称名じじは緑内障で大日岳を下りました

いつかまた山に登ります

2019/07/04 北海道(3) 松山湿原、エサヌカ線、宗谷岬、礼文島

2019-07-04 16:56:05 | 


7月3日(水)

羽幌のホテルで朝食を食べてから、松山湿原に登って、オホーツクラインを走って稚内へ向かう。



ビジネスホテルの朝食。
定番の納豆はありません。



これから向かう松山湿原は、ナビの地図にはなく、ネットでもはっきりとした道が分からなかった。
それでだいたいの場所をセットして走った。


ホテルから150キロ走ったところで、すぐわかる大きな案内板があった。



そこで曲がると、さらにナビにはない道を20キロほど走って、目的の松山湿原の駐車場に到着。



お約束の「熊出没注意」。



先客はバイクが1台。人が少ないと、なおさら怖い(笑)。
クマ鈴を2つリュックにつけて出発。

駐車場からの道はよく整備されて、案内板もわかりやすい。




30分ほど登ると松山湿原。
敷かれている木道を一周する。




広い湿原には白い花がたくさん咲いていた。



ワタスゲだ。



どこから水が流れ込むのか、池もある。




お手軽に登れるのに観光地化していない松山湿原だが、大日平のように静かで美しい。

さあ、稚内市へ向かいます。
枝幸町まで山の中を走って、さらにオホーツク海沿いに北上して、合計200キロ走る。
山の中といっても北海道、スピードに気をつけていないと80キロなんて簡単に超えます。

ところどころに牛の放牧。





じじのお気に入りのエサヌカ線を走る。
ガードレールも信号も標識もない直線が、地平線の向こうへ続く。



北のさいはて宗谷岬。
3年連続でやってきた。



稚内市にはいって、どうしても見ておきたいところへ寄った。

北防波堤ドーム。



芸術性さえ感じてしまう防波堤だ。



今夜の宿の稚内市内の民宿にチェックインして、夕食をいただいた。



一品一品がデカくて食いごたえがある。
フライの中身を見て「こんなに大きいホタテがあるんだ?」と、仕事で泊まっている人の話が聞こえる。
さらに刺身がきた。




毛ガニの足もきた。



これ、食べ盛りの若者向けの量でしょう。
じじには多すぎて、お腹いっぱいになって爆睡した。


7月4日(木)

早朝に宿を出て、フェリーで礼文島へ往復して、再び宿に戻ります。



05:00 朝食は食べないで、宿から徒歩でフェリーターミナルへ。

礼文島の往復点を券売機で買った。


5600円

06:20 出港。礼文島まで2時間の航海が始まる。

うたた寝して目が覚めたら島が見えた。
雨はなさそうな空で安心した。



礼文島に上陸。



観光バスで島を一周する観光客や、バスやタクシーで登山口へ向かう登山者がほとんどだが、
じじは2回目で道がわかっていたので、フェリーターミナルから歩いて桃岩展望台へ向かった。

舗装道路を登って、トンネルの前を通り過ぎると・・・



「桃岩展望台近道」の標識がある。



その近道はとても楽ちんな登山道で、尖山や城ヶ平山よりも歩きやすい。



途中の合流点で、バスで上がってきた団体様の後ろに付いてしまった。
追い越したいのをじっと我慢。




桃岩展望台。左端に利尻島が写ってます。



2年前はガスで何も見えなかったが、今日は見晴らしがきいた。



よく整備された遊歩道。



いろいろな花が咲いていた。
名前がわからないので、写真だけ載せます。


















じじは先頭を歩いていたが、後ろからきたカップルにわざわざ道を譲った。



何のために道を譲ったのか?。
写真に人を入れると景色の大きさがよくわかるからだ。


猫じゃらしみたいな花の群生。




アップダウンを繰り返して、最後にきつい坂を登る。



元地灯台に到着。
ここで折り返します。



数日前にはるみんさんが登った利尻岳。
あいにく、山頂は雲が隠して、下は海を隠す濃霧が雲海のように見えた。



童話のようなお花畑を下りる。



時刻はまだ11時。
さらに別のコースを歩く時間は充分あるが、じじの目的は達成したので気分は満足した。
稚内へ帰ることにしてフェリーターミナルへ戻ったら、暑い日差しが出てきた。

フェリーターミナルの向かいにある「花文」(かもん)に美味しいラーメンがある。



醤油ラーメン。アツアツで味の濃いスープ。


750円。

礼文島独自のお土産をさがしたら、この島の漁協で作られた、ほっけの燻製、があった。



帰りのフェリーが稚内に近づいた頃に、空が青くなった。



今夜の夕飯。
写真に撮るとたいしたことはなさそうに見えるが、実物はかなり大きめ。
分厚い牛肉と分厚いホッケは、じじには大きすぎだ。



刺身にはウニが付いていた。



なんとか完食して「今日の夕食は多すぎたよ」と言うと、女将は笑顔で笑っている。
リーズナブルな宿代で、食事は充実しているので、仕事関係の人が多いのも納得がいく。


明日は早朝出発するため、朝食は予約していなかった。
宿の女将さんに聞くと、朝食は6:30からと言うので、頼んでいなかった朝食をお願いした。

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2 コメント

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お楽しみですね。 (はるみん。)
2019-07-05 12:34:00
わぁ~霧ないですね。良かったです。

私も桃岩展望近道から展望台に登りました。確かにバスを使うと物足りないと思う。
私はガスガスで全く海は見えなかった。じじさん、リベンジ成功ですね。
ピンクの猫じゃらしの大群生はすばらかったです。

もう利尻&礼文に行くことはないと思い帰宅しましたが、やっぱり行ってみたい。


風があんなに凄いとはビックリでした。
>お楽しみですね。 (称名じじ)
2019-07-05 22:10:57
はるみんさん、こんばんは。

そう、霧がなくて景色がきれいに見えて、とても楽しめました。
礼文島の天気は、ほんとうにくじに当たるようなものだと思います。
でも、はるみんさんのことだから、来年の7月は、きっと礼文島に行っている気がします。

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