阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

目の前にある「日本は三度目の敗戦を迎える」という憂鬱

2018-05-25 | いろいろ

ジャーナリスト田中良紹氏のヤフーニュースのコラムより

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目の前にある「日本は三度目の敗戦を迎える」という憂鬱

 日本時間の23日未明に行われた米国のトランプ大統領と韓国の文在寅大統領の共同会見でトランプ大統領は6月12日にシンガポールで行われる予定の米朝首脳会談を延期するかもしれないと発言した。

 メディアはトランプが硬化したとみて文在寅大統領の「仲介外交のもろさ」を強調したが、私が会見を生中継で見た限りでは、北朝鮮が「会談の中止もありうる」と揺さぶりをかけてきたことに対応し、「中止」ではなく「延期」を言っただけだから、史上初の米朝首脳会談を実現させたがっているのは変わらない。

 前日にホワイトハウスはトランプと金正恩の横顔が向き合うデザインの記念硬貨を発表した。金正恩の肩書は「最高指導者」であり、二人の顔の上部には「平和会談」、下部には「2018年」の文字が記されている。会談は間違いなく行われる。

 それは朝鮮戦争の敵国同士のトップ会談の実現となり、戦争終結に向けた歴史的な意義が否応なく前面に出てくる。ところが日本国内の議論は「非核化」と「拉致問題」だけに比重が置かれ、アジアの冷戦体制の象徴である「朝鮮戦争」が終結する歴史的転換点という意識が希薄である。

 この会談は、第二次世界大戦の終結、ソ連崩壊による東西冷戦の終結と並んで世界の構造変化が現れるエポックと私は捉えており、日本自身も否応なくその変化に対応しなければならなくなる。

 先週14日の衆議院予算委員会で国民民主党の玉木代表が「米朝首脳会談でICBMの廃棄は実現しても中短距離ミサイルの廃棄に至らなかった場合どうするか」と質問したのに麻生財務大臣がヤジを飛ばし、安倍総理の答弁は行われないままになった。玉木氏の問いは極めてありうる話で考えなければならない課題である。

 ここにきて北朝鮮の金正恩委員長が2度も中国を訪れ習近平国家主席と会談したのを見ると、米朝首脳会談は朝鮮戦争の終結だけでなく米中の軍事的対立にも影響する。会見でトランプは中朝接近に懸念を表明したが、私は米国の「欧州の冷戦は終わらせてもアジアの冷戦は終わらせない」という従来の戦略が変わる可能性があると思っている。

 それは日米同盟に依存してきた戦後日本の生き方を変える話になり、これほど重大な変化が訪れる時には、あらゆる可能性を俎上に載せて根本から議論を行うのが国家の仕事である。ところが現状の日本は重要問題を米国任せにし、ただ流れに身を委ねようとしているようにしか見えない。

 それは私に第二次大戦後の重要な節目を自分の問題と捉えず、米国任せにしてきた過去の姿を思い出させる。旧ソ連が崩壊した時に米国の議会やシンクタンク情報を日本の政党、官庁、企業などに販売していた私は、米国が真剣な議論を行っているのに日本では何の議論も起こらないのが不思議だった。

 第二次大戦の敗戦は「無条件降伏」だから敗戦後の日本が戦勝国の決めたままに生きるしかなかったのは理解できる。しかしソ連崩壊時の日本は自らの生き方を決められる経済大国である。ところが日本は何も自分では考えずに米国の言うままになった。それが私には「二度目の敗戦」に思えた。そして今、再び世界の構造変化が起ころうとする時に「三度目の敗戦」を迎える予感がする。

 一度目の敗戦で戦勝国である米国は天皇制を残す代わりに日本を非武装国家にし、丸腰の日本を防衛するため沖縄を米軍の軍事拠点にした。古関彰一、豊下楢彦著『沖縄 憲法なき戦後』(みすず書房)によれば「象徴天皇制」と「戦争放棄」と「沖縄要塞化」は米国の戦後対日政策の三本柱でそれらは互いに密接に関連している。

 しかし朝鮮戦争が勃発して東西冷戦が本格化すると、米国は一転して日本に再軍備を求め、吉田茂はこれを拒否して代わりに米軍の兵站を担うことにした。追放されていた軍需産業経営者が復活し、工業国家としてスタートした日本はベトナム戦争で飛躍的に成長した。

 成長のカギは日本政治が三本柱の一つである「戦争放棄」をうまく利用したことにある。自社なれ合いの「55年体制」は、表で対立しているように見せながら裏では護憲勢力を一定程度に維持することで米国の再軍備要求と軍事負担の増大を抑え、経済に全力を注いで米国経済を圧倒するまでになった。

 東西冷戦はそのからくりに有利に作用した。社会党政権が誕生しては困ると考える米国を「牽制」するのに護憲運動は効果を発揮した。米国は自民党政権に軍事的要求を飲ませるのに苦労する。ところが冷戦が終わるとこのからくりは続けられない。冷戦の終結は否応なく日本に「55年体制」に代わる政治構図を求めていた。

 ソ連崩壊は米国を「唯一の超大国」にし米国は新たな戦略を策定する。ソ連に代わる敵は米国経済を侵食する日本と断定され、軍事負担を抑えて成長した日本経済の力を削ぐため日本経済を米国と同じ土俵に乗せ、軍事的隷属化を押し進めることが必要と考えられた。

 日本に米国製兵器を買わせ、軍事負担を増大させ、自衛隊を米軍の肩代わりに使う。そのため欧州の冷戦は終わらせてもアジアの冷戦を終わらせてはならない。中国と北朝鮮を日本に脅威と思わせ、米国の軍事力にすがらなければ生きられない状況を作り出す。

 一時期クリントン大統領は朝鮮戦争を終わらせ「最後の冷戦体制を終わらせた伝説」を作ろうとした。『ジャパン・アズ・ナンバー・ワン』の著者エズラ・ボーゲルらが構想を練り、東西ドイツ統一を下敷きに必要費用を日本に出費させる案が検討された。

 しかし「アジアの冷戦を終わらせない」戦略をジョセフ・ナイやリチャード・アーミテージらが進言し、クリントンは朝鮮戦争を終わらせるのをやめ、中東和平に力を入れてイスラエルとパレスティナが共存する「オスロ合意」をまとめ自らのレガシー(遺産)とした。

 現在、トランプ大統領が「最後の冷戦体制を終わらせた大統領」になろうとし、一方でエルサレムをイスラエルの首都と認めたことでクリントンがまとめた「オスロ合意」は反故にされた。歴史の無常と言うべきか。

 クリントン外交は冷戦に勝利した米国の価値観を世界に広めることを第一義としたがトランプはそうではない。米国の目の前の利益を最優先に誰とでも取引をするのがトランプ流で、直近の外交はすべて秋の中間選挙と2年後の大統領選挙を睨んだ選挙目的が優先される。冷戦後の米国の戦略は無視である。

 ソ連崩壊時の米国は新時代への対応を真剣に議論した。それは冷戦体制を一から見直す根源的な議論だった。例えば対ソ諜報を担ったCIAはソ連が崩壊したのだから「廃止」が前提となり、冷戦に対応するため海外に展開された軍は全面的な見直しが求められた。また核拡散を巡る議論も集中的に行われ、それらの議論に米国は2~3年の時間をかけた。

 その結果、世界的な米軍再編が実行され、核拡散の危険がある中東や北朝鮮に目が向けられ、また「廃止」が前提のCIAはソ連崩壊で世界の先行きが不透明になることから逆に権限が強化された。

 当時は米国だけでなく世界各国も冷戦後の世界がどうなるかを探り自国の生き方を模索したと思うが、日本には冷戦後の世界を構想し、冷戦後の世界に備えようとする議論が全くなかった。

 宮沢総理は「日本も平和の配当を受けられる」とまるで楽観的な見通しを語り、ソ連を仮想敵として作られた日米安保条約を見直すことも、ソ連軍の侵攻を想定した自衛隊の配備も、ソ連と中国に対抗する戦略上の「要石」とされた沖縄についても何も議論されなかった。

 それだけでなく米国議会が日本経済を分析し弱点を探ろうとした上下両院合同経済委員会の議事録を外務省や通産省に見せても、米国を抜いて世界一の債権国となった慢心のためか、危機感を持って議論する様子はなかった。日本にとって冷戦の崩壊は「対岸の火事」に過ぎないことを痛切に思い知らされた。

 当時はリクルート事件による「政治とカネ」の問題が国民の関心事で、「政治改革」が熱っぽく語られていたが、日本が米国からソ連に代わる敵と見られ、軍事的に隷属化されようとしている現実はほとんど無視されていた。

 私は冷戦構造を利用した日本政治のからくりが有効でなくなった以上「政治改革」には賛成だったが、それが米国の冷戦後の戦略と関連付けて認識されないことに不満だった。そして日本経済は米国主導のプラザ合意とルーブル合意でバブルとなり、それが破裂すると「失われた時代」が到来して、日本は米国の要求に次々に屈するようになる。

 「二度目の敗戦」は世界の構造変化に無自覚だったために生まれた。そして米国の「アジアの冷戦を終わらせない」戦略に乗せられた日本は、ひたすら中国と北朝鮮に対する敵視政策を強め、それが安倍政権の集団的自衛権の行使容認として実を結ぶ。

 ところがトランプ大統領の登場は米国の戦略を一変させた。トランプは「民主主義や基本的人権、法の支配」という「価値観外交」に全く関心がない。外交は米国の利益になるかどうかで判断し誰とでも交渉する。米国の忠実な僕として安倍総理が唱えた「価値観外交」はトランプによって吹き飛ばされた。

 北朝鮮が米国本土を射程に入れた核ミサイルを手にしたことがトランプに北朝鮮との交渉を決断させた。「国際社会の圧力の結果」と言うのは外交上のレトリックに過ぎない。トランプの北朝鮮外交は米国の安全が第一、次にそこからどれだけ経済的利益を引き出せるかに重点が置かれている。

 北朝鮮の豊富な地下資源と勤勉な労働力は投資の対象として魅力的だが、同時にトランプは兵器ビジネスに異常に肩入れする大統領である。北朝鮮の脅威を一定程度は残す方が米国に利益だと考える可能性がある。

 米国民には「完全な非核化」と説明でき、一方で日本と韓国に対する兵器ビジネスに支障にならない程度の脅威は残す。トランプの米国がその方向を向いた時に日本はどうするか。それに備える議論をしておかなければならない。

 冷戦期の日本は冷戦構造を巧妙に利用して経済的利益を吸い上げた。ところが冷戦が終わった時に世界の構造変化に無自覚で、米国主導の「アジアの冷戦を終わらせない側」に立って冷戦中に貯め込んだ金を米国に吸い上げられた。

 その構造が激変しようとしている時、日本国内の議論はトランプ出現以前の米国の戦略に引きずられたままである。米国民がトランプを大統領に押し上げたのは、「民主主義や基本的人権、法の支配」を掲げて世界を支配しようとした負担があまりにも大きいことに国民が気づいたからだ。トランプ現象は一過性ではなくこれからも続く可能性がある。

 ドイツのメルケルはトランプが登場したことで「欧州は米国に頼らずに自立すべき」と説いた。しかし日本の政治はトランプが登場しアジアの冷戦が終わろうとしても、トランプ以前とトランプ以降に関わりなく終始米国依存から脱却しようと考えない。奴隷の思想が蔓延しているのである。

 米国、中国、韓国は北朝鮮を国際経済の中に取り込み、そこから利益を得る目的で「非核化」を進め、そこにアジアの未来を構想しているように見える。ロシアも立ち遅れないよう準備を進めているようだ。それに応えるべく金正恩は「経済強国」をスローガンにした。

 しかし日本にはアジアに「尖閣問題」、「竹島問題」、「拉致問題」、「慰安婦問題」など解決しなければならない問題が多く、それらに足を取られてアジアの未来を構想するところまで至っていないように思う。

 それらの問題を独自に解決する知恵と力を持つことが日本政治に求められるが、米国任せの安倍政権にはその知恵と力がない。その現状を見ると日本が「三度目の敗戦」を迎える予感から抜けられない。27年前のソ連崩壊時を思い出して私の憂鬱は晴れないのである。
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I am not Abe.   安倍首相、友人“ら”に含まれ加計氏と面会19回  「首相動静」に登場しないところで5回も

2018-05-24 | 日記


  




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 05/24(木)

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トランプ大統領が求める「相互主義」  【週刊 金曜日】
、同志社大学大学院教授 経済学者 浜矩子氏

 日米首脳会談が開かれた。こう書いてみてつくづく思う。この2人ほど、「首脳」という言葉の字面に合わない人物たちはいない。

 この2人に共通するものは何か。それは、愛僕主義だと筆者は思う。僕ちゃん、僕ちゃん、僕ちゃんのことが一番大事。この種の人々が2人でゴルフをしても、そこから生産的なものは何も出てこない。

 はたして、今回の僕僕会談から何も生産的なものは出てこなかった。だが、およそ生産的でないものは、一つころがり出てきた。それは、相互主義という概念だ。

 相互主義を英語でいえば、「レシプロシティ(reciprocity)」である。交渉用語だ。特に通商交渉に関わって使われる。相互主義は、自分が相手より絶対に損をしないことを原則とする姿勢を指す。

 レシプロシティを英和辞典で引くと、「相互主義、互恵主義」という説明が最初に出てくる。この解釈には大きな問題がある。そう筆者は確信している。なぜなら、「互恵」はお互いに恩恵を施し合うことを意味する。だが、「相互」は、必ずしも恩恵の共有を前提としてはいない。あくまでも、相手より損をしないことを目指すのが相互主義だ。そこに双方向的な恩恵が伴うかどうかは、相互性の判定基準にはならない。

 相互主義に基づく通商関係においては、相手が自分に不利益をもたらしたと思えば、自分もそれと同等の不利益を相手に及ぼしていいということになる。そこに、互恵性が入り込む余地はない。だから、相互主義は容易に報復主義に転化する。

 1930年代を通じては、国々が相互主義の名の下に保護貿易の応酬を繰り広げた。そのことを通じて、第2次世界大戦への扉を押し開けた。このことへの反省があるからこそ、WTO(世界貿易機関)は、今日の国際通商関係に言及する時、必ず「相互的で互恵的」という表現を使う。相互主義の独り歩きを回避しているのである。

 ところが、トランプ大統領は、平気で相互主義を声高に主張する。彼が貿易に言及する時、そこには、必ずといっていいほど、相互主義が登場する。貿易は「フェアでレシプローカルでなければならない」。これがトランプさんお気に入りの言い方だ。これほど露骨にレシプローカルを連発するアメリカ大統領は、戦後においていなかったのではないかと思う。

 戦後の良識ある「首脳」たちは、相互主義を前面に出すことを意識的に避けてきたと考えていいだろう。2回の世界戦争を引き起こしてしまった人類は、平和のための通商エチケットとして、相互主義を封印したのである。

 だがトランプ大統領は、今回の会談で日本にも相互主義を求めた。相互性の確保に向けて、2国間FTA(自由貿易協定)の締結を求めてきた。これに対して、安倍首相は「通商関係は多国間で」という立場を貫いた。メディア報道ではそういうことになっている。

 だが、首脳会談の映像をみた限りでは、決して相互主義を明確に否定してはいない。そもそも、相互と互恵の区別がついていないかもしれない。愛僕者にとって相互と互恵の違いは解り難いだろう。これから先が実に思いやられる。

(はま のりこ・エコノミスト。2018年4月27日号)
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 アベ僕ちゃんにはレシプロシティなんか理解できないだろうし後ろについているはずの外務省の役人はアメリカべったりだからあえてアベ首相にわかっていても進言しないのだろう。
 


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麻生了解は次への布石か  【日刊スポーツ】

 ★23日、財務省が唐突に森友学園への国有地売却での学園側との交渉記録と、改ざん前の決裁文書を衆院予算委の理事懇談会に提出してきた。前国税庁長官・佐川宣寿が記録は「廃棄した」と繰り返し答弁していた代物だ。しかしながら理財局次長・富山一成は「深くおわびします」と陳謝した。これで虚偽答弁が問われるのは必至だし、当時の佐川の立場は政府高官。政府答弁になりこれでは国会と国民をだまし続けたことになる。

 ★交渉記録を読み込むと、14年4月、森友学園との契約は難しいとの判断を下していた近畿財務局や財務省の動きが劇的に変化するタイミングがある。4月28日。「4月25日、安倍昭恵総理夫人を現地に案内し、夫人から『いい土地ですから、前に進めてください』とのお言葉をいただいた」との説明を受ける。15年11月10、12日の「応接メモ」には総理夫人付・谷査恵子から「優遇を受けられないかと総理夫人から照会があり」との記述がある。十分首相が言う「関与」の証拠が出てきたことになる。財務省としては、この一連の首相夫人の関与を隠すために文書を改ざんし続けてきたのだから、やっと一息ついたということなのだろうか。

 ★では会期末を3週間後に控えたこの時期、財務省はなぜこんな重大なメモを出してきたのか。政界関係者が言う。「ひとつは参院が与野党一致で国政調査権を行使し、愛媛県から新文書を提出させたことにあるだろう。参院の動きは国権の最高機関である国会が正常に機能したという査証になる」。そしてこの資料が表に出たのは副総理兼財務相・麻生太郎の了解が必要ということだ。自民党ベテラン議員が言う。「麻生がこの内閣の断末魔と見たのか、次への布石のために了解したのか。その結果はそう遠くない時期にわかるのではないか」。同日、森友学園前理事長・籠池夫妻の保釈も認められた。
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 麻生がアベ政権を見限った、と言う事なのか。
 


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安倍首相、友人“ら”に含まれ加計氏と面会19回  【日刊スポーツ】

 安倍首相は23日の衆院厚生労働委員会で、12年12月の第2次政権発足意向、加計学園の加計孝太郎理事長と計19回、面会していたことを明かした。加計氏は、第2次政権以降の「首相動静」に14回名前が登場するが、首相は「相手が複数なら『友人ら』ということになり『ら』に含まれていることもある」と述べた上で写真などで確認したところ「首相動静」に登場しないところで5回、フェイスブックなどで同席を確認したという。

 一方で、首相は学園の獣医学部新設計画に関し、理事長側に相談を受け「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と答えたと、「新・愛媛文書」に記載された15年2月25日の面会については、あらためて否定した。ただ、この時電話で会話した可能性については「電話で話したかどうかは何とも言いようがない」と述べ、詳細な言及は避けた。
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 「『首相動静』に登場しないところで5回、フェイスブックなどで同席を確認」、だから新聞記者が知らない面会はこれ以外ないとは言えない、もちろん官邸の出入りでもわからないようにしたかも知れないし言っているように電話での会談であるかもしれない。
 


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「公文書」次々公開 安倍政権を追い詰める中村知事の狙い  【日刊ゲンダイ】

 次々に「公文書」を公開し、安倍政権を窮地に追い詰めている愛媛県の中村時広知事(58)。

 最初に「公文書」を認めたのは4月10日だ。首相官邸で行われた県職員と柳瀬唯夫首相秘書官との面会を記録した「備忘録」だった。この「備忘録」を機に、安倍政権は柳瀬元秘書官の参考人招致に応じざるを得なくなっている。

 参考人招致が行われても、柳瀬元秘書官が県職員との面会を認めないと、すかさず翌日、柳瀬元秘書官の名刺を公開。さらに5月21日、新たな「面会記録」を国会に提出した。こちらの「面会記録」は、安倍首相が国会で虚偽答弁をしていたことを証明するメガトン級の公文書である。

 驚くのは、まるで「加計事件」が沈静化しないように、絶妙のタイミングで公文書を公開していることだ。そのたびに、安倍政権はピンチに陥り、苦しい釈明に追われている。

 なぜ、中村知事は次々に公文書を公開し、安倍政権を追い詰めているのか。なんと「原因は塩崎さんじゃないか」との声が上がっている。

 中村知事が安倍首相の“お友達”である塩崎恭久前厚労相(67)と“犬猿の仲”なのは有名な話。「坊主憎ければじゃないが、塩崎さんの親友である安倍さんのことも嫌いなのだろう」(愛媛県政関係者)というのだ。

 「中村時広VS塩崎恭久」のバトルがはじまったのは、いまから25年前の1993年。2人とも、まだ中選挙区時代の愛媛1区から出馬して戦っている。中村知事が松山市長や愛媛県知事に転身した後も、2人は和解せず、対立をヒートアップ。2009年と12年の衆院選の時、中村知事は、塩崎氏の対立陣営を全面支援している。09年の時は、南海放送の人気アナウンサーだった永江孝子氏が出馬できるように、わざわざ南海放送の社長に頭を下げに行っているほどだ。

 塩崎氏の方も、中村知事が初めて知事選に出馬した10年知事選では対立陣営を応援し、14年知事選では自民党の愛媛県連が中村知事に“再出馬要請”をする意向を固めたのに反対して潰している。

 もはや、2人が歩み寄るのは不可能な状況である。中村知事は、安倍政権を追い詰める材料をまだまだ持っているとみられている。はやく第4弾を撃つべきだ。
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 いいじゃない、塩崎対中村、中村知事の方が優勢だ、官庁は必死で公安の資料や公安を使って中村知事の周辺をかぎまくっているんだろう、新潟知事の様に潰す(日大の様に)ために。
 

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どの口が言う…河野外相が報道に難クセ「何かあると拉致」  【日刊ゲンダイ】

 つくづく、いい加減な男だ。米国務長官と会談するためワシントンを訪問予定の河野太郎外相のことである。21日、G20外相会合に出席するため訪問していたアルゼンチンで、メディアに不満をブチまけたのだ。

 河野外相は、「残念ながら、何かあるとすぐ『北朝鮮』、何かあると『拉致問題』(とメディアが書く)。大事かもしれないが、それ以外の部分がある」と説教を垂れたのである。自分のスピーチについて「『北朝鮮へ圧力維持を』 河野外相、中南米向け演説」と見出しをつけた共同通信の記事を問題視したのだ。

 しかし、記事にどんな見出しをつけるかは、メディア側の勝手、編集権だ。それに、河野外相はスピーチで「対北朝鮮制裁を緩和するタイミングを間違ってはならない」と発言している。共同通信の記事のタイトルはおかしくない。

 そもそも、北朝鮮の脅威をあおって、核・ミサイルや拉致の問題を積極的に取り上げてきたのは安倍政権である。よくぞ「なにかあると『北朝鮮』」などと口にできたものだ。

 「河野さんはかつて“与党内野党”と目されたひとりで、自民党にあって国民の感覚に近いまともな議員でした。しかし、外相のポストをあてがわれたことでモノを言えなくなったのでしょう。今は、核廃絶や脱原発といった姿勢に期待した国民に対して、イメージを下げているようにみえます」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)

 外相就任前には外務省を「害務省」と批判し、在外公館の人員削減を訴えていたのにもかかわらず、外相になった途端、「これからは人を増やす」と主張を百八十度転換。外相専用機までおねだりする始末だ。

 報道批判をする前に、少しは自分の発言を省みたらどうか。
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 さすがアベ政権の閣僚、今まで自分の言っていた事なんかすっかりと忘れたのかアベ首相にべったり、これほど信用のできない奴はいない(アベはもっと信用できないが)。
 
 

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加計問題で喚問必至  官邸が練るトカゲの尻尾切りシナリオ  【日刊ゲンダイ】

