阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   南北首脳会談 在沖米軍にどう影響?

2018-05-01 | 日記



タブロイド紙ふうに






 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 05/01()

*****
拉致被害者家族訪米 政府関係者に協力要請へ  【朝日新聞】

 6月初めまでに予定される米朝首脳会談を前に、北朝鮮による拉致被害者の家族らが30日、問題解決への協力を米政府関係者らに訴えるため米国に向けて出発した。横田めぐみさん(拉致当時13)の弟拓也さん(49)は成田空港で取材に応じ、「40年間、救いを待ち続ける拉致被害者や家族の痛みを肌で感じてもらえるよう訴えていきたい」と語った。体調不良で入院した父滋さん(85)を念頭に、「親世代もそんなに時間はない。今回が最後の訪米にしたい」とも話した。

 27日の南北首脳会談では、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が韓国の文在寅大統領に、日本との対話姿勢を示したとされる。拓也さんはこのことについては「被害者全員をかえすという言葉なしには、評価できない」と話した。

 拓也さんは、北朝鮮が「死亡」などとしている拉致被害者らについて「生存している」と北朝鮮に表明させた上で、いつまでに帰国させるか約束させることが必要だと強調した。
*****

 いま必要なのは米政府へのお願いではなくアベ首相へ一刻も早く日朝会談をしろと要求することだろう。
 アベ首相は拉致のアベと言ってきたんだからアメリカや韓国にお願いするんじゃなく、さっさとストックホルムで渡されたものの調査をして現状を明らかにするべきだ。
 


*****
「津波15.7メートル」判断焦点 東電原発裁判 対策担当社員尋問終える  【朝日新聞】

「国の地震予測の信頼性」意見のベル

 東京電力・福島第一原発の事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経営陣3人の刑事裁判で、事故前に同社で津波対策を担っていた社員の証人尋間が終わり、一つの山場を越えた。審理を通じて、2008年6月に「15・7メートルの津波が来る可能性がある」との予想を得ながら、対策を先送りした同社幹部の判断が主要な争点として浮かんでいる。

 東京地裁で開かれている3被告の裁判は1月から証人尋間が始まった。15・7メートルの試算をした東電子会社の社員らに続き、4月からは東電内で津波対策を検討した「土木調査グループ」の社員と管理職が出廷。社員は3回、管理職は2回の公判をかけて検察官役の指定弁護士側と、弁護側双方による尋間が行われた。

 尋間の中で、傍聴者の多くが反応した瞬間があった。15・7メートルの津波を想定して対策を検討していた社員が08年7月、先送りを幹部から指示された時の感想について「力が抜けた」と語った時だ。当時は旧原子力安全・保安院が電力会社に地震対策の見直しを求めていた時期。現場が危機感を抱いていたにもかかわらず、上層部の判断で津波対策が行われなかった、と受け止められる内容だった。

 社員に指示したのは当時の原子力・立地本部副本部長だった元副社長武藤栄被告(67)。同本部長だった元副社長武黒一郎(72)、社長だった元会長勝俣恒久(78)両被告とともに、強制起訴された。公判で3被告は「事故を予想することはできなかった」と無罪を主張しており、指定弁護士が有罪判決を得るには、3被告が事故前に津波の危険性を認識していたにもかかわらず、対策を怠ったと立証する必要がある。

 社員は武藤氏の指示が「予想しない回答だった」とも述べた。指定弁護士はさらに、グループ管理職への尋間を通じて、「(見送り指示後も)個別に呼ばれるなど複数回、武藤氏に対策状況を説明した」「(勝俣氏も出席した)御前会議で津波対策の話をした」などと、現場の認識が経営陣に伝わっていたという証言も引き出した。

 「15・7メートル」の評価に関しては、国の専門機関が02年に出した地震予測「長期評価」の信頼性がポイントとなっている。尋間で社員は「長期評価は権威がある。採り入れないことはできない」「今も採り入れるべきだったと思っている」と語り、管理職は「学者が『採り入れろ』と言っていた。採り入れざるを得なかった」と述べた。ただ、管理職は「根拠は信頼性に乏しかった」とも加えた。

 被告側も長期評価が「学術的な根拠に乏しかった」と主張している。 一方、社員らによると、武藤氏は対策見送りの指示後、「国の地震対策見直し審査に関わる学者に接触して『学会が結論を出せば対策をする』と丁寧に説明しろ」と命じていた。当時は長期評価を気にしていたことになる。

