阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   柳瀬氏招致で安倍政権描く幕引き そんな事ではだまされません

2018-05-07 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 05/07(月)

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川内原発テロ対策施設の工事了承 原子力規制委、新基準で全国初  【東京新聞】

 原子力規制委員会は7日の臨時会議で、九州電力が川内原発1号機(再稼働済み、鹿児島県)に新設するテロ対策施設の工事計画を了承した。今後、正式に認可する。川内1号機のテロ対策施設は、設置計画は許可済みで、施設の詳細設計をまとめた工事計画が正式に認可されると工事に着手できる。2013年施行の新規制基準でテロ対策施設の設置が義務化されて以降、工事計画の了承は全国の原発で初めて。

 九電は原子炉建屋から離れた場所に建物を新設し、緊急時制御室のほか、発電機や注水ポンプを配置する。原発への意図的な航空機の衝突などのテロ行為があった際に、遠隔操作で原子炉の冷却を維持する。
  

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 どんなテロを想定しているんだろう、911の時の様な激突でも本体は平気と言う考えなんだろうか、甘いんじゃないか?
 


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国民民主、60人規模 結党大会、野田氏ら不参加  【東京新聞】

 希望の党と民進党の合流による新党「国民民主党」は七日午後、結党大会を東京都内のホテルで開いた。昨年の衆院選を機に分裂した旧民進系の再結集を目指したが、民進の野田佳彦前首相が不参加を決断し、同日午前に離党届を提出。参院議員十六人も一斉に離党届を出した。一部は立憲民主党に入党する意向を示している。計百七人いる希望、民進両党の国会議員のうち、参加者は六十人規模となる見通しが強まった。最終的に立民を上回る野党第一党の実現は困難な情勢だ。

 希望の玉木雄一郎代表は、新党に参加する両党の衆院議員は四十人弱との見込みを国会内で記者団に示した。希望の樽床伸二、大串博志両氏は新党不参加を表明した。

 民進では野田氏のほか江田憲司衆院議員、白真勲参院議員も個別に離党届を出した。民進の参院議員は四十一人いるが、既に離党届を提出した十八人を除くと新党参加は最大でも二十三人となる計算だ。

 結党大会で、玉木氏と民進の大塚耕平代表が幹事長など幹部人事を発表する。当面は玉木、大塚両氏が共同代表を務めるとみられる。

 基本政策では、安全保障関連法で違憲と指摘される部分の白紙撤回や二〇三〇年代の原発ゼロを明記。安倍政権との対決姿勢を打ち出した。

 新党は民進を存続政党とし、希望が解散して吸収される「存続合併」方式で発足する。設立には一連の手続きが必要で、正式な結党は八日以降になりそうだ。

 これに先立ち、希望は解散届を提出し、玉木氏ら新党参加者による「国民党」を一時的に結成。松沢成文氏らは分党し「希望の党」の名称を引き継ぐ。民進側は新党不参加者の離党届を受理した上で、党名を国民民主党に変更、希望側(国民党)を吸収する。
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 何をやり対等なのか、何か昔の民社党(時の社会党に対し右を目指した)の復興か?
 


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セクハラ無視の麻生発言  【日刊スポーツ】

 ★元首相で副総理兼財務相を12年12月の第2次安倍内閣発足以来続けているのが麻生太郎だ。首相時代から失言、暴言は数知れず、べらんめえ口調は時として魅力的に聞こえる時もあるが、慎むべき時をわきまえない、政治家として、いや首相や副総理を続けていること自体、決して褒められたものではない。首相時代は失言多数。漢字が読めないとメディアから指摘され、また飲み歩かないと気が済まず、当時の官房長官・河村建夫の釈明が続いた。自民党内ではその金満ぶりから嫌う議員も多く、麻生内閣の時に民主党に選挙で負け、下野したことを忘れないという議員も多い。

