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ハイドン:交響曲第89番ヘ長調 (スコア付き)

2023-08-11 06:30:19 | 音楽雑感&関連サイト

ハイドン:交響曲第89番ヘ長調 (スコア付き)

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン: 交響曲第89番ヘ長調 Hob.I:89 (スコア付き) 作曲年代:1787年 指揮:トーマス・ファイ 管弦楽:ハイデルベルク交響楽団

00:00 第1楽章 Vivace (ヘ長調) 10:17 第2楽章 Andante con moto (ハ長調) 15:30 第3楽章 Minuet – Trio. Allegretto (ヘ長調) 19:33 第4楽章 Finale. Vivace assai (ヘ長調)

ハイドンの交響曲《第88番》と《第89番》は、エステルハージ家の楽団のヴァイオリン奏者だったヨハン・ペーター・トストに依頼されて作曲されたもので、『トスト交響曲』と呼ばれる。 《第89番ヘ長調》は、『W字』の愛称としても知られる。これは、ロンドンのフォースター社がハイドンの交響曲から23曲を選曲して出版した際に、AからWまでのアルファベットを付けたことの名残で、曲の内容とは一切関係ない。 《第89番ヘ長調》は《第88番ト長調》と違って、トランペットとティンパニは用いられていない。また、第2楽章と第4楽章は《2台のリラ・オルガニザータのための協奏曲第5番ヘ長調 Hob.VIIh:5》の転用がみられる。第3楽章は管楽合奏のみで始まる唯一のハイドンのメヌエットである。第4楽章には "strascinando" という珍しい指示がある。意味は「音を引き伸ばしながらゆっくりと」で、この演奏ではヴァイオリンがグリッサンドのように演奏している。その他にもハイドンの遊び心が随所に垣間見える、興味深い交響曲である。


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