 裁判は今後、7月末までに計14回の公判が予定されており、ハイペースで進みそうだ。長期評価の作成に携わった学者らが、その信頼性や電力業界の当時の受け止め方などについて証言した後、秋ごろには被告人質問に移る見通しだ。


問われる安全認識

 東電社員の証言からは、「10メートルを超える津波への対処はいずれ不可避」という認識が、08年には東電の上層部にも共有されていたことがはっきりした。だが、結果的に対策は先送りされ、時間が空費された。

 15・7メートルの試算のもとになった国の長期評価は不確実な部分が残るものの、専門家がまとめた公的な見解だった。津波想定の審議にかかわる専門家も考慮を求めており、東電の担当者が採用を考えたのは自然な流れだ。計算方法を変えたとしても、主要設備がある10メートルの敷地の高さを超える津波のおそれがあるのは明らかだった。

 しかし、東電はこの計算結果を外部に対して伏せ続けた。法廷で示された社内資料や証言からは、数字が表に出れば、未対策で運転を続けることに批判が集まることを恐れていた様子がうかがえる。専門家に根回しし、学会に委ねたのは、計算結果を公開審議の場に出さない方法を探っていたようにもみえる。当時、東電は新潟県中越沖地震の影響で柏崎刈羽原発が停止し、赤字に転落していた。

 社員は「津波の切迫性はなかった」とも証言したが、原発はまれな自然災害にも備えるのが基本だ。先送りの判断がなければ、最悪の事態を防げたのではないか。上層部の安全に対する認識が、今後の公判で問われることになる。
*****

 この記事からは東電のトップが津波を軽視していたことがわかる、その時点では対策費を少なくして利益を出す考えだが真摯に事故対策を怠った株主をバカにした話だろう。
 


*****
実権は党に移った  【日刊スポーツ】

 ★安倍政権発足後、官邸主導の政治運営が続いていたが、このところ党主導の政局回しに主導権が移ったようだ。当然官邸主導の結果が、いつまでも終わらない森友・加計学園疑惑であり、どうやら防衛省日報問題も、4月27日の閣議で防衛省が開示した陸上自衛隊のイラク派遣日報の「戦闘」の記載について、法的な意味での「戦闘行為」として用いられた表現ではないとする政府答弁書を決定したことで、日報問題の主軸も官邸だということが分かってきた。

 ★同29日、ロシア訪問中の自民党幹事長・二階俊博はサンクトペテルブルクで衆院解散・総選挙の可能性について「今は国会審議に専念すべき時だ。唐突で十分理解が得られているか議論の余地がある。そうたびたび解散というわけにはいかない。この間も解散したばかりではないか。(首相の)3選支持は1ミリも変わっていない。外交でこれだけの成果を上げた首相は少ない」とした。これは同25日に同党国対委員長・森山裕が「野党が不信任案を出せば解散も選択肢の1つ」と言及したことを受け、再度解散を否定したものだ。

 ★自民党中堅議員が言う。「この文脈は『選挙は俺が仕切るのだから、俺が勝てるという時まで解散はない』という意味だろう。つまり俺が帰国するまで、大型連休中にそういう話にはならないということを示しているのだろう。完全に主導権は党にあると言えそうだ」。思えば、首相・安倍晋三が日米首脳会談で米国に行っている最中に突然、財務事務次官・福田淳一に辞表を提出させ、副総理兼財務相・麻生太郎に受理させたのは官邸の主不在の出来事。「情勢立て直しに二階が動いたに違いない」(政界関係者)。安倍3選支持は1ミリも変わらないが、実権は大きく党に移ってきている。
*****

 日報にあった戦闘は「法的な意味での戦闘行為ではない」などと閣議決定したことは、日報を隠していた、あるいは出てくるのを阻止していたのは官邸、あるいは官邸に忖度した官僚、防衛相(稲田)だったことが明らかになった。
 


*****
骨折騒動はキャバ嬢絡み? 有名だった自民・国場氏の酒癖  【日刊ゲンダイ】

 大役を拝命した日に酔って骨折とは情けない話だ――。

 自民党副幹事長の国場幸之助衆院議員(45)が地元の沖縄でトラブルを起こした。29日午前2時20分ごろ、那覇市の繁華街で観光客の男性と揉み合いになり、顔面打撲のほか右足首を骨折する重傷を負ったのだ。国場氏は当時、酒に酔っており、男性は軽傷。国場氏も男性も被害届を出していない。