 ★ただ親族に大久保利通、元首相・吉田茂、鈴木善幸、皇族らを持ち、庶民の暮らしに寄り添うような気遣いや能力はない。とはいえそこまでならば感じの悪いエリートだとか特権階級的癖の強い政治家として君臨すればよい。ところが4日、訪問先のフィリピンでの会見に臨んだ麻生は財務事務次官・福田淳一の辞任について「役所に対して品位を傷つけたとか、いろんな表現があるだろうが、そういった意味で処分した」と説明。当の財務省が会見を開きセクハラ認定したことを無視して「セクハラ罪という罪はない。殺人とか強制わいせつとかと違って」と妙な解説をした。

 ★これが元外相も務めた日本の政界のトップエリートのレベルだ。無論、女性活躍担当、男女共同参画担当を務める総務相・野田聖子も厚労相・加藤勝信も国の政策とも国際社会からも外れていると批判はしない。野党は新党結党やら、国会正常化へ向けて麻生発言はスルーしている。首相・安倍晋三はゴルフ三昧。「(7日から)気を引き締めていく」。国会全体が休みボケのようだ。
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 まあ、現在の自民党の姿を現しているんだろう。憲法を解説した漫画を作らないとね。
 


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野党足元見られ…柳瀬氏招致で安倍政権描く幕引きシナリオ  【日刊ゲンダイ】

「国会に呼ばれたら、誠実にお答えしたい」――。GWど真ん中の2日、柳瀬唯夫元首相秘書官が官邸で加計関係者と会ったと認める意向と報じられた。

 はたして、GW中に記憶が戻ったのか。恐らくウソがつける参考人招致で、政権に都合の良い「記憶」を駆使し、疑惑をケムに巻く作戦だ。野党はこんな茶番に付き合わず、意地でも審議拒否を続けたらどうだ。

 野党6党は「4条件」を求め、先月20日から審議拒否を続けてきた。4条件とは①セクハラ問題や決裁文書改ざんを踏まえた麻生財務相の辞任 ②柳瀬氏の証人喚問 ③財務省の改ざん問題の調査結果の早期公表 ④自衛隊日報問題の究明――だ。

 財務省は大型連休直前のドサクサに紛れ、福田前次官のセクハラ行為を認めたが、本人は否定。懲戒名目の退職金減額は総額のたった2.6%の141万円。改ざんの調査報告も未提出で、麻生財務相は辞任どころか、国会の了承を得ぬまま、GW中にのうのうとフィリピンに出かける始末だ。

 イラク日報も問題解明に程遠く、ウソのつけない柳瀬喚問要求も、与党は参考人招致でお茶を濁す。つまり、4条件はゼロ回答。この間、審議拒否について、64%が「適切でない」と答えた日経の世論調査が出た。世論の厳しい視線もあって「審議拒否は長く続かない」と野党は足元を見られ、完全にナメられているのだ。

 ここで野党が審議に復帰すれば、安倍政権の幕引きシナリオに利用されるだけだ。まず柳瀬氏は、これまでの「記憶にない」という説明をこう繕うという。

「15年4月2日の官邸訪問は、加計学園が主で、愛媛県と今治市の職員は随行だった。参考人招致では、加計関係者との面談を認め、県と市の職員は『後ろにいたから記憶にない』とし、これまでの説明との整合性を取るようです」(自民党関係者)

 疑惑の本丸である加計関係者に県と市の職員が隠れていたから「記憶にない」とは、“究極の言い逃れ”だが、昨年7月の閉会中審査における柳瀬答弁を追うと成り立ちかねない。衆院で9回、参院で7回も「記憶にない」を連発したが、野党の質問はすべて今治市職員と会ったかどうかのみ。柳瀬氏は加計関係者との面談については何も語らなかった。当時、野党は加計関係者が一緒とはユメユメ思っていなかったからだ。

 また、柳瀬氏が「首相案件」と発言したとする“愛媛文書”発見時のコメント(4月10日付)も「自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」と加計関係者への言及はなかった。