 加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県が国会に提出した超ド級の新公文書が安倍政権に激震を走らせている。

 学園関係者から県への報告内容が記された2015年3月作成の公文書には、〈2/25に理事長が首相と面談(15分程度)〉〈首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね。」とのコメントあり〉などと記載されている。安倍首相が新設計画を知ったのは「2017年1月20日」とする国会答弁を覆す決定的な内容だ。

 釈明に追われた安倍首相は22日、「2月25日に加計氏とお会いしたことはございません」と強弁。加計学園も「理事長が2015年2月に総理とお会いしたことはございません」とコメントを出した。

 確かに首相動静には2人の面会は書かれていない。しかし、首相動静で報じられず、マスコミの目をくぐって首相と面会する方法はある。早大大学院教授の片山善博氏が22日の「ひるおび!」(TBS系)で、鳥取県知事や総務相時代に官邸で首相と密会した体験談をこう明かしていた。

 「(番記者から)〈片山さん、どこに行くんですか〉と聞かれて〈官房長官のところへ行きます〉と言って、官房長官のところへ行って、裏口から総理の執務室に入ることもありました」

 12年に野田前首相と自民の谷垣総裁が都内のホテルで密談していたと報じられたこともある。元特捜検事の郷原信郎弁護士はこう言う。

 「4月に明らかになった愛媛県文書は極めて信憑性が高く、新文書はそれを補完する内容だと思いますが、安倍首相の発言とされる〈獣医大学いいね〉には疑問の余地もあります。安倍首相→加計理事長→加計学園関係者→愛媛県職員というルートをたどった伝聞の伝聞だからです。愛媛県に対して加計学園側が話を膨らませた可能性がないとは言えないでしょう」

 そこに目を付けたのか、学園関係者が話を脚色して愛媛県に伝えた――という落としどころで幕引きする官邸シナリオが流れている。学園関係者に「愛媛県職員に虚偽の説明をしてしまった」と謝罪会見させる筋立てである。

 そうなれば、安倍首相も加計氏もウソをとがめられず、愛媛県のメンツも立つ。しかし、その場合はウソをつくような教育機関に学部新設を認めたというそしりは免れない。政治評論家の野上忠興氏は言う。

 「安倍首相は膿を出し切ると繰り返しているのですから、疑惑の中心にいる加計氏や柳瀬元首相秘書官の証人喚問を受け入れ、白黒つけるべきです」

 誰がウソをついているのか。いい加減、国会でハッキリさせる時だ。
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 そう言う手があるか、どこまでも悪辣だな、今の段階で加計の電話記録を調べるのは無理か、公安はすでに動いているかも、しかし上から止められているだろう。
 そうなるとそんな悪質な学園に対し獣医学部の新設を認めてしまった、言ったことが嘘だったんだから獣医学部の取り消しができるんだろうか。


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改憲危機に6万人が東京・有明に集結 「9条改憲NO!」  【週刊 金曜日】

 「9条改憲NO!平和といのちと人権を!5・3憲法集会」(同実行委主催)が5月3日に有明防災公園(東京都江東区)で開かれ、主催者発表で6万人が参加した。

 「私が闘うのは安倍政権みたいなちっぽけなものじゃない」とスピーチしたのは、漫才コンビのおしどりマコ・ケンさん。「すべての命や権利が踏みにじられないように闘いたい。私たちが自由を獲得する努力をさぼったために憲法がないがしろにされているのでは。憲法の言葉を、私たちが生活の中で大切にすることが憲法を守る。歯磨きをするように社会を変えよう」(おしどりマコさん)と訴えた。

 NAJAT(武器輸出反対ネットワーク)の杉原浩司代表は「三菱電機の防空レーダーが入札を経てタイに輸出される可能性がある」として、同社製品の不買運動を提案。都内でホームレス支援活動を行なうNGO「TENOHASI」の六郷伸司代表は「日本国憲法は国民の生存権を保障するが、政府はそのための制度設計をしているのか。今年10月から生活保護費を5%減額して、文化的な生活が保障できるのか」と問いかけた。

 4歳の子どもを連れて参加した都内在住の40代夫妻は「今の憲法を守りたい。平和主義もだが、(自民党改憲案は)個人の尊重が削られて不安だ。国を縛るはずの憲法が、改憲で個人を縛るものに変質するのでは。しかも『家族で頑張れ』となれば、その分だけ福祉も切り詰められる」と話した。

 会場には、イラストレーターら18人が協力してデザインした「日本国憲法前文」の横断幕も登場。ステージで発表された「プラカードコンクール」優秀作品で、イエスと弟子をアベ政治関係者に置き換えた「最後の晩餐」が会場の笑いを誘っていた。

 釣り竿にヤマメのイラストをぶら下げて参加したのは、渓流釣りの愛好者約100人で作る「渓流9条の会」。会員の須山敦行さんは「平和でなければ自然を楽しむこともできない。安倍政権は原発再稼働を進めるが、原発の電力を背景に進むリニア鉄道計画で、南アルプスの自然環境が脅かされている」と話した。
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 まさに憲法改悪反対、リニア新幹線いらない、原発要らないだ、リニアを走らせるために原発が必要なんて話にならないし、個人の権利を制限しようとする憲法改悪もいらない。


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大谷、土壇場同点打「食らいついたもの勝ち」  【日刊スポーツ】

<ブルージェイズ4-5エンゼルス>◇23日(日本時間24日)◇ロジャースセンター

  エンゼルス大谷翔平投手(23)が、土壇場の9回に同点適時打を放ち、チームの逆転勝利に貢献した。

 2点を追う9回1死満塁から、クリッパードのチェンジアップを中前に運び、2点適時打。「再三のチャンスを僕がつぶしたので、なんとか良い結果になってくれて良かった。こういう展開で勝ちを決められるというのは、チーム全体として力がないとできないと思うので、自信にしていく、いい勝ちかなと思います」と、満足感を口にした。

 1ボールからの外角チェンジアップにバットを折られながらも中前に打球を落とした。一塁ベース上では何度もガッツボーズ。「あの場面とか、ああいうヒットは技術どうのこうのではなくて、食らいついたもの勝ちというか、飛んだところも良かったですし、いい打球になってくれたというのは、まだこっちに運があったのかなと思います」と、貴重な逆転勝利の喜びをかみしめた。

 その後、1死一、三塁から一塁走者として、次打者シモンズの初球に二盗を決めた。相手守備陣が前進守備だったため、楽々とメジャー初盗塁に成功。さらにシモンズの中前打で2点勝ち越し、大谷の12打席ぶりの安打が、チームの逆転勝利につながった。

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 オールスタ戦ファン投票にノミネートされた、あとはファン投票数によって出場が決まる。
 






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昨日の神戸
 最低気温  18.4度(23:07) 前日差+1.6度)
 最高気温  21.1度(15:01) 前日差-6.5度)

  今朝の神戸最低気温  17.1度 (05:07)  5月下旬並み 平年より9.1度高い  
   、

今日の神戸の
   日の出     4時51分 (昨日 4時51分)
   日の入り   19時02分 (昨日19時01分)

       日の出は昨日と同じ、日の入りは昨日より一分遅い


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間11分。

       

 四国沖の低気圧は東へ進み東北沖の太平洋に移動、中国方面から高気圧が東シナ海に入り西日本を覆う。
 沖縄は晴れ時々曇り、九州から北海道まで晴れ。
     
          
 明日の朝、ロシア沿岸州の低気圧が東進し北海道の北に、九州南部、関東沖太平洋の二つの高気圧が日本を覆う。
 沖縄は晴れ、九州から北海道まで晴れ。
     
     
     
     
 今朝は晴れ、山はすっきり、気温は上がったが湿度が低いので爽やか、一年中こんな感じだといいが、黄砂の来襲が言われていたがその傾向は見えず。
 今日の神戸の最高気温は  26.0度、昨日より 4.9度高く 平年より 2.0度高かった、今日の最高気温は6月上旬並みだった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 15.7度、昼の最高気温は  28.4度、夜の最低気温は  18.6度の予報。







有権者に危機の自覚なし 安倍支持率上昇の異様な世相

2018-05-24 | いろいろ

より

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有権者に危機の自覚なし 安倍支持率上昇の異様な世相

 ルールやモラルも無視し、どんな汚い手を使ってでも、勝ち逃げできればいい――。いつから日本は、こんなハシタナイ国になってしまったのか。

 日大アメフト部の内田正人監督が、悪質タックル問題の発生から2週間でようやく辞任。問題発覚当初は、「選手に指示はしていない」と居直っていた。自らの関与を否定し、“実行犯”に責任を押し付ける構図は、安倍政権とまったく同じだ。

 「これまでの国会審議を通じて、柳瀬元秘書官のみならず、前川前次官も含め、誰一人として私から国家戦略特区における獣医学部新設について、指示を受けた人はいないわけであります」

 加計学園問題に関して、幾度となく耳にしてきた安倍首相の国会答弁フォーマットである。これまでの経緯を見れば、誰もが国家戦略特区を利用した獣医学部新設は「加計ありき」の疑念を抱く。柳瀬元秘書官の参考人招致を経ても、世論調査では大多数の国民が「疑惑は晴れていない」と答えている。安倍が「腹心の友」のために便宜をはかり、行政を歪めた疑念は深まる一方だ。

 それでも、自分が指示をした証拠が出てこなければ問題ないと、シラを切り続けてきたのが安倍なのだ。

 21日、愛媛県が新たな資料を国会に提出した。加計学園の加計孝太郎理事長が、15年2月に安倍と面会して、今治市に設置予定の獣医学部について説明したという記述がある。加計の獣医学部新設を「17年1月20日に初めて知った」という安倍の国会答弁を真っ向から覆す重大資料だ。これでもまだ「記憶にない」と、愛媛県作成の文書を怪文書扱いするのだろうか。

■ 国民がモリカケに飽きるのを待つ

 「安倍政権は1年以上、のらりくらりと問題を長引かせて、国民がモリカケ問題に飽きるのを待ち、『モリカケよりも国会で審議すべき重要な問題がある』と世論を誘導してきた。保身のために北朝鮮の危険もあおる。モリカケでにっちもさっちもいかなくなると、国難と騒いで国政選挙をやり、勝てば自身の疑惑はリセット。選挙に勝てば、やりたい放題することを分かっていながら、こういう姑息な手口を国民が容認してしまっている。これだけ疑惑まみれの政権には有権者も呆れているはずなのに、このところ、内閣支持率が微増しているのが、いい例です」(政治学者の五十嵐仁氏)

 読売新聞が18~20日に実施した世論調査によると、安倍内閣の支持率は前回の4月調査から3ポイント上昇して42%。19、20日の朝日新聞の調査でも、支持率は36%と前回調査から5ポイントもアップした。他社の世論調査でも、同様の傾向が見られる。

 モリカケ、イラク日報、セクハラ、公文書偽造と問題続きで、めぼしい成果もなく、激動の世界情勢からは「蚊帳の外」。内政も外交も完全に行き詰まっているデタラメ政権が、のうのうと生き永らえていられるのは、ひとえに支持率のおかげだ。退陣水域の3割の壁はなかなか破られない。それどころか、また上昇傾向にある。

 この国の有権者は、憲政史上に例を見ない安倍政権の不祥事も不正も許すというのか。政府・与党は「支持率下落は底を打った」と安堵していて、終盤国会は対決法案の強行採決も辞さない強気の構えだ。過労死や過労自殺を助長しかねない「働き方改革関連法案」も、週内に衆院で強行採決する方針を崩していない。


歴史冒涜の文書改ざんでも退場にならない刹那の世相

 「有権者の中には、モリカケにうんざりで“蕎麦は食べ飽きた”という人もいるかもしれない。しかし、安倍政権が財界の要望を受けてゴリ押しする働き方改革は、すべての働く人にとって切実な問題です。労働の価値は毀損され、正当な対価を得られないばかりか、命まで脅かされることになりかねない。安倍政権の働き方改革は、過労死が蔓延する労働環境を改善するようなフリをして、薬の代わりに毒を盛るようなシロモノだからです。

 財界と政権が結託し、目先の利益のために、労働力を非正規化して、過労死するまでコキ使おうとしている。“大企業栄えて民が滅ぶ”ような国に未来はありません。1%の支配層のための政治をしている政権をいまだ支持している30%以上の有権者には、破滅の自覚もないのでしょうか」(五十嵐仁氏=前出)

 いま、国民の目の前で信じられない出来事が起きている。首相が国会で平然と嘘をつく。国権の最高機関である立法府を行政府が謀り、首相に忖度して偽の文書や偽造データを出してくる。国会議員は国民の代表だ。国会が軽んじられるのは、国民主権がないがしろにされていることと同義である。司法も首相の意向をくみ、三権分立は機能不全に陥っている。

 首相夫妻とお仲間を守るために、官僚は嘘をつき、記憶喪失になり、公文書も改ざんされた。公文書は近代国家の基本だ。公文書の積み重ねが国家の歴史と言っていい。それが改ざんされ、自殺者まで出たのだ。それでも民衆は怒り狂うことなく、保身のために歴史を冒涜した政権が退場にならない。それどころか、自分たちの悪事は棚に上げて、働く人の権利を巧妙に奪おうと画策している。こんな政権を漫然と支持しているのでは、奴隷と変わらない。

■ 「惨めな自分の姿としての安倍政権に支持を与えている」

 「永続敗戦論」で注目を浴びた政治学者の白井聡氏が、新著「国体論 菊と星条旗」で、戦前の「国体」の歴史が、戦後に反復するさまを描き出している。「戦後の国体」も、形成期、安定期を経た今、再び「破滅の道を歩んでいる」と指摘する。決定的に日本社会を壊したのは安倍だが、いまの日本社会は戦前の狂乱を彷彿とさせる。白井聡氏は著書でこう書いている。

 <安倍政権は、夜郎自大の右翼イデオロギーと縁故主義による醜態をさらし続けたが、それが長期政権化した事実に鑑みれば、原因を「一部のおかしな人たち」に帰することは到底できない。世論調査によれば、安倍政権支持者の最多の支持理由は「他に適任者が思い当たらないから」というものであるらしいが、言い得て妙である。現在の標準的な日本人は、コンプレックスとレイシズムにまみれた「家畜人ヤプー」(沼正三)という戦後日本人のアイデンティティをもはや維持することができそうにないことをうっすら予感しつつも、それに代わるアイデンティティが「思い当たらない」ために、鏡に映った惨めな自分の姿としての安倍政権に消極的な支持を与えている>

 日本人は、度を越した悪政に対して、考えることすら面倒になっているのか。「カネ儲けできればモラルも無視」を歓迎なのか。思考停止に陥り、政権の悪事は見逃して、他国を蔑むヘイトや芸能人の不倫叩きで留飲を下げ、ネット炎上のカタルシスに酔う異様な世相。トップが腐れば下まで……の論理で、国民は善悪の区別もつかなくなり、変革の意思もなくした奴隷根性だけがはびこっているのか。

 「民衆の無気力が独裁者を支えるというのは古典的なテーマですが、いま、日本は深刻な危機にある。正義が成り立たない政治でいいわけがありません。国家の根幹が揺らいでいるのです。公文書改ざんが断罪されないなんて、日本は先進国でなくなってもいいのか。安倍政権が生き残れば、悪徳の栄えを許すことになる。モリカケ問題をはじめとして、安倍政権の疑惑と不正を解明することの方が、働き方改革などより格段に重要です」(政治評論家・森田実氏)

 その通りだが、強欲資本主義に侵されたこの国では、「今さえよければ」の刹那的な気分が安倍を支えている。21日、平均株価は約3カ月半ぶりに2万3000円台を回復したが、それも支持率回復が安倍3選の追い風になったからだろう。こうやって、国民は自分の未来を国家に委ね、自由も権利も失っていく。自分に何のメリットもないのに安倍政権の悪行を許す一般国民は「肉屋を支持するブタ」そのものなのだ。
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I am not Abe.   愛媛文書で大ウソ確定  アベ首相は獣医学部計画を知っていた

2018-05-23 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 05/23(水)

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新証拠で大ウソ確定 安倍首相は獣医学部計画を知っていた  【日刊ゲンダイ】

 「首相案件」はもはや揺るぎようがない。メガトン級の決定的証拠が出てきた。加計学園問題をめぐり、中村時広愛媛県知事が21日、安倍首相が3年前に加計孝太郎理事長と面会した際、獣医学部新設についてやりとりしたことを示す新たな公文書を国会に提出したのだ。

 内容はまさに驚天動地。加計獣医学部計画について「知ったのは2017年1月20日」という安倍首相の国会答弁がウソ八百だったのは明々白々だ。

 愛媛県が国会に提出した27ページにわたる公文書を日刊ゲンダイも入手。文書には、加計学園から県への報告内容が記されている。

 15年3月の報告書には、同月3日、学園からの報告として〈2/25に理事長が首相と面談(15分程度)〉とあり、加計理事長が獣医学部について安倍首相に説明したと書いてある。安倍首相の主張する計画を知った時期より2年も前に、直接、加計理事長から計画を聞いていたのである。そのうえ、〈首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね。」とのコメントあり〉と、安倍首相が前向きなリアクションを示したことまで明記されていた。

 その続きには〈柳瀬首相秘書官から、改めて資料を提出するよう指示があった〉とも書かれていた。柳瀬唯夫元首相秘書官は10日の予算委参考人質疑で、15年4月2日に学園関係者と面会したことを認め、「アポイントがあればなるべく会うようにしていた」などと取り繕っていたが、自ら積極的に学園側に資料を出すよう求めていたのだ。

 一方、加計側も獣医学部新設に向け、相当焦っていたらしい。当時、新潟市が獣医学部新設に積極的だったことや、〈下村博文文科大臣が一歩引いたスタンス〉であることを不安視し、愛媛県にも官邸へ働きかけることを要請している。とりわけ、当時の認可権者である下村文科相が学部新設に後ろ向きな姿勢を示していることに危機感をにじませていたようだ。

 そこで焦った加計は、内閣府との面会アポも積極的に取り付けていた。15年3月の〈獣医師養成系大学の設置に係る内閣府及び首相秘書官訪問について〉と題された報告書には、〈学園から内閣府の藤原次長との相談日程が4月2日11時30分に調整できた〉〈学園としては柳瀬首相秘書官に4月2日午後3時から説明したい〉と記されていたのだ。

■「贈収賄」疑惑に発展も

 この愛媛県の公文書を読む限り、柳瀬氏がウソをつき続けていたのは、安倍首相の虚偽答弁を取り繕うことだけが目的ではなかったのだろう。国家戦略特区諮問会議の議長である安倍首相に“利害関係者”である加計理事長が飲食代やゴルフ代を供応した疑いまで浮上し、ヘタをすれば安倍首相が「贈収賄」に問われる可能性があるからだ。

 首相動静によると、第2次安倍政権発足の翌13年以降、安倍首相はたびたび加計理事長と会食。15年2月25日の「いいね」以前に4回、都内高級店で一緒に飯を食い、以降も計7回会食している。ゴルフは計4回だ。安倍首相は会食費やゴルフ代について「先方が払うこともある」と答弁していて、加計獣医学部新設計画を知った上で「ゴチ」されていたのであれば大問題だ。

「今回明らかになった愛媛文書は、安倍首相が学園の構想を知っていたことを裏付ける内容です。仮に飲食代、ゴルフ代を払ってもらっていれば、安倍首相は職務権限者としての責任を問われることになる。贈収賄や受託収賄事件に発展する可能性も考えられます。愛媛県知事はもちろん、加計理事長以下、学園関係者も国会に招致し、真相を明らかにすべきです」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

 加計学園は、「理事長が15年2月に総理とお会いしたことはございません」とコメント。安倍首相も加計理事長との面会を否定した。では、愛媛県がこれだけの詳細な記録を“捏造”したというのか。加計理事長の証人喚問は必須だ。
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 愛媛県は文章を捏造する必要もないししても仕方がない。それこそ加計とアベが絶対に会っていない、会食していない証拠を当事者の加計、アベが出さなければいけないのではないか。
 アベ陣営(アベ、菅ら)は官邸の記録は無いから確認できないと言っているが、官邸でないところで会ったかもしれないし、会う事がまずいとわかっていれば記録を残さずに入館したのだろう、アベの車に乗って入るとか。
 


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日大の対応が政府や官僚の弁明とダブる  【日刊スポーツ】

 ★悪質なタックルは悪質な命令で行われた。それをしないことも出来たのに、自分はやってしまった。その責任は自分にあるとした日大アメフト部の学生は最近の国家公務員の謝罪などとは全く違い、真摯(しんし)なものだった。彼の会見での発言は、彼がまだ経験しない日本のサラリーマンや公務員たちに与えた衝撃は大きい。理不尽なことを要求されてそれを断る勇気は彼にはなかったが、世間の注目を浴び幾多のフラッシュをたかれた学生はメディアの質問にも丁寧に答えた。

 ★日大も守ってくれない。周りの大人に見捨てられた孤立無援の学生は、霞が関で正直に答えたばかりに孤立無援の戦いを続ける前文科事務次官・前川喜平をほうふつとさせる。正直な告白に「証拠はあるのか」「悪魔の証明はできない」「勝手にやったこと」「犯罪とは言えない」「全く問題ない」との反撃や答えに慣れてしまった国民には学生の行ったことは決して許されないものの、立派に謝罪した学生にむしろすがすがしさすら感じたのではないか。チームにはチームの理屈がある。まさに内部の論理の強さに対して社会では通用しない独自のルール。トップの尻拭いをこの学生がしていると感じたのは今の国会の状況と重なるからだ。

 ★アメフト部の監督、コーチは表に出てしっかり説明することなく、辞任で体裁を整えたつもりだろうが、代わりにテレビ中継で謝罪したのは学生1人だった。元首相秘書官や前国税庁長官のうんざりするような弁明と、日大中枢の対応がダブって見える。近畿財務局では関係者の死人が出ていても司直は動いてくれない。学生の謝罪に正義の居場所を見ながら、学校経営者・加計孝太郎がこの1年余りの騒動で1度も発言しないでいることを許していることを恥ずかしく感じる。今度は大人が答える番だろう。
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 日大の対応のまずさと言うか逃げ切ろうとした態度、それに対し真摯な姿勢で記者会見した学生、まさに記事にあるように政権の醜さを思い出させた、加計学園に入った学生さんも可哀想な事だ、日大より劣るからね。
 


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「チャンネル桜」が該当動画削除 「慰安婦」問題で名誉毀損  【週刊 金曜日】

 取材された韓国人教授が「事実を歪曲された」と抗議していた『週刊文春』の日本軍「慰安婦」問題に関する過去の記事をめぐり、その記事の執筆者であるフリージャーナリストの大高未貴氏による名誉毀損が裁判で一部認められ、大高氏の一方的な主張をYouTubeで配信していた保守系ネット放送「チャンネル桜」が該当動画をすべて削除したことがわかった。

 発端となったのは、「慰安婦『調査担当』韓国人教授が全面自供!」と題して『週刊文春』2014年4月10日号に掲載された大高氏執筆の記事。「韓国人教授」はソウル大学名誉教授の安秉直氏のことで、1990年代初めの韓国での「慰安婦」への聞き取り調査に参加した中心的な人物だ。記事には、安氏が「実質的な“調査失敗”」を認めたなどと書かれているが、安氏は「まったくの捏造」だとした。