 28日は那覇市で自民党の県連大会が開かれ国場氏は県連会長に就任したばかりだった。そのお祝いなのか酒を飲み、未明に騒ぎを起こしたことになる。

 「地元では『女絡みのトラブル』という情報が広まっています。関係者と街を移動中にキャバ嬢を口説いて男性と揉み合いになったというのです。ただ、打撲と骨折を負ったのに被害届を出してないのは不自然。国場氏はかなり酔っていて、警察沙汰にならないよう丸く収めたのではないかとみられています」(地元の記者)

■「酒を飲むと人が変わる」

 国場氏は那覇市に本社がある建設会社「国場組」の創業者の孫。日大文理学部を中退後、早大社会科学部を卒業し、県議を経て12年の衆院選で初当選した。現在3期目。そう、“魔の3回生”だ。

 国場氏の趣味は「空手」だそうだが、地元の政界関係者によれば、「酒癖が悪い男」として有名だという。

 「普段は他人の顔色をうかがい、おどおどしている印象なので中央政界では『かわいいヤツ』と評価され、県連会長にも選ばれた。しかし酒を飲むと人が変わるんです。仲間を引き連れて飲み、自分を知らない人に出会うと『俺を知らないのか』と威張る。酒に酔い、仲間がいると強気になるタイプです。だから秘書などがそばにいて常にトラブルを回避してきた。今回も周りに3、4人いたが、なぜか止めきれなかったようです」

 一連のトラブルについて国場氏の地元後援会はこう説明する。

 「女性絡み? そんなウワサが流れていることは知ってますが、それはないと思います。トラブルのときは知人と一緒に移動していたと聞いていますが、何人いたかは把握していません。警察は事件性がないと判断しました。(国場氏が)お酒を飲んで凶暴になることはありません。(国場氏の)空手は趣味程度で、有段者でもありません」

 今年の沖縄は統一地方選がある選挙イヤー。11月には知事選も予定されている。トラブルメーカーが県連会長で大丈夫か。
*****

 地元後援会関係者が大したことは無いと言うんだから、大した事は無い?いやいやでもこれは突っ込みどころ満載かも。
 

*****
平尾容疑者、脱走前に叱責受け落ち込む様子見せる  【日刊スポーツ】

 逃走容疑で30日に逮捕された平尾龍磨容疑者(27)は松山刑務所大井造船作業場での信頼が厚く、受刑者を指導する委員を務めていた。「作業場で頑張って、早く出所したい」と面談で語っていたが、脱走前には刑務官に叱責(しっせき)され、落ち込んだ姿を見せていた。

 松山刑務所によると、2015年6月に同刑務所に収容後、精神状態が安定しているといった基準を満たし昨年12月、開放的施設の作業場へ入った。作業手順が評価され、刑務官の注意事項を伝えるなどする安全対策の委員に。「模範囚の中でもさらに模範的だった」(刑務所の関係者)。今年3月には親族に電話し、近況を伝えていた。

 開放的矯正施設は全国に4カ所。大井造船作業場には独自の自治制度があり毎日、ミーティングが開かれ、委員らは指導役として期待が大きい。

 だが3月、平尾容疑者はヘルメットをかぶり、ふざけたことを刑務官にとがめられた。脱走3日前の4月5日には、物のやりとりが禁止されているのに、出所者の座布団を持っていたため叱られた。その後、考え事をしながら落ち込む様子が確認されている。

 刑務所の関係者は「委員なのに情けないという思いや、信頼がなくなる不安もあったのかもしれない。自治制度は受刑者に上下関係を与えることになり、それがストレスになった可能性もある」と話す。

 松山刑務所の吉田博志所長は4月11日の記者会見で、叱責は「指導の範囲で行き過ぎではない」としつつ、「本当の精神状態は把握できていなかったかもしれない」と述べた。

 平尾容疑者は約120件の窃盗罪と建造物侵入罪で懲役5年6月の判決を受けて服役中で、刑期は20年1月まで残り1年9月。22日間の逃走で刑期はどこまで延びるのか。

 今回の脱走は、暴行、脅迫などによる加重逃走(懲役3月以上5年以下)ではなく単純逃走(懲役1年以下)。元東京地検検事の若狭勝弁護士は「単純逃走は器物損壊(懲役3年以下)より低い」と話す。脱走だけなら1年が加わるだけだが、潜伏していた向島では現金7000円、Tシャツ、車の鍵、携帯電話など7件の窃盗事件が発生した。「窃盗罪は懲役10年以下で2件働けば1・5倍で15年までいく。1つ1つの被害金額は小さくとも、常習犯は『改善が難しい』としてパン1個でも3年が出る。10年いったとしても不思議はない」(若狭氏)。