■あとは会談ラッシュで目くらまし

「柳瀬さんは、官邸での面談自体は認めた上で『首相案件と言った記憶はない』『首相の指示はなかった』と、首相の関与を否定する方向に持っていくのでしょう。与党は、参考人招致さえ終えれば乗り切れると考えています。5月末に日ロ首脳会談を控え、5月中にも世界注視の米朝首脳会談が開かれる。さらに、6月8日からカナダ・シャルルボワサミットと外交日程がたて込み、世論の関心を外に向けられますからね。会期末は6月20日。政権の逃げ切りを阻止するには残り時間はあるようで、ないのです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 政権側に落ち度がある限り、野党の審議拒否には大義がある。有権者に「パフォーマンス」と見られたくなければ、野党は「4条件」をしつこく追及すべきだ。
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 4条件だけじゃなく、でたらめばかりの残業代ゼロ働き方改革を阻止しなければ、どこを向いて政治をやっているんだ、自民の補完勢力かと国民にバカにされるぞ。
 いずれにしろ、柳瀬氏にだれが何のために加計学園の人が官邸を訪問するようにしたのかを説明させることだろう、ただの民間の学園関係者が官邸を訪問する異常さを際立たせればその背後にアベ首相の動きが出てくるだろう。
 

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早くも不興買う 「国民民主党」両代表発言が野党共闘に水  【日刊ゲンダイ】

 船出の日にケチをつけたくないのだが――。民進党と希望の党が7日、新党「国民民主党」の結党大会を都内のホテルで開いた。両党の国会議員は計107人いるが、新党には衆参で62人が参加した。規模縮小も、“改憲勢力”が一掃され、立憲民主や共産などとの「野党共闘」にはプラスと思いきや、両代表が野党共闘に水を差すような発言。大ひんしゅくを買っている。

「民進の岡田克也元代表や小川敏夫参院議員会長の不参加は痛かったですが、希望の細野豪志さん、長島昭久さん、中山恭子さんなど、バリバリの改憲派が新党に加わらなかった。憲法や安保法制で野党共闘がやりやすくなると期待していました。両代表の発言にはガッカリです」(市民団体関係者)

 希望の玉木雄一郎代表は3日のネット番組で「新しい党ができたら原則、審議拒否しない」と発言。希望と民進を含む野党6党は、麻生財務相の辞任や柳瀬元首相秘書官の証人喚問などを求めて、先月20日から審議拒否を継続中だ。与党の譲歩を引き出そうとしている真っ最中に、戦術そのものを一蹴するとは一体、どういう神経なのか。喜ぶのは与党の連中だけだ。

 続いて、民進の大塚耕平代表は5日のネット番組で、共産党に「選挙の時にはやはり多少気を使っていただかないと、政権交代は起きない」と注文をつけた。2016年の参院選1人区で民進が7議席も取れたのは、すべて共産が候補者を下げてくれたおかげなのに、だ。

 映画作家の想田和弘氏は<喧嘩売ってるように聞こえる。相手に気を遣って欲しいなら、自分たちも多少は気を遣わないと無理だと思いますよ。それとも共闘したくないってことかな?>とツイートした。

 さらに大塚代表は、安倍政権の悪事をアシストしてきた公明に対して「一番考え方が近いと言えば近い。与党の一角ではあるが、よく話し合いはしていきたい」と秋波を送る始末だ。政治評論家の山口朝雄氏が言う。

「現在の政治状況において野党の役割は、一刻も早く安倍悪政を終わらせることです。そのためには小異を捨て、全力で野党共闘を進めるしかない。両代表の発言は、これまで築き上げた野党間の信頼関係を損ないかねません。与党にすり寄る新党なら国民の大きな支持は得られないでしょう」

 新党はどんな舵取りを見せてくれるのか。
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 与党にすり寄るのなら維新だけで十分、ガツンと選挙で思い知らせなきゃならん。
 
 

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辺野古新基地:資材搬入、護岸建設を再開 1回で最多の151台搬入  【沖縄タイムス】

