昨晩は中国の中秋節。 というわけで、上海復旦大学の教授と中秋節夜会へ。 オックスフォードの留学で机を並べていた頃の面影は横にぐっと恰幅がつき、漢口路のクラブへ連れていってくれました。
台風接近であいにくの曇天でしたが、そこはたくましき人民のこと、ナント「人工の月」を中庭に用意しました・・と司会者。何のことかわからず庭に出てみると、直径1mばかりの張りぼてに電球を入れたものが庭に立ててありました。なかばあきれつつ写真を撮ってびっくり、デジカメの画面にはほとんど「ホンモノの月」に見えるではありませんか・・
↑画面左上に注目。張りぼての「人工の月」
新型インフルエンザであれが食べられない、これが手に入らない、この遊びができない・・・いろいろなストレス要因が出てきそうですが、中華民族はこの「人工の月」みたいな発想でどんどん代替品を出してきてケロリと過ごしてしまうのではないか。こういう逞しき発想も要るのではないか・・・ 上海のお月見パーティーでそんな事を考えていました。
おまけ 夜会の宮廷美人。出番の間に、焼き鳥をつまみ食いしていた(カメラを向けたら右手に串を隠した)。たくましい!