 22日の逃走で盗みも働いていたとしたら、残り刑期に単純逃走罪、窃盗罪が加わり、12年以上の刑務所生活になる。
*****

 えらいことになってしまった、もうすぐ出られる模範囚がなぜ脱走したのか、そのへんがこれから追及されるべきだろう。
 
 

*****
南北首脳会談 在沖米軍にどう影響? 緊張緩和なるか  【沖縄タイムス】

 27日の韓国と北朝鮮の南北首脳会談は、朝鮮半島の緊張緩和への一歩につながる歴史的な会談とされている。日米両政府が沖縄に米軍が駐留する理由として強調してきた北朝鮮の核・ミサイル開発による脅威は緩和されるのか、南北首脳会談や今後予定される米朝首脳会談が沖縄の基地問題に与える影響などを識者に聞いた。


脅威論、理由にならず 柳澤協二氏元内閣官房副長官補

 北朝鮮核開発問題の根源には朝鮮戦争以来の南北対立があり、東アジアの安全保障を巡る対立の源泉の一つとなっている。そのため、根源である南北朝鮮の敵対関係が改善されれば、地域にとって前向きな変化になり得る。

 南北の戦争状態が続いているがために、韓国と同盟関係にある米国と北朝鮮の対立があり、停戦協定の当事者である中国の思惑も無視できない。

 南シナ海や太平洋を含む海洋秩序を巡る米中の覇権争いも地域の大きな課題であるが、朝鮮半島の安定に向けた双方の利害は一致しており、緊張緩和に向けた協力関係が進展すれば、米中の東アジアの安定に向けた新たな協調の枠組みも展望できるのではないか。

 南北の緊張緩和が進めば、韓国防衛のための米軍の存在意義は薄れていく。そうなれば、米軍がどれくらいの規模で、どこにいなければならないという議論が必要になる。少なくとも、日本に駐留しなければいけない意味が、今まで通りではなくなる。

 そもそも、軍隊をどこに置くかは財政的、政治的な理由で決まるもので、米軍が対北朝鮮や対中国のために沖縄にいなければならない軍事的理由はもともとないが、それを説明する論理として北朝鮮や中国の「脅威論」が使われてきた。

 南北の緊張が緩和され、米中の協調が進めば、その脅威論はいずれも使えなくなる。特に、海兵隊が沖縄に駐留する理由として言われていた「北朝鮮に近い」という距離的な優位性も考える必要がなくなる。

 いずれにしろ、今回の会談で、東アジア全体の戦略的安定につながるような形で北朝鮮問題を解決していくチャンスが生まれる。それを、そういう形で使うか使わないかは政治の意志次第だ。(聞き手=東京報道部・大城大輔)


普天間 核の解決が鍵 山本章子氏沖国大非常勤講師(安全保障論)

 今年3月13日、米ワシントンで県が開催したシンポジウムでペリー元国防長官は「北朝鮮の脅威がなくなれば、在日米軍、特に普天間飛行場に駐留している部隊について、その存在理由が完全になくなり得る」と発言した。

 普天間の「返還合意」は北朝鮮の核・ミサイル開発と深く関わっている。北朝鮮は核・ミサイル開発を止める朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)合意に反し、ひそかに開発を続けていた。そうした中でペリー率いる国防省は朝鮮有事作戦の計画を作り直し、日本側の普天間返還要請を利用して「返還」の名の下に機能を強化した代替施設への「移設」を要求した。朝鮮半島に嘉手納基地と普天間から同時に出撃できるよう、移設先は県内が条件とされた。