 記事が掲載された『週刊文春』の発売後、安氏が文教大学教授の山下英愛氏に相談すると、山下氏は記事に対する安氏の反駁文を日本語に翻訳しツイッターに掲載した。だが、大高氏はこれを山下氏による捏造文であるかのように「チャンネル桜」配信の動画で批判を展開。山下氏はネット上で誹謗中傷にさらされることになった。

 このため、山下氏は名誉毀損だとして大高氏を相手取り、15年に東京地裁に提訴。一部名誉毀損が認められたが、大高氏が控訴し、控訴審が昨年から始まっていた。そして今年1月、その判決が出て、動画は、山下氏が反駁文を捏造したかのような印象を与えるなどとして、一部名誉毀損が認められた。ただ、「反日の民間団体に属していた」など山下氏の経歴についての偏った説明を垂れ流したことなどについては名誉毀損が認められなかった。近年、「反日」というレッテル張りが横行し、過去の戦争責任や歴史を歪める一要素となっていることは、戦後73年という時代の中で再考していく必要がある。

(渡部睦美・編集部、2018年5月11日号)
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 裁判に負けて名誉棄損の動画を削除、櫻井よしこももう落ち目だ。
 


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愛媛新文書「15年2月加計氏と面会」 首相否定 根拠示さず  【朝日新聞】

 安倍晋三首相は22日の衆院本会議で、2015年2月に加計学園の加計孝太郎理事長と面会し、獣医学部新設について話したとする愛媛県の文書記録について、「お会いしたことはない」と否定した。官邸への入邸記録は廃棄されており、確認できなかったとしているが、政府として面会を否定するだけの具体的な根拠は示せていない。

 愛媛県が21日に国会に提出した文書には、加計学園からの報告として、加計氏が15年2月25日に首相と15分程度面会して獣医学部設置を説明。首相が加計氏に「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたと記されている。

 これに対し、首相は22日朝、首相官邸に入った際に記者団の質問に答え、15年2月25日の面会を否定。さらに午後の国会答弁でも重ねて否定した上で、「入邸記録は使用目的終了後、遅滞なく廃棄する取り扱いとされており、加計理事長が官邸を来訪した記録は確認できなかった」と説明。また「加計理事長とは獣医学部の新設について話をしたことはない」とも強調した。

 菅義偉官房長官は22日の記者会見で、入邸記録とは別に首相の面会記録はないのかと問われ、「それはありません」と述べた「加計学園も2.日、「理事長が15年2‐月に総理とお会いしたことはございません」と面会を否定しており、政府・与党はこのまま面会を否定し続ける考えだ。

 しかし、入邸記録が廃棄され、確認できないというだけで、政府側からも加計学園側からも愛媛県の文書を否定するだけの具体的な根拠が示されているわけではない。自民党内からも「最初否定していて後で文書が出てきた今までのパターンから、総理が本当のことを言っているとは思えない」(村上誠一郎元行革相)などと公然と批判が出ており、問題は収まりそうにない。

愛媛知事「ありのままの報告」

 愛媛県の文書に記載されていた加計孝太郎理事長との面会を安倍晋三首相が否定したことについて、中村時広・県知事は22日、出張先の高知市で報道陣の取材に応じ、「それぞれの発言ですから、そうですかとしか申し上げられない」と話した。

 中村知事は提出文書について「何も改ざんする必要がない。ありのままの報告書類」と述べ、信頼性の高い記録だと説明。安倍首相が正直に答えていると思うかという質問には「わからない。国会で議論していただければいい」と答えた。

 学園側が面会を否定していることには、「(文書は)学園関係者の話としての備忘録。学園の関係者が、(当時)県にうそを言ったのかということは、可能性としてはある」と話した。当時の柳瀬唯夫。首相秘書官(現・経済産業審議官)が県職員との面会を認めないことには、「職員と会ったというのを、そんなに嫌がるのかが、わからない」と述べた。範囲を広げて関係文書の調査を続けている事も明らかにした。
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 何の証拠にもならない話で国民をだまし続けてきたアベ政権、公明党も同罪だよ、わかってる?公明党、創価学会の皆さん。
 

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与党、働き方法案採決提案 カジノ法案も審議入り  【朝日新聞】

 立憲民主党など野党は22日、安倍晋三首相が国会で加計学園問題に関し虚偽答弁を繰り返した疑いが強まったとして、関係者を国会招致して首相を追及していく方針を確認した。 一方、政府・与党は最重要法案と位置づける働き方改革関連法案やカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の今国会成立をめざし、審議を加速させる方針だ。

 立憲など野党5党と衆院会派「無所属の会」の幹事長、書記局長は22日、国会内で会談し、愛媛県の中村時広知事の参考人招致に加え、学園の加計孝太郎理事長と柳瀬唯夫・元首相秘書官の証人喚間を求めることで一致し、与党に要求した。

 与野党は28日に衆参両院の予算委員会で首相が出席する集中審議を行う方向で調整に入ったが、関係者の国会招致には与党が難色を示している。

 国民民主党の玉木雄一郎共同代表はヽ加計氏との面会を否定した首相の説明に「記録が残っていない以上、来なかったことの証明には全くなっていないので、極めて信憑性の乏しい発言だ」と記者団に語った。

 22日の衆院本会議では、米国を除く11カ国による環太平洋経済連携協定(TPPll)をめぐり、野党5党が提出したTPP担当の茂木敏充経済再生相に対する不信任決議案を自民党、公明党、日本維新の会などの反対多数で否決した。カジノ実施法案は審議入り。政府・与党はギャンブル依存症対策基本法案と合わせて6月20日の会期末までの成立を図る。

 働き方改革関連法案を審議している衆院厚生労働委員会は22日の理事会で、23日午後に首相が出席する質疑を行うことで合意。与党は23日に採決することを提案したが、折り合いがつかなかった。野党内では与党が採決を強行することへの警戒感が強まっている。
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 経済界におしりをたたかれている自民党、めちゃくちゃなままの高プロを何が何でも通そうとカジノも抱き込み審議を目指す。
 野党は何としても阻止しなければ労働者は強制奴隷法に潰される。






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昨日の神戸
 最低気温  16.8度(05:13) 前日差-0.4度)
 最高気温  27.6度(14:13) 前日差+0.1度)

  今朝の神戸最低気温  19.1度 (04:21)  6月上旬並み 平年より2.2度高い  
   、

今日の神戸の
   日の出     4時51分 (昨日 4時52分)
   日の入り   19時01分 (昨日19時00分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅い


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間10分。

       

 奄美列島付近にあった低気圧は東へ進んだが途中で消滅、東シナ海にあった低気圧が朝鮮半島の南を通り日本を横断し太平洋側の四国沖に、中国からの前線と東海上の前線が低気圧により一線になる、中国大陸の高気圧が東へ進んでいる、沖縄は晴れ時々曇り、九州は雨のち曇り、四国、中国から北陸、関東まで雨、東北は曇り夕方には雨、北海道は曇り時々晴れ夜には雨。
     
          
 明日の朝、四国沖の低気圧は東へ進み関東沖の太平洋に移動、中国方面から高気圧が東シナ海に入り西日本を覆う、沖縄は晴れ、九州、四国から近畿まで晴れ、東海、関東は朝は雨のち晴れ、北陸は雨のち晴れ、東北晴れや曇り、北海道は晴れ時々曇りの予報。
     
     
     
     
 今朝は曇り、山はすっきり、その後8時ごろから小雨に、気温は低め、気温は上がらず、雨もそう大したことは無いが降りしきる。
 今日の神戸の最高気温は  21.1度、昨日より 6.5度低く 平年より 2.8度低かった、今日の最高気温は4月下旬並みだった。
 明日は曇りのち雨、朝の最低気温は 17.8度、昼の最高気温は  27.2度、夜の最低気温は  18.8度の予報。







ICAN運営委・川崎哲氏 「今こそ核兵器禁止条約の出番」

2018-05-23 | いろいろ

より

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ICAN運営委・川崎哲氏 「今こそ核兵器禁止条約の出番」

 北朝鮮の完全な非核化は実現できるのか。融和ムードに包まれた南北会談が終わり、来月12日には歴史的な米朝首脳会談が控える。関係諸国の思惑が渦巻く中、蚊帳の外に置かれた日本が本来、非核化で寄与すべきこととは――。

 昨年、核兵器禁止条約の国連採択に貢献し、ノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の国際運営委員を務める川崎哲氏が、熱っぽく語る。


■ 北の非核化には抑止力の論理を捨てるしかない


  ――まず南北首脳が署名した板門店宣言をどう評価していますか。

 「朝鮮戦争の終結」という文脈の中で「非核化」が位置づけられたことが重要です。日本では北朝鮮という変な国が核を持ち、物騒な動きをするのは意味が分からないという捉え方が一般的ですが、韓国の受け止め方はかなり異なる。

 私は韓国のNGO団体とも頻繁に交流を重ねてきましたが、彼らは朝鮮半島で北朝鮮と共に生きる当事者。変な国が突然、登場したわけではなく、北の核・ミサイル問題は朝鮮戦争が終わっていないことが要因との認識です。戦争終結は南北共通のテーマであり、戦争が終われば核で脅し合う必要性も消え、北が非核化を目指す動機にもなります。


  ――しかし、日本では「非核化の具体性に欠ける」「北にだまされるな」との論調が大勢です。

 それは「核が突然、出てきた」というアタマで見ているからです。北の核は突然、出てきたわけではない。北の視点で見れば、生存が脅かされ、いつ国を潰されるか分からないと怯えている。根底には戦争が終わっていないことへの恐怖があり、その根を絶たなければ、北の核・ミサイル問題は解決できません。核だけ排除しても根っこが残っていれば、また出てくるのです。


■ 朝鮮戦争という「根」を絶て


  ――南北両国が事実上の朝鮮戦争の当事国である米中首脳に会談を呼びかけた直後、トランプ米大統領が在韓米軍縮小を検討と報じられました。

 北が求めるのは自国だけでなく、「朝鮮半島の完全な非核化」です。韓国には現在、核兵器はありませんが、在韓米軍に核が配備される可能性は、いまだゼロではない。今後、北が在韓米軍のあり方に注文を付けるのは容易に想像できます。在韓米軍縮小報道は北の要望に対処する用意はあるとのメッセージ。南北が戦争終結に本気で取り組めば、トランプ大統領も追認せざるを得ないと思います。


  ――それでも北が核を放棄すると言っても「信用できない」が、世界の大勢ではないですか。

 過去の経緯を考えれば、簡単に信用できないのは当然です。しかし、ホンの数カ月前は朝鮮半島で戦争が始まり、核が使用される脅威がリアルに迫っていた。日本が巻き込まれる恐れもあったのです。恐ろしい緊張状態に戻りたくなければ、北は「信用できない」と言い続けても状況は変わらない。信用に足る非核化とは何かについて、知恵を出すべきです。その際、極めて重要なのが「検証」だと思います。


  ――具体的にどのような検証が必要ですか。

 歴史を振り返ると、1989年に東西冷戦が終結。米ソが核で睨み合う論理が失われ、互いに核削減を一気に進めた結果、両国の核兵器は半分以下に減りました。あれから30年。ついに南北朝鮮に残る「冷戦」を終わらせる上でも、米ソ関係を参考にすべきです。

 ソ連崩壊後に核を引き継いだロシアとアメリカは、相互検証措置を設け、互いに査察し、本当に核を削減しているのかを検証し合いました。共に条件を出し、実行すれば信頼度を高め、守らなければ信頼度は下がる。核を減らすには段階的に「信頼のテスト」を実施するしかない。北は豊渓里の核実験場を閉鎖・公開の方針です。これは信頼のテストの良い糸口になる。


  ――信頼は互いにつくり上げていくものだと。


 94年締結の「米朝枠組み合意」が2000年代にウヤムヤになったのも、米朝相互に問題があります。もちろん北も悪いけれど、米側も約束していたエネルギー供給が議会の強硬派の反発で予算を止められたり、非核化に向けた6カ国合意が結ばれた直後に米国は北に金融制裁を科したりしました。双方の約束の不履行によって関係がこじれたのです。


 圧力路線の行き着く先は際限なき軍拡競争


  ――朝鮮半島の非核化を達成するには、地道に信頼を築き上げる長い道のりが必要なのですね。

 そして今こそ核兵器禁止条約の出番です。昨年7月の国連採択に関わった者として、朝鮮半島の非核化のために禁止条約は生かせるものだと自負しています。最上の形は禁止条約の南北同時署名です。

 条約は核保有国の非核化プロセスを包括的に定めています。

 北が加盟すれば

  ▼核保有状況の申告
  ▼国際的査察の受け入れ
  ▼廃棄の検証
  ▼非核化状態の保証などの義務が生じる。そのプロセスは加盟する多国間の監視下に置かれ、信頼度も高い。トランプ大統領と金正恩委員長だけで非核化を進められたら、裏で何を話し合っているのか不安ですからね。


  ――韓国側はどうなりますか。

 北が恐れる領土内の核兵器設置や開発はもちろん、米国の核兵器使用や核を使った威嚇への援助行為も条約で禁じられます。条約の内容は核兵器不拡散条約(NPT)よりも厳しい。例えばドイツやオランダなどは米軍の核兵器を領土内に置いていますが、NPT違反にならない。つまりNPTだと、韓国が米軍の核を置くことは防げませんが、禁止条約なら北から見た脅威が完全に解消できます。私は禁止条約の活用がベストな解決策だと思いますが、残念ながら、米国も中国も韓国も国連で禁止条約を支持していません。


  ――被爆国の日本政府も非常に冷淡です。

 核保有国やその同盟国が必ず言うのは「厳しい安全保障環境の中で、我が国は核兵器の禁止条約には賛成できない」というセリフです。日本政府もそう。どこかで聞いた言い回しだと思ったら、北が核保有を正当化する論理と同じです。核保有国や日本はどのツラ下げて、北に「完全に非核化しろ」と言えるのか。抑止力のために、核保有はやむを得ないという発想から決別しない限り、北に付け入る隙を与えるだけです。


■ 広島・長崎・福島の知見を生かせ


  ――安倍政権は「核の傘」による抑止力を正当化し、強化しているフシがあります。

 「100%共にある」と米国に頼り切りですが、トランプ大統領が自国第一でICBMさえ飛んでこなければいい、と最終的に北の核を容認したら、どうする気なのか。日本は短距離の核ミサイルでも困る。米国とは環境が異なるのに、安倍政権は圧力一辺倒。「ウチが強く出たから、北もなびいた」という態度です。

 制裁は今のように交渉を始めるためなのに、安倍政権の政治手法は威張り散らして、相手をさげすみ、当座の支持を集めているだけ。どうやって交渉の道筋を切り開くつもりなのかはサッパリ見えません。北には完全かつ検証可能で不可逆的な核廃棄を求めながら、自分たちは核の傘で守って欲しいなんて理屈では議論になりません。交渉は平行線をたどり、結局、核の均衡が維持される。行き着く先は、北との際限ない核軍拡競争です。


  ――北の非核化プロセスに本来、日本はどのように寄与すべきですか。

 北朝鮮が核実験場などの査察を受け入れることを前提に、非核化の検証部分で貢献すべきです。公平な国連の下での検証制度の一翼を担い、お金も人も技術も提供する。国際社会で日本だけが活用できるのは、広島、長崎の被爆者援助や福島の除染作業などでの知見です。

 あれだけ核実験を重ねれば、北朝鮮にも被曝者はいるはず。日本でも未解決の問題は多々ありますが、少なくとも被曝者の援護や核廃棄物の処理などで何が困難かは理解しています。被爆国としての経験を生かし、朝鮮半島の平和と安定に貢献すれば、日本は世界に歓迎され、尊敬されると思います。

 被爆国の日本だからこそ「核は絶対にダメだ」と断言できるはず。広島、長崎の年老いた被爆者の方々が必死になって「核はダメだ」と、国際舞台で廃絶を訴えているのに、日本政府が核を容認している状況は非常に残念です。

(聞き手=本紙・今泉恵孝)

 ▽かわさき・あきら 1968年東京都生まれ。東大法学部卒業後、ピースデポ事務局長などを経て2003年からNGOピースボート共同代表。ICANでは10~12年副代表、12~14年共同代表、14年7月以降、国際運営委員で現在に至る。
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I am not Abe.   首相「獣医大学いいね」 加計理事長と15年2月面会

2018-05-22 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 05/22(火)

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首相「獣医大学いいね」 加計理事長と15年2月面会 愛媛県が新文書  【東京新聞】

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画について、安倍晋三首相が加計孝太郎・学園理事長と二〇一五年二月に面会した際、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と述べていた、という記録が、愛媛県が作成した文書に残されていたことが分かった。首相はこれまで一貫して、学園の計画を知ったのは一七年一月二十日と主張してきたが、答弁が虚偽だったとの批判が高まるのは必至だ。 (中沢誠)

 県は二十一日、これらの記録を含め獣医学部開設に関する新たな文書を参院予算委員会に提出。本紙も文書を入手した。柳瀬唯夫首相秘書官(当時)は、首相と加計氏の面会を受け、一五年四月二日に学園関係者らと面会するなど、学部開設に向けた動きを活発化させていた。首相は同日以前に学部開設計画を知っていただけでなく、首相の意向が開設のプロセスに影響を与えていた可能性が出てきた。

 県が新たに提出した文書によると、学園は一五年三月の県との打ち合わせで、同年二月二十五日に加計氏が首相と十五分程度面会したことを報告。加計氏は愛媛県今治市に設置予定の獣医学部で国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明し、首相から「新しい獣医大学の考えはいいね」と評価するコメントがあったと伝えていた。

 一五年三月の今治市との打ち合わせの文書には、学園からの報告として「安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出た」という記述もあった。



 一連の文書からは、柳瀬氏が一五年二月の首相と加計氏との面会後、獣医学部開設に動いていたことがうかがえる。

 文書によると、「学園理事長と総理との面会を受け、(柳瀬)秘書官から資料提出の指示あり」として、学園側は一五年三月二十四日に柳瀬氏と官邸で面会。柳瀬氏が学園に対し、獣医師会の反対を乗り越えるため地方創生特区(国家戦略特区)の活用を指示し、担当する藤原豊・内閣府地方創生推進室次長(当時)に相談するよう持ち掛けたという。

 今月十日の衆参両院の予算委員会で野党議員の追及に、柳瀬氏は「首相に報告したことも、指示を受けたことも一切ない」と答弁。安倍首相も十四日の国会審議で、柳瀬氏から「報告を受けていない」とし、「誰一人として私から何らの指示も受けていないことが明らかになっている」と自身の関与も否定している。

 県が提出したのは一五年二~四月に作成した文書二十七枚と回答書など二枚。参院予算委が県と今治市に面会記録の提出を求めていた。今治市は情報公開条例を理由に提出していない。

 安倍首相は二十一日夕、官邸で記者団から質問を受けたが、無言だった。

 加計学園は二十一日、「理事長が二〇一五年二月に総理と会ったことはない」とコメントした。
  

  

  

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 じわじわと証拠が出てくるな、あとは柳瀬元秘書官の音声データーがあるかどうか、あるいは県や今治市の職員と柳瀬氏が一緒に写った映像が出るかどうかだ。
 


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助成金ロンダリング 国民党に期待できるか  【日刊スポーツ】

 ★国民民主党共同代表・玉木雄一郎は、言葉を精査したほうがいい。過日の街頭演説で「森友・加計学園の問題、いつまでやっているんだと批判もありますが、問題を起こしているのは政府・与党の側なんですよ。もう終わるかなと思ったら、また新たな問題がバンバンバンバン出てくる。終わらしたくても終わらない。それがいまの実態ではないでしょうか」。ここまではその通りだ。

 ★「(森友学園の)8億円の値引き、会計検査院は『根拠がない』と言っている。8億円の値引きをして、そのおかしさを隠すために決裁文書を300カ所以上改ざんして、起訴もされない、おとがめなし。そんな国でいいんですか」。これも国民の声を代表しているといえる。ところが「権力を握っている人がみんな2世、3世。2世、3世はルパン3世だけでいいんですよ。庶民の感覚が分からない、そんな政治をいくら続けても、みなさんの暮らしは決してよくなりません。だからもう1度、私たちに政権を託していただきたい」。

 ★もう何を言っているのか分からない。政権を託すなど誰も思わないし、そもそもルパンは庶民サイドに立つ大泥棒。その大泥棒とは国民民主党自身ではないのか。国民民主党は新党ではない。民進党が「名称変更」しただけ。民進党の政党助成金を、国民民主党が引き継いだ。18年5月7日、玉木が作った「国民党」だ。この1日だけ存在した政党に民進党議員が入り、民進党が名称変更して「国民民主党」になり、ロンダリング(洗濯)は成功。新党でもゼロからのスタートでもない。

 ★まして国民の税金を流用している。共同代表・大塚耕平は日銀出身。玉木と幹事長・古川元久は、いずれも財務省出身と国民に説明せず、抜け道だけは見つけ出す。政策はあいまい、野党結集どころか、与党にすり寄る。都知事・小池百合子の「希望の党」の成れの果てに、国民の期待はない。
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 少なくとも資金の流れはきれいに国民に説明すべきだろうな。
 


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介護保険料、月5869円 制度開始時の2倍超す  【東京新聞】

 厚生労働省は21日、65歳以上の高齢者が今年4月から3年間に支払う介護保険料(月額)の全国平均は5869円と発表した。高齢化の進行で3月までの5514円から355円(6・4%)増え、介護保険制度が始まった2000年度当時の2911円の2倍を初めて超えた。保険料の高い自治体は、東日本大震災で被災した福島県に集中した。

 7年後の25年度には約7200円、高齢者人口がピークに近づく40年度に約9200円まで上昇するとの推計も明らかにした。25年度には介護職員が全国で約33万7千人不足する見通しという。

 65歳以上の保険料は、市区町村や広域連合ごとに決められる。
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 収入が増えない現代、若い人はともかく年金生活者は年金自体削られ医療費なども上がるとどこにしわ寄せがいくのか、衣食住、住は動かせないなら衣食を削るしかないか。
 


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太陽光発電 個人取引目指す 電力大手、制度整備へ  【朝日新聞】

 自宅の太陽光発電で生み出した電気を個人間で直接取引する仕組みづくりに、電力大手が本腰を入れ始めた。2009年に国が始めた再生可能エネルギーの買い取り制度で、電力会社が高く買い取る10年間の期限が来年に迫っているためだ。個人間の取引は、制度がととのえば一定の市場規模に育つと予想される。

買い取り保証来年期限

 関西電力は4月下旬、大阪市にある実験施設で、直接取引のノウハウを持つ豪州企業と実証研究を始めた。太陽光パネルを備えた家庭で余った電気を別の家庭が買い、その対価を「仮想通貨」で支払うことを想定している。

 売買された電力の量や料金の取引データは、仮想通貨の管理で普及が進む「ブロックチェーン」技術を使って蓄積する。多数の利用者が暗号化されたデータを共有する方式で、改ざんが困難なうえコストも安いとされる。実際に電気の取引でも有用かどうかを試す。

 住宅用の太陽光発電は国が買い取りを保証する10年が経つと、電力会社が買い取りを拒んだり、大幅に安い値段を示したりして売り先がなくなる懸念がある。期限切れの設備は来年11月から出始める。その数は約38万件で出力は約140万♂ワットにのぼり、原発1基分を超える。