 沖縄県名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局は大型連休明けの7日午前、米軍キャンプ・シュワブへの資材搬入を再開した。午前中の搬入では1回としては最大の車両151台が基地内に入った。

 沿岸部でも護岸建設を再開。「K4」「N3」護岸で砕石投入や被覆ブロックの設置を進めた。市民はカヌー11艇、船2隻を出して抗議した。現場に近づこうとオイルフェンスを越えたカヌーは海上保安官に一時拘束された。

 工事や資材搬入は3~6日の間は止まっていた。
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 何が何でも力でねじ伏せ法を破ってでも辺野古に基地を作ろうとするアベ政権、設計変更は県との承認事項なのに無視して突っ走る。
 それにしてもその無法行為に何もしない翁長知事、もう辞めさせろ、さっさと埋め立て承認撤回しろ、そうでないと本格的な埋め立て始まるぞ。


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大谷3勝目にソーシア監督満足 敵将は「彼の勝利」  【日刊スポーツ】

 <マリナーズ2-8エンゼルス>◇6日(日本時間7日)◇セーフコフィールド

 エンゼルス大谷翔平投手が12日ぶりに先発登板。7回に2ランを打たれたものの、6回0/3を投げて6安打2失点(自責点2)、3四死球、6三振でクオリティースタートを達成し、メジャー3勝目(1敗)を挙げた。

 マイク・ソーシア監督はMLB公式サイトで「彼(大谷)の投球は良かった。しばらくマウンドに立っていなかったが、制球がとてもしっかりしていた。7回が始まる時点で少し疲れがあったのかもしれないが、それ以外は素晴らしかった」とコメントした。

 対戦相手のマリナーズ、スコット・サービス監督は大谷について、「良い投球だった。私が予想していたのと近い出来だった。ストレートにはスピードがある。カーブやスライダー、スプリッターなどの変化球もすべて低い位置に集まっていたし、素晴らしかった。彼は非常に落ち着いていた」と述べ、「大谷はいくつかミスをしたが、我々はそのチャンスをモノにすることができなかった。彼の勝利だ。今日はきちんと仕事をこなした」と、称讃した。
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 対戦相手の監督からもいい投手と言ってもらいなかなかの出来の様だ。




 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

    
 

 

    
 

    
 

    


 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

    
 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

    
 

 

 

 



昨日の神戸
 最低気温  15.4度(04:56) 前日差+1.8度)
 最高気温  23.4度(11:00) 前日差+1.6度)

  今朝の神戸最低気温  15.3度 (05:01)  5月中旬並み 平年より1.1度高い  
   、

今日の神戸の
   日の出     5時04分 (昨日 5時04分)
   日の入り   18時49分 (昨日18時48分)

       日の出は昨日と同じ、日の入りは昨日より一分遅く


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 13時間45分。

       

 朝鮮半島南部にあった低気圧が山陰から近畿、東海へ進みともなった前線は関東沖に伸びる、北海道の西岸にあった低気圧は北海道を横断東海上へ、沖縄は晴れ、九州から関東まで雨、北陸は曇り時々雨、東北の南部は昼から雨、北部は曇りや晴れ、北海道は晴れのち曇り。
     
          
 明日の朝、九州から東海地方に伸びていた低気圧・前線が少し南下し本州の南岸沿いに伸びる。沖縄は雨から晴れ、九州は曇り所により雨、四国は雨、中国は曇りのち晴れ、近畿は曇りのち雨、東海は曇り所により雨、関東は雨や曇り、北陸はおおむね曇りで朝晩に雨も、東北は雨のち曇り、北海道は曇りのち晴れの予報。
     
     
     
     
 今朝は雨、山は谷筋や上の方は雨雲に覆われていた、午後になって雨がきつく成ったら裾野から上は雲の中、気温はそう上がらず上を羽織る。
 今日の神戸の最高気温は  20.1度、昨日より 3.3度低く 平年より 2.31度低かった、今日の最高気温は4月下旬並みだった。
 明日は曇りのち雨、朝の最低気温は 17.5度、昼の最高気温は  21.8度、夜の最低気温は  16.8度の予報。







弱体化する政権の命綱「アベノミクスの成果」

2018-05-07 | いろいろ

より

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弱体化する政権の命綱「アベノミクスの成果」も“都合のいいデータ”で作られた幻想だった!?