 27日の南北首脳会談と6月初旬までに実現予定の米朝首脳会談は、北朝鮮の脅威の低下と、普天間の存在意義の解消につながるだろうか。

 南北首脳会談は両国が公の場で朝鮮戦争の休戦協定を平和協定にするとしており、これは初めてのことで「朝鮮半島の緊張」の問題で一歩前進となった。しかし、核問題は別だ。

 トランプ政権は「最大限の圧力と関与」戦略で北朝鮮の外交的孤立、軍事的な示威行動、段階的な経済制裁などの圧力と、金正恩との交渉を通じた核・ミサイル放棄を段階的に進める。

 圧力をかけ続けながら交渉を進める戦略のため、北朝鮮が核・ミサイルを完全に放棄した確証が得られるまでは、米政府はペリーいわく「陸と空の両方の部隊の迅速な対処」の要となる普天間を手放さない。

 普天間を含めた在沖米軍基地の正当性を低下させるためには、北朝鮮の核・ミサイル問題の解決と朝鮮半島の平和が不可欠となる。(聞き手=政経部・銘苅一哲)


沖縄駐留根拠に「北朝鮮」 地理的優位性 日米が強調

 沖縄に米軍が駐留する主要な根拠の一つとして、日米両政府は北朝鮮の脅威を挙げてきた。2017年度の防衛白書でも朝鮮半島や台湾海峡といった潜在的紛争地域に「相対的に近い(近すぎない)位置にある」という表現で沖縄の地理的優位性を強調してきた。在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官は昨年11月の記者との懇談会で、北朝鮮の核・ミサイル開発について、「日本と米国に迫る脅威は本物だ」と主張。沖縄に駐留する軍人は「韓国で過ごすことが多い」と朝鮮半島を警戒する実態を明らかにしている。

 一方、日米が普天間飛行場返還に合意した1996年に国防長官を務めたウィリアム・ペリー氏は、ことし3月の県主催シンポジウムで、普天間に所属する部隊は、北朝鮮有事の際の韓国侵攻を防ぐ補完戦力と強調。北朝鮮の脅威が消滅すれば、「アジア太平洋地域の安全保障情勢を塗り替え、普天間飛行場の存在理由もなくなる」と率直な意見を述べている。
*****

 もし米朝会談がうまくいって終戦状態になっても米軍(軍産)は既得権としての日本の基地を手放さないだろう、米国内からもういらないの声を上げさせるか環境団体が起こしているジュゴン裁判で環境面から新基地の建設を止めさせるしかないのでは。






 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

    
 

 

 

 

 

    
 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

    
 

 

 

 

 

 

 



 

 




昨日の神戸
 最低気温  17.6度(05:55) 前日差+3.4度)
 最高気温  22.4度(12:35) 前日差-1.3度)

  今朝の神戸最低気温  16.2度 (05:48)  5月中旬並み 平年より2.0度高い  
   、

今日の神戸の
   日の出     5時10分 (昨日 5時11分)
   日の入り   18時44分 (昨日18時43分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅く


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 13時間34分。

       

 オホーツク海の低気圧は前線を引き連れてカムチャッカの東に、四国沖太平洋の高気圧は東へ移動するも日本を覆う、沖縄は曇りから晴れ、九州は雨や曇り、四国、中国は曇り、近畿、東海から東北まで晴れ、北海道は曇り又は晴れ。
     
          
 明日の朝、オホーツクの高気圧は停滞、太平洋の高気圧ははるか東へ去る、中国から伸びていた前線が九州にかかる、沖縄は晴れ、九州は雨、四国から北海道まで曇りのち雨の予報。
     
     
     
     
 今朝は晴れ、風はなし、山は少しかすむ、午後から風が出てきた、気温は上昇し暑くなった(夏日、今年最高)。
 今日の神戸の最高気温は  26.9度、昨日より 4.5度高く 平年より 5.4度高かった、今日の最高気温は6月下旬並みだった。
 明日は曇りのち雨、朝の最低気温は 17.7度、昼の最高気温は  21.1度、夜の最低気温は  19.4度の予報。







「フェイク政権にはファクトで」辻元清美氏語る野党の戦略

2018-05-01 | いろいろ

より

*****
「フェイク政権にはファクトで」辻元清美氏語る野党の戦略


 いよいよ断末魔の安倍政権だが、5年という長期にわたったことで、この国の政治の劣化は著しい。行政府も立法府も主権者である国民をないがしろにしているのではないか。与野党攻防の最前線にいる野党第1党の立憲民主党で国対委員長を務める辻元清美氏にあらためて聞いた。

意見の違う人を説得し合意点を見つけるのが政治

  ――今の政治状況について率直な感想は?

