４月１５日 責任

責任という言葉とその重みを漠然と捉えていたけど、最近その意味を深く理解するようになった。
自分の任されていることに責任を持って取り組んでいないと、他人のもつ責任に関しても
見過ごしてしまったり、また責任を軽視する行為に関しても目を背けてしまうということ。
最悪のケースは本当に責任というものを理解していない者同士は、無責任発言や行動に関しても
その失態を見ぬくことさえも出来ない状態まで陥ってしまうこと。

よく自分を棚に上げて他人には厳しい人っている。
確かにこれはいいことではないが、指摘そのものが正しければ
「まだ理解できる余地がある」とさえ思うようになった。
何か終わってますよね。

朝から晩まで仏像のように座っていた無能が去ってせいせいしたのだが、
その無能と親しい更に無能のアホもそれで良かれと座っているだけ。
何もやっていないことに関して後ろめたい気持ちはないのか？
授業もそう。
「前任の先生が『授業中当てないようにしてくれたから、そのまま先生も当てないで』
と言われたから、当ててないようにしている」とか経営者の前で平然と言ってのける無責任さ。
それに関して表情を曇らせながらもしっかり指摘出来ない無責任さ。
生徒がそのクラスから３人もやめた直後なのにその無責任な会話は一体なんなのだ。

その後意見を求められたから、私ははっきりいった。
「当てなかったから当てないと生徒の言い分を聞いてしまうのは、さすがにまずいと思いますけど」
一瞬社長は硬直してしまったようだが、
いうより、こんな当たり前のことを言う自分が悲しかった。

もう他人の責任に関して深く考えないようにすることにした。
自分の責務をしっかりと全うすべし。もうそれでいいのだろう。