働き方改革法案に盛り込まれていた裁量労働制に関する「不適切なデータ」、森友学園への国有地売却問題をめぐる「決裁文書改ざん」、そして自衛隊の「日報隠蔽」──今、安倍政権への信頼が大きく揺らいでいる。

安倍政権が高い支持率を維持してきた最大の理由はアベノミクスによる経済成長と言われているが、政権の命綱であるこの経済政策の成果も「都合のいいデータ」によって築かれた砂上の楼閣だったとしたらーー。

今、話題の一冊『アベノミクスによろしく』(インターナショナル新書)の著者・明石順平氏は「アベノミクスは大失敗だった」と断言。同書では政府や国際機関が発表した公式データを用いながら、アベノミクスの成果が幻想に過ぎないことを看破している。

なぜ、大失敗だったのか? 菅義偉(すが・よしひで)官房長官への厳しい追及で一躍、その名が知られた東京新聞社会部記者・望月衣塑子(いそこ)氏との対談で語る──。

***

望月 世の中にはなんとなく「アベノミクスで経済は上向いている」という認識があると思います。確かに、2012年の第二次安倍政権成立以前に8千円台だった日経平均株価が今では2万円台にまで上がっている。しかし、依然としてデフレマインドが続いているし、人々の購買力が上がって豊かになったかといえば、決してそうではない。

では、アベノミクスを支持しているのは誰なのか? それはやはり経団連や、株を持っている一部の富裕層だけじゃないのかと私自身も肌感覚で感じるわけです。

ところが、菅官房長官は定例記者会見で「47都道府県で有効求人倍率が全て1倍を超えた。政権交代前に1倍を超えたところはたったの8県だった」などと経済の好調ぶりを何度も強調する。「なんだか言っていることが実感と違う」と違和感を抱きつつも、私を含めて官邸の会見を取材する記者に経済の専門家はほとんどいないので、ここまで繰り返しアピールされると、アベノミクスの成果を刷り込まれそうになってしまいます。

しかしこの本では、その違和感の正体がなんなのか、そして今の日本経済がどういう状態なのか、説得力のある具体的なデータを駆使してわかりやすく説明されているので「やはりアベノミクスは全然うまくいっていないんだ」ということが見えてきますね。明石さんご自身も経済の専門家ではなく本業は弁護士ですが、なぜ、そして誰に向けてこの本を書かれたのですか?

明石 大げさではなく「全国民」にです。高校生でもわかるくらいにかみ砕いて書きました。伝えたいことは端的に言えば、「アベノミクスが大変なことになってるよ」ということ。明らかに失敗している上に、そこから簡単には抜け出せない。とにかくメチャクチャなことになっているのが少し調べただけでわかってしまって、山火事を通報しているような感覚で執筆しました。「裏山が燃えているんだけど、誰も気づいてないから急いで知らせなきゃ」と。

本書を執筆したきっかけは「実質賃金が下がった」というニュースを目にしたことです。私は労働問題を専門とする弁護士なので、そこが最も気になったのですが、野党の皆さんもなぜ下がったのか説明できていませんでした。しかし、「名目賃金指数」と「実質賃金指数」「消費者物価指数」を見れば、何が起きたか一目瞭然です。


明石 「名目賃金」と「実質賃金」の違いを簡単に言えば、名目賃金は受け取った賃金そのものの額で、実質賃金は物価を考慮した賃金のことです。例えば、賃金が1割増えたとしても、物価も1割上がったら実質的に賃金は上がったことにはなりませんよね。

