なんですが)なのは岡部講演ほか言われているとおり。

さすがに地元放送局の名前入りでこういう表示が出ることはそうないでしょうが、これからのインフルシーズン、みなさまの近くにこういうもので浮き足立ってしまった人がいたら教えてあげてください。


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再び”地方の時代”

2008-10-10 22:45:35 | 旅で考えた/現地レポート

今日は郷里で実習する学生の巡回指導にて鳥取県へ。

「智頭急行」というちょっとかっこ良い名前の三セク鉄道の「スーパーいなば」と称するかなり速そうな特急列車は名前にたがわず、猛烈な勢いで山あいを駆け抜けて智頭の街へ

ここはスギの産地として名高く、駅前は観光案内書もコインランドリーもかぐわしいスギの香り。

学生がお世話になっている智頭病院に入ってびっくり、ドーンと広いスペースにふんだんに木材が使われ、家具も一見して高品質な木製。こういう所に入所し余生をおくるお年寄は幸せです(ここの場合、スタッフの質も明らかに高いのでさらに)。

ところで、この鳥取県の山あいの施設はデイルームも贅沢なスペース確保されています。新型インフルエンザでは、職場で机と机、職員食堂の席etcは2メートル以上離れるよう配置しましょう・・というのがありました。ここでは、パンデミックになってから、わざわざバタバタとテーブルを動かさなくても、「今すでに2メートル以上」の部分が随所にあり、これは田舎の強みです

日本の一極集中問題が指摘されだして久しいところですが、新型インフルエンザ パンデミックという未曾有の危機を前にして、国民ひとりひとりがよく考え「地方へ!」と意識をもてば(そのためには地方の良さをどんどんマスメディアで報道していただく必要がありますね)パンデミック被害緩和だけじゃない、豊かさを手に入れることが出来るんじゃないかと思います。 危機の”機”の字は機会の機だといわれます。これを機会に地方へ帰ろう!

写真はフロントの地元産スギづくしの贅沢な空間


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中秋節夜会にて

2008-09-15 21:58:56 | 旅で考えた/現地レポート

昨晩は中国の中秋節。 というわけで、上海復旦大学の教授と中秋節夜会へ。 オックスフォードの留学で机を並べていた頃の面影は横にぐっと恰幅がつき、漢口路のクラブへ連れていってくれました。

 台風接近であいにくの曇天でしたが、そこはたくましき人民のこと、ナント「人工の月」を中庭に用意しました・・と司会者。何のことかわからず庭に出てみると、直径1mばかりの張りぼてに電球を入れたものが庭に立ててありました。なかばあきれつつ写真を撮ってびっくり、デジカメの画面にはほとんど「ホンモノの月」に見えるではありませんか・・

↑画面左上に注目。張りぼての「人工の月」

新型インフルエンザであれが食べられない、これが手に入らない、この遊びができない・・・いろいろなストレス要因が出てきそうですが、中華民族はこの「人工の月」みたいな発想でどんどん代替品を出してきてケロリと過ごしてしまうのではないか。こういう逞しき発想も要るのではないか・・・ 上海のお月見パーティーでそんな事を考えていました。

おまけ 夜会の宮廷美人。出番の間に、焼き鳥をつまみ食いしていた(カメラを向けたら右手に串を隠した)。たくましい!

 

 


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上海のたくましき人民はこう考える(新型インフルエンザ)

2008-09-13 15:07:04 | 旅で考えた/現地レポート

昨晩は上海のイタ飯屋で老朋友らと会食

上海の一般人民の新型インフルエンザへの意識は盛り上がっていないとのこと。

でも、「何~も考えていない」のではなく、ちゃんと考えている。

「非典(フェイディエン=SARSのこと)の時はマンションの値段が下がった。だから、新型フルでもマンション価格が下がって(投資用購入の)チャンスだと思うから狙っている」

たくましき人民は前向きに、ビジネスチャンスと発想するようです。
日本も、こういう前向き発想があっても良いような気もします。新型インフルエンザで利益がもたらされそうなところ・・コンサル会社、マスク、医療機器、不動産?、、いくつかはありそうですが、現状、「”ビジネスチャンス”と思われちゃったらいけないから思われないように気をつけながら控え目に」というスタンスがほとんどのように見えます。もう少しストレートにガツガツやる所が出てきたら、その原動力で世間一般の関心ももっと盛り上がるんじゃないかという気がします。


