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中国人観光客がみた日本人

2011-09-25 07:05:43 | 日本を見つめる世界の目
このような内容の記事が目に付くようになりました。

チャイナネットからの引用です。
http://japanese.china.org.cn/


最近の私の実体験を書こうと思う。

日本の大阪のユニバーサルスタジオジャパンという遊園地に訪れた時のことだ。アトラクションは3D映画、シュワルツネッガー主演のターミネーターだった。3Dの迫力はいうまでもなく非常にエキサイティングだ。もちろん、座席にはイヤホンジャックがあって、中国語と英語の解説が聞ける。とても行き届いている。

娘と私は背の高い西洋人について映画館に入っていった。

映画が始まる前に、前方のステージで真っ赤なスーツを着た日本人の司会者が出てきた。おおげさな話し方と動作で、あちらにいったり、こちらに来たりしながら、淀みなく日本語を話し続けている。私には一言も聞き取れない。娘に聞くと、一番遠くから来ている人は誰かと聞いているという。まず、日本人が手を挙げて、北海道から来ているといった。東京の地名をいった人もいた。他に遠くからいらしている人はいませんかという呼びかけに、娘は私に手を挙げるように言ったので、私は手を挙げた。司会者はそこのメガネの男性、どちらからですかと聞いた。

その時、私は額に3D用のメガネを載せていた。娘は私に代わって中国からですと答えた。そして、司会者が言った言葉を私に通訳してくれた。「みなさん、遠く中国からいらしてくださったお客様です。ようこそ!」満場は大きな拍手で包まれた。私には少なくともその場にいた3/4の日本人の拍手が聞こえた。日本で、私のような見ず知らずの中国人に対してこの歓迎振りに、私はお辞儀したいほどうれしかった。

続いて、あの背の高い西洋人が手を挙げて英語でロンドンからと言ったが、周囲の日本人の反応は私の時ほどではなかった。

シュワルツネッガーのターミネーターロボットのそばを通りながら、深く考えていた。どうして恨み続ける人がいて、友好を進めようと努力する人がいるのだろう。1972年の周恩来総理と田中角栄のように。

その後、娘に尋ねた。1942年4月に始まった東京大空襲はアメリカ人がやったことだ。横浜、名古屋、神戸もアメリカ人に爆撃を受けた。広島、長崎に原爆を落としたのもアメリカ人だ。日本人はどうしてアメリカ文化を受け入れ、アメリカのアミューズメントを楽しむのだろう。大阪のユニバーサルスタジオも東京のディズニーランドも、アメリカ人がやっている企業ではないか。

娘はこう答えた。日本は礼儀を重んじる国だ。今は日本人の若者は歴史に興味がなく、自分を磨くことや科学技術の勉強、ビジネスや仕事にしか力を注がない。お父さんの言うことは多分誰も興味がないと。

あの、見知らぬ日本人女性の司会者にありがとうといいたい。(作者:厳建設)


このような記事が中国全土に流れていることにホッとします。

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