アベノミクス以降、名目賃金は微増しましたが、実質賃金指数は2010年を100とすると、3年度の合計で4.3ポイントも下落しました。2015年度は過去22年間で最低値を記録しています。その理由は、消費税の増税に加え、アベノミクスの「異次元金融緩和」による円安で、物価が急上昇したからです。消費者物価指数だけが、誰かに引っ張り上げられたように不自然に上がっていて、それと鏡映しのように実質賃金指数が下がっている。

実質賃金が下落すれば、当然、家計の消費支出は冷え込むでしょう。実際、まるでジェットコースターのように急落しています。これで経済成長なんてするわけがありません。多くの人たちが抱える「生活が苦しくなった」という感覚の正体はこれなんです。実質賃金が下落し、消費が冷え込んだ。そして実質GDPは伸びていない。


望月 「アベノミクス以降の実質GDPの伸び幅は、民主党政権時代の3分の1しかない」という話は本当に衝撃的でした。

明石 内閣府HPに掲載されている「暦年実質GDP」によると、民主党政権の2010~12年の成長率は約6.1%、自民党政権の13年~15年ではわずか約1.9%です。消費が大きく冷え込んだから、実質GDPが伸びていないんですね。

望月 「GDPかさ上げ疑惑」もかなり胡散(うさん)臭いですね。

明石 2016年12月、内閣府はGDPの算出方法を従来の国際基準「1993SNA」から「2008SNA」に変更し、94年以降のGDPをすべて改定して公表しました。「2008SNA」では研究開発費などが加えられ、各年度のGDPがかさ上げされたのですが、アベノミクスが始まった13年度以降から異常にかさ上げ額が増えている。12年度の名目GDPかさ上げ額は20.3兆円でしたが、15年度は31.6兆円もかさ上げされています。


明石 問題は、2008SNAとは関係のない部分までかさ上げされていることです。内閣府が公表したGDPの改定要因の内訳を見ると、2008SNAとは別に「その他」という項目があります。

この「その他」の増加額が極めて不自然なんです。「その他」の金額は94年度のマイナス約7.8兆円から2012年度まで平均するとマイナスで推移していますが、アベノミクス開始後は大きく増額し、15年度はプラス7.5兆円にもなっている。内閣府は改定から1年以上経過した平成29年12月22日、「その他」の内訳表のようなものを公表しましたが、それを見てもおかしな部分が多々あり、疑惑はいまだ残っています。


望月 2020年までにGDPを600兆円にするという目標にすり合わせているのかもしれませんね。森友・加計問題への対応にも共通するのですが、政府が主張するアベノミクスの成果も初めから「結論ありき」で、あらかじめ決まっている方向に数字を合わせてしまおうという官僚の悪知恵が働いているようにも見えます。

政権の「ご意向」に沿ったデータを出すことで、人事権を握っている官邸から自分の将来を保証してもらおうという構造も他の問題と似ていて、これは政治家も悪いんですけど、官僚も一緒になって仕掛けているのかなと感じます。

明石 現実にはアベノミクスは全然うまくいっていないのに毎回、選挙になると経済を争点にして「結果を出しています」とアピールし、史上空前の長期政権を築いている。でも、本当は支持する理由なんてないんです。結果を出していないのに国民に嘘をついて、政権の座に居座り続けている。こんな不正義はないでしょう。

◆ ◆ ◆

明石順平(あかし・じゅんぺい)
弁護士。1984年、和歌山県生まれ、栃木県育ち。東京都立大学法学部、法政大学法科大学院を卒業後、現職。主に労働事件、消費者被害事件を担当。ブラック企業被害対策弁護団所属。ブログ「モノシリンの3分でまとめるモノシリ話」管理人

望月衣塑子(もちづき・いそこ)
1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。慶応義塾大学法学部卒業。千葉、埼玉などの各県警、東京地検特捜部、東京地裁・高裁を担当後、経済部などを経て社会部へ。2017年4月以降、森友・加計問題を取材し、官邸会見で菅官房長官の追及を続ける。著書に『武器輸出と日本企業』『新聞記者』(角川新書)など



