後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

わたらせ渓谷鉄道・日光・那須・益子の旅

2015年09月12日 | 名勝・神社巡り

9月3~4日「わたらせ渓谷鉄道・日光・那須・益子焼」のオークツアー(アルピコトラベル長野)に参加した。旅行会社によると栃木県による「地方活性化・地域住民緊急支援交付金」を活用し、1人り5,000円の補助がある企画だそうだ。そのためか添乗員が栃木県の観光の資料を配布詳細に説明していた。
恥ずかしいことだが、交付金についてはあまり関心がなく、旅行にも活用されるとは全く思いもよらないことだった。又、地域創生・活性化等地域に関する交付金制度もあって、先般のプレミアム商品券もこれらの交付金によるもののようだ。いずれにしても旅行会社が県観光課と連携、交付金を利用して企画して頂くことは、善悪は別にして庶民にとっては有り難いことだ。

今回は乗車場所が長野IC近くの「おぎのや長野店」の駐車場である。マイカーで乗車場所に行く、乗車時刻は7時20分、定刻に岡谷・松本の乗客を乗せ たバスが来た。ここで19人乗車、途中東信の乗客を拾い参加者41人、珍しく小団体の参加は無く、3人連れの一組以外すべて夫婦或いは友人の二人連であった。

ツアーコース
  3日  長野IC---わたらせ渓谷鉄道(大間々駅―神戸駅)ーーー日光 昼食後 東照宮ーーー鬼怒川温泉宿泊(ホテル三日月)
  4日  鬼怒川温泉ーーー竜王峡ーーー那須[もみじ谷吊大橋]ーーー宇都宮市(昼食)ーーー益子焼ーーー長野IC

*わたらせ渓谷鉄道
  わたらせ渓谷鉄道は桐生駅から間藤駅の間で足尾銅山の為に作られた鉄道である。沿線の渓谷の名勝高津戸峡・冨廣美術館・足尾銅山観光
  などがあって沿線の住民の足より観光客で成り立っているようだ。桐生駅から5つ目の大間々駅で乗車、大間々駅から7つ目の神戸駅で
  下車した。女性の車掌さんが地域の名産の車内販売を行っていた。渓谷の名勝や美術館等どこにも立ち寄らず32分の乗車だけでであった。

        
       大間々駅車両はジーゼル車                             わたらせ川沿線

*日光東照宮・輪王寺
  専門の案内に人より日光山輪王寺と東照宮を拝観参詣した。
  東照宮・輪王寺・二荒山神社の境内は日光山内」として国の史跡に指定され、「日光の社寺」として世界遺産に登録されている。
  
  
輪王寺 宗派:天台宗  本尊;阿弥陀如来・千手観音・馬頭観音
    天台宗門跡寺院である。明治初年の神仏分離令以後、東照宮二荒山神社とあわせて「二社一寺」と称される。近世まではこれら
    を総称して「日光山」と呼ばれていた。現在、「日光山」は輪王寺の山号とされている。また、「輪王寺」は日光山中にある寺院
    群の総称でもあるという。(Wikipedia百科事典より)

         
       三仏堂(大本堂)囲い幕に写真が貼られていた。                      護 摩 堂
    三仏堂は、約50年ぶりの大修理で、仮囲いで覆われていた。

  ☹ 東照宮
   日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は、江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現を祀る。日本全国の東照宮の総本社
   的存在であるという。東照宮のホームページによれば「
現在の社殿群は、そのほとんどがご鎮座から20年後の寛永(かんえい)13年
   (1636)に建て替えられたもので、陽明門(国宝)など55棟、その費用は、金56万8千両、銀百貫匁、米千石(『日光山東照大権現
   様御造営御目録』より)を要し、わずか1年5ヶ月の工期で完成したとある。 

                  
         東照宮社号標と奥に石鳥居(重文)           表門(重文);東照宮最初の門で左右に仁王像が安置されている。

           
            唐門(国宝)                                五重塔(重文)

        
    上神庫(重文)の彫刻「想像の象」(狩野探幽下絵)                  左甚五郎作くと伝えられる眠り猫(国宝)

         
          三猿のある神厩舎                                 三猿(重文) 
 

                 

  日本を代表する最も美し門と言われる国宝の「陽明門」は、生憎修復工事中でシートに
    覆われており拝観出来ず残念だった。 
  シートに覆われた陽明門の右の建物は鐘楼。 

 

 

 

 
  予備知識が不足で、見落としたところが沢山あったと思うので、陽明門の修復完成後に再度訪れたいのだが、工事完了は平成31年3月
  31日だそうで無理のようだ。

*ホテル三日月              
 どこかで聞いたホテルと思っていたが大分以前房総半島の勝浦で同名のホテルに宿泊したのを思い出した。ホテル三日月グループは他に勝浦・
 鴨川・木更津に同名ホテルを経営しているようだ。
 玄関前の庭園の噴水がライトアップされ綺麗だった。

       
       ホテル三日月前の噴水の庭園                            庭園のライトアップされた噴水

*龍王峡
  ホテルから10数分の鬼怒川温泉町外れにある鬼怒川の渓谷だ。2Km程続いているようだ。
           
              竜 王 峡                                 竜王峡の説明看板                   

*もみじ谷大吊橋
  竜王峡からカーブに多い山岳道「日塩もみじ道路(有料道路)」を通り塩原温泉郷に出て「もみじ谷大吊橋」に到着する。
  塩原ダム湖のダム右岸には塩原ダム公園が整備され、ここに1999年(平成11年)塩原ダム湖を跨ぐ「もみじ谷大吊橋」という全長320mの 
  無補剛桁歩道吊橋としては、本州最大級の長さの歩行者専用の吊り橋が完成したのだそうだ。
  無補剛桁歩道吊橋とは、吊橋にはいろいろなタイプがあるが、通常の橋は吊橋に架かる荷重を支えるための補剛桁などが設けてある。
  この吊橋は、補剛桁ではなく、ワイヤーロープを横に張ることにより吊橋の強度を高める構造になっている歩行者用の吊橋だという。

        
           もみじ谷吊大橋                             補鋼桁に替るワイヤーロープ

  
                 も み じ 谷 吊 大 橋                          主塔の紅葉の絵

*宇都宮市
 餃子が有名なので、添乗員が餃子専門店の宇都宮餃子会の「来らっせ」(餃子店が5~6店あって週ごとに入れ替わる)を紹介してくれた。
 折角なので宇都宮の餃子を食してみたが「名物にうまいもの無し」ではないが、どこにでもある味と同じ感じだった。
 「来らっせ」の向いに「二荒山神社」があったので参詣した。
         
         二荒山神社入口                                     二荒山神社本殿

*益子焼
  瀬戸物で有名な益子焼きの 窯元共販センターを訪れた。
     益子焼は江戸時代末期に始まり、日常生活用品が焼かれていたが、1924年、濱田庄司がこの地に移住大きな影響を与え、益子焼は
     芸術性の高いものとして世界に知られるようになったという。町内には300軒近い窯元や陶芸展があるそうだ。
  濱田庄司;(1894年12月9日 - 1978年1月5日
        昭和30年2月15日には第1回の重要無形文化財保持者(人間国宝)(工芸技術部門陶芸民芸陶器)に認定。また昭和39に
        紫綬褒章昭和43年には文化勲章を受章している。
 

          
        益子焼窯元共販センター駐車場にあった大きな狸の焼物と、塀に埋め込んだいろいろな焼物

 

               

 

 

 

 

  

 

  



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