 ……。もう、言葉に詰まるほど。初当選から22年ですが、こんな酷い状況は見たことがない。フェイク政権が膿とツケをどんどん噴出している、という印象です。

  ――どこに根本的な原因があるのでしょう。

 安倍政権はちょっと特殊な政権です。ひとつは保守ではない。右派というか、日本会議に通ずるような人たちの上に成り立ち、一定のイデオロギーで思考停止している気がします。同時に、全能感というか、安倍首相は全て自分が正しいというような姿勢。「こんな人たち」という発言に代表されるように、多様性を認めるのではなく、意見の違う人たちを敵だとみなす。稚拙です。

 ―――意見の違う人は敵。安倍政治はまさにそうですね。

 安倍首相は国会で、「国民投票こそが最も国民の声を聞くこと」だと言いましたが、それは間違っている。なんて単純な、奥行きのない感覚なのでしょう。国民投票は、特に憲法について言えば、7、8割の人が変えたいと希望して初めて、主権在民で主権者の声を入れるために行うものです。

 ところが今は、憲法を守りたい人と変えたい人との間で、ヘイトが起きたり、ネット上にデマが飛んだりしている状況。そうした国論を二分している問題を国民投票にかけると、国民を戦わせ、社会の分断をあおることになる。政治が絶対にやってはいけないことです。意見の違う人に対しても、粘り強く説得して、合意点を見つける。それが政治です。

  ――社民党議員時代、自社さ政権で連立を組みました。当時と比べ自民党は変わりましたか?

 あの時は自民党にバランス感覚がありました。野党の意見も聞いて、落としどころを探した。今は野党の意見を全く無視したりする。それに、かつての自民党には、いい意味で日本の良さを生かしていくという意識があった。「美しい国」「道徳を大事に」などと言いながら、不道徳なことを平然とやっているように見える今の政権とは違いますね。

 長く続く権力は腐敗するといいます。自民党が総裁任期を2期までとしてきたのは、先人の知恵だったのではないでしょうか。それを自分が長くやりたいからと3期までに変更したのが安倍首相なのです。


 国会議員は官邸の「家来」、官僚は「使用人」になっている

  ――政治信条が違っても守るべきルールがあるはず。しかし、今の政府や国会ではそれが見えません。

 国会議員こそが国民の代表です。国会は国権の最高の府。国会を通さないと法律も成立しないわけですから。ところが国会議員が官邸の「家来」になり、官僚は「使用人」になっている。この状態を正常に戻さなければいけません。嘘をついたり、おかしなことをおかしいと言えない国は滅びると思います。

  ――野党第1党の国対委員長として、与党とタフな交渉を続けています。

 国対委員長になったときに、自民党の森山裕国対委員長と「いい立法府にしましょうね」という話をしたのです。立法府の舞台、土台をつくるのが国対の仕事。その上でいろいろな議論をしてもらえるいい立法府をつくりましょうね、と。加えて、いい立法府というのは、三権分立ですから行政のチェックも大事。そこに与党も野党もない。こうしたことを基本にして、お互いに国対委員長として仕事を始めました。

 それで裁量労働制のインチキなデータの問題では、最後は与党も野党の意見を取り入れ、法案から裁量労働制拡大の部分を切り離すことに賛同して、政府に一緒に迫ったわけです。森山委員長は私に、「政府の方針を変えさせた野党の予算の審議に敬意を表します」とおっしゃった。

  ――しかし、モリカケ問題では終始、与党は政権擁護に回っています。

 佐川前国税庁長官の答弁が嘘や虚偽だと分かり、財務省の決裁文書の改ざんまであった。国会が請求した資料が嘘に合わせて改ざんされたら、立法府の審議は成り立ちません。行政府が立法府に対して大きな間違いを犯したのですから、立法府は与野党関係なく、厳しくあたるのが当然です。いい立法府をつくろうと思ってやってきたのですから、ここは与党の自浄能力に期待したい。

 野党は6党(立憲、希望、民進、共産、自由、社民)がまとまって、一定の力を発揮し、散々問題を指摘してきた。物証も出てきて、野党の指摘が正しいことも分かった。ここまで来たら、与党が安倍政権をリセットさせて、政治を前に進めるのかどうかです。

  ――野党側は6党がまとまって合同ヒアリングで行政を追及するなど、機能してきていると?