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しがみつく安倍首相 未だに「3選」「改憲」など寝言の仰天

2018-05-07 | いろいろ

より

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しがみつく安倍首相 未だに「3選」「改憲」など寝言の仰天

 自分の愚かさと惨めさに気づかない首相を頂く国民の最大の不幸

 焦燥感の表れなのだろう。この連休中、安倍首相が「総裁3選」への意欲を見せ、「改憲」への執念を示した。どちらも逆風なのは明らかなのに、強がりと寝言の連発には仰天するしかない。

 3選に触れたのは4月29日の産経新聞のインタビュー。9月の自民党総裁選について「国会閉会後に判断する」と答え、<会期延長がなければ6月20日の国会閉会後に出馬表明する考えを示した>という。もっとも、応援団メディアがこのタイミングで既定路線のはずの“総裁選出馬”をわざわざ報じたことは、むしろ安倍の苦境を物語っているのだが、とにかくインタビューの中身は、勘違いな手前味噌のオンパレードだった。

 「北朝鮮に対して圧力を最大限まで高めていくと申し上げました。(中略)その結果として平昌五輪を契機に北朝鮮が話し合いを求めてきた。まさに日本が国際社会をリードしてきた成果ではないですか。決して日本が蚊帳の外に置かれていることはありません」

 「先日訪米し、トランプ米大統領と2日間にわたり11時間以上、時をともにすることができました。いかに日米の絆が強固なものであるかを示せたのではないでしょうか」

 日本が国際社会をリード? 日米の絆が強固? ただ時間が長けりゃいいのか? マトモな国民なら、ちょっと笑ってしまう。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)がこう言う。

 「北朝鮮に対し『圧力一辺倒』だった安倍首相は、対話も選択肢にしてきた世界の国々から、『水を差すな』と煙たがられてきた存在。それなのに、『日本が国際社会をリードしてきた』と自分の成果のように言うのには呆れました。盗っ人猛々しい。

 外交で成果と言うのなら、北朝鮮から拉致被害者を返してもらってから言って欲しい。対米国でも、鉄鋼やアルミニウムへの関税除外やTPP復帰を勝ち取ってからだし、対ロシアでも北方領土を返してもらってこそ成果でしょう。国民の多くが海外メディアに触れられないのをいいことに、親安倍メディアが安倍首相の口先だけの『やってる感』を大本営発表のまま喧伝してきたから、“外交の安倍”などと威張っていられたのです」

 「蚊帳の外」という批判にムキになるのも、子供っぽい安倍の性格がよく出ている。外遊先のロシアで同行記者に総裁選対応について問われた自民党の二階幹事長が、「(安倍首相の)3選支持は1ミリたりとも変わっていない」とヨイショし、「立派な外交実績を上げている」と持ち上げていたが、褒め殺しにしか聞こえない。


 いよいよ憲法改正に取り組む時」にア然

 改憲についても安倍は、「議論が深まってきた」という驚くべき認識らしい。訪問先のヨルダンで記者団にそう強調し、3日の憲法記念日に改憲派集会へ寄せたビデオメッセージでも、「この1年間で憲法改正の議論は大いに活性化し、具体化した」「いよいよ私たちが憲法改正に取り組む時が来た」と誇らしげに語っていた。

 安倍が「自衛隊を憲法9条に明記」する加憲論を唱え、「2020年に新憲法を施行」とブチ上げたのは、昨年の憲法記念日。今回と同じ改憲派集会へ送ったメッセージだった。あれから1年。改憲機運はむしろしぼんでいる。

 確かに自民党内では安倍が押し付けた通りに、9条に自衛隊明記を含めた改憲4項目がまとまった。が、内閣支持率が3割を割り込む中、「改憲どころではない」という空気が党内に充満している。モリカケ問題や防衛省の日報隠蔽、財務次官のセクハラと不祥事続発で、国会の憲法審査会の議論も一切進んでいない。

