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ブラームス:セレナード第2番イ長調 作品16 (スコア付き)

2023-12-14 06:30:38 | 音楽雑感&関連サイト

ブラームス:セレナード第2番イ長調 作品16 (スコア付き)

ヨハネス・ブラームス: セレナード第2番イ長調 作品16 (スコア付き) 作曲年代:1858年~1859年 (1875年改訂) 指揮:ベルナルト・ハイティンク 管弦楽:ロンドン交響楽団

00:00 第1楽章 Allegro moderato (イ長調) 08:16 第2楽章 Scherzo: Vivace (ハ長調) — Trio (ヘ長調) 11:04 第3楽章 Adagio non troppo (イ短調) 18:23 第4楽章 Quasi menuetto (ニ長調) — Trio (嬰ヘ短調) 23:41 第5楽章 Rondo: Allegro (イ長調)

20代だったヨハネス・ブラームスは、クララ・シューマンの力添えでデトモルトの領主リッペ侯レオポルト3世に招かれ、合唱や管弦楽の指揮、また侯の妹フリーデリケのピアノ教師などをしていた。こうした、領主に仕える音楽家という境遇からか、ハイドン風のセレナードを2曲作曲している。 《セレナード第2番イ長調 作品16》は1858年頃から作曲され、1859年7月には第1稿が完成している。そして1860年1月にハノーファーで試演され、同年2月10日にハンブルクのフィルハーモニー協会の私的演奏会でブラームス自身の指揮によって公開初演が行われた。その後、同年7月にボンで若干の改訂が行われている。 第1番と比較してトランペット・ティンパニ・そしてヴァイオリンを欠く室内楽的な編成をとっており、終楽章ではピッコロが登場するなど、管弦楽法上の挑戦的な内容も垣間見える。また、第3楽章はピカルディ終止、第4楽章はアーメン終止が用いられており、宗教音楽的要素も感じられる。そもそも、ヴァイオリンを欠くオーケストレーションは、楽曲の宗教色の強い部分でよく用いられており、ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの《交響曲第9番ニ短調 作品125》の第4楽章中間部でも用例が確認できる。


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