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社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

新型インフルエンザ騒動Ⅲ

2009-05-20 06:30:37 | ニュース・時事問題
昨日は、日経新聞以外が新型インフレエンザ一色だった社説も、今朝は逆に日経のみ。その日経も、昨日の他社の社説を超えるものはなく、新しい情報をありませんでした。
 しかし、記事には次のようにあります。

 新たな運用方針作成に着手 厚労省、新型インフル国内対策
                     中日新聞2009年5月20日 00時46分
 厚生労働省は19日、新型インフルエンザに関する国内対策の在り方について、軽症の感染者の入院措置を緩和し自宅療養を認めることや、中学、高校の休校措置を弾力的に判断することなどを盛り込む、新たな運用方針の作成に向けた作業を始めた。専門家から「ウイルスは弱毒性」との指摘があることなどから、通常の季節性インフルエンザと同等の対応となる方向で週内に素案をまとめる方針。

 これが妥当な措置だと考えます。
 そもそも、「一人でも発生したら市内全校休校」という考え方は無理があります。
 なぜなら、「一人でも感染者がいる間は、再開できない」からです。
 季節性のインフルエンザでは、流行が始まってから収束するまで、およそ1~3ヶ月かかっていると思います。その間、すべて休校にできるはずがありません。
 また、域内を通過する程度では感染しないことも報道されています。
 隣市では、今日から奈良へ修学旅行に出かける小学校が延期を決めました。その判断にとやかく言うつもりはありませんが、政府の弱毒性対応の遅れに影響を受けた感は否めません。
先を見ること、見えることの大切さを考えさせられます。

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