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紀州で雑感(パンデミック対策)

2008-08-30 00:19:57 | 旅で考えた/現地レポート

 一昨日から今日まで、郷里の施設で実習(精神保健福祉士/社会福祉士)に励む学生君達の巡回指導に回っていました。 太平洋を眺めながら紀勢線にゴトゴトゆられて南下し御坊市へ、2ヶ所ばかし福祉施設にお邪魔してから日本横断!で日本海側の但馬で病院、そして生野峠を越えてまた瀬戸内側へ・・・

 紀伊半島の小さな街で想ったこと・・
「今すすめられている新型インフルエンザ対策は東京の人が東京の空気を吸いながら東京の風景を眺めながら東京のオフィスの机の上で考えているだけでは??との懸念でした。

 

たとえばこの写真、御坊駅の片隅にひっそり身を寄せる「日本一短い鉄道」こと紀州鉄道のレールバス。たった1両のミニ車体に5人の乗客を乗せて草むらに埋もれた線路をカッタンコットン。 こんな車内に咳をする人がいても乗客間は2メートルはゆうに離れているのでまあ、飛沫感染はないでしょう。5人の乗客、私をのぞけば地元のおばあちゃんに主婦風のご婦人。このレールバスが無ければ生活成り立たず(と多分思う)。
 新型インフルエンザ対策で「ただちに電車を止めよ!」と大声で叫ぶ人々がいます。大きな活字になっただけで岡田氏、横浜市長、、、国土交通省の結論はまだですがいずれそういう方向にはなるでしょう。まあ、私だって反対はしません。ただ、こういう人達の頭の中で思い浮かぶ「電車」というのは山手線だったり地下鉄だったりで、こういう「人畜無害な生活必要鉄道」というものはズボッ!と抜け落ちていなければ良いがなと、「東京スタンダードの”全国一律の禁止規則”」の押し付けになれねば良いがな・・と懸念は否定しきれないのです。

 そして、小規模授産施設に行くと、状態の良い障害者たちが、回収された空き缶やペットボトルの選別作業に汗を流しています。街に配置したボックスから回収した資源から、数少ない唯一の現金収入を得る。ホントに唯一の現金収入。 厚労省の「事業場・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン」25頁には「不要不急の業務については可能な限り縮小・休止することがのぞましい」とあります。まあ、これは正論にて反対のしようがありません。正論なんですが、本省の机の上でこの文章を起案した人、新型インフルエンザ対策室で午前2時3時まで過労死寸前になっている人の頭の中で、こういう事を考える物理的余力があるのか。ズボッ!と抜け落ちていなければ良いがと・・ 精神障害・身体障害、障害福祉局、すなわち、新型インフルエンザ対策室とは違う局で扱われています。霞ヶ関で違う局とは違う会社と≒ですから、懸念するばかりです。

 今、日本の新型インフルエンザ世論をリードしている人々・・・田代・岡田氏はじめ国立感染研の人々、厚労省新型インフルエンザ対策室の人々、押谷氏・・・こういう方々の交際範囲というか、朝から晩までに会って話す方々は「賢い人々」で占められてるのではないか・・

 実習巡回大旅行で十数時間も海山を車窓にガッタンゴットン揺られていると、色々なこと考えてしまったようです(苦笑)。

 当ブログでは時折「イナカの視点」も思いついたら書いてゆこうと思っています。

 


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今しか出来ないお遊び

2008-08-11 09:29:08 | 旅で考えた/現地レポート

昨日は岡山西部へ今しか出来ないお遊びへ・・

山陽道 玉島インターから少し西へ、水玉ブルーライン方面に、卵料理専門店「うぶこっこ家」http://www.nodahatsu.jp/info/index.htmlがあります。これはお向かいの大規模養鶏場「のだ初」の経営で、その日とれたての卵で卵かけご飯が食べられるのがウリ。

今回はそのお祭り日。
「ひよことふれあいコーナー」では、H5N1ともH7とも無縁の元気いっぱいのひよこに集まった子供たちは大喜び! 隣のレース場では子供たちが追うひよこが北京五輪も吹き飛ばす迫真のレース展開。


