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メモの達人が伝授!子供の学びを加速する効果的なメモの使い方

2020-01-27 06:20:14 | 教師のための指導法
みんなの教育技術よりメモの達人が伝授!子供の学びを加速する効果的なメモの使い方を紹介します。


 ここから https://kyoiku.sho.jp/32174/

私も、子どものメモ力はとても大切だと思います。
4年生の担任の時、鍛えまくっていたことを思い出します。
テレビを視聴しながら、重要ワードだけをテレビから目を離さないでメモする、そんな実践をしていました。

メモは、子供にとっての効用も大きい。その中でも一番重要なのは、「問いを立てる力の向上」だと思います。

僕は、「ファクト」「抽象化」「転用」と三つに分けてメモを書きます。例えば、先生の話したことや教科書に書いてあることなどの具体情報が「ファクト」であり、「なぜこうなんだろう」「実はこういうことなのではないか」と考えることが「抽象化」です。そして「何か別の具体的なものに応用できないか」と考えることが「転用」です。つまり、抽象化とは、「問いを立てる」作業でもあるのです。

世の中に対して常に問題意識をもち、「なぜこれはこうなんだろう」「本当はどうなんだろう」と問いを立てる力は、答えのない変化の時代を生きるうえで非常に重要になるので、ぜひ子供のうちから身に付けたい能力です。

二つ目は、「短期記憶を長期記憶に変える力」です。例えば誰かが言ったことをメモせずに頭の中だけで受け止める場合、情報が脳の短期記憶フォルダに入り、ほとんどのことをすぐに忘れてしまいます。しかし、メモをする行為は人の長期記憶化を促すので、学習のプロセスにおいても大変役に立ちます。必ずしも何度もメモを見返さずとも、メモをして自分の言葉で漆塗りのように情報を上書きすることで、記憶がより長期寄りになり、数日経っても思い出せるようになります。

三つ目は「集中力の向上」です。メモをとるようになると、常に「この空間の中から自分に必要な情報を選ぶ」という意識が働き、ぎゅっと集中力を上げて世の中を見つめる癖がつくのです。実際に僕も学生時代に気付いたのですが、メモをもつだけで、一日の中でボーッとしている時間が大幅に減ります。


ICTの時代でも、重要な能力だと思います。

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