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2月28日の社説は・・・

2013-02-28 06:06:57 | 社説を読む
毎日、産経に続き、道徳の教科化に反応する社があるか?

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 消費増税―「益税」対策はどうした
・ 民法改正―利用者の視点忘れるな

読売新聞
・ 原発政策提言 規制委の独善に注文がついた
・ ハーグ条約 子供の利益守る制度を築け
 
毎日新聞
・ エジプト気球事故 世界遺産を襲った悪夢
・ イタリア総選挙 慢心への警鐘と捉えよ

日本経済新聞
・ WTOサービス交渉へ官民で戦略を
・ 疑問ぬぐえぬ道徳の教科化
 
産経新聞
・ 1票差で補正成立 さらに政策ごとの連携を
・ 韓国の裁判 法治国家の常識はどこに

中日新聞
・ 国勢調査水増し 不正は住民を泣かせる
・ いじめと道徳 心に成績をつけるのか

※ 日経と中日が反応しました。

日経
「疑問をぬぐえないのは、道徳教育の「教科」化だ。
  (中略)
提言は、現行のままでは学校や教員によって充実度に差があると指摘したうえで、「新たな枠組みによって教科化し、人間の強さ・弱さを見つめながら、理性によって自らをコントロールし、より良く生きるための基盤となる力を育てる」べきだと述べている。

 よくわからない説明である。」

中日
「提言によれば、充実した道徳教育が行われるかどうかは学校や先生によって左右される。だから教材を見直して教科として位置づけ、指導方法を打ち出すという。
  (中略) 
 しかし、道徳が教科になれば検定教科書が用いられ、心のありようがテストされて順位づけされないか。国の価値観や考え方が押しつけられないか。心配になる。
  (中略) 
大人の世界にもひどいいじめがある。道徳とは世代を超えて日々共に学び合うべきものだろう。」

注目すべきは、中日です。

いじめの定義は

「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理
的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」

と、「児童生徒」に限っていますが、中日は、「大人の世界にもひどいいじめがある」としました。

大きな一歩です。
この言葉に、マスコミによるいじめを連想したのは私だけでしょうか?

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