 鳥インフルエンザが入ってきたら絶対に望めない贅沢な時間が展開しました。

あとは「卵を100個入れた日本一大きな卵かけご飯」だとか「卵かけご飯早食い大会」だとか・・卵づくしの一日でした。


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続・四川省の現場から

2008-06-06 16:51:29 | 旅で考えた/現地レポート

四川省の震災現場、今のところ鳥インフルエンザの発生は報告されてきていないようです。現地では中国紙も含め報道合戦がものすごく、発生したとすればとても隠せるような状況ではなさそうです。

以前にも一度ここで紹介しました知人からのメール、第二報が届きましたので以下、再び転載させていただきます。

要点
1.報道過熱ぶりは日本におけるそれと何ら変わらず
2.震災における「相互扶助精神」は日本に劣らないどころか、日本以上の助け合い精神があふれかえっている→メンタリティー詳細については本文精読ください。

結局、殺伐として略奪が起こりうる国とは異なる、こういったメンタリティーは我々東洋人の誇りともいえるんではないかと思います

なお、この週末はマスコミュニケーション学会@名古屋にて不在、更新できませんのでご了承ください。次回は月曜日(多分)。

以下転載
政治的思惑を一切抜きにして私が現地で見たことをもとに得た結論からお話しますと、四川地震の被災地において日本がなし得る支援は非常に限定的であることです。その理由として中国政府が人民解放軍、全国の病院の医療スタッフなど莫大な人的資源を投入していることがあります。規模や被災人数の違いがあるため同じ土俵で論じるのには無理がありますが、新潟地震において山古志村に入った人数や募金と比較するとあまりにも桁が違うと思いました。至る所に展開する解放軍、その周りをボランティアスタッフが生き生きと働いている。「為人民服務」「大鍋飯」そのものの姿でした。全国から集まってきた若年および中年の志願者が初対面にも関わらず一緒に仕事をしている姿に、日本ではこんな姿はありうるのだろうかと疑問に思ってしまったのです。医療スタッフもこんなに多くの人員は展開はできないと思います。
 その一方、刺激的な映像を求め殺到するマスコミには被災民へのプライバシーのかけらもないと思いました。マスコミなんてそんなものさ、と突き放した見方もできますが、その映像により義損金がより多く集まり、より多くの人が四川に入る構図がありました。となると被災民に対するプライバシーと資金・人の集積には線引きが非常に難しいバランスがあると感じたのです。人民解放軍などは駐屯地に簡易テントの小学校を作り、被災した子供達(20名弱)を集め消毒の授業を始める(これ事体は必要なこと)、しかし、集まった子供と同じ数以上の軍の情報関係者が子供達に夥しい数のフラッシュを浴びせ写真を撮っているのです(我々はこんなに素晴らしいことを行っているというアピール)。惻隠の情などと考えているのは古い体質である私だけなのかと考えると、今目の前で繰り広げられていることに対して、整理ができなくなってしまいました。
 ただし、私が入った街(彭州=成都からバスで1時間)、山あいの村は倒壊率95%以上でした(全壊といってよい)、でも私が大きな違和感を感じたことに、被災民の顔に悲愴感が感じられなかったのです。成都でみくわしたトランプやマージャンをする姿は別としても、粛々と倒れた家から家財を取り出し、そして再び粗末な木々で枠組みを作りレンガをのせている光景がいたるところに広がっていたのです。家計は貧しくとも大きなコストを生じることなく、家が再建できることは労働力がある家では負担が少ないのでしょう。またひっきりなしに来る給水車や食事の配給、簡易診療所の設置も関係していると思います、さらに息つく間を与えないようブルトーザーが倒壊した家屋を片付け更地にしているので、ついていくのに必死なのかもしれません。 私は作家協会の人々と一緒でもっと貧しい悲惨な地区があるはずだからということで、谷深い山奥まで入りました。山肌にへばりつくように建っている家々は崩壊していましたが、車一台ほどしか通れない道もどうにか復旧しており(車が通過している時土砂崩れや脱輪したらと思うと恐い)、よく来てくれたと村の長老から感謝をのべられてしまったほどです。このようにことあるごとに感謝されました。部屋の一部にヒビが入った食堂ではお手伝いにきた外国の人からはお金は取れないから無料でよい、と言われました。ホテル(1泊60元)でもお手伝いの人からはお金はいらない、と言われました。私は何もできていないのにたくさんの感謝の言葉をもらいました。極め付けは、帰国後、偶然に入った東京の巣鴨の中華料理屋で四川に行ってきたことを偶然話したら、支援してくれてありがとう、今日の食事代はいらないと言われてしまいお金をとってもらえなかったのです。ここに困難な時、団結する中華民族の神髄に触れた思いがしました。
 私が得た結論は与えられた2泊3日という日程の中では早計な結論は無理です、しかし、日本とはメンタリティーや社会の仕組みにおいて根本的に異なっているということだけはわかりました。高齢者や障害者などはどのような対応を受けているのかなど見えてこない面もありました。しかし、このような大震災時に人々が有する希望の灯は日本より格段に大きいと感じたのです。今後は奨学金などの支援の必要を感じています。日本に戻った今、病院内で募金活動を始めています。