 もともと改憲に慎重な公明党は、山口代表が2日、「日本国憲法の歴史の下で、これまで改正を一度も行っていない」と改憲に否定的な姿勢を街頭演説で見せるような状況なのだ。

 肝心の国民も全く盛り上がっていない。朝日新聞の世論調査では、「安倍政権の下での憲法改正」に反対が58%(昨年は50%)、賛成は30%(同38%)で、反対が上回っているだけでなく、昨年より増えている。首相に対する国民不信がこれだけ高まっているというのに、「いよいよ改憲に取り組む時」とは、バカも休み休み言ってくれ、である。

 政治評論家の野上忠興氏もこう言う。

 「安倍首相の描いていた改憲に向けての『工程表』が完全に狂ってしまい、今は悔しくて仕方ないんじゃないですか。それを隠すため、強がりを言っているように思います。去年の今ごろは、安倍1強の下、すべて思い通りと、いい気分だったことでしょう。去年のうちに自民党改憲案をまとめ上げ、今年中に国会で発議し、来年の参院選とダブルで国民投票というスケジュールを想定していたわけですが、全部パー。さぞかし無念でしょう。一寸先は闇ですよ」


 折れた「3本の矢」をいまだアピールする鉄面皮

 事態が逆回転しているのは安倍だって分かっているはずだ。それでも改憲への意欲を見せ続けるのは、そうしなければ支持者の右派をつなぎ留められず、赤信号がともっている総裁3選への望みもついえてしまうからだ。

 何のために、3選を目指すのかと問われれば、安倍は「自民党の党是である憲法改正を実現するため」と言うしかない。2期までだった党の総裁選規程を変えてまで、トップの座に居座り続けるには、それなりの理由が必要で、改憲を主張し続けるしかないのだ。

 加えて、モリカケで露呈したように、私利私欲にまみれた首相のこと。改憲は自己満足のためでもある。

 「改憲は安倍首相にとって『レガシー』づくり。9条でも、他の条文でも何でも、憲法を変えられればいいというのがホンネです。実際、解釈改憲で米国が望んでいた集団的自衛権の行使は可能になっているので、9条を変える必要性はないのですからね。『憲法を変えた総理』として歴史に名を残すべく執着してきたものの、それが無理になって、3選の目もなくなり、本当に惨めなものです。それでも自転車をこぐのをやめたら倒れてしまうから、パンク寸前でも必死にこぎ続けているという状態。哀れです」(野上忠興氏=前出)

 安倍は前述の産経インタビューで、「経済政策『三本の矢』を継続的に進めてきた結果、昨年のGDPは過去最高となった。雇用も250万人増え、正社員の有効求人倍率も初めて1倍を超え、『人生100年時代』に備えていくことができるようになった」と毎度のセリフで5年半の政権運営を自画自賛していた。

 折れてしまった「3本の矢」をいまだアピールする厚顔。それしか訴えるものがない愚かさ。国民の支持を失い、哀愁さえ漂うまでに落ちたら、最後は誠意を見せて、自ら辞するのが権力者の矜持ではないのか。しかし安倍は、自分が笑いものになっていることに気づいていない。

 政治評論家の森田実氏が言う。

 「今の安倍首相に対する世論は、薄い表面は熱く煮えたぎっていても、その下の大部分は冷えきっている風呂のようなもの。一部の右派の支持者は応援しても、多くは安倍首相を信用していません。嘘つきでごまかしばかりのうえ、官僚を腐敗させた首相に、むしろ嫌悪感でいっぱい。ところが権力者は長く居座るほど、国民と遊離していき、国民の心が分からなくなるものなのです」

 無意味な中東訪問から戻った安倍は、その足で山梨の別荘へ逃げ込み、4日は大学時代の友人とゴルフで息抜きをした。「調子はいいですよ」と記者団に笑顔を見せたらしいが、日本が世界から置いてきぼりにされているというのに、いい気なもんである。こんな鉄面皮首相を頂く国民は不幸というしかない。
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