 出力が天候に左右される太陽光発電の増加で送電網をいかに安定させるかといった課題はあるものの、関電の担当者は「直接取引のニーズは確実に出てくる。仕組みの提供で先手を打ち、ビジネスにつなげたい」と話す。環境意識の高まりで再生可能エネルギーを優先して使おうとする消費者がおり、大手電力にとっても無視できない市場に成長するとみられている。

 東京電力は昨年、ドイツで地元の電力大手が設立した直接取引の事業会社に3o6億円を出資した。「日本国内の事業展開も視野に、知見を得たい」(広報)としている。

 個人間の直接取引が実現すれば、近所のスーパーに売ったり、知人に融通したりとエネルギーの「地産地消」になると期待される。住宅用の太陽光発電は国内で累積約1千万キロワット分あり、買い取り期間切れの設備は今後も順次、増える見込みだ。


ロロ 再生可能エネルギーの買い取り制度 とは

 2009年に主に住宅用
太陽光発電を対象とする「余剰電力買い取り制度」として始まり、12年に風力なども含む「固定価格買い取り制度」(FIT)に衣替えした。期間内は大手の電力会社が国設定の高い価格で買い取ることが保証されている。
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 買取保証が10年とは知らなかったな、パネルを設置した家庭はそんな事承知しているのかな、それに大手電力会社が新しいシステムに乗り出すなんてなんか嫌だね。
 

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タックルは「監督の指示」 反則のアメフト日大選手  【朝日新聞】

 アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦(6日、東京)で日大の守備選手が関学大の選手に悪質なタックルをして負傷させた問題で、当該の日大選手が22日、東京都内で記者会見に臨んだ。タックルに及んだ経緯について、内田正人監督(当時)らから命じられていたことを明らかにした。18日には親とともに関学大の被害選手と両親、アメフト部関係者に面会し、直接謝罪したという。

反則の日大選手、声を上げて泣いた 記者が見たあの試合
元選手の記者が抱いた違和感 反則時の日大ベンチの視線

 記者会見を前に、代理人は「大学の対応が遅い」「部としての事情聞き取りの予定がない」ことなどから記者会見を開くことを決意したと発表。「本人と家族は平穏な生活が営めなくなっている。一日も早く平穏な生活を取り戻し、再度のスタートをさせていただきたい」とした。

 当該選手は冒頭、関学大の選手らに向けて「大きな被害と多大な迷惑をかけたことを深く反省しております」と深々と頭を下げた。続けて、試合の数日前に「やる気が足りない」などとして練習から外された後、コーチから「(試合で使ってほしかったら)相手のクオーターバックを1プレー目で潰せ」などと言われていたことを明かした。

 試合直前に「潰しにいくから(試合で)使って下さい」と申し出たところ、内田監督から「やらないと意味がない」と言われたうえ、コーチからも「できませんでは済まされない。分かってるな」と念を押されたという。

 反則行為は今月6日にあった51回目の定期戦で起きた。パスを投げ終えて無防備な関学大のクオーターバックに、日大の守備選手が背後からタックルし、全治3週間のけがを負わせた。選手はさらに2回の反則を行って退場になった。

 関学大は反則行為への見解や負傷した選手、保護者への正式な謝罪を求める抗議文書を送付。これに対し、日大は「弊部の指導方針はルールに基づいた『厳しさ』を求めるものでありますが、今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質と認識して」いるなどと回答していた。

 19日には、内田前監督が関学大の選手らに謝罪し、辞任を表明した。報道陣に対して、反則行為への監督の指示について「全て私の責任」としながらも、「関西学院大への文書で回答したい」とかわしていた。

 関学大の被害選手側は21日、大阪府警に被害届を提出している。


反則行為をした選手の試合後の経緯

5月6日 関西学院大との定期戦で反則行為を犯す

  8日 日大のグランドで監督・コーチ、チームメートと会う

  10日 関学大アメフト部から日大アメフト部に申し入れ文書が届く

  11日 両親とともに監督を訪れる。直接謝罪したい旨の話をしたが、止められる

  12日 コーチとともに関学大に謝罪にいくが、断られる。

  14日 父とともに呼び出され、学生連盟の規律委員会から事実聞き取り

  18日 両親とともに被害選手とその両親らに謝罪

  21日 大学本部から事情聴取。大学の対応が遅いこと、部として事情聞き取り予定がないことから記者会見を決意
    

 長いみたいだから適当に
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 よく喋れた。悪いのは大学だね。
 
 

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ノーベル平和賞 翁長知事らノミネート 沖縄の8氏2団体を推薦  【沖縄タイムス】

 沖縄県内の大学教授や市民団体の有志らでつくる「命どぅ宝のマブイ(魂)を継承し、平和の礎を創設した沖縄の人びとにノーベル平和賞を」実行委員会は21日、県庁で会見し、翁長雄志知事を含む8氏2団体がノーベル平和賞にノミネートされたと報告した。ノルウェーのノーベル平和賞委員会から通知があった。今年は個人216人、114団体が候補として登録されたという。

 ノミネートされた個人はほかに、沖縄平和運動センターの山城博治議長、元県知事公室長の高山朝光さん、石原昌家沖縄国際大学名誉教授、元読谷村長の山内徳信さん、戦没者遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表、沖縄戦を経験し名護市辺野古の新基地建設に反対する島袋文子さん、元白梅学徒隊の中山きくさん。

 2団体は、わびあいの里(伊江村)とひめゆり平和祈念資料館(糸満市)。

 大学教授や国会議員ら14人が8氏2団体を一つのグループとして推薦した。推薦書では、国籍や軍人、民間人を問わず沖縄戦の犠牲者を記名した平和の礎の創設や、辺野古新基地建設に非暴力で反対の意思を示していることなどを取り上げ、「平和構築への道を照らす光だ」と評価。沖縄の平和運動を「70年以上も続く住民の根強い運動だ」とした。


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 ノミネートされたことは素晴らしいが、翁長知事は何をしたんだろう。


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核施設の取材1人300万円…要求を加速させる金正恩の計算  【日刊ゲンダイ】

 米朝首脳会談まで1カ月を切り、金正恩委員長が米韓に対する要求をエスカレートさせている。慌てたトランプ大統領と文在寅大統領は22日の首脳会談を控えた20日、電話会談で対応を協議。米朝会談成功に向けたすり合わせを重ねた。英雄主義に取りつかれたトランプから譲歩を引き出している北朝鮮。金正恩の思惑通りに進むのか。

 スッタモンダしているのが、23~25日に実施予定の豊渓里の核施設廃棄の公開取材だ。北朝鮮は対象を米英韓中ロの通信社や放送局に限定した上、ビザ発給費用や高麗航空運賃(北京―元山)で1人当たり約2・8万ドル(約307万円)を請求。韓国の保守勢力が「廃棄ショー」とけなしたことに反発し、韓国記者団の名簿受け付けを拒否して騒ぎになっている。

■レストラン集団脱北者の帰還も要請

 2016年4月に発生した在中北朝鮮レストランの女性従業員による韓国への集団亡命事件を巡っても、文在寅政権への圧力を強める。韓国JTBCテレビが当時、レストランの支配人だった男性のインタビューを放送。この支配人が韓国情報機関の国家情報院の協力者だったことや、国情院の指示で従業員をだまして連れ出したと告白したことに飛びつき、従業員を返還するまで南北離散家族再会事業には応じないとプレッシャーをかけているのだ。

 北朝鮮は米韓合同空軍演習「マックスサンダー」にも食ってかかり、南北高官級協議を当日ドタキャン。訓練の中止を求めた。米政権で最強硬派のボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が主張するリビア方式による非核化プロセスにもブチ切れ、「一方的な核放棄だけを強要するなら会談を再考するほかない」と米朝会談のキャンセルをチラつかせた直後である。焦ったトランプはリビア方式の適用を否定するドタバタを演じた。

 金正恩の狙いは何なのか。ソウル在住のジャーナリスト、朴承珉氏はこう言う。

「米国側が垂れ流す非核化プロセスをはじめとする米朝会談での協議内容は、北朝鮮にしてみれば敗戦国扱いも同然。自尊心の強い北朝鮮は決して受け入れられません。そもそも、ボルトン大統領補佐官がブチ上げた核弾頭や核関連物質、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の早期の国外搬出はハードルが高過ぎる。北朝鮮は技術レベルを把握されることを極端に嫌がっています。金正恩委員長がここへきて激しい揺さぶりをかけているのは、米朝会談を破談させる意図ではなく、イニシアチブを握りたいからにほかなりません」

 あくまで金正恩は、早期の米朝国交正常化と段階的な非核化で押してくるとみられている。米朝のメッセンジャー役を買って出た文在寅は、水面下で金正恩とやりとりを重ねているという。いわばネジを巻かれている格好だ。

 一方、11月の中間選挙に向けてトランプは功を焦っている。金正恩のずぶとい計算に押し切られ、米朝会談が早々から形骸化する可能性も見えてきた。
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 自国の命運がかかっている金正恩、そう簡単には妥協しないだろうし商売人のトランプもその辺はよくわかっているはず。


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大谷翔平最速50K到達「TVゲーム級」スプリット  【日刊スポーツ】

<エンゼルス5-2レイズ>◇20日(日本時間21日)◇エンゼルスタジアム

 大谷翔平投手(23)がメジャー自己最長の7回2/3で最多の110球を投げ、6安打2失点、9奪三振の力投で4勝目を挙げた。

 大谷「先制点を許したけど、その後をしっかり抑えたのは良かった。決して調子がいいわけではなかったけど、その中で連敗中に勝てたのは大きい。最後の方は僕もいっぱいいっぱいで、いつ代わってもいいぐらいの気持ちで投げていた。こういう試合を1つでも多く取っていけるように、また頑張りたい」

 大谷は7試合で計52個と奪三振数を伸ばした。日本投手ではヤンキースノ田中の58、ドジャースなどで活躍した野茂の55に次ぐ数字となった。9回当たりの三振数を示す「奪三振率」は11・60。1年目の日本投手と比較しても、236奪三振でタイトルを獲得した野茂(当時ドジャース)の11・10、221三振のダルビッシュ(同レンジャーズ)の10・40を上回るハイペースだ。大リーグ公式サイトは大谷のスプリットについて「44打数1安打、30三振」と題した記事を掲載。「テレビゲームのようなレベル」の球だと形容した。

 ◆大谷の奪三振記録 5回にスミスから奪ったこの日7個目の三振でメジャー通算50奪三振を記録。初登板から7試合での到達はエンゼルス史上最速。また、これでデビューから7登板中6試合で6奪三振以上をマーク。これは、記録が残る1908年以降では55年ハーブ・スコア(インディアンス)、14年田中将大(ヤンキース)に続きア・リーグ史上3人目。

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 頑張ってるな、スタミナが続くのか、オールスターに出られるかな?







 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    


 

 

 

 

 

    
 

 

 

 



    
 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 




昨日の神戸
 最低気温  17.2度(05:25) 前日差+4.2度)
 最高気温  27.5度(14:31) 前日差+4.6度)

  今朝の神戸最低気温  16.8度 (05:13)  5月下旬並み 平年より0.1度高い  
   、

今日の神戸の
   日の出     4時52分 (昨日 4時53分)
   日の入り   19時00分 (昨日18時59分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅い


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間08分。

       

 日本海の高気圧が二つに分かれ日本海と太平洋になるがその後日本海の高気圧が東へ進み一つに成り太平洋東方へ進む、奄美諸島近辺の停滞中の低気圧に中国から前線が近づく、沖縄は晴れ、九州、四国、中国は曇り、近畿から北海道まで晴れ。
     
          
 明日の朝、九州沖の低気圧に中国方面から前線が伸び、東の前線と一緒なる、太平洋東の高気圧はほぼ停滞で北日本を覆う、沖縄は晴れのち曇り、九州、四国は雨のち曇り、中国、近畿から関東、北陸まで曇りのち雨、東北、北海道は晴れのち曇りの予報。
     
     
     
     
 今朝は晴れ、気温は上平年並み、山はすっきり、午後には湿度がかなり下がる、気温は上がった(夏日)。
 今日の神戸の最高気温は  27.6度、昨日より 0.1度高く 平年より 3.9度高かった、今日の最高気温(今年最高)は6月下旬並みだった。
 明日は曇りのち雨、朝の最低気温は 18.2度、昼の最高気温は  20.6度、夜の最低気温は  19.3度の予報。







『沖縄スパイ戦史』、すごい映画を観た!(鈴木耕)

2018-05-22 | いろいろ

より

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『沖縄スパイ戦史』、すごい映画を観た!(鈴木耕)


 5月14日、映画の試写会へ行ってきた。『沖縄スパイ戦史』(三上智恵・大矢英代 共同監督)という映画だ。
 ものすごく重い映画だった。だが、どうしても目が離せない。30人を超す証言者が画面に現れる。声高に激するわけではない。怒りをあらわにする場面も少ない。ほとんどが、自分の見聞きしたこと、激しい沖縄戦での経験を淡々と語る。それが、観る者の耳について離れないのだ。

 沖縄戦、「護郷隊」と呼ばれる少年兵たちで組織された部隊があった。彼らはほとんどが15、6歳。中にはもっと幼い子どももいたという。彼らは身を賭して、圧倒的な物量を誇る米軍への悲劇的なゲリラ戦に突入した。いや、突入させられたのだ。
 ぼくは大田昌秀元沖縄県知事のお話をよく聞いていた。大田さんが徴兵されたのは「鉄血勤皇隊」という。だから「鉄血勤皇隊」に関しては、若干の知識があったのだが、この「護郷隊」については、ほとんど何も知らなかった。

 この「護郷隊」を組織したのは、陸軍中野学校でスパイ教育を受けた若い将校たちだったという。正規戦が終結した後、山野に隠れ潜み、米軍を奇襲するというゲリラ戦を展開する。そのための少年ゲリラ兵たちを組織する。それが、中野学校出の若き将校たちに与えられた任務だった。
 だが、この「護郷隊」の実態は、これまでほとんど明らかにされてこなかった。それはなぜなのか。三上監督は、研ぎ澄まされたジャーナリストの嗅覚で、「護郷隊」の実態に迫っていく。この過程が凄まじいほどの迫力に満ちているのだ。
 大声も激高もない。多くの経験者たちの証言を、まるで網目模様を編むように小刻みにつなげながら、実相に近づいていく。これまでの三上監督の映画がそうだったように、その手つきは穏やかだけれど、まことに見事だ。これほどの重いテーマなのに、観る者の目を逸らさせず、耳を塞がせず、最後まで引きつけていく。

 今回は、そこに大矢監督の静かな怒りが加味された。
 日本軍の命令による、マラリア地獄への住民強制移住という事実の掘り起こしである。1944年暮れのある日突然、山下虎雄と名乗る若い男が、青年指導員という肩書で波照間国民学校へ赴任してくる。しかし、山下は実は教員などではなく、やはり陸軍中野学校出の工作員だった。島民には慕われていたという山下だが、やがてその正体を現す。彼が行ったことは、波照間島民たちの西表島への「疎開という名の強制移住」だった。
 西表島は今でこそ明るい観光地になってはいるが、当時は「マラリア地獄」と呼ばれるような死病の蔓延する島だった。強制された移住先で何が起こったか。大矢監督の前で、この映画で唯一「あの野郎は殺してやりたい」と怒りを露わにする島民の証言が描かれる。ほんとうに、唯一の怒りの表白である。いったい何人の波照間島民が、熱に震えながら死んでいったことか。浜辺が死体でいっぱいになったという。
 なぜそんな理不尽な移住が、日本軍によって強制されたのか。その理由も次第に明らかにされていく。
 悲惨な映像が重なる。ふつうなら、大きなスクリーンで目のあたりにはしたくない映像だ。けれど、この映画には必然の画像。戦争の実相とは、いったいどんなものか。目を背けてはいけない。それはふたりの監督の決意でもあろう。

 やがて、映画は暗いクライマックスへ進んでいく。この映画のタイトルにもなっている「スパイ」についての証言だ。
 沖縄戦は「日本軍という組織と、それに虐げられた住民」という構図で語られることが多いけれど、ほんとうにそれだけなのか?
 実は、語られたことのない闇が「住民と住民の間」に存在していたというのだ。さまざまな書類や証言から、その語られざる闇を、監督たちは静かに掘り起こしていく。それがこの映画の白眉である。ぼくは試写室の暗がりの中で、椅子の肘掛けを、汗ばむほどに握りしめていた。
 「スパイリスト」なるものが存在した。米軍に内通する者がいれば自分たちも殺される。そうであれば、内通者(スパイ)は殺さなければならない、という論理。そう疑われた者たちの名が載せられたリスト。そのリストによって、何かが起きた…。歪んだ論理が生み出す殺人。一度スパイの嫌疑をかけられた者は、疑惑の蜘蛛の巣の、粘つく網にからめとられて逃げ出せない…。

 その件にかかわったらしい証言者が力説する。スパイを殺さなければ自分たちみんなが米兵によって殺される。あの時は、ああするしかなかった。それが間違っていたとでも言うのか! あんたはそれを否定できるのか!
 戦争は、すべてを敵か味方かに分別する。一度敵だと疑われたら、もはやどんな言い訳も通用しない。それは「過去の戦争の論理」ということではなく、もし「現代の戦争」が起きたなら、多分、同じことが繰り返されるだろう恐ろしさを秘めている。ナレーションはそうは語らないけれど、あの証言者の力説はそれを物語っている。
 試写室の空調の効いた暗がりの中でスクリーンを見つめているぼくに、その論理を否定するだけのもうひとつの論理はあるのか。
 「戦争の悲惨」とは、単に肉体の破壊だけではない。人間同士の関係性の破壊。住民同士の疑心暗鬼。そこから必然的に生み出される、地獄の光景。
 この映画は、事実の積み重ねで、闇の中の事実に光を当てようとする。証言者たちの淡々とした語り口が、よけいに切なく響く。

 ただ、最後の救いの場面が美しい。大宜味村の小さな山に、瑞慶覧良光さん(89歳)が、黙々と寒緋桜を植えていく。その数は69本。死んだ彼の戦友たちの数だという。そして、その1本1本に、良光さんは戦友の名前を付けていくのだ。
 映画の終わり、美しい桜の1本に、ある人の名前が付けられる。その人が、どんな死を迎えたか。
 死んだ少年兵の弟と、良光さんが固く手を握り合う。この映画のもっとも美しい、けれどもっとも切ない場面である。
 試写会では珍しく、上映終了時に拍手が起きた。かなりの観客がいたのだが、それぞれはどんな思いで拍手したのだったろうか?

 本作は、7月28日より、東京・ポレポレ東中野を皮切りに、順次全国で公開していくという。ぼくはもう一度、劇場で観ようと思う。

 なお、この映画をめぐる「トーク・ライブ」が、6月3日(日)12時~16時に、東京・渋谷の「LOFT9 Shibuya」で行われる。三上智恵・大矢英代両監督のほか、井筒高雄さんのお話もある。なぜかぼくも、進行役として参加する。
 この模様は、「マガジン9」と「デモクラシータイムス」でも配信する予定になっている。
 主催:新宿西口反戦意思表示・有志 http://seiko-jiro.net




鈴木耕
すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
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I am not Abe.   炎上の陰で次々と…財務省“国民に痛み”ラッシュの悪辣 国民の生活を見ないボンボン政治家

2018-05-21 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 05/21(月)

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本社世論調査 加計疑惑「晴れず」83% 働き方法案 今国会成立「必要ない」60%  【朝日新聞】

 朝日新聞社が19,20両日に実施した全国世論調査(電話)で加計学園の獣医学部新設を巡る問題について、安倍晋三首相や柳瀬唯夫・元首相秘書官の国会での説明で疑惑が晴れたか尋ねたところ、「疑惑は晴れていない」が83%、「疑惑は晴れた」は6%だった。自民支持層でも「疑惑は晴れていない」は76%で、幕引きにはほど遠い状況が浮かんだ。

 安倍政権が今国会の最重要法案に位置づける働き方改革関連法案は、「今の国会で成立させるべきだ」19%、「その必要はない」60%。内閣支持層では「成立させるべきだ」31%、「その必要はない」48%だつた。

 安倍内閣の支持率は36%で前回調査(4月14、15日)の31%からやや回復した。ただ、不支持率は44%(4月調査は52%)と、3カ月連続で不支持率が支持率を上回った。3カ月連続で不支持率が上回るのは、安全保障関連法が国会で審議・成立した2015年7~9月以来。

 森友学園や加計学園を巡る疑惑解明に、政権が「適切に対応していない」と答えたのは75%ヽ「適切に対応している」は13%だつた。自民支持層では「適切に対応していない」が62%だった。

 今年の秋に自民党総裁の任期が切れる安倍首相に、総裁を続投してほしいかも尋ねた。「続けてほしくなぃ」は53%(3月調査は53%)で、「続けてほしい」33%(同31%)を上回った。自民支持層に限ると「続けてほしい」62%、「続けてほしくない」28%。

 次の自民党総裁に誰がふさわしいかについて、候補と目される4氏を挙げて聞いた。安倍首相27%(4月調査は22%)、石破茂・元幹事長25%(同27%)と続いた。野田聖子総務相は7%、岸田文雄政調会長は5%、「この中にはいない」が30%だった。
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 不思議だな、どこがどうなって支持率が上がるの朝日新聞さん、確かすし友だよね朝日は。
 


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炎上の陰で次々と…財務省“国民に痛み”ラッシュの悪辣  【日刊ゲンダイ】

 史上初の政権交代を実現し、92歳で国のトップに返り咲いたマレーシアのマハティール首相。公約通り、6月1日から6%の消費税を撤廃するというから、何ともうらやましい限り。日本では来年10月から消費税が10%に引き上げられる上、財務省は次から次へと、負担増や給付削減を打ち出している。

 腹立たしいのは、改ざんやセクハラなどの不祥事続発や、“1日1言”ペースの麻生財務相の「暴言癖」があまりにひどいため、負担増のニュースが、すっかりかすんでしまっていることだ。社会保障に詳しい立正大客員教授の浦野広明氏が言う。

「財務官僚や麻生大臣に批判が集まり、影を潜めていますが、同時に血も涙もない政策にも注視しなくてはいけません」

 実際、ここ1カ月強の炎上中に、財務省がもくろむ「負担増」や「給付削減」が次々と明らかになっている。

   ▼風邪など軽い症状での受診は、窓口で支払う自己負担を引き上げる(4月11日の財務相の諮問機関「財政制度等審議会」分科会)――。軽症での受診が、重病に発展せずに済んでいる側面もあるのに、財務省には医療費増大の元凶と映るらしい。

   ▼厚生年金の支給開始年齢はすでに、2025年にかけて65歳に引き上げられるが、68歳まで一段と引き上げる(同前)――。分科会の資料には<支給開始年齢の引き上げは高齢就労を促進する>とある。つまり「年金支給を渋れば、その間は働くだろう」という考え。高齢者への“経済制裁”だ。

   ▼現行1割の75歳以上の医療費自己負担を2割にする(4月25日の財政制度等審議会)。

   ▼寿命の伸びや人口減などによる医療費増を自動的に患者に付け替える「マクロ経済スライド」を導入(同前)。

   ▼高齢化に伴う社会保障費の自然増を19~21年度までの3年間で1兆円に抑えるという(今週の報道)――。16~18年度の1.5兆円よりさらにカットする腹積もり。「経済財政諮問会議」の試算では、社会保障の自然増は3年間で最低2.1兆円程度だから、半分以下に抑えられる。

 「膨張する防衛費や、富裕層などにはメスを入れず、国民生活に犠牲を強いるのは本末転倒ですよ。負担増と給付削減は、国が国民との約束を破るということ。国民の人生プランも崩れ、不安も増大する。それを財務省は、ジワジワと淡々と進め、国民に申し訳ないという姿勢は全く見えません。政策遂行も、国民をナメ切った不祥事の対応と通じる部分があります」(浦野広明氏)

 マレーシアのように政権交代で「喝」を食らわすしかないか。
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 軽い症状での受診が危険な病気を防ぐのに、欧米では予防医学が進んでいるのに日本じゃ反対の事をやっているの?
 


