聖句入りグラハム煎餅

先日さるお方から頂いた品々のうち、
聖句を焼き付けた煎餅を、
じじ宅に持参し、一緒に食べた。


これ、
素朴な味で、
噛んでいると甘くなる。


一枚一枚に、
聖句の焼印が入っている。


聖書を開いて、
じじに
「この聖句はここら辺にあったはずだ」とか
「えーーと、どこだったっけ」とか
「いや、絶対あるって。
　読んで知ってるもの」とか言いながら
聖書をめくりめくり、
煎餅に焼き付けられた聖句を探した。


じじは、
愛用の特大虫眼鏡で
煎餅の上の聖句を読んで
食べずに
その言葉が聖書の中に見つかるのを待っていた。


聖書の中に煎餅の聖句が見つかると、
じじは子供のように喜び、
今度はその特大虫眼鏡で聖書の文字を追っていた。


「これ、うまいぞ。」


「よかったね、いいもの頂いて。」


「うん。
　食べてしまったら
　せっかく見つかった言葉が
　思い出せなくなるなぁ。」


「大丈夫だって。(笑)」


ふふふ
楽しいぞ。


いいなあこの煎餅。
教会で皆でわいわい探しながら
食べるのに絶好だぁ。


ありがとう。
じじ、すんごく喜びました。
感謝します。

フィリピの信徒への手紙読了

獄中書簡２通目。
パウロは苦楽を共にしてきた
フィリピの教会に宛てて
この手紙を書いた。
この手紙、獄中で書かれたのに
救いの確信と希望に満ちている。
今日までどれだけの人々が
この手紙に励まされ
生きる希望を見出したことだろう。
書いた人は牢獄につながれ殺されても
信仰によって書かれた言葉は生きて
人を生かしてきた。

『・・たとえわたしの血が注がれるとしても、
　わたしは喜びます。
　あなたがた一同と共に喜びます。
　同様に、あなたがたも喜びなさい。
　わたしと一緒に喜びなさい。』
　　　　　　　　(フィリピ2;17,18)