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地域の交流広場・・・ 道の駅「633美(むささび)の里」

2008-12-09 | 交通
国道194号線の仁淀川沿いを、風景を楽しみながら車で走るのが好きです。



癒されるひと時であり、さらに沿線には地元の新鮮な野菜などが並ぶ直販所が幾つかあり、1週間分の野菜を次々と購入していく楽しみがあります。

今回は、国道194号と国道439号が重なるところ、いの町吾北地区にある
道の駅「633美(むささび)の里」で、
生しいたけ・銀杏・こんにゃくなど沢山購入しながら、いろんな話が聞けたのでご紹介します。

前に来たとき、タイモを買おうとしていたらこれも美味しいですよ!と教えてもらい、早速家で食べてみると実に美味かった「マイモ」!!
トロミがあって、いつも食べるタイモとは明らかに違いました。
「マイモ」(タイモの種類?)はありませんか?と尋ねると、レジの方が「マイモはもう時期が終わりました。すみません。」
前週は、もう売り切れました!だったのに残念。
「マイモは一軒しか作っていないのですよ!」と説明がありました。

二人居るレジの年配の方の女性は、購入者に”タカキビもちのつき方”を説明しながらレジ袋に入れていました。
ここでは、料理の仕方を説明している声をよく聞きます。

後で川村駅長さんに聞くと、ここにお寿司や饅頭・豆腐やこんにゃくなどを造って出している加工生産組合では、土・日曜に手伝いを兼ねて来てくれてお客さんの声を聞きながら、料理方法などを説明し、ヒードバックしているとのこと。

川村駅長さんは、壁に貼っている”いの町農業公社”が作成した「名珍菜(現在38種類)シリーズ」のポスターとレジに置いている”追手前高校吾北分校の生徒さん達”が作ったと言う「名珍菜レシピ」のパンフレットの説明をしてくれました。

「名珍菜レシピ」のパンフレットには、”地元で栽培している野菜をみんなに知ってもらいたい!
そんな思いでレシピを作りました。・・”と書かれていました。

「コールラビ」(カブキャベツ):茎がカブのように太るキャベツの仲間。葉っぱ以外をお料理に。ほんのり甘くて、クセがないのでゆでてサラダに、炒め物に。煮くずれ知らずで煮物にもおすすめ!・・・
これがそうです。と紹介してくれました。


道の駅「633美(むささび)の里」では、一部を除き、野菜や加工食品をはじめ、まな板などの木工品や炭など地元の方達が作った物が、整然と並べられていました。
前庭での出店も地元に限定しております。とのこと・・

妻が嬉しそうに話しているので寄っていくと、かって同僚だった職場のT先輩(72歳の女性)が野菜などを出荷に来ていたのです。
実に元気そうで”家に居たら何も話をせんけんど、ここへ来たらいろんな人に会って話が出来るので、ちょとバーじゃけど持って来よります”と話していました。

道の駅が、地域の交流広場になっていることを実感させた言葉でした。
川村駅長の人柄が、さらにこの役割を大きくしていることも感じました。

前にここで手に入れた「ポイントは戻し方」と言うチラシに、
”干し大根””干しタケノコ”等の戻し方で、”干しぐき”は「70度の湯に入れ、落としぶたをして、冷めるまで置く。・・・湯温がポイント。70度とは、湯の表面に指で”の”の字が書ける熱さ・・」と書いていました。
お年寄りの生活の知恵として、印象に残っていました。

単に野菜を買うだけでなく、道の駅や直販店にかかわる地元の人たちの”生活や思い”の一部分を一緒に買って帰れたような気分になりました。

レジの上にこんな額が架かっていました。読みぬくいけど、凄いと思いました・・・


   HN:コウチャン


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