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「安倍軍拡」で自衛隊は専守防衛から外征へ  【週刊 金曜日】

 憲法9条改悪を視線の先に「軍事大国」化を進める安倍政権の6年間をたどる「『安倍軍拡』の深層を読む」と題した講演を軍事ジャーナリスト、前田哲男氏が4月21日、京都市内で行なった。長距離巡航ミサイル導入や護衛艦「いずも」の空母化といった動きは、自衛隊を専守防衛から外征型に変貌させるとの危機感を示した。

 前田氏は安倍晋三首相が進めてきた軍拡の「手口」について、安全保障政策の変更をまず私的「有識者懇談会」に諮問して公的装いを施し、懇談会報告は国会審議を経ず閣議決定で承認。長官をすげ替えた内閣法制局で合憲の理由付けを得て、国会で強行採決するパターンと解説。その上で、北朝鮮の脅威を煽る「国難」キャンペーンとJアラート連発だと指弾する。

 安倍軍拡・改憲の企図は3段階。2013年、戦時内閣的な国家安全保障会議(日本版NSC)設置、特定秘密保護法制定、武器輸出の可能化などで「外堀埋め」。14・15年、集団的自衛権の行使容認、戦争法の強行可決、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)改定などで「内堀攻め」。18年にかけて軍事大国化の「実施段階」に。南スーダンPKOに「駆け付け警護」の任務付与、年々増大する約5兆2000億円の防衛予算、地方5方面隊の指揮を一元化する「陸上総隊」を創設しての日米の軍事的一体化促進など。改憲へ積み上げられてしまった安保政策をしっかり把握することの大事さを述べた。

 そこへ、民進党国会議員への自衛隊3等空佐の暴言。前田氏は、1938年の帝国議会で、国家総動員法の説明員で出席した陸軍中佐が、長広舌を野次った議員に「黙れ!」と一喝した事件を想起させると文民統制の綻びを指摘した。

 前田氏は「東アジアは『対話』に向かっており、安倍内閣は改憲の体力はもはやない。退陣を迫り、それに代わる政府が何をなすべきかが問われてくる」と展望した。

(土岐直彦・ジャーナリスト、2018年4月27日号)
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 少子化で隊員数もへり海外派兵で国内で災害が起こっても自衛隊は駆けつけてくれない。もちろん専守防衛のための人員も不足でスカスカか。
 


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空回りする安倍エンジン  【朝日新聞】
 政治断簡 編集委員 佐藤1武嗣

 安倍晋三首相にとって、政権浮揚の両翼エンジンは憲法改正と対北朝鮮強硬姿勢だ。

 だが、森友・加計問題をめぐるスキャンダルで憲法改正の国会論議は失速気味。一方の北朝鮮問題も首相の思惑とは裏腹に、米国を含む関係国が対話に舵を切り、失速どころか、逆噴射の状況だ。

 「対話のための対話には意味がない」「この選挙で国民から信任を得てい力強い外交を進めていく」。昨年9月、首相は北朝鮮の脅威を逆手に、「国難突破解散」と銘打ち、衆院解散に踏み切った。

 核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮の挑発行為は、首相に追い風となり、選挙で勝利したが、「国際社会でリーダーシップを発揮する」との当時の公約を履行しているようには思えない。


 関係国は平昌五輪を機に、実に激しい外交を展開している。挑発から突如、融和演出に転じた北朝鮮。韓国は11年ぶりの南北首脳会談に道筋をつけ、米朝の橋渡しを演じた。金正恩氏を「チビのロケットマン」と揶揄していたトランプ大統領も対話に急旋回し、北朝鮮と冷え切ったかに見えた中国の習近平国家主席は主導権を握ろうと躍起だ。

 日本はどうか。各国の対話の機運が高まるや、「対話歓迎」で体裁を整えた首相は「日本が国際社会をリードしてきた成果だ。決して日本が蚊帳の外に置かれていることはない」と強弁した。

 だが、首相の頼みのトランプ氏でさえ、日本がお膳立てしたとは見ていない。米フロリダ州での日米共同会見で、トランプ氏が「米国のため、これまで以上に(対北制裁に)踏み切った」と称賛したのは横にたたずむ安倍首相ではなく、中国の習氏だった。

 ボタンの掛け違いはなぜ起きたのか。トランプ氏と親密になれば日本に寄り添うとの夜道がいもあるだろうし、中韓との連携不足も、狡猾な北朝鮮に付け入る隙を与えた。対北強硬姿勢を安倍外交の目玉として国内的にアピールしたいとの思惑が、裏目に出た面も否定できない。


 「もう日本は最後まで『悪役』を演じるしかない」。日本外務省幹部はこう漏らす。乗り遅れたバスに、今さら乗り込もうとしても足元を見られる。北朝鮮の朝鮮中央通信は、拉致問題解決を訴える首相を「拉致問題を再び持ち出し世論化するのは、稚拙で愚かな醜態だ」とこき下ろし、米韓と、日本の分断を図る。

 関係国は早くも米朝会談後の協議の枠組みづくりに照準を合わせる。核・ミサイル開発や平和協定に向けた交渉は、南北と米国の3カ国、または中国を加えた4カ国が軸となる可能性が高い。

 政府・自民党内には「日本が外されており残念だ」(中谷元上方防衛相)とロシアを交えた6者協議が望ましいとの声がある。北朝鮮への経済支援には日本の存在が欠かせず、少なくとも最後には出番が来る。ただ、他国任せに見える「拉致問題の解決」にどう道筋をつけるのか。首相はかつて国会で「外交交渉において政治は結果だ」と答弁した。ボタンの掛け違いを解消するのは容易ではない。
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 外交のアベ、地球儀俯瞰外交、言う事はかっこいいが実態は着いてこない、しかしカネ(国民の血税)をばら撒いているという事実は残る、大金持ちのボンボン自分のカネを使え。
 

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「この道しかない」ではダメ  【日刊スポーツ】

 ★不誠実で強引で、利己的で強権的。自分以外の価値観を認めない。それで安倍政権が頭に浮かんでくるとなれば、政権は知らず知らずのうちに、相当感じの悪い政権になってしまっている。それに慣れてしまうと、自民党も公明党もそれが基準になるので、全体像が見えにくくなる。その結果、周辺は押し流されてしまう。その内閣の意思を示すという意味では、閣議決定も重要な役割を持つ。政権が持つ、統一した考えということになる。

 ★最近の閣議決定は「首相官邸の幽霊は承知していない」「首相・安倍晋三の夫人でも、昭恵は私人である」「沖縄北方担当大臣・島尻安伊子が歯舞の読み方を知らないという事実はない」「自衛隊は国際法上、一般的には軍隊と取り扱われる」「憲法9条は、核兵器の保有及び使用を禁止しているわけではない」「首相はポツダム宣言を当然読んでいる」「教育勅語を教材に用いることは、憲法や教育基本法に反しない形である限り、否定されない」「森友学園の国有地払い下げで、政治家からの不当な働きかけはなかった」「そもそもという言葉には、基本的なという意味もある」「セクハラ罪という罪は存在しない」「元首相秘書官・柳瀬唯夫が首相官邸で愛媛県関係者と面会した記録は残っておらず、確認は困難」。

 ★自らを肯定するために、それが失言であったり、うそかもしれなくても、真正面から答えることでなくても、閣僚全員で意思統一を強引に図るという意味も含め、閣議決定する。野党や国民から見れば、閣議はこんなことをしているのか、と思われても不思議はない。この政権に立ち止まるとか、振り返るとかいう文化はない。前に進むだけの手だてしか持ち合わせていないようなら、経済政策も外交も当てにできない。政治には幅が必要。「この道しかない」ではだめだ。
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 「野党や国民から見れば」と言うがこれは国外にも流れているんだよ、「首相官邸の幽霊は承知していない」「首相・安倍晋三の夫人でも、昭恵は私人である」「沖縄北方担当大臣・島尻安伊子が歯舞の読み方を知らないという事実はない」「首相はポツダム宣言を当然読んでいる」「そもそもという言葉には、基本的なという意味もある」書けばキリが無い内容のない閣議決定、海外から見たら「こんな事を閣議決定している国って何なんだ、まともに付き合う国じゃないな」位だろう。
 
 

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“蚊帳の外”気にして…安倍首相が画策する米朝会談現地入り  【日刊ゲンダイ】

 来月12日にシンガポールで開催が予定されている史上初の米朝首脳会談。安倍首相が当日、現地入りするのではないかという仰天情報が飛び交っている。政府は、外務省の金杉憲治大洋州局長を派遣する方針だ。

 さんざん対北「圧力」を唱え、北朝鮮との対話を拒否してきた安倍首相が、今になってノコノコ出かける理由は何なのか。

 「安倍さんは北朝鮮問題で“蚊帳の外”といわれていることを非常に気にしています。政権が気をもんでいるのは、中国や韓国が米朝会談に何らかの形で参加すること。実際、その可能性はゼロじゃありません。そうなると、日本はますます『置いてきぼり感』が強くなってしまう。中国と韓国が現地入りするなら、とにかく自分も行って『一緒の写真に納まりたい』と考えているようです」(外交関係者)

 要するに、蚊帳の外と批判されないようにしたいというワケだ。一説には、安倍首相は24日から訪問予定のロシアで、プーチン大統領に「一緒にシンガポールに行こう」と呼びかけるのではないか、とか、米朝会談が行われる隣の部屋で待っているつもりらしい、といった話も流れている。

■金正恩に会えるのか

 問題は、たとえ現地入りしたとして、金正恩委員長に直接会うことができるのか、「蚊帳の外とバカにされたくない」という動機だけで、外交成果なんて期待できるのか、ということだ。元外交官の天木直人氏はこう言う。

 「安倍さんは、行くなら、金正恩と会わなければ、みっともなくて帰ってこられないでしょう。『拉致被害者全員の即時帰国』と意気込んでいる以上、手ぶらで帰国できるはずがない。成果ゼロでは、ただの恥さらしですからね。かといって、従来通り圧力一辺倒の主張を繰り返しに行くだけでは融和ムードに水を差すことになる。北は『拉致問題は解決済み』という立場です。仮に安倍さんがシンガポールに行くとして、どのような“成果”を持ってこられるか見モノですね」

 「外交の安倍」を自負しているようだが、安倍政権の5年間で拉致問題は何も進展していない。北朝鮮とコンタクトするルートすらない。「北京の大使館ルートを通じて対処」「米国と完全に一致」などと壊れたレコードのように唱え続けているだけだ。とうとう、金正恩から「日本はなんで拉致問題を直接言ってこないのか」と揶揄される始末である。どこが「外交の安倍」なのか。
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 「みっともなくて帰ってこれない」、万歳、そのままシンガポールでもマレーシアでもタイでも好きなところへ亡命してくれ。
 「蚊帳の外」の話の時欧米では「パーティに呼ばれていないのに俺が主役、みたいな顔をする」と言われていたがまさにその通りになりそうだね。恥ずかしい限り。
 ノコノコ出かけたのに呼び込んでくれなかったらもっと恥ずかしいぞ。


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与野党接戦の新潟知事選 “意外な怪文書”が飛ぶ戦いの構図  【日刊ゲンダイ】

 与党VS野党の一騎打ちとなる新潟県知事選は、24日告示される。現時点ではまったくの互角だ。

 自民党が実施したとされる世論調査では、与党が推す花角英世氏(59)は41ポイント、野党候補の池田千賀子氏(57)は38ポイントと大接戦だという。

 与党も野党も、投票日の6月10日まで幹部を大量投入する予定だ。立憲民主党の枝野幸男代表は20日、新潟入りし、自民党の竹下亘総務会長は25日に駆けつける。与野党が総力を挙げているのは、安倍首相に対する審判となる選挙だからだ。

■自民が負ければ安倍3選は赤信号

 「一騎打ちという構図もあって、この先マスコミは『安倍政権にイエスかノーかが争点』というスタンスで報道するでしょう。すでに野党は『モリカケ疑惑を抱える安倍政権に審判を下す選挙だ』と訴えています。投票日の6月10日は、国会が一番ガタガタする会期末(6月20日)前だけに与党サイドが敗北すれば、安倍首相は苦しくなるでしょう」(政治ジャーナリスト・泉宏氏)

 安倍自民党は政党色を消そうと必死だ。自民党幹部は現地に入っても街頭に立たず、企業回りに注力する方針だという。

 現地では、告示前から怪文書が飛びかっている。怪文書は相手陣営を誹謗中傷するものが一般的だが、なぜか悪口は一切書かれていない文書がばらまかれている。現地で取材しているジャーナリストの横田一氏が言う。

 「怪文書のひとつは、裏表カラー印刷の1枚紙です。なぜか、“この知事選は与野党激突ではない”といったことが書かれています。“オール新潟”という単語も出てくる。怪文書をばらまいた人物は、よほど与党VS野党という戦いに注目が集まることが嫌なのでしょう」

 与党が大敗すれば、安倍首相の総裁3選は消えてなくなるともみられている。
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 アベ3選を占う選挙なのに創価学会が自主投票ってなに、創価学会はやっとアベに見切りをつけた?前回は自公推薦候補だった、自民はよっぽど自信があるのか?






 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

    
 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 





昨日の神戸
 最低気温  13.0度(02:55) 前日差-0.2度)
 最高気温  22.9度(14:06) 前日差+1.1度)

  今朝の神戸最低気温  17.2度 (05:25)  5月下旬並み 平年より0.6度高い  
   、

今日の神戸の
   日の出     4時53分 (昨日 4時53分)
   日の入り   18時59分 (昨日18時59分)

       日の出は昨日と同じ、日の入りも昨日と同じ


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間06分。

       

 北海道東方の低気圧は北上、低気圧から伸びる前線は日本海の高気圧に押されだいぶ東へ、朝鮮半島東岸の高気圧はゆっくり日本海を東へ進んだ、沖縄は曇り、九州から北海道まで晴れ。
     
          
 明日の朝、日本海にあった高気圧が太平洋側へ抜けるが西日本から北海道まで覆う、奄美諸島の低気圧が少し九州に近づき九州四国は曇りから雨に、沖縄は晴れ、九州、四国は曇り所により雨、中国、近畿から北海道まで晴れの予報。
     
     
     
     
 今朝は晴れ、気温は低くめ、山はすっきり、湿度がかなり低い、気温は上がったが湿度が低いのでさらっとしていた。
 今日の神戸の最高気温は  27.5度、昨日より 4.6度高く 平年より 3.9度高かった、今日の最高気温(今年最高)は6月下旬並みだった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 15.4度、昼の最高気温は  24.5度、夜の最低気温は  19.8度の予報。







【動画】共産党志位委員長「安倍政権は対北政策の転換を」

2018-05-21 | いろいろ

より

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【動画】共産党志位委員長「安倍政権は対北政策の転換を」

 5月16日に公開された日本共産党・志位和夫委員長へのインタビュー記事『対話による平和的解決 志位委員長語る米朝会談への期待』の全編動画です。記事では未公開だった部分も収録されています。

 急速に北朝鮮との距離を縮める米国や中国とは対照的に、「対話否定」「圧力一辺倒」を繰り返す日本の安倍政権の姿勢は破綻していると指摘。失敗を認めて、政策を大転換するべきと語っています。


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対話による平和的解決 志位委員長語る米朝会談への期待

2018-05-21 | いろいろ

より

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対話による平和的解決 志位委員長語る米朝会談への期待

 米朝首脳会談が6月12日、シンガポールで開催される。会談には、中国の習近平国家主席が出席するともいわれ、朝鮮戦争の「休戦協定」に署名した米中朝の3カ国首脳による「終戦宣言」が現実味を帯びてきた。米朝韓中など関係6カ国に平和解決に向けた要請文を送った日本共産党の志位和夫委員長にあらためて米朝会談への期待や、安倍外交に対する見解を聞いた。


 ――南北会談が実現し、史上初の米朝首脳会談の開催も決まりました。どう評価していますか。

 私たちは、関係6カ国への要請文で、「朝鮮半島の非核化」と「北東アジア地域の平和体制の構築」を一体的、段階的に進めてほしいと提起しました。南北首脳会談の「板門店宣言」で、「完全な非核化」と「年内の朝鮮戦争終結」が合意され、米朝首脳会談も日時と場所が決まった。まさに対話による平和的解決の歴史的チャンスが生まれており、北東アジア地域の情勢をがらりと変える世界史的な大変動が起こり得る情勢にきている。このチャンスを絶対に逃してはなりません。


 ――トランプ大統領、金正恩委員長ともに米朝会談の成功に自信をみせています。

 私が注目したのは7~8日に金正恩委員長が中国・大連を訪問して習近平国家主席と会談し、直後に米中首脳の電話会談が行われ、中国側は「段階的な解決」や、「北朝鮮の安全保障上の懸念を考慮」することを米側に求め、米側は「中国の立場を高く重視し、役割を称賛する」と応じたことです。

 その直後の9~10日、ポンペオ米国務長官が訪朝し、金委員長は「満足のいく合意に達した」述べました。そして米朝首脳会談の日時、場所が発表され、トランプ大統領は「大成功を収めるだろう」と。米朝首脳会談が成功を収めることを、かなり期待してもいいところまできているのではないでしょうか。


安倍政権は失敗を認め政策の転換を


 ――米中は急速に北との距離を縮めていますが、対照的なのが日本の安倍政権ですね。

 北朝鮮問題に対する安倍政権の姿勢は一言で言うと「対話否定」「圧力一辺倒」。これが今、大破綻していると思います。トランプ政権は一方で「圧力」を唱えながら、他方で「対話」を選択肢とするという「一定の幅」を持った対応を行い、今回は「対話」にぐっと舵を切った。しかし、安倍政権は「対話否定」「圧力一辺倒」できたために、こうした事態についていけない。ひとり取り残された状態です。

 拉致問題についても、せっかく解決のチャンスが生まれているのに、「対話のための対話では意味がない」「拉致問題の解決が対話の前提だ」といって対話に自らハードルをつくるという態度です。これでは道は開けません。


 ――日中韓の3カ国首脳会談でも、安倍首相は「最大限の圧力」を訴えていました。

 東京で行われた中韓首脳会談では、「北朝鮮に対して一方的に要求するのではなく、北朝鮮が完全な非核化を実行する場合、体制保証と経済開発支援などの明るい未来を保証するうえで、米国を含む国際社会が積極的に参加すべき」という内容で合意しています。「圧力一辺倒」の安倍政権との落差が際立ちました。このままでは歴史的な流れからさらに取り残されることになります。


 ――とはいえ、北の非核化に懐疑的な見方があるのも事実です。どこがポイントになるのでしょうか。

 非核化は最大の目標ですが、その実現のためには北朝鮮に「核がなくても安心だ」と感じさせる環境――南北、米朝、日朝の緊張緩和・関係改善・国交正常化を進めることが必要です。非核化と平和体制構築は一体で進めてこそ両方を実らせることができる。

 その実行方法は、2005年9月の6カ国協議共同声明に明記された「『約束対約束、行動対行動』の原則に従い、段階的に実施する」。双方が合意したことを誠実に実行することによって、相互不信を解消し、信頼醸成を図りながら目標に到達する。これが最も現実的な方法です。非核化には、核兵器や核物質、核関連施設がどこにあるのかを申告させ、それを検証し、次に廃棄し、さらに検証という段階がどうしても必要になると思います。


 ――安倍政権は今後、北に対してどう向き合うべきだと考えますか。

 安倍首相は北朝鮮問題を「国難」と言い募って解散までやった。北朝鮮の脅威を最大限利用し、安保法制(戦争法)や9条改憲などを進める口実にしてきました。しかし情勢の前向きの激変が起こっている。これまでの「対話否定」「圧力一辺倒」の失敗を認め、政策を大転換することを強く求めたいと思います。
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I am not Abe.   検察審査会は市民感覚で判断 佐川氏「逆転起訴」の可能性

2018-05-20 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 05/20(日)

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検察審査会は市民感覚で判断 佐川氏「逆転起訴」の可能性  【日刊ゲンダイ】

  国民の感覚とは丸っきりズレた判断だ。大阪地検特捜部が虚偽公文書作成容疑で告発された財務省の佐川宣寿前国税庁長官らを不起訴とする方針を固めた。国有地8億円値引きの背任容疑についても、財務省近畿財務局の担当者らの立件を見送る方向だという。

 不起訴の場合、告発した市民団体などは即座に検察審査会に審査を申し立てるようだが、一般市民から選ばれる検察審査員たちは、どう判断するのか。逆転起訴の可能性について、元検事の落合洋司弁護士に聞いた。

 「法の専門家は容疑の構成要件にこだわりがちですが、検察審査会は市民感覚で判断します。報道によると、大阪地検は改ざん文書が契約の趣旨や内容など根幹部分に大きな変更がなく、文書に虚偽の記載を付け足したわけでもない。よって『虚偽』にあたらず立件は困難と判断したようですが、何しろ約300カ所も改ざんされたのです。安倍昭恵首相夫人の言動など重要な交渉経過の背景が、ごっそり抜け落ちてもいます。

 素朴な市民感情で見れば、政府に都合の悪い重要な部分を国民に隠したのだから、やはり虚偽と見なすのではないか。検察審査会が『不起訴不当』や『起訴相当』と判断する可能性は高いと思います」

 背任容疑も、大阪地検は値引きの背景に森友学園側からの損害賠償請求を避けたいとの意図に着目。担当者らの国に損害を与える目的が立証できないと結論づけたとみられる。

 「8億円値引きの根拠となったゴミ撤去の見積もりはいい加減ですし、国に損害を与える目的が認定できなくとも、国有地の適正価格を逸脱し、学園側への過剰な利益を図ったと捉えれば、任務に背いた背任罪と見なせます。検察審査会で普通の人がシンプルに考えれば、やはり不起訴の判断は覆ると思います」(落合洋司氏)

 佐川氏らは、安穏に暮らせる日はまだまだ遠いと思った方がいい。
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 通常の市民感覚からすればそうなんだけど、審査会に参加する審査員は公表されておらず本当に開催されたのかもわからない、そうなると政府寄りの判断が出る可能性の方が高い。
 


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厚労省のでたらめデータ 社民・吉川氏「ペヤング見習え」  【日刊ゲンダイ】

