実に、
神の国はあなたがたの間にあるのだ。(ルカ17;21)
先日の日曜日の夕方、
私は夜勤明けで寝ていたが
置きだしてもそもそしていると
じじの教会行きに同行したヘルパーさんから
電話が来た。
その日は別のヘルパーが教会に同行する予定だったが
事情で急遽仕事を休んだので
もう一人の教会同行者の都合がつかず、
キリスト教の教会には足を踏み入れた事の無い人が
ぶっつけ本番的に教会同行時の仕事の手順や
聖餐式の時の介助などを事前にヘルパー同士で
電話で打ち合わせし、
また別の仕事がぶつかって代役を出来ない担当者が
牧師先生に前日電話で連絡を取って
教会が全く初めてのヘルパーが同行するのでよろしくと
事情を話す配慮までしてくれていた。
毎回、聖餐式の度に
じじが無事に分餐の言葉を告げる事が出来るかどうか、
じじか無事に隣の人に渡す事が出来るかどうか、
教会同行のヘルパーさん達ははらはらして
気を揉みながらじじの横に付いている。
聖書を開いてやったり
賛美歌を開いてやったり
私が書いて渡した分餐の言葉のメモ書きを
じじに持参させ、開いてやったり
きめ細かい配慮に絶えず心を配ってくれる。
おかげでじじは失敗してへこんだりする事なく
聖餐に与る事が出来ている。
日曜日の同行者は5人の担当者のうち
毎週日曜に勤務の出来る2人が交代で
じじを教会に連れて行って礼拝の間の介助をするが
教会に馴染んだ2人のうちの1人が休むと
他のヘルパーは勝手がわからない。
まして宗教団体に同行し
宗教行事の中でも緊張する儀式の介助に理解を示し、
じじの信仰を尊重して快く協力してくれるのは
本当にありがたい事だ。
「事後承諾になってしまってすみません、
夜勤に行ってらっしゃる間に
行くべきだった者が急遽出られなくなったので
私が代わりに教会に同行させて頂きました。」
「そうでしたか。
あれ、でも聖餐式だったでしょ?
大丈夫でしたか?」
「はい。
一応事前に聞いていたので無事に終わりました。
私、キリスト教の教会という所って
初めて足を踏み入れたんですよ。
何もわからないし、
何か失敗したらどうしようと思って
ドキドキしてたんですが、
教会の皆さんが親切にいろいろ教えて下さって、
助かりました。」
「いやーそれはお疲れ様でしたね。
信者でない方に
仕事とはいえ礼拝の同行だけでなく
聖餐式の介助までお願いするなんて
心苦しいです。
でもありがとうございました。」
「いいえこちらこそ牧師さんから紹介されて
拍手なんかされちゃいまして、
歓迎されたみたいで嬉しかったです。
初めての経験でした。」
電話の向こうで
ヘルパーさんは興奮気味の声で話していた。
初めての同行で教会を楽しんで貰えたらしい。
びっくりした。
疲れも消し飛ぶ祝福の電話であるよ。
夜勤明けに自宅で寝たりしないで
無理しても礼拝に行けばよかったな。
天の父なる神様、感謝します。
ヘルパーさん達を祝福して下さい。