ユダの手紙読了

ヨハネ福音書、ヨハネの手紙と読み進んで
ユダの手紙まで来ると、
辛くなってくる。


教会が嵐の中で雷雨に叩かれ
暴風に揺すられ
内部では飢え乾きと混乱が生じ火災が起こって
荒らされている、
そんな緊迫感を感じるからだ。


教会が苦難の中で
息を潜めて生き延びようとしていた時代。
信徒達は
イエス・キリストが再び来られるのを待っていた。


「荒らす者」「反キリスト」と呼ばれる者達は
キリストは既に来てしまったとか
あっちに来たとかこっちに来たとか
自分がそれだとか言って
信徒達を絶望に陥れようとしたのだろうか。
疑いという罠に陥る信徒もいたのだろうか。


厳しい迫害の時代だ。
躓かないように
キリストから目を逸らさずに
疑いに惑わされずに
キリストを待ち望め。


信徒達は嵐の中でお互いに
身を寄せ合って励ましあって
生き延び、死んでいったのだろうか。