 「ぺヤングソースやきそばは、一個の製品の中に虫が入っていたからといって、すべての商品を回収した。そして、半年間にわたってなぜ起こったのか、原因をしっかり追及し、再発防止をした。もし、今のようなことをやっていたら、安心してカップ焼きそばを食べられなくなる」

 18日、野党合同集会で、地味な印象の吉川元・社民党幹事長から、キャッチーな発言が飛び出した。

 安倍政権が、「働き方改革法案」に関する厚労省の労働時間調査で、2割のデータがデタラメも、残り8割は大丈夫だと強弁していることだ。民間会社で、一度失った信用を回復するにはどれだけ大変か――。

 ちょっとは「ペヤング」を見習ったらどうか。
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 本当に民間企業だったらこんな事は許されないし本来の政府だったら平謝りで引き下げるだろうが狂気のアベ政権、そんな事には気にもせず数で押し切るつもりか、公明党はどう出る、創価学会員は富裕層が多いんだろうか。
 


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大学教員 半数が非常勤 常勤も1/4は任期付き 本社・河合塾調査  【朝日新聞】

 全国の大学の教員のうち約半数は非常勤で、常勤の専任教員も約4分の1が「特任」{特命」などの形で任期付き雇用となっている事が、朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく日本の大学」で分かった。一般企業と同様、非正規や有期雇用が増えている形で、教育や研究の安定とともに、こうした教員の処遇が今後の課題となりそうだ。

 調査は昨年、国公私立大751校を対象に実施した。この質問に回答した659校の教員をみると、本務者(専任教員)は16万9458人、兼務者(非常勤教員)は延べ16万9164人でほぼ同数。ただ、非常勤教員は複数の大学をかけ持ちしている例もあり、延べ人数となる。また、専任教員のうち、任期付きは4万4401人だった「任期なしの専任教員は12万5057人で、全体に占める割合は約36・9%だった。

 非常勤教員の割合を国公私立別にみると、国立が34・1%、公立50・7%、私立56・8%で、私立大で特に高い。地域別にも東北36・7%、北海道40・4%、中国・四国40・9%に対し、関東甲信越56・l%と差がある。 一方、任期付き専任教員は国立30・4%、公立27・4%、私立23・3%で、逆に国立が高い。競争的研究資金の支給期間に合わせ、任期を定めて雇用されるケースが国立大で特に多いためとみられる。

 文部科学省も学校基本調査で専任教員と非常勤教員の人数を調べている。その結果によると、非常勤(延べ人数)が全体に占める割合は1987年には41・2%だったが、2005年に初めて専任教員を上回り、昨年は51・5%だった。

 文科省の担当者は「少人数授業の導入や実務家教員の登用が進んだほか、専任からの差し替えなど様々な理由がある」とみる「任期付き教員の数は学校基本調査の項目に含まれていない。
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 こんな出鱈目な事をやっていたら基礎的な技術、原理なぞ探求できない、この前iPSでの不正も有期の研究者、次の契約が結べるかいい結果がほしいから偽装した。
 


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タカ派と外交重視派が対立する 米国の“イラン核合意離脱”  【日刊ゲンダイ】
 日本外交と政治の正体 外交評論家 孫崎享氏

 米国は世界最強の軍事力を持ち、外交・安全保障政策は国際情勢に大きな影響を与える。

 そうした中、今、トランプ大統領の気ままな人事と政策が、世界の大きな不安定要因となっている。

 米国政府の動きを見ていると、ホワイトハウスでは、相反する考え方の対立が生じているようだ。対象はイラン、北朝鮮、シリアのような「ならず者国家」に対してだ。

 これらの国家に対し、政権自体を排除しなければならないとする強硬派と、政権の好ましくない政策を外交や圧力によって変更させようとする外交路線派が激しくぶつかっている。

 強硬派はボルトン国家安全保障担当補佐官で、外交路線重視派はマティス国防長官である。

 ポンペオ国務長官はもともとはタカ派で、思想的にはボルトンに近い。トランプ政権の1年目は、マティス国防長官が安全保障政策を担っていたが、今はボルトンが影響力を握りつつある。

 この“主導権争い”が表れたのは、イランとの核兵器凍結合意である。

 2015年に締結された合意では、イランは15年間、核兵器の材料となる濃縮ウランの製造をしないことに合意した。しかし、ボルトンは「永久に製造を禁ずる必要がある」と主張し、今回の米国が核兵器合意から離脱する決定につながった。

 一方、マティスはイランとの核兵器に関する合意から離脱すれば、この合意を守るべきと主張するドイツやフランス、英国と対立することになるため、戦後の安全保障環境の中で重要な役割を果たしてきたNATO(北大西洋条約機構)の弱体化にもつながりかねないとして反対していた。

 イラン問題に対する米国の態度はイスラエルを抜きには語れない。イスラエルはイランを最大の敵国と位置づけ、激しい圧力を求めている。今回の米国の核兵器合意離脱は、トランプがイスラエルの求めに応じた可能性が強い。

 米国のタカ派にとって、イランも北朝鮮も「ならず者国家」である。北朝鮮に「完全、不可逆的、検証可能な非核化」を求める米国の姿勢は、多くの人が考えるよりも強固で、かつ非妥協的かもしれない。
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 ボルトンはどこまでトランプの信を得られるのか、トランプは朝鮮戦争終戦に向けて進むから、ボルトンの言う戦略は退けられる可能性大。
 

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日立・英原発運転 2年先送り提案  【朝日新聞】

 日立製作所が、英国で計画する原発の運転開始の目標を2年ほど遅らせて2027年とする案を関係者に伝えた。事業に必要な資金集めが難航しており、設計や建設を引き受ける企業の間で分担の見直しも始まっている。事業の継続そのものも不透明感が増している。

 計画では英アングルシー島に原発2基をつくる。運転開始の目標は「20年代前半」と公表済み。実際は25年前後を想定してきた。

 しかし、関係者によると日立側はこのほど、新たな目標として「27年4月」を計画に関係する企業などに提案した。着工するかどうかの判断は19年にも下す予定だが、この時期が遅れるケースも想定しているもようだ。

 日立は損失のリスクを分散させるため、金融機関などからの出資を仰ぎ、事業を担う会社への自社の出資比率を50%未満に抑えようとしている。ここまで下がらなければ事業から撤退する、とも表明している。

 日立以外の日本企業による出資のための借金には日本政府の保証がつく方向だが、金融機関は安全対策費の高騰などによる損失拡大を懸念している。

 原発の設計と建設は、日立、エンジエアリング大手の日揮、建設大手の米ベクテルの3社連合が引き受ける。「日立の費用見積もりが甘かった」(関係者)との声もぁり、3社は事業の分担の見直しを検討中だ。
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 こんな事をやっていたら日立は信用されなくなる、まず基本の計画の積算が甘かったなんて最低じゃないか。
 
 

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黒塗り理由に 改ざん前の森友文書“公表延期”の姑息な算段  【日刊ゲンダイ】

 どこまでもフザけた連中だ。森友学園問題で、18日国会に提出されるはずだった改ざん前の決裁文書の公表が23日に延期されることになった。その理由がふるってる。

 財務省によれば、「文書が膨大で黒塗りが間に合わない」のだという。

 「何を言っているのか、意味が分かりません。本来、黒塗りが必要なのは、電話番号などの個人情報だけのはずです。この期に及んで、都合の悪い記述は隠すのか。それでは、改ざん前の文書を公表する意味がない。問題を収束させたいのなら、黒塗りなしの原本をそのまま出せばいいだけの話です。国会議員は与野党を問わず、国会の権威をかけて『早く出せ』と迫るべきです」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 そもそも18日の公表は、審議拒否していた野党が復帰するための条件だった。与党は、国会正常化の与野党合意をあっさり反故にしたのだ。自民党の二階幹事長、公明党の井上幹事長が16日の会談で、公表延期を勝手に「確認」してしまった。

 しかも、23日という日付にも姑息な計算が透けて見える。

 「23日には、防衛省のイラク日報問題の調査結果も公表される予定です。野党が反対する働き方改革関連法案も、衆院の委員会で強行採決する方針を固めている。批判が高まりそうな案件をまとめて23日にぶつけ、一つ一つの印象を薄める作戦でしょう。与党がここまで強引な国会運営を仕掛けてくるのは、安倍首相はじめ官邸が“世論の批判をかわして逃げ切れる”と判断したことが背景にある。完全にナメているのです。野党も会期末まで国会を開かせないくらい審議拒否で粘ればよかったのに、腰砕けで政権を追いつめる手だてがなくなった。世論調査の支持率も底を打った感があり、今の自民党の自浄作用のなさを見ていると、下手したら安倍首相の3選もあり得るのではないかと思います」(山田厚俊氏=前出)

 23日に一気に厄介事を片付けたら、すぐに安倍首相は外遊でトンズラ。プーチン大統領との首脳会談のため、ロシアを訪問する。

 「総理のロシア訪問があるので、文書公表を受けての集中審議も再来週の28日にズレ込むことになる。するともう6月20日の国会会期末は目前です。6月になればメディアの関心も史上初の米朝首脳会談に集中するでしょうから、森友問題も日報問題も忘れられる。官邸も国対も、会期延長はせず早々に国会を閉じる方針で一致しています」(自民党関係者)

 国会会期末に向け、なりふり構わぬ逃げ切り工作に出始めた安倍政権。このまま逃げ切りを許すようでは、この国は終わっている。
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 モリカケも大事だが焦点を高プロに定めて徹底的におかしなところをせめて撤回させないとサラリーマンは殺されるよ。
 なにがロシア訪問だどうせ何も成果は無く経済援助をたっぷり搾り取られるだけ。
 いずれにしろ黒塗りは個人名や個人の情報だけでいいんだから全部そのまま出させるべきだよ、立憲民主枝野さん。


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岐阜県警が企業に個人情報提供 住民怒りの追加提訴  【週刊 金曜日】

 岐阜県大垣市内の風力発電施設建設を巡って、住民の個人情報を岐阜県警大垣署が集め、中部電力子会社「シーテック」に伝えていた事件。住民4人は今年に入って、新たに国と県を相手取り、収集された個人情報の抹消を求める追加提訴を行ない4月16日、第1回口頭弁論が岐阜地裁で開かれた。

 この事件では、プライバシーや表現の自由が侵害されたとして住民が県を相手に起こした国家賠償請求訴訟が係争中。追加提訴は、収集された個人情報が警察組織内に存在し続ける限り人権侵害が続く恐れがあるとして提起された。

 原告側は、情報収集の対象者は公安警察活動にとって必要と認められる者に限られるべきで、原告らが調査対象にされる理由はないから、「原告らの個人情報を収集、保有、利用することは違法」と主張。憲法が保障する人格権を侵害するとして県警と警察庁が保有する個人情報の抹消を求めている。

 これに対し国は、「抹消を求める対象が何であるのかが特定されていない」として訴えの却下を求め、県は「一般論として」と断りながらも、「県警の情報収集活動は適法。取得が適法であれば保有も適法だ」として請求の棄却を求めた。

 意見陳述した原告の近藤ゆり子さん(68歳)は、自身が環境問題などの市民運動に携わってきたことを説明しながら、「この社会にはまだ多くの不条理があり、見て見ぬふりは私には苦痛。だから裁判を起こしたりデモや集会を企画したりしている。すべて憲法で保障されていることで、誰にも邪魔されたくはありません」と訴えた。

 昨年、原告弁護団に新たに加わった公安警察の情報問題の専門家、清水勉弁護士(東京)は追加提訴の意義について、「個人情報は取られてしまったら我慢するしかない、ではなく、違法に収集、保管、利用されたものは、市民の権利として抹消できる、という問題提起になる」と位置付けている。

 (井澤宏明・ジャーナリスト、2018年4月27日号)
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 公安は常に情報を集めている、そしてそれを破棄することは無い。






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昨日の神戸
 最低気温  13.2度235:54) 前日差-8.0度)
 最高気温  21.8度(02:44) 前日差-4.2度)

  今朝の神戸最低気温  13.0度 (02:55)  4月下旬並み 平年より3.4度低い  
   、

今日の神戸の
   日の出     4時53分 (昨日 4時54分)
   日の入り   18時59分 (昨日18時58分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅い


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間06分。

       

 朝鮮半島東岸の高気圧がゆっくり日本海を進み前線を少しずつおして南下させ高気圧が覆う、沖縄は曇り、九州から北海道までほぼ晴れ。
     
          
 明日の朝、ぜんせんが高気圧に押されて南下、前線の一部が九州南部と沖縄方面に伸びる、その他の地域は高気圧に覆われる、沖縄は雨のち晴れ、九州は晴れ、四国は曇り所により雨、中国、近畿から北海道まで晴れの予報。
     
     
     
     
 今朝は晴れ、気温が低い、山はすっきり、湿度も低い、気持ちのいい気候。
 今日の神戸の最高気温は  22.9度、昨日より 1.1度高く 平年より 0.5度低かった、今日の最高気温は5月中旬並みだった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 15.5度、昼の最高気温は  24.5度、夜の最低気温は  16.8度の予報。







政治学者・白井聡が語る〈安倍政権の支持率が下がらない理由とその背景〉

2018-05-20 | いろいろ

より

*****
政治学者・白井聡が語る〈安倍政権の支持率が下がらない理由とその背景〉


 森友・加計問題で次々と新事実が明らかになり、安倍晋三首相をはじめ、担当大臣や官僚が野党やメディアから徹底的に追及を受けている。だが、メディア各社の世論調査では、安倍内閣の支持率は38.9%(共同通信、5月14、15日調べ)で、倒閣運動が始まる「危険水域」の前で安定している。

 文書改ざんや国会での「記憶がない」「メモがない」発言など、国民への説明をかたくなに拒否する安倍政権が、なぜ支持を集めているのか。

 そういった問いに、正面から切り込んだ著書が話題を集めている。政治学者・白井聡氏の『国体論 菊と星条旗』(集英社新書)だ。発売から約1カ月で、政治の本としては異例の5万部を突破するベストセラーになっている。

 白井氏によると、今の日本人は「戦後の国体」に支配されているという。それは一体、どういう意味なのか。インタビュー前編。

* * *

──安倍政権とは、戦後日本の歴史でどのような存在なのでしょうか。

(白井聡氏、以下回答部分は同じ)
 これだけの腐敗と無能をさらけ出しているにもかかわらず、安倍政権が長期本格政権になってしまった。日本はすでに破局を迎えているのではないでしょうか。

 政権の常軌を逸したひどさが日々刻々と証明されてきたにもかかわらず、支持率の動きは底堅い。これが示しているのは、自分たちの社会が破綻しているということからも、劣悪な支配が進んでいるということからも目を背けている人々が数多くいる、ということです。

 新著『国体論 菊と星条旗』で論じたことですが、現代は戦前のレジームの崩壊期を反復している時代です。あの時代を今から振り返ると、「この時期の日本人て、何やってんだ? バカじゃないのか?」と私たちは感じるわけですが、崩壊期というのはそういうものなのでしょう。安倍政権もそれを支持してきた日本社会も、こうした時代にふさわしい状態にある。


──そのことと、「国体」とはどう関係するのでしょうか。

 端的に言うと、「国体」のなかで育てられた人間は、自由を知らず、民主制における政治的主体になり得ないのです。

 一般に国体と言えば、「万世一系」の天皇を家長とし、その子である臣民で構成された共同体という物語です。こうした家族国家観は、家族の間に支配はない、と「支配の否認」という心の構造を日本人に埋め込んでしまった。

 もちろん、戦前の国体は、敗戦を契機に粉砕されたことになっていますが、実際にはそれは戦後も途切れていないと私は考えています。

 では、「戦後の国体」とは何か。それは、敗戦後に米国が天皇に変わって頂点を占めるようになった支配構造です。よく知られているように、GHQは日本を円滑に統治し、親米国へと作り変えるためには天皇制を残すべきと決めました。それは、熱心な研究の末に彼らが得た結論でした。その結果、「米国に支配されている」という事実が曖昧なものになっていきました。

 やがてそれは、長い時間を経て「自発的に米国に従属し、かつ、そうしていることを否認する」という日本人を生み出しました。日本が世界に類をみない対米従属の国であるのは、被支配の事実を今の日本人がちゃんと認識していないことです。

 支配されていること、つまり不自由を自覚するところから自由への希求と知性の発展が始まりますが、そもそも支配されているとの自覚がなければ、何も始まらず、奴隷根性だけがはびこります。「支配の否認」を続けている限りは、日本はこの閉塞感から抜け出すことも、さらなる破局を逃れることもできないでしょう。

──安倍政権は米国との協調姿勢をアピールしています。

 安倍首相は、皇居にいる今上天皇よりも、米大統領を天皇のように扱っています。ゴルフ場で安倍氏がバンカーに転げ落ちた後、必死にトランプ氏に追いすがる姿は象徴的でしたね。こんな国辱的外交を「外交の安倍」などとメディアは評している。

 こういう具合に、対米従属レジームの親分である安倍首相が米大統領を権威として崇めることが当然視されている一方で、同じその親分は今上天皇の譲位の意思表明に対してどういう態度をとったか。

 退位をめぐる有識者会議では、日本会議系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」との発言があり、天皇が「批判をされたことがショックだった」と話していたことが、毎日新聞の記事で明らかになりました(宮内庁は発言を否定)。宮内庁筋からは「陛下の生き方を全否定するものだ」という最高度の非難の言葉も出てきた。

 さきほど言ったように、戦後国体はGHQが天皇制を利用することで形作られた、つまりは天皇と米国が一体化したような国体が生まれたわけですが、ついに日本の保守派にとって、天皇制の頂点を占めるものは明白に米国になったということです。

 だとすると、東京に居る天皇は何なのだということになる。存在意義がなくなってしまう。そうした文脈から昭恵夫人の言動を見ると、興味深いですよ。

 昭恵さんの「私は天皇陛下からホームレスまで誰とでも話しができる」という発言を知って、私は驚愕したわけです。これって、「私は日本国民の一番上から一番下までつながれる、上から下までみんな私を通してつながる」という話で、それはつまり「私は国民の統合をつくり出せる」と言っているわけです。首相が天皇(米国)の代官をやっているうちに、首相夫人は自分が皇后陛下だみたいな気分になってきたようですね。
 
 こういう具合に、末期的症状はここかしこに見えてきています。しかし、だからといって、国体が自然消滅したりはしないでしょう。「戦前の国体」の最期がどういうものだったか、想い起すべきです。

 1945年の敗戦の時、国家指導層は「国体護持」のみをひたすら目指したために、犠牲を増やし続けました。明治維新から1945年の敗戦までが77年。そして、2022年には、戦後も同じ77年目を数えることになります。いよいよこれから「戦後の国体」の断末魔の時期に差し掛かって来るのではないでしょうか。

(後編に続く)

(構成/AERA dot.編集部・西岡千史)
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I am not Abe.   便宜供与は明白 「加計」車利用の藤原審議官と政権のウソ

2018-05-19 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 05/19(土)

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懲戒請求4000件…集団ヒステリーと化したネトウヨの末路  【日刊ゲンダイ】

 正気の沙汰じゃない――。東京弁護士会に所属する佐々木亮弁護士と北周士弁護士が、不当な理由で約4000件もの懲戒請求を受けた問題。2人は、16日、都内で会見を開き、約960人の請求者に対して訴訟を起こす考えを明らかにしたが、悪行を主導した“張本人”は懲りていないらしい。

 コトの発端は、2016年4月に東京弁護士会が出した「朝鮮学校への適正な補助金交付を求める会長声明」。ネット上の匿名のブロガーがこの声明を「犯罪行為」とあおり、不特定多数の人が真に受けて両弁護士に対して昨年6月ごろから懲戒請求を送りまくったのだ。被害を受けた北弁護士は、あらためて今回の問題を「匿名性を盾にした集団暴行」と批判し、こう言った。

「和解を打診してきた請求者の話を聞いてみると、『(懲戒請求すれば)日本が良くなると思った』などが主な理由で、『みんながやっているから私も』という軽い気持ちだったようです。ところが、我々がどのような活動をしているか知らない人ばかり。朝鮮学校の件と関係ないと伝えると、『そうなんですか』と驚く請求者が大半です。人種差別に基づくヘイトクライムと同じで、やっていることの認識の軽さと、損害を受ける差が大きい。こうした加害意識のない暴力が広がることを危惧しています」

 要するに、知識や教養はもちろん、一般常識もない連中が「集団ヒステリー化」して大騒ぎしていたということだ。佐々木、北両弁護士は裁判を始める来月20日ごろまでに、謝罪と、弁護士1人につき5万円ずつの和解金を支払えば和解に応じる方針だが、問題の発端となったブログ主には反省の文字はないらしい。会見後に記されたとみられるブログにはこう書いてある。

 <弁護士記者会見はまったくの期待外れ><佐々木亮弁護士が落とし前をつけてやると発言した件はどこへいった><自身だけのお涙ちょうだい会見だったな>

 ナントカにつける薬はないが、佐々木、北両弁護士は、虚偽告訴罪や業務妨害罪などで徹底的に刑事責任を追及する予定だから、ブログ主も法廷の場で徹底的に持論、暴論をぶちまけたらいい。ネトウヨの哀れな末路が見モノだ。
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 このやり方は「日本会議」的なやり方だと思った、基本相手に嫌がらせをやる事で相手を動けなくさせる、大阪での学校で君が代をうたうとき本当に歌っているか唇を読むとか、唄ってないと処分するとか、だからこの弁護士の様に正面から戦う者はあまり考えていない。
 それに懲戒請求した大半は単にSNSなどで載せられたものでただのバカだが震源のブログ発行者は確信犯で「日本と在日の戦いが始まった」などますます煽る嘘をまき散らしている、徹底的に取り締まらなければならない。
 


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便宜供与は明白 「加計」車利用の藤原審議官と政権のウソ  【日刊ゲンダイ】

 何から何まですべてウソだらけだ。内閣府で国家戦略特区を担当していた藤原豊地方創生推進室次長(現・経産省貿易経済協力局審議官)が2015年8月に愛媛・今治市などを視察のため訪れた際、学校法人「加計学園」の社用車を利用していた問題。17日の衆院内閣委では、内閣府の出張記録に「官用車利用」と記されていることが問題視された。

 「出張記録に偽りの記載があった」「問題はどこにあると思うか」

 立憲民主党の阿部知子議員がこう質問すると、答弁に立った安倍首相は「内閣府が公務員倫理に違反しているか調査している」などと、例によってノラリクラリ。内閣府の村上敬亮地方創生推進事務局審議官は「旅費の支払い手続き上問題はない」なんて言っていたのだが、何を寝言を言っているのか。誰がどう見ても、特定業者からの便宜供与であり、「旅費精算請求書」という公文書の虚偽記載は明らかだろう。

 あっせん収賄も疑われかねない重大問題であり、本来は内閣委の審議がストップしても不思議じゃない。ところが、財務省の決裁文書改ざん、厚労省の裁量労働制データの捏造……など、インチキばかりの安倍政権は「それがどうしたんだ」と言わんばかりの態度だったから、狂っている。

 大体、今さら何を精査する必要があるのか。藤原審議官をさっさと国会に呼んで事実関係を確認すれば一発で分かる話だ。ウソを正当化する屁理屈づくりのための時間稼ぎはミエミエだ。

 安倍政権と官僚のウソにいい加減、ウンザリだ。
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 嘘に慣れさせて「またか」とマヒさせる作戦らしいがそんな事に騙されてはいけないが野党がだらしなさすぎる。
 