 戦略的に心掛けているのは、ファクトで戦うということ。毎日のようにヒアリングをするのは、フェイク政権に対して、とにかくファクトを積み上げている。情報も6野党で惜しみなく共有しています。

  ――よく野党はバラバラと言われてきましたけれど……。

 私は大阪のおばちゃんですから、「何言うてんの」「ガタガタ言わんで一緒に来て」などと言って、まとめる努力をしています。衆院の野党を、維新を除いて私が全部束ねる。もう野党はバラバラだと言わせない。そんな気持ちで、日々走り回っています。実際、国対では、6党のうち1党でも反対したらやらない。そこは党の規模にかかわらず平等。全員が納得するまで議論して、この線ならやれるというコンセンサスを取ってから自民党と接触するようにしています。


共通のワンボイスを決めれば戦える

  ――その延長線上に野党の受け皿ができる可能性は?

 希望と民進が新党へ移行する見通しです。立憲はぶれずに戦う政党でいきたい。今は、連立政権の時代だと思う。安倍政権だって自公の連立。自民党は公明党と協力しないと選挙も戦えない。民主党政権も国民新党、社民党との連立でした。その前も自自公、自公、自社さ。1993年の細川政権以降、ずっと連立なんです。だから次も、どの組み合わせの政権がいいかという選択になる。

  ――立憲が希望・民進の新党と合流することはないということでしょうか。

 私たちは中道リベラルで、新党は中道保守という感じなのかしら。中道を中心に一緒に協力していけばいい。合同ヒアリングも、予算の振り替え動議も野党6党でというのは、私の中では次の政治を担う連立政権の練習・準備を一緒にやっているイメージです。

  ――選挙協力は?

 選挙では野党が競合するとダメなので、小選挙区では候補者を一本化する。それぞれの政党は政党で戦うけれども、共通のワンボイスを決めれば、十分戦えると思っています。自社さ政権を思い出して下さい。社民党(社会党)と自民党が、全ての政策で一致することなんて絶対にない。そこで、この政権でやることとやらないことを決めたのです。

 政治って、そういうものなんですよ。全部一致したら同じ党になるわけで、違いがあって当たり前。だけど、この政権は何をする政権なのか、何をするグループなのか、合意できるところをやればいいと思います。

  ――野党6党を絶対にまとめる。ものすごい決意ですね。

 国対委員長に就任したばかりの頃は、緊張して眠れなかった。朝も4時ごろに目が覚めて、食事も喉を通らず、3キロぐらい痩せてしまって。野党をまとめるのって、チューニングなんです。不協和音がちょっとでもあると、まとまらない。それに自民党も強気で来たので、与党と野党の板挟みになって、食べられない、眠れないという日々が続きました。

 平昌五輪の頃は、国会のことがほとんど報道されず、「このままだと2月中旬に予算が通過するぞ。野党の国対は何をやっているんだ」って批判ばかりされて。歴代の国対委員長の家にまで行って教えを請うたりしました。裁量労働制のデータ問題の頃から、少し手ごたえが出てきましたが、それまではしんどかったですね。

(聞き手=本紙・小塚かおる)

▽辻元清美 つじもと・きよみ 1960年奈良県生まれ、大阪育ち。早大教育学部卒。学生時代にNGO「ピースボート」を創設。96年衆院選で社民党から出馬し初当選。09年からの民主党政権では、国交副大臣、首相補佐官を務めた。大阪10区選出。当選7回。
*****





前川喜平・前文科事務次官が語る「加計問題に安倍総理が積極的関与」の“動かぬ証拠”

2018-05-01 | いろいろ

より

*****
前川喜平・前文科事務次官が語る「加計問題に安倍総理が積極的関与」の“動かぬ証拠”

 全国各地を飛び回り、講演行脚を続けている前川喜平・前文科事務次官が4月15日、広島県尾道市で「今こそ伝えたい これからの教育、これからの日本」と題して講演を行った。そこから本四架橋を渡った先は、獣医学部が開学したばかりの加計学園がある愛媛県今治市。講演は教育がメインだったが、質疑応答に入って加計問題についての質問が出ると、前川氏は「待ってました」と言わんばかりに一気に語り始めた。


