本州の神戸・明石と淡路島を繋ぐ海の国道「たこフェリー」。
（海路は「国道28号」に指定され、神戸と淡路島の「陸上」の国道と繋がっています。）
報道や経営者側の発表では「運行休止」とされていますが、「明石海峡大橋」が出来た後の乗船状況等を見た場合、「復活」の日はこない・・・「廃止」だと思います。
（海上に「通行不能」の二桁国道が、突然、現れることとなります。）
こちらの制度については、たこフェリーのHPに掲載されていますが、現在も実施しているのかは不明です。チラシの時刻表では2便/hですが、現在は、1便/hとなっている様です。
ご注意を!!今の国民は「船」よりも「橋」を選択したということです
「橋」と言えば、T2が小学校の頃にあちこちに作られた「歩道橋」。
高所恐怖症のT2・・・最初に小学校の前の歩道橋を渡るとき、怖くて手すりから手が離せませんでした。
手すりを持つと下が見えるので、それまた、余計に怖かったのを昨日のように思い出します。
この「歩道橋」が、最近、急激に姿を消しつつあります。
少子化に伴う小学校の統合・廃止による通学路の変更、高齢化に伴い登れなくなった階段、塗装の塗り替えだけで10百万円近くかかる維持費の結果です。
「共同住宅」でも同じことが・・・。
高度経済成長期にあちこちに造られた「ニュータウン」に大量供給されたことにより「団地」の代名詞となった「階段室型」と呼ばれる階段を挟んで両側に住宅を配置する共同住宅。
高齢化の現代、この階段を自分の足で歩いて登れない住人が増えています。
階段室、一つずつにエレベーターを設置しても、エレベーターの停止する踊り場と住戸の入り口の間には、まだまだ階段が残ります・・・。
S42年築、42㎡、T2が結婚した時住んでいた社宅です。
ここも御取り壊しが決まりました。
今は誰も住んでいません。
人は誰も歳をとるもの。
これは人類誕生から、多分、続いてきた事実のはずなのに、日本という国は、誰もそれを予見しなかったのでしょうか・・・?
それとも、その時にはつぶして、バリアフリーの「共用廊下型」に作り替えればいいやとでも思ったのでしょうか?
高齢化すれば、車にも乗れなくなります。
明石海峡大橋も老朽化して掛け替えが必要となる頃、街中でさえ車を見かけることは希になり、また、車いすを乗せる「渡し船」が復活するのかもしれませんね。
人は歴史に学びません・・・
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です。