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9条俳句不掲載、二審も違法 裁判長「思想理由に不公正な扱い」  【東京新聞】

 憲法九条について詠んだ俳句を、さいたま市の公民館が月報への掲載を拒否したのは表現の自由の侵害だなどとして、作者の女性(77)が市に俳句の掲載と慰謝料二百万円を求めた訴訟の控訴審判決が十八日、東京高裁であった。白石史子裁判長は、一審さいたま地裁判決に続き、掲載拒否は違法と認め市に賠償を命じた。賠償額は五万円から五千円に減額した。 

 白石裁判長は、公民館の職員には、公民館が公的な場としての目的や役割を果たせるように取り組む義務があると指摘。掲載拒否は「思想、信条を理由に不公正な取り扱いをし、女性の利益を侵害した」として、違法性を認定した。

 公民館は俳句に集団的自衛権の行使に反対する思想、信条が込められていることを理由に、政治的中立性の観点から拒否したとした上で「当時、集団的自衛権の行使について世論が分かれていた事情があっても、公民館が掲載しなかったことに正当な理由があったといえない」とした。

 一方、表現の自由の侵害については「同人誌やネットなどの媒体での表現そのものが制限されたわけではない」として退けた。月報への掲載についても一審に続き棄却した。

 弁護団の久保田和志弁護士は、自治体が政治的中立を理由に場所の提供を拒むなどの事例があることから、抑止につながる判決と評価した。

 判決などによると、三橋公民館は二〇一〇年十一月から、地元の句会が会員の俳句の中から選んだ一句を月報に掲載。女性が一四年六月に詠んだ「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」が選ばれたが、公民館は「世論を二分するようなテーマ」を理由に掲載を拒否した。

 清水勇人市長は「判決を精査し、対応を検討します」とコメントを出した。


◇9条俳句訴訟判決ポイント

 公民館は女性の思想、信条を理由に不公正な取り扱いをした。

 公民館が月報に掲載しなかったことに正当な理由があったとはいえない。

 月報での表現を制限されたにすぎず、表現の自由の侵害は認められない。
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 「公民館が月報に掲載しなかったことに正当な理由があったとはいえない。」と言うのなら「月報への掲載についても一審に続き棄却した」は矛盾してませんか裁判長。それに「月報での表現を制限されたにすぎず、表現の自由の侵害は認められない」って月報においての掲載を争っているのに制限されただけっておかしいやん。
 


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本末転倒…企業救済策に消費税を流用するなど言語道断  【日刊ゲンダイ】
 日本経済一歩先の真相  エコノミスト高橋乗宣氏

 15日付の日経新聞の1面トップ記事を読み、頭に血が上った。来年秋予定の消費税増税に向け、政府が住宅や自動車の購入者に減税を実施、買い控え防止を検討しているというのである。

 具体的には消費税増税に合わせて、住宅ローン減税を拡充し、自動車取得税の廃止など自動車関連税制を見直す。けしからんのは、減税の財源だ。消費増税の増収分5兆円強のうち、2兆~3兆円を増税対策に計上する構想だというから、本末転倒である。

 消費税は本来、国債に大きく依存した国の財政状況を是正するため、創設された側面がある。ところが、安倍政権は消費増税の増収分の使途のうち、借金返済の充当額を減らし、プライマリーバランスの黒字化を先送り。そればかりか今度は増税後の自動車や住宅の売り上げ減を防ぐため、消費税の増税分を充てるというのだ。

 消費税は高齢者や、その逆進性に苦しめられる低所得者も満遍なく支払っている。こうしてカキ集めた税金を国の借金返済に回さず、自動車や住宅業界の売り上げを守るために使うとは許しがたい。露骨な企業優遇策であり、安倍政権の財政規律は完全に緩み切っている。

 国の借金は既に1000兆円を軽く突破し、GDPに占める割合は240%と先進国で断トツだ。今年度の借金返済額は予算の歳出総額の23・8%を占める。社会保障費の伸びを上回るペースで増え続け、借金返済額が2025年ごろには国の最大経費となる恐れもあるのだ。

 かような状況で、安倍政権が財政規律を緩めていいわけがない。財政を健全化する感覚がマヒした要因は歴然だ。“アベ・クロサンバ”の異次元緩和で、国債発行のたび、黒田日銀がガンガン買い占めるため、政府全体で国債依存の構造を打破する意欲がマヒしているからに違いない。

 消費税率を引き上げたところで、こんなデタラメな使い道を考えているくらいなら、いっそ消費税はもちろん、個人の所得税も地方税も減税し、国が発行する国債は黒田日銀に全部、面倒を見てもらったらどうなのか。むしろ、その方が個人消費は活発化するかもしれない。安倍首相が夢想し続ける経済成長が実現する可能性も高まる。

 時の政権の財政規律が緩めば、国の会計を預かる財務省内の緊張感も失われる。安倍政権の不健全財政は忖度まみれの公文書改ざんや、次官のセクハラ騒動など財務省の不祥事続発にも直結しているのではないか。

 いずれにせよ、借金返済に充てるはずの消費税増税分を企業救済策に流用するなど、あってはならないことだ。とにかくまあ、頭にきている。
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 アベ首相には頭から国や国民と言う考えがない、ただただお友達しかないからお友達の住宅産業、お友達の自動車産業、お友達の証券業界にいかにカネを回すかしか考えていないのだ、プライマリーバランス?国債残高?
 そんなことするのならマレーシアの様に諸費税を廃止するか少なくとも5%に下げたら消費は伸びるだろうし借金も減るんじゃないか。
 

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日立の英原発計画 正念場  【朝日新聞】

英政府の補償拡大/出資集めは難航

 日立製作所が英国で進める原発の新設計画が、事業の継続に向けた正念場を迎えている。日立は撤退もちらつかせて英政府に支援を迫り、借金の政府保証を引き出したが、着工の前提としている他社からの出資金集めが実現するめどは立っていない。日本政府も後押しする原発輸出の行方に不透明感が強まっている。

 日立は英アングルシー島に原発2基を建設する計画で、2020年代半ばの運転開始をめざしている。日立が買収した英原子力事業会社「ホライズン・ニュークリア・パワー」が日立製の原発を採用する。日英両政府は昨年12月、資金面で支援することで大筋合意しているが、具体的な支援策づくりが難航している。

 日立は英政府の支援が得られないなら撤退も検討する方向だった。支援の具体化と確約を英政府に求め、5月末までの回答を依頼。中西宏明会長が3日、英国にメイ首相を訪ね、直談判もした。

 複数の関係者によると、日立側が推計した建設費は総額2・4兆円。これに対し英政府は、約2兆円の借金に対して保証をつける案を示した。日立と日立以外の日本勢、英国勢の各陣営が3千億円ずつをホライズン社に出資する案も固まった。安全基準への対策費などで建設費がふくらむ可能性に備え、総額3兆円程度を用意する構えとみられる。支援規模は昨年の大筋合意時と変わらないが、各陣営の出資額を倍増させ、日本政府が予定していた1ol兆円の借金の保証も英国側が引き受ける形に修正する。

 英国には二酸化炭素(C02)の排出を抑制するため、原発でつくる電気の買い取り価格を政府が保証する制度がある。日立はこの制度による高値の保証を要請している。英政府が受け入れ可能な水準との差は縮まりつつあると話す関係者もいる。こうした英政府の対応から、日立は現時点で撤退を決める必要はないと判断。英政府と協議を続ける方針で、19年にも事業継続の可否を判断するとしている。

 日立はホライズン社に対して他社にも出資してもらい、損失リスクを分散したい考えだ。出資比率が今の100%から50%未満に下がらなければ着工しないと表明済みだが、出資金集めは難航している。

 英政府案では日立の出資比率は33%程度まで下がり、着工条件を満たす。日立以外に出資する日本勢として電力会社や金融機関などを想定。打診も始めたが、「リスクが高く、求められた額は出せない」との声が出ている。英国勢の出資が集まるかも未知数だ。
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 いくらに上がるかわからない電力費、英国民が最終的に払うんだろう、うんと言うのかな?リスクの多い原発、英国政府も何を考えているのか?
 英国も英国だがアベ政権は一私事業者の日立に債務保証を税金でしようとしている、この事業自体が成立しないことを願う、英国は日立の原発が事故を起こした場合全部日本の責任で処理を!とメイ首相が去年来た時に言っているはず。
 
 

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北朝鮮には逃げ道、落とし穴  【日刊スポーツ】

 ★北朝鮮は16日未明、米韓合同訓練実施を理由に、同日予定されていた韓国との閣僚級会談の中止を通告し、米朝首脳会談の取りやめも示唆した。同日、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は「根本的な問題は、北朝鮮が大量破壊兵器を放棄するという戦略的決断を下したかどうかだ」と指摘し、「見返りを期待する北朝鮮との際限ない協議に引きずり込まれるという過去の失敗は繰り返さない」と1歩も譲らない。

 ★会談へ向けての主導権争いや本気で核廃棄を決断しているのか否か、まだ不透明な部分は多い。北朝鮮が米国が11月中旬の中間選挙という政治日程まではテーブルをひっくり返さないとの外交的見立てから強気に転じているともいえる。17日、米トランプ大統領は米朝首脳会談開催について「実際のところ、北朝鮮は何事もなかったかのように日程などすべての事柄を伝えてきている」と米朝首脳会談に変更はないとの考えを示した。

 ★確かに核廃絶へのハードルは高い。北朝鮮国内の核実験場全てを査察するためには約300人の人員と3年間の期間が必要。豊渓里(プンゲリ)の核実験場の破壊についても、この実験場の山々が崩落しており、地震も頻発している既に老朽化した施設。地下施設を含めて国内複数箇所に核実験場を持っている北朝鮮にとっては覚悟の決断とは言い難い。

 ★その実験場破壊の式典には米、中、英、露などの国連常任理事国とそのメディアを呼んでいるが、それよりも必要なのはIAEAなどの専門家、査察団の受け入れ。ひとつひとつの問題に逃げ道や落とし穴があり、何かの時にカードとして使う。その神経戦にも似た調整が米朝首脳会談までにまとまるかがカギだ。
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 そんな事を気にしないのがトランプ流ではないか、北の体制の補償をし一気に終戦に持ち込みそれからゆっくりと諸条件を詰めていく、のではないか。


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「蚊帳の外」の使用禁止で日本はハブられなくなるのか?  【日刊ゲンダイ】
 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」  作家 室井佑月氏

「官邸から外務省に対して、『“蚊帳の外”という言葉は、記者を中心に、第三者に対して使わないように』とお達しが下りてきました」(外務省関係者)

 これは「週刊新潮」(5月17日号)に掲載された「安倍総理の耐えられない“薄さ”」という記事の中での外務省関係者の発言。なんの蚊帳の外かというと、もちろん、北朝鮮を中心にした世界の動きからの。

 そういや、4月29日付の産経新聞のインタビューでも、安倍首相は、

「決して日本が蚊帳の外に置かれていることはありません」

 とわざわざいっていた。よほど、蚊帳の外といわれるのが嫌みたいだ。

 アホや。蚊帳の外という言葉を禁止したら、この国が蚊帳の外じゃなくなるって話じゃあるまい。

 北朝鮮は、核実験場の廃棄を透明性をもって示すため、国際記者団の現地取材を認めることにした。だが、日本ははぶられた。その理由について教えてよ。

 でもって、アメリカの拉致被害者はとっとと帰ってこれたのに、日本人拉致被害者はどうなった? 拉致問題は安倍内閣の最重要課題といって、何年間もそのことを政治利用していたくせに、今回、北との直接のパイプさえなかったことがバレてしまった。

 昭恵夫人を閣議決定で〈私人〉にしたら、これまでのことがチャラにできると考えたのと、おなじ頭の構造か?

 蚊帳の外ってのはただの比喩。そういわれるのが嫌ならば、そうでない明確な根拠を示せばいいだけなんだが……。

 でも、あの方にはそういう常識が通用しない。加計学園問題、限りなく真っ黒な証拠がいくつも出ている中で、「僕は知らない」といい切るだけ。その理由を問われ、「だって、そうであることは明白であります」ともう一度、繰り返すだけ。

 言葉が通じないというか、コミュニケーションさえ取ることが難しい。なんか疲れますなぁ。
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 あぁ疲れる、しかしそれに慣れたりごまかされてはいけない、徹底的に批判していこう。


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日露外交のアピールか 秋田犬の贈呈式に安倍首相出席の怪  【日刊ゲンダイ】

 トランプには金のゴルフクラブ。プーチンには秋田犬――。この男の地球儀俯瞰外交とはしょせん、相手国に貢ぐことしか頭にない。24日からのロシア訪問でプーチン大統領との首脳会談を控えている安倍首相が、平昌五輪女子フィギュアスケート金メダリストのアリーナ・ザギトワへの秋田犬の子犬「マサル」の贈呈式に出席する予定――と報じられた。

 ザギトワに親睦の意味を込めて「マサル」を贈るのはあくまで秋田犬保存会であって日本政府じゃない。つまり、安倍首相なんぞお呼びじゃないのに、そこにシャシャリ出てくるというのだ。「トンビが油揚げをかっさらう」とはこのことで、共同通信によると、秋田犬保存会の会長を務める日本維新の会の遠藤敬国対委員長は「首相が贈呈する形になれば会員に説明がつかない。友好演出はやぶさかでないが節度を守ってほしい」と話したというが、当然だろう。

「ウラジーミル!」なんて叫んで、大騒ぎしたものの、注目された北方領土は返還されず、逆にドンドン開発が進んでいる状況。北朝鮮問題も気が付けば米中韓に取り残されている安倍政権のことだ。秋田犬贈呈式を外交アピールの場と考えているのだろう。あらためて日本維新の会の遠藤国対委員長に聞いた。

「あくまで贈呈するのは保存会です。政府からは1円も出してもらっていませんし、当日のチケット代やホテル代、交通費は全て会の自腹。ただ、外務省には、スケート連盟や保存会、大使館の間に入ってもらって、式の日程を調整してもらいました。日本を代表して安倍首相からザギトワ選手に渡してもらってもよいのではないかという話は我々としても納得しているが、贈呈式そのものは、政府が主体ではなく、民間外交で日ロ友好を目指す取り組みです」

 政治案件に巻き込まれる秋田犬もいい迷惑だろう。
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 何でもかんでも自分のお手柄にしたいおぼちゃまくん、そういえば羽生弓弦が平昌オリンピックで金をとった時も電話なぞしてたな、あんたは出てくるな!と言ってやればよかった。
 それにしても何で大阪生まれ大阪育ちの日本維新の会の遠藤敬が秋田犬保存会の会長をやっているんだろうね、自分こそ犬を政治利用しようとしているんじゃないか。
 マサルがかわいそうだ。






 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

    
 

 

 

 

    
 

    
 



 

 

 

 

 

 

    
 

 

 



 

 

    
 

    
 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
 最低気温  21.2度(05:17) 前日差 0.0度)
 最高気温  26.0度(15:48) 前日差-0.3度)

  今朝の神戸最低気温  17.1度 (07:00)  5月下旬並み 平年より0.8度高い  
   、

今日の神戸の
   日の出     4時54分 (昨日 4時55分)
   日の入り   18時58分 (昨日18時57分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅い


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間04分。

       

 高気圧が中国の奥地から南下し黄海を渡り日本海に達する、日本海の北陸沖の低気圧・前線は東北を横断し前線もろとも太平洋側へ抜け、日本海の高気圧が強くなる、沖縄は晴れ、九州から関東まで晴れ、北陸は雨時独曇り、東北は雨や曇り、北海道は雨のち曇り。
     
          
 明日の朝、日本海に来た低気圧が泰平代側へ前線は本州を縦断しながら太平洋側へ抜ける、東北の日本海側にも低気圧、朝鮮半島に高気圧、沖縄は晴れのち曇り、九州から関東まで晴れ所により曇り、北陸は曇りのち晴れ、東北は曇り所により雨のち晴れ、北海道は晴れ時々曇りの予報。
     
     
     
     
 今朝は曇り、雨が降った形跡有り、山はほぼすっきり、気温は低い、薄手のYシャツにしたのは早まった、午後からはいい天気に成ったが夕方にはまた雲が、湿度は低く気持ちいい。
 今日の神戸の最高気温は  21.8度、昨日より 4.2度低く 平年より 1.5度低かった、今日の最高気温は5月上旬並みだった。
 明日は雨のち晴れ、朝の最低気温は 16.8度、昼の最高気温は  18.1度、夜の最低気温は  12.6度の予報。



 来週の天気は





自民党内からも出始めた「そろそろ安倍さん以外でよくない?」の声

2018-05-19 | いろいろ

より

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自民党内からも出始めた「そろそろ安倍さん以外でよくない?」の声

GWを挟んで、潮目は変わった  週刊現代

 昭恵がまた「小学校」訪問

 日中の気温は最高37度に達するとはいえ、風も涼しく過ごしやすい。

 4月30日午前11時、安倍晋三の妻・昭恵は、UAEのアブダビ日本人学校を訪れた。同国皇太子との会談に臨む夫とは別行動だ。学校といっても、幼稚園から中学校まで、在籍生徒数はわずか94人。


 昭恵は、自分が導火線となった森友問題などすっかり忘れ、外遊を楽しんでいた。イランやサウジアラビアへの訪問をトランプに封じられた以上、GWの中東訪問は、安倍夫妻にとって、つかの間のバカンスとしての意味しかなかったのだ。

 安倍本人は、同じ日の朝、ホテルで嬉しそうに語っている。

 「日経(新聞)の支持率、上がってるじゃないか」

 42%から43%、たしかに1%だけ上がっていた。

 時間稼ぎは功を奏した。安倍はそう思った。だがこの連休は、総理として最後の休息となりそうだ。見えない駆け引きが、すでに始まっている。

 時計を2週間ほど巻き戻す。4月17日、訪米中の安倍にあてつけるように、東京・憲政記念館で、人知れず開かれた会合がある。参議院議員・吉田博美が、東京で初めて開いた政治資金パーティだ。

 自民党の参院議員たちが午後4時から直立不動で出迎えたのは、吉田の地元・長野県の支持者たち700人。

 だがその後、続々と現れたのは、普段は政治家のパーティに出席しないと公言する官房長官の菅義偉をはじめ、麻生太郎、岸田文雄、石破茂、二階俊博ら、「オールスター」とでもいうべき各派のボスたちだった。

 吉田といっても、一般にはそう知名度はあるまい。しかし、額賀福志郎を党内第3派閥の会長から引きずり下ろし、竹下亘を竹下派会長に「指名」した吉田は、独自の地位を持つ「自民党参議院」の新たなドンである。

 吉田が師と仰ぐ男がいる。永田町・砂防会館別館2階の事務所に、男が現れるのは週にただ1度、水曜日だけだ。

 青木幹雄。政界引退からは8年が経とうとしているが、吉田に「参院のドン」の座を譲り渡した今も、隠然たる力を持つ。

 水曜日午後、麻雀をしながら青木の指示を受けるのが吉田の役割だ。

 吉田のパーティに、安倍以外の「主要登場人物」が集結したことが、安倍の心を波立たせた。

 「派閥会長の竹下亘に、『今は誰を支持するなどとは言うな』と吉田さんが釘を刺している。最後の最後まで旗幟鮮明にしないことが作戦だと信じている」(竹下派幹部)

 毎週水曜日、青木の事務所には訪問者が引きも切らない。今週は誰が青木と会っているのか、安倍の憂鬱は止まらない。


 もうひとつの動き

 吉田のパーティから10日後の27日、もう一つ、知られざる動きがあった。

 「党政調会のあり方等に関するプロジェクトチーム」と題した勉強会の旗揚げ会合である。事務局長は、小泉進次郎。わずか20人程度の議員の勉強会だが、座長を務めるのが、元防衛相・浜田靖一であった点が、安倍周辺の疑心暗鬼を誘った。

 '12年の総裁選で、浜田が小泉とともに推したのは、安倍晋三ではなく、石破茂だった。浜田は、かつて石破派の前身「無派閥連絡会」の中心メンバーだったが、石破派には参加していない。

 ある閣僚経験者が言う。

 「浜田さんは、勝負に挑まない石破に愛想を尽かしたと言われてきたが、人望があるため『無派閥浜田派』と言われるほど、無派閥議員に影響力がある。進次郎とともに動けば、局面は変わるだろう」

 3月以降、小泉進次郎の「政権批判」ともいえる発言に対して、安倍は「進次郎は若いから、生意気なんだよな」と余裕のポーズをとっているものの、37歳の男の動きが気になって仕方がない。

 安倍応援団のフジ・産経の世論調査(4月21~22日)ですら、「次期総裁にふさわしい人物」で、1位石破茂(26%)、2位小泉進次郎(24%)、3位安倍晋三(21%)という結果を出している。


 「小泉が最前線に立って石破を応援すれば、国民的な一大ムーブメントを呼ぶ可能性が高まる」と細田派幹部は言う。

 「進次郎に加え、(幹事長の)二階さんが勝ち馬にのり、さらに青木幹雄さんが加わる態勢になれば、確実に安倍政権は崩壊することになるだろう」


 解散、7月8日投開票?