 “あの人”のために、行政の私物化が行われた


 「私は(加計問題では)行政が歪められたと思っています。公平さ、公正さ、透明性ではない。不公平、不公正、不透明。なぜ歪められたのかというと、『行政の私物化』が行われたから。本来の国民全体のためではなく、一部の人たちのために行政組織が使われてしまった。誰の私物化なのかというと、“あの人”の私物化だと(笑)。はじめから加計学園ありきだったのです」

 前川氏はさらに「重要な文書が最近になって出てきた」と語る。

 「2015年4月2日、加計学園の事務局長、今治市企画課長、愛媛県地域政策課長の人たちがそろって官邸を訪れ、柳瀬唯夫さんという首相秘書官(当時)と面会した。その面会の際の記録が残っていました。同じ日の午前中には、内閣府に行って藤原豊さんという特区担当者からさまざまな話を聞いている。そちらの記録も『備忘録』ということで残っていました。これは『真正』、つまり本物だということを中村知事は断言しているわけで、私も愛媛県の担当者が作ったものだと思います。

 同じ文書が農水省からも出てきた。ですから、この文書の存在自体も内容も疑う余地はない。嘘を書く必然性はどこにもないですから。むしろ『この人はこう言った』ということを愛媛県(の担当者)は中村時広知事に、今治市は菅良二市長に説明をしないといけない。恐らく加計学園の事務総長も同様のメモを作っているでしょう。加計孝太郎(加計学園理事長)さんに説明をしないといけないでしょうから」


文書に書かれた内容は、言い逃れできない「動かぬ証拠」


 そして前川氏は、加計問題に安倍晋三総理が積極的に関与していたと断言した。

 「そこに書かれているものは疑う余地がなく、安倍総理が自ら積極的に関与している。自ら意思表明・意思表示をしていることがハッキリしています。柳瀬氏が『首相案件だ』と言っていますが、柳瀬氏と首相の間に入っている人はいない。首相秘書官というのは首相と直接やりとりをする人ですから。その秘書官が『首相案件だ』と言っているということは『首相から言われた』以外にないわけです。

 このやりとりの中に出てくる『加計孝太郎氏と会食をした』というのも事実でしょう。その際に、獣医学部新設が話題になっていることも書いてありますね。下村博文文科大臣(当時)が『加計学園に対して出した課題に対して回答がないというのがけしからん』と言っていたことを、安倍さんが加計孝太郎さんに言っているわけです。

 だから文科省と加計学園の間には(下村文科大臣らと)やりとりがあって『回答が出ていないじゃないか。ちゃんとやってくれないと私も応援できないよ』ということを言下に言っていたのだと思います。

 それが加計学園の事務局長に伝わって「『ちゃんとやれ』と言われたのだけれども、どうしたらいいのでしょうか」ということを事務局長が柳瀬氏に聞いているやりとりがあるわけです。これはもう『語るに落ちる』というか、ここでハッキリとしてしまっている。


 安倍総理自身が積極的に関与しているのは間違いない。加計孝太郎さんとの間で加計学園獣医学部新設のことを話し合ったことは、この文書のようなものを“動かぬ証拠”と言うのです。

 これを否定するのなら、それをひっくり返すぐらいの証拠がなければいけない。『覚えていない』というのを繰り返すだけではひっくり返せない。裁判になれば、決定的証拠として採用されるものだと思います。『言い逃れできない』と私は思います」



 佐川氏も柳瀬氏も、政と官のゆがんだ関係の中でイジメられている


 こう言い切った前川氏は講演後、囲み取材に応じて「柳瀬さんにはどんな期待をされていますか」との質問にこう答えた。

 「柳瀬さんはもう逃げられないと思います。『覚えていません』を100連発するしかないのだろうと思いますが、あまりにも惨めで、かわいそうですね。私は、そもそも佐川さんにも柳瀬さんにも同情と憐憫の気持ちがある。『政と官』の歪んだ関係の中でイジメられている。だから『悪いヤツ』というよりも『弱いヤツ』と言った方がいい。かわいそうだと。ジャイアンにいじめられているスネ夫のようなところがある」

 最後に「安倍総理は虚偽答弁をしたと前川さんはおっしゃいましたが、内閣総辞職、首相辞職に値すると思いますか」と聞くと、前川氏はこう断言した。

 「あれだけ嘘をついたら、内閣総辞職に値すると思います。1年間も嘘をついていたわけですから」

<取材・文・撮影/横田一>
*****