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備蓄品リストにこんなのいかが?

2008-06-05 20:14:20 | 旅で考えた/現地レポート

今日は郷里で実習する学生の訪問指導で四国中央市へ出張。瀬戸大橋をわたり、ローカル列車にコットンコットン揺られていると別世界。1両編成の可愛い電車に乗客は5人! これならパンデミックでも大丈夫かなどと考えながら(まあ、パンデミック中は山手線だって同じような状態になるんでしょうが)窓を開けて瀬戸内の潮風に吹かれていました

帰りに丸亀で途中下車。お目当ては「一鶴の骨付き地鶏」です。独特の歯ざわりにスパイスの効いたソースが絶妙
http://www.ikkaku.co.jp/honetsukidori.html

保存用パック版もあり、これをいくつか買ってきたのです。
パンデミック(フェーズ6)まで行かなくとも、日本でいくつか連発でもすれば鶏など買わなくなる・・のが多くの日本人でしょう。そんな時にもウマイ焼鳥が食いたい・・と思う方は、備蓄品リストにお勧めかもしれません。もちろん冷蔵前提の賞味期限はありますがカチカチに冷凍すれば延びますね(実際、スーダン在勤中に欧州に行った際買いこんだ牛肉や魚をカチカチに冷凍させ何ヶ月ももたせていましたがそれで腹こわしたことなし)。

配送もしてくれますが、お好みのブランド(東の方からはやっぱり比内だぜ・・真中の方からはやっぱり名古屋コーチンだぜ・・と色々異聞聞こえてきそうですね)で冷凍備蓄しては如何でしょうか。


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パンデミックの四十九日

2008-06-01 23:06:55 | 旅で考えた/現地レポート

今日は四十九日の法事で中部地方へ
20人ばかりの親族が集まり酒を飲みながら、90ウン歳で天寿をまっとうした老人の思い出話に花をさかす・・・平和な光景でした。

パンデミックになったら、こういう風景はどうなるのか・・
日本の犠牲者数「64万人」という数字が一人あるきし、あらゆるメディアで64万人、64万人と連呼される昨今の状況下、64万人のインパクトも少々飽きられつつあるようにもみえます。豪のある施設の試算「日本の犠牲者数210万人」だって、インパクトがピンと来にくいのではと思います。

で、1億2千万をこれらの数字で割ってみました。つまり、日本人の何人にひとりが犠牲になるか アバウトな計算。

64万人なら190人弱にひとりが犠牲。 210万人なら60人弱にひとり。

60人にひとりなら、今日の法事規模の人数ごとに1/3人。そうすると、今日の法事が3件。 会食の途中で坊さんは「今日はもう1件ありますので・・」と中座してゆきましたが、パンデミックなら、サンドイッチでもかじりながら走り回るのだろうかこの坊さん・・・
 と、ワケのわからぬ事を考えながら、ワケのわからぬお経の時間をすごしておりました・・・仏さまごめんなさい。(今日はワケのわからぬ話で恐縮です


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地震の教訓”事実ではない噂”

2008-05-14 23:25:59 | 旅で考えた/現地レポート

四川省の地震、省都の成都の知人のメールから。

現地では、様々な”事実ではない噂”が流れているそうです。「今日の昼に大きな余震がある」、「水がなくなるから買い占めた方がよいらしい」とか。で、ミネラルウォーターが2時間で売り切れたらしいです。

SARSの時も軍が北京市を封鎖する! 噂でスーパーの棚がカラになったりしました。パンデミックでは噂の管理がカギとなりそうです。

反面、成都の道にシートを広げて会食や麻雀!をする者もいるそうで中国人のたくましさも垣間見えるようです。


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