 もはや野党だけではなく、自民党内にも「そろそろ安倍さん以外でよくない?」という空気が充満しはじめているのだ。

 そこで、連休前から安倍周辺がしきりに流しているのが「解散風」だ。

 「内閣不信任案が出されれば、解散も一つの選択肢だろうな」と国対委員長の森山裕が述べたかと思えば、官房長官の菅も「(解散は)やるならいつでもやるよ」と語った。だが、前回の選挙からまだ1年も経っていない。

 もちろん、これは野党への牽制に過ぎないという見方が大方を占めるが、「4月中旬、党が過去の解散の間隔を調査したんだが、'80年の大平内閣不信任のときの『ハプニング解散』だって、前の選挙から7ヵ月で解散になっているから問題ない」と嘯く安倍側近もいる。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

 「安倍総理にとって最大の政治目標は3選しかない。選挙に勝ってしまえばすべてを帳消しにし、ライバルの石破氏の総裁選での勝ち目も消せる。このままでは3選は厳しいという局面になれば、解散する可能性はある」

 7月8日という投開票日程さえ、語られ始めている所以だ。だが、そうは問屋が卸さない。

 「連休明け以降、佐川前国税庁長官が立件されるにせよ、されないにせよ、支持率は急落する。総理が解散までして延命しようという流れが出てくれば、竹下派、二階派を中心に、安倍おろしが加速する。そのときは内閣不信任案に賛成するというカードもちらつかせるだろう」(前出・閣僚経験者)

 となれば、安倍はもはや手も足も出なくなる。

 中東で昭恵が安倍と行動したのは、合計でわずか2時間足らず。残りの時間は、2度にわたる難民キャンプ訪問や、単独の昼食会と、自由きままに過ごした。日本に戻れば夫への包囲網が狭まっていることなど、もはや眼中にはないようだ。
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I am not Abe.   森友問題スクープ記者を“左遷” NHK「官邸忖度人事」の衝撃  NHK国民は見ているぞ

2018-05-18 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 05/18(金)

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北への経済支援で 米国が日本に突き付ける200兆円の請求書  【日刊ゲンダイ】

 北朝鮮情勢で「蚊帳の外」の安倍政権だが、このままだと、北の非核化プロセス後の経済支援でも、日本の頭越しに枠組みがつくられかねない。米国では日本に突き付ける“請求書”の具体的金額が語られているというから深刻だ。

 14日の衆院予算委で、国民民主党の玉木雄一郎共同代表が、米朝会談で非核化が合意に至った場合の懸念材料について質問。北朝鮮が米国に届くICBMの破棄に応じるものの、日本に届く近距離・中距離ミサイルは温存するとなった場合どうするのかと問い、「日米の利益は必ずしも一致しない」「(経済協力の)請求書だけが日本に回ってくることは避けるべきだ」と訴えた。

 安倍首相は「何をもって経済支援ということかと思います」「外交をやっている最中でありますから、手のうちをここで申し上げるわけにはいかない」と、毎度の曖昧な答弁だった。

 だが、この“請求書問題”は真剣に捉える必要がある。

 というのも、米国が北への経済支援に前のめりだからだ。ポンペオ国務長官は13日のテレビ出演で、北が完全に非核化すれば「体制の保証」を確約するとともに「経済支援」の用意があるとして、電力供給や農業技術など具体的な支援策を披露。

 「米国民の税金を使うのではなく、民間企業による投資」と、カネの出し手についても踏み込んだ。この「民間投資」というのがミソだ。

■米議会のロビイストが儲け話に蠢く

 「すでに米議会周辺では米朝和平後の投資による儲け話でロビイストたちが蠢いています。北朝鮮は地下資源が豊富ですし、観光開発なども含めさまざまなインフラ整備の可能性が広がっている。『巨大プロジェクトになるので日本も巻き込んだらいい』と、ロビイストがトランプ政権に知恵をつけていて、その金額は戦後補償と経済協力という名目で2兆ドルだというのです」(米議会事情通)

 2兆ドル! 日本円にして200兆円超だ。日本の年間の一般会計予算が100兆円弱なのに、あり得ない額だが、民間企業による投資も含め、10年や20年かけて日本に巨額資金を拠出させようということらしい。

 1965年の日韓国交正常化では韓国に対し、有償・無償合わせて5億ドルが支払われた。90年に訪朝した自民党の金丸信副総裁が北朝鮮に対し戦後補償として約束した額は、100億ドルとも500億ドルとも言われている。

 安倍側近の今井尚哉首相秘書官は最近も番記者相手に「拉致問題を解決できるなら、日本は10兆円くれてやってもいいじゃないか」と言い放っているという。トランプべったりの安倍首相だけに、米国に言われるがままカネを出しかねない。

 国際ジャーナリストの春名幹男氏がこう言う。


 「日本は『非核化しなければ、経済支援はせず、圧力を強める』と言っていますが、米国のスタンスが明らかに変わってきていることを分かっているのでしょうか。米国は今や『経済支援と同時進行の段階的な非核化』という中朝の方針に乗りつつある。ポンペオ国務長官は韓国外相との会談でも、『非核化に向けた行動を取れば経済支援』『北朝鮮の繁栄』という文言を使っています。ミサイル破棄にしろ経済支援にしろ、日本の頭越しでさまざまなことが決められてしまう恐れがあります」

 主体性のない日本外交。安倍首相ではナメられるばかりだ。
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 主導性をもって行動していれば自国の都合で交渉できるがトランプ大統領頼み文大統領頼みでFAX外交じゃそれぞれが要求してくる金額を丸呑みするしかないのだろう、国民はほったらかし。
 それに拉致被害者自体の定義と言うか拉致被害の解決はどう規定するのだろう、解決済み、帰国した者だけと言われても何も言えないだろう、これまでの第2次アベ内閣が始まってからの時間に地道に交渉、調査をしていればその辺の目安も出来ただろうがこのままじゃ何が解決かわからない、圧力をかける!しか言えないのではないか。
 


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低次元相次ぐ国会、最後がカジノでいいのか  【日刊スポーツ】

 ★自民・公明の連立与党は6月20日までの今国会で、統合型リゾート施設整備法案(IR法)、いわゆるカジノ法案を成立させる方針を固めた。ギャンブル依存症を懸念する公明党が、同法案に難色を示していたが、依存症対策をまとめ、日本人によるカジノ使用料は1回につき6000円。マイナンバーカードで本人確認した上で、入場回数を週3回、月10回までに制限し、20歳未満や暴力団員も入場を禁じるとした。

 ★だが、週3回、月10回までの制限とはいえ、それほど通うのは十分依存症ではないのか。毎回6000円の入場料の支払いは、10回で6万円に上り、その回収に躍起になるということにはならないのだろうか。この中途半端な官製カジノで、海外からの観光客の集客になるのだろうか。公明党が懸念した依存症対策も、どこが万全なのか理解に苦しむ。

 ★会期中の国会は、森友・加計学園疑惑、財務省公文書改ざん、防衛省日報隠蔽(いんぺい)疑惑、厚労省データ改ざん疑惑、財務事務次官セクハラ辞任と、低次元の問題が相次ぎ国民を失望させた。そして、その最後にカジノ法成立では、この国は何を守り何を進めたいのか、どんな国になろうとしているのか、分からなくなる。まさにこの現実が国難といえる。

 ★自民党幹部が言う。「確かにこの国会は、働き方改革が主軸になるはずだったが、早々に厚労省のデータ改ざんが発覚し、目玉法案が骨抜きになった。だが、カジノ法案成立で終わるのでは、あまりに情けない。強引に働き方改革関連法案を成立させるのではないか」。専門職などを労働時間規制の対象から外す「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)は、財界の悲願と言われるが、経済界には不要論も根強い。

 ★法案成立の攻防で強引な成立や国会の延長、秋の国会へのずれ込みなどがあれば、自民党総裁選への影響は必至だ。体裁のためのカジノ法案と働き方改革関連法案の抱き合わせは、危険をはらんでいる。
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 強制奴隷労働法に賭場開設ギャンブル依存者急増法、なんとも情けない国になったもんだ。
 前にも書いたがカジノは多分24時間やっているはず、パチンコ店の様に閉店時間など無いだろう、その時に週3回ってどうするの?入ったらすっからかんになるまで搾り取られる。
 


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候補者男女均等法が成立 政党に日標設定促す  【朝日新聞】

 議会選挙で男女の候補者数をできる限り「均等」にするよう政党に求める「政治分野における男女共洞参画推進法」(候補者男女均等法)が16日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。あまりに少ない女性の議員を増やすよう促す日本で初めての法律だ。

 国会と地方議会の議員選挙が対象。「男女の候補者の数ができる限り均等となることを目指す」と規定。政党とその他の政治団体に対し、強制を避けつつ、候補者数の目標を定めるなど自主的な取り組みを求めた。国や自治体にも、性別にかかわらず政治に参加しやすい環境の整備を促した。

 衆院での女性議員の割合は10・l%。193カ国中158位(列国議会同盟調べ、4月1日時点)で、先進国では最下位に位置する。候補者に占める女性の割合では、昨年の衆院選で17・7%、2015年の統一地方選で実施された道府県議選は11・6%と、「均等」にはほど遠い。


変わるため厳しい目を

 「男性中心の政界」が、ようやく重い腰を上げた。

 衆院で男性が9割、女性が1割の現状は、世界でも際立つ異常事態だ「地方では「女性ゼロ」の市町村議会が352と、2割ある。安倍政権は女性の活躍を掲げているのに、財務次官のセクハラ問題をめぐり閣僚が心ない発言を繰り返す。少子化が深刻化する中、待機児童の問題は後回しになっている。女性の少なさと無関係ではないだろう。

 法律は、強制力のない「理念法」にとどまった「周回遅れの上に、実効性に乏しいと批判もある。それでも、国会の全会派が一致して男女均等をめざすと合意した意味は大きい。有権者やメディアが政党の取り組みをチェックし、「50%をめざすはずが、1割に満たないのはどうしてか」と問いただすことができる。政党は説明責任を負う。

 有権者が厳しい目を向ければ、政党は変わらざるをえない。来年は統一地方選と参院選がある。5年、10年かけても変化が乏しければ、より強制力を持たせる手段が課題になるだろう。

 女性だけのためではない。議会を多様にしようと意識が高まれば、性的少数者や障害のある人、若者などにも政治参加の道を広げることにつながる「より多様な視点や経験を持つ議員が集まれば、そこでつくられる政策も変わるのではないか。み‐んなにとって生きやすい社会になるはずだ。
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 これも言うだけで強制力はない、実効性のある法律にしなければ意味がない、こんなもので賛成した野党陣営もどうしたことか。
 


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政府、「セクハラ罪」存在せず 閣議で答弁書決定  【東京新聞】

 政府は18日の閣議で、「現行法令でセクハラ罪という罪は存在しない」とする答弁書を決定した。セクハラ行為が刑法などの刑罰法令に該当する場合には犯罪が成立し得るが、その場合は強制わいせつ罪などになるとした。立憲民主党の逢坂誠二衆院議員の質問主意書に答えた。

 女性記者へのセクハラを報じられた財務事務次官が辞任したことを巡り、麻生太郎副総理兼財務相は「セクハラ罪という罪はない」と発言。野党などが「セクハラに対する認識が不足している」などと反発した経緯がある。
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 あきれた内閣だ、こうなりゃセクハラ罪と言う法律を提出するしかない。
 

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冷戦時代のイデオロギーから抜けられない「親米派」の蹉跌  【日刊ゲンダイ】
 永田町の裏を読む  ジャーナリスト高野孟氏

 外交政策に詳しい野党ベテラン議員が「外務省はどうしようもない」と怒っている。

 「結局、外務省主流の親米派は、米朝首脳会談が失敗し決裂して、前のような『いつ戦争が起きるか』という緊張状態に戻ることを熱望している。だから、2月に平昌に行った時には『五輪後には米韓軍事演習を延期するな』と煽るようなことを安倍晋三首相に言わせるし、もはや和平交渉の流れが不可逆的になった今でも、まだ『北が膝をついて全面的に核放棄をしない限り圧力をかけ続けるべきだ』と米中韓を説得して、対話機運に水を掛けようと躍起となっている。

 その姿勢を貫こうとすれば当然、今まで通り、北のミサイル発射に備えた四半期に1度のJアラート訓練もやめるわけにいかないので、今年度の第1回を5月16日に実施する。どう思います、これ。国際社会が北の核・ミサイルの危険を除去しようと全力を注いでいる真っ最中に、その努力には何の貢献もせずに、相変わらず自分の国には北の核ミサイルが飛んでくるという前提で、国民に避難訓練をさせているなんて。南北中米から『アホか』と言われてしまうでしょう」と。

 どうしてこれほどまでに、日本は世界からズレてしまうのか。

 前出の議員は「外務省の親米派が単なる親米派なら、米国が君子豹変したらそれでも何でも付いていくのだろうが、彼らは冷戦時代の親米派の化石で、盟主=米国を押し立てて、その左右両脇を日本と韓国で固めた『米日韓反共軍事同盟』を強固にして、北朝鮮あるいは中国を攻めるという時代錯誤のイデオロギーから抜けられないのだろう」と推測する。

 その背後には、米国にもまだリチャード・アーミテージを筆頭とする冷戦的安保マフィアが生き残っていて、軍産複合体をスポンサーにアジアでほどほどに危機を煽りながら最新兵器の売り込みを図って商売にしている。

 ところが、当の米国はトランプになって「盟主」を辞めてしまい、自国の利益第一に徹している。気に入らない協約や枠組みは平気でブチ壊す「離脱マニア」になり、後の秩序がどうなろうと、そんなことはおまえらが考えろという態度である。

 そうすると、奇妙なことが起こってきて、日本の親米派(というつもりの冷戦派)はトランプの米国に「米国らしくない」と不満を抱き、トランプの米国はそういう日本を「役立たず」として切り捨てるかもしれない。

 安倍が今、直面しているのは、そのような未体験の日米関係の歪みである。
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 「南北中米から『アホか』と言われてしまうでしょう」だけならいいが北朝鮮からは「あいつらは俺たちを敵扱いにして国民を煽っているな」と見え、何時まで経っても良好な関係は築けない。
 アベ政権にとってはトランプは早く辞めてほしいと思い出しているのではないか。
 
 

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自衛官が議員罵倒 文民統制の原理が全く理解されていない  【日刊ゲンダイ】
 ここがおかしい 小林節が斬る!   慶応義塾大学名誉教授小林節氏

 自衛隊の海外派兵の違憲性について論陣を張ってきた国会議員に路上で「バカなのか!?」と罵声を浴びせた幹部自衛官に処分が下った。それは、今後の人事に影響する懲戒処分(免職、停職、減給、戒告)ではなく訓戒(記録に残さない口頭注意の類い)だそうである。

 しかし、これでは、防衛省は「文民統制(シビリアンコントロール)」の意味が全く分かっていない……と断ぜざるを得ない。

 自衛隊は物理的には紛れもなく「軍隊」である。そして、軍隊とは、国内で唯一、国家を制圧する能力を有する組織である。

 古今東西、軍隊が自分たちの組織的な判断と名誉を自己目的化して国政を壟断し、国の針路を誤導して国民大衆を不幸にした事例は枚挙にいとまがない。第2次世界大戦時のわが国もその典型例である。

 そこで、日本国憲法66条2項は「国務大臣は文民でなければならない」と定め、軍人が政権に入ることを禁じている。軍人は、何よりも軍部の意向をすべてに優先する人格に育てられるもので、それでこそ強い軍隊になるからである。

 今回の路上「罵倒」事件は、当人が「自衛官である」と名乗ってから議員に言い掛かりをつけた点こそが重要な事実である。つまり、それは、防衛省が認定した「勤務後」の私的な場面における紛争ではない。それは、かつて、制服に軍刀を帯びた帝国軍人が「黙れ!」と議員を一喝した事件と同じで、文民政治家に対する軍人による威圧そのもので、文民統制違反の典型例であろう。

 文民統制とは、不可逆的な破壊力を行使する軍隊が主権者国民の意思を無視して行動することがないように、軍隊の行動を、主権者国民の直接代表で構成する国権の最高機関国会の統制下に置く……という統治原理である。

 それは、法律・予算、国会の審議と首相・防衛相による統制に服させる……という制度条件に加えて、それを徹底する……という首相・防衛相の意思と、それらに服従する……という軍人側の意思で成り立つものである。

 今回の処分は、それらのうちの2つの意思の欠如を示す以外の何ものでもない。
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 「文民統制の原理が全く理解されていない」し外務副大臣のひげの佐藤氏は国会議員としての義務を全然わかっていない、これもむちゃくちゃなアベ政権だからだろう。


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森友問題スクープ記者を“左遷” NHK「官邸忖度人事」の衝撃  【日刊ゲンダイ】

「皆様のNHK」どころか、これでは“安倍様のNHK”だ。森友学園問題に関するスクープを連発していたNHK大阪放送局の記者が突如“左遷”されるというのだ。安倍政権の急所である森友問題を報道させないための“忖度人事”ではと、NHK内部に衝撃が走っている。

 森友問題を最初に指摘した木村真豊中市議が15日、フェイスブックに〈大阪NHKの担当記者さんが、近く記者職から外されるということです!〉〈NHKが「忖度」したということなのか〉と投稿し、物議を醸している。

 これを受け、日刊ゲンダイが調べたところ、木村氏が言及したA記者は現在、大阪放送局の報道部の副部長だが、来月8日付で記者職を離れ、番組チェックなどを行う「考査室」へ異動する内々示が出されたという。

 「考査室は、定年間際の社員が行くような部署で、悪くいえば“窓際”。A記者は昨年、森友問題が発覚した後、いち早く籠池前理事長のインタビューを行い『籠池に最も近い記者』とメディア関係者の間で一目置かれていました。今年4月4日の『財務省が森友学園側に口裏合わせ求めた疑い』をスクープしたのもA記者。文書改ざん問題など、検察の捜査が進んでいて、真相究明はまさにこれからというタイミングだけに、A記者も上層部に記者職を継続したいと伝えていた。なのに“考査室”ですからね」(NHK関係者)

 スクープ記者がいなくなれば、安倍首相を追い詰めるような森友問題の報道はNHKからガタ減りするだろう。やはり“忖度人事”なのか。

 A記者に話を聞こうとしたが、「私の立場ではお答えすることはできません」と口をつぐんだ。NHKに問い合わせると、「職員の人事に関して、原則、お答えすることはありません」(広報局)と返答した。

 前出の木村市議はこう言う。

「スクープ記者を外すようではNHKは終わりです。視聴者を見て番組を作っているとはいえず、今後、受信料を払いたくないという国民も出てくるのではないでしょうか」

 NHKの森友報道をめぐっては、先日、共産党議員の国会事務所に〈森友報道をトップニュースで伝えるな〉と、上層部が部下に指示したとのNHK内部からとみられるタレコミもあった。いったい誰のための公共放送なのか。
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 公共放送ではなく、アベ自公広報部に成り下がっている、うちはラジオしかないので幸いなことに受信料を払っていないが払っている人は怒るべきだ。


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日大アメフト内田監督に「共謀共同正犯」で逮捕の可能性  【日刊ゲンダイ】

 「あれは暴力」(新日本プロレス辻陽太・日体大アメフット部出身)。日大アメフト部のプレーに、プロレス界からも批判的な声が上がっている。

 関学大の選手がボールを手放した2秒後、日大の選手が猛烈なタックルをし、全治3週間のケガを負わせた。日大は関学大の抗議に「意図的な乱暴行為を行うことなどを選手に教えていることは全くない。ルールに基づいた厳しさを求めるものであるが、今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質と認識しており、指導方法に関し、深く反省している」と書面で回答したものの、17日に兵庫県西宮市内で記者会見した関学大はこれを不服とし、24日までに追加の回答を求める意向を示した。

 また関学大アメフト部の鳥内監督は、日大の内田正人監督(62)が公の場に出てきていないことに、「大学の監督プラス、日本大学の中でも要職、地位のある役職におられるので、はっきり記者会見して、お詫びに来てほしい」と訴えた。

  すでに負傷した選手の父親は、警察に相談したことを明かしているし、「日大が指導方針を改めない場合、告訴も検討せざるを得ない」と語っている。刑事事件に発展しそうな雲行きなのだ。

 元検事の落合洋司弁護士によると、通常、競技中の危険プレーについて警察は慎重だという。プロ野球の試合でデッドボールを受けた打者が投手を殴っても警察沙汰にならないのは、ラフプレーと見なされるからだ。

 「今回のアメフト事故では、もし被害者が死亡していたら、警察は遺族による刑事告訴がなくても傷害致死容疑で捜査に動いていたでしょう。ただ、脊髄損傷で後遺症が残った場合は微妙。世の中が“警察はなぜ動かないのか”と騒ぎ出せば当事者への捜査を開始したと思います。関学大の被害者は幸いなことに全治3週間ですみましたが、世間が注目する大問題になっているため、被害者が刑事告訴すれば略式の罰金刑でなく、検事が公判請求をして30万~50万円の罰金命令になる可能性が考えられます」(落合弁護士)

■警察が「選手と監督の悪質な共謀」と見なしたら

 問題は監督の関与だ。内田監督は学内でもアメフト部内でも逆らえる人がいない絶対的な存在だという。試合前のミーティングで「最初のプレーで相手のクオーターバックにケガをさせる。何か言われたら『監督の指示』と言っていい」と話したとも報じられた。

 16日、内田監督は日大広報課を通じて「反則を指示したことはない」と否定したが、問題の選手は「『(反則を)やるなら出してやる』と監督から言われた」と周囲に話しているという。

 警察が「選手と監督の悪質な共謀」と見なしたら、罰金刑ごときでは済みそうにない。どんな罪に問われるのか。

 「考えられるのは『共謀共同正犯』。ヤクザの親分が子分に誰かを傷つけてこいと命じた場合に適用される罪です。ヤクザ事件と同じように、警察はまず実行犯である選手を逮捕し、事情を把握してから監督を逮捕という手順でしょう。全治3週間なら2人とも求刑10月~1年程度。ただし、違法行為をためらっている選手を監督が脅してタックルさせたと認定されたら、判決は選手が懲役8月、監督は1年2~6月と、監督のほうが罪が重くなると思われます」(落合洋司氏)

 日大の選手は試合後、涙を流している。本人は退部する意向だという。
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 日大の監督はNHKのニュースによれば日大の副学長と、日大自体の対応の悪さが指摘されるだろうし、「今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質」と言う事は監督の指示が選手に伝わっていない、あるいは別のとらえ方をされた、と言う事は監督の指導自体がおかしかった、と言う事だろう。それに日大はすぐさま選手を退場させずその後2回の販促の上審判から退場を命じられている、日大は確信犯だ。
 今回の事件は、関大側は最初気が付いていなく、有志からのSNSにアップされた映像で日大選手の暴挙がわかった、そして別の観客は日大ベンチを映していてベンチはボールの行方ではなく反則の日大選手の動きを見ている監督、コーチが映っているらしい。


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伊方原発10月1日以降も停止を 広島、住民が新たな仮処分申請  【沖縄タイムス】

 火山の噴火の影響を根拠に、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を9月30日まで差し止めた広島高裁の仮処分決定を巡り、広島市と松山市の住民計4人が18日、運転停止期間の延長を求め、広島地裁に新たな仮処分を申し立てた。

 広島高裁決定は、広島地裁で争われている差し止め訴訟で本格的な審理を経た結果、異なる判断が出る可能性を考慮して期限を設けた。住民側は申立書で「地裁の訴訟は判決が出るめどが立たない。期限を9月末とすることに理由がない」と主張、10月1日以降も運転を差し止めるよう求めた。
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 はっきりしないままの再稼働は認められないよ。
  






 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


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昨日の神戸
 最低気温  21.2度(04:26) 前日差+1.9度)
 最高気温  26.3度(13:23) 前日差-0.8度)

  今朝の神戸最低気温  21.2度 (05:17)  6月下旬並み 平年より5.0度高い  
   、

今日の神戸の
   日の出     4時55分 (昨日 4時55分)
   日の入り   18時57分 (昨日18時56分)

       日の出は昨日と同じ、日の入りは昨日より一分遅い


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間02分。

       

 千島列島の低気圧から伸びる前線が伸びながら少し南下日本に近づく、北海道の北に高気圧があり北海道を覆う、沖縄は晴れ、九州は雨、四国は曇りのち雨、中国は雨、近畿、東海、関東は曇り、北陸、東北は雨や曇り、北海道は晴れ。
     
          
 明日の朝、日本海に来た低気圧が泰平代側へ前線は本州を縦断しながら太平洋側へ抜ける、東北の日本海側にも低気圧、朝鮮半島に高気圧、沖縄は晴れ、九州から関東まで雨のち晴れ、北陸は雨のち曇り、東北は曇りや雨、北海道は雨のち曇りの予報。
     
     
     
     
 今朝は曇り、山は完全にかすんでいる、山以外もかすんでいる水蒸気か、 気温は上昇、今日も湿度が高い、その後山は全体が見えなくなったが夕方には輪郭が出てきた、今日も夏日。
 今日の神戸の最高気温は  26.0度、昨日より 0.3度低く 平年より 2.9度高かった、今日の最高気温は6月上旬並みだった。
 明日は雨のち晴れ、朝の最低気温は 16.8度、昼の最高気温は  18.1度、夜の最低気温は  12.6度の予報。