風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

三国山(2)

2009-02-17 | Weblog
前日の土曜日にはお約束の畑仕事もこなし、
朝も最近にしては早く出たのですが、失敗です。
途中、おにぎりを買おうとコンビニに入ったのはいいのですが、
支払いの段になって財布の中を見たところ、お金がありません。
商品を棚に返して、すごすごと出てきました。
ちょっとというか、かなり恥ずかしい。
昼飯は家から持ってでた棒ラーメンだけとなりました。

今回の三国山は岡山県(美作国)側の中津河からのコースを取りました。
岩井滝から中津河川を詰め、春のような陽射しに汗をかきながら、
県境の1200m峰から派生する支尾根をたどって行きます。
新しいシュプールもあるので、よく登られているコースのようです。


1200m峰 09.2.15

しばらく登ると尾根は緩斜面の台地となり、1200m峰も見えてきます。
台地の中によく目立つ一本の大杉がありました。
枯れかけているようですが、樹齢数百年という感じです。
風格があります。
現在、この台地は桧の植林地となっていますが、
かつては、このようなスギやブナの自然林だったのでしょう。
肝心の植林された桧は、枯死したのか疎らで、
残っている桧もネマガリダケに押されてあまり元気ではないようだ。
気候などの自然条件や植生を無視した伐採や植林の
見本のような気がするのですが・・・

大杉の上部をよく見ると、何箇所か丸い穴が開いている。
今は、鳥たちに巣穴を提供し余生を送っているといったところか。


大杉 09.2.15

1200m峰まで上がると、
三国山、三国山北嶺の大きくどっしりとした山容が眼前に広がり圧巻です。

ちなみに、三国山の左側が鳥取県、右側が岡山県です。


三国山 09.2.15


三国山北嶺 09.2.15 

大きなスギとブナに被われた三国山の山頂は、予想よりだいぶ広く、
木立の間から周辺の山々も望むことができます。


三国山山頂 09.2.15

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