庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『ラストエグザイル 銀翼のファム』第13~14話

2012年01月31日 23時12分43秒 | Anime・特撮
先週中に13話の感想を書けなかったので二回まとめて( =゜ω゜)ノ。

さてそんなわけでアデス艦隊対グラキエス防空隊。属州艦隊の囮に引っかかったうえ、最新の対空装備をあり、ファムの忠告もむなしくグラキエス防空隊も壊滅状態。しかしグラキエスも侵攻するアデス艦隊へ対空砲で反撃。さらには地下から巨大な壁がΣ( ̄□ ̄;;;)!!。
グラキエスの長老達が言っていた「壁」が文字通りの壁の事だったとは(;´Д`)。
さらにその壁からはエグザイルが外敵迎撃に使うあの巨大なワイヤーが!
グラキエスそのものが地上に降下したエグザイルだったという事なのでしょうか。こうなると長老達の言っていた「翼の女神」というのが気になります。順当に行くとグラキエス=エグザイルの「鍵」という事になるのでしょうが。防空隊のパイロットがすべて女性で「翼の巫女」と呼ばれている事ととも関係してるかも知れませんねえ。
さしものアデス艦隊も壁を越える事はできずワイヤーの餌食になるのみ。リリアーナは意を決してエグザイル召喚。絶叫するミリアの頭上を越え、グラキエスへ降下するエグザイル。
さぁエグザイル対エグザイルの対決か!?

キングクリムゾン!
時は吹っ飛び結果だけが残る!

14話になったらいきなりグラキエス壊滅してるよΣ( ̄□ ̄;;;)!!。
キングクリムゾン過ぎる(;´Д`)。
いやぁ1話どころか、3話か4話吹っ飛ばされたような感じです。
どうやらリリアーナが呼んだエグザイルによりグラキエスは壊滅。ディアンは生き延びたものの、すでにグラキエス軍も反抗するだけの戦力は無し。
そこに乗り込んだルスキニア。なにか憑き物が落ちたような顔でサドリと話し合い、一人さらに北の地へ。一方、侵攻作戦の指揮を執っていたオーランはエグザイルにより壊滅したグラキエスの惨状に衝撃を受けた様子。古風な武人タイプのオーランは一方的な虐殺に不快感を持ったようですな。一方、親友のソルーシュはこれが現実と醒めた様子。
ケイオス艦隊と共に同胞を失ったヴァサントはついに行動を開始。皇帝サーラを後ろ盾にルスキニア討伐を決定。さらにはトゥラン指導者としてのミリアにも協力を依頼。
なにか「ルスキニア=幕末の徳川慶喜」という感じがしないでもありませんな。
もっともサドリと会っている時のルスキニアの表情や二人の会話からして、さらに何か裏がありそうな様子。
これは『コードギアス』ではありませんが、「ルスキニアレクイエム」の可能性が高くなりましたなあ。
前皇帝ファラフナーズでも結果的には憎しみを買う事になった。ならばいっそ悪を演じる事で我が身に憎しみを集め人々を一つにまとめよう。それで統一が可能ならば、自分はいくらでも汚名をかぶる覚悟がある。そんな所でしょうか。13話の時点でも戦力をすり潰し、最終的にはすべてのエグザイルを処分するのが目的のようにも思えましたし。
いずれにせよサドリは目的を理解してルスキニアに協力しているのは確かなようですな。リリアーナもルスキニアの考えを察して、敢えてついていったという感じですか。

サドリが持っていたロケットの写真が、赤ん坊のファムと一緒にいた女性ならば、今回の一連の行動の為、娘と孫(?)を逃がしたとも考えられますが、それなら前皇帝存命時からこの計画があったわけで、これは矛盾があるかな。
もともとファラフナーズ自身が共通の敵を演じる予定だったのかも知れませんが。
仮にそうならば、ソルーシュは薄々ルスキニアたちの策に気付いており、最後まで殉じるつもり。一方、オーランはサーラやファム、ミリアたち反ルスキニアに着くかも知れません。
もっともまだルスキニアがさらに北へ向かった理由は不明。多大な犠牲を払い、強引に統一を目指さなければならなかった理由がそこにあるのかも知れませんな。

もっともこの辺はもうちょっとちゃんと描いて欲しかったですねえ(;´Д`)。
特にヴァサントがサーラをどう説得したのか辺りは。さもないとヴァサントが幼帝を丸め込んだようにしか見えませんから。
予告によると次回、ファム、ミリアがサーラと謁見するようですし、そこで一応のフォローはあるかな?