一問一答 知ってる?あいちを紹介します。
小学校4年生で、愛知県の勉強が始まりました。
そこで、あいちの統計データ・アラカルトを紹介します。

元ページは
愛知県 統計データ https://www.pref.aichi.jp/life/6/34/114/より
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/toukei/0000078203.html
その内容を順に社楽的に紹介します。
社会科の授業のネタにするには、どうすればよいかも・・・。
今日は24回目。
質問24 愛知県の中学校や高校における卒業者の「進学率」はどのくらいですか。
答え 「学校基本調査」の平成23年度結果によると、平成23年3月の進学率は、高等学校等へは過去最高の97.5%、大学等へは58.9%で8年ぶりに低下しました。
これも授業では取りあげにくいネタです。

高校進学率の上位5県と下位5県です。
1 新潟県 99.35%
2 山形県 99.33%
3 徳島県 99.22%
4 島根県 99.19%
5 熊本県 99.18%
・
・
42 岡山県 98.00%
44 山口県 97.91%
45 愛知県 97.61%
46 香川県 97.01%
47 沖縄県 95.00%
ご覧のように、大きな差はありません。
愛知は下位ですが、専門学校がしっかりしています。
都道府県別に比べることは、社会科としての意味をなさないかもしれません。
ただ、分布図を見ると北日本と日本海側で進学率が高く、関西を除く太平洋岸で進学率が低いようです。
相関ランキングでは、ゲームセンター専業店店舗数や待機児童数、父子・母子家庭率、学校給食費滞納率、離婚件数と負の相関が高く出ています。
これらから考えると、むしろ、怠学傾向での不登校による原因もあるのかもしれません。
一方、大学進学率です。
1位 京都 65.8%
2位 東京 65.0%
3位 広島 61.6%
4位 神奈川 61.2%
5位 兵庫 60.3%
6位 山梨 59.6%
7位 滋賀 59.2%
8位 愛知 59.1%
9位 奈良 58.8%
10位 大阪 58.2%
・
・
37位 高知 43.6%
37位 宮崎 43.6%
37位 鳥取 43.6%
40位 福島 43.4%
41位 長崎 42.4%
42位 青森 42.3%
43位 熊本 42.2%
44位 鹿児島 41.8%
45位 北海道 41.3%
46位 岩手 40.6%
47位 沖縄 37.1%
これは、大学のキャパに比例していると思われます。
相関ランキングでは高校生求職率と負の相関が高いようです。
大学進学率が低いところで仕事を求める高卒が多いというのは当然でしょう。
おもしろいのは、デキ婚率と負の相関が高く、出産年齢や第一子出生時年齢(男性)と正の相関が高いことです。
大学進学率が高いところは出産するのが遅く、デキ婚が少ないことを意味しています。
大学に進学することで結婚や出産が遅くなると言えそうです。
このあたりを考える方が社会科的?かもしれません。
統計出典は「とどらん」です。
小学校4年生で、愛知県の勉強が始まりました。
そこで、あいちの統計データ・アラカルトを紹介します。

元ページは
愛知県 統計データ https://www.pref.aichi.jp/life/6/34/114/より
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/toukei/0000078203.html
その内容を順に社楽的に紹介します。
社会科の授業のネタにするには、どうすればよいかも・・・。
今日は24回目。
質問24 愛知県の中学校や高校における卒業者の「進学率」はどのくらいですか。
答え 「学校基本調査」の平成23年度結果によると、平成23年3月の進学率は、高等学校等へは過去最高の97.5%、大学等へは58.9%で8年ぶりに低下しました。
これも授業では取りあげにくいネタです。

高校進学率の上位5県と下位5県です。
1 新潟県 99.35%
2 山形県 99.33%
3 徳島県 99.22%
4 島根県 99.19%
5 熊本県 99.18%
・
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42 岡山県 98.00%
44 山口県 97.91%
45 愛知県 97.61%
46 香川県 97.01%
47 沖縄県 95.00%
ご覧のように、大きな差はありません。
愛知は下位ですが、専門学校がしっかりしています。
都道府県別に比べることは、社会科としての意味をなさないかもしれません。
ただ、分布図を見ると北日本と日本海側で進学率が高く、関西を除く太平洋岸で進学率が低いようです。
相関ランキングでは、ゲームセンター専業店店舗数や待機児童数、父子・母子家庭率、学校給食費滞納率、離婚件数と負の相関が高く出ています。
これらから考えると、むしろ、怠学傾向での不登校による原因もあるのかもしれません。
一方、大学進学率です。
1位 京都 65.8%
2位 東京 65.0%
3位 広島 61.6%
4位 神奈川 61.2%
5位 兵庫 60.3%
6位 山梨 59.6%
7位 滋賀 59.2%
8位 愛知 59.1%
9位 奈良 58.8%
10位 大阪 58.2%
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37位 高知 43.6%
37位 宮崎 43.6%
37位 鳥取 43.6%
40位 福島 43.4%
41位 長崎 42.4%
42位 青森 42.3%
43位 熊本 42.2%
44位 鹿児島 41.8%
45位 北海道 41.3%
46位 岩手 40.6%
47位 沖縄 37.1%
これは、大学のキャパに比例していると思われます。
相関ランキングでは高校生求職率と負の相関が高いようです。
大学進学率が低いところで仕事を求める高卒が多いというのは当然でしょう。
おもしろいのは、デキ婚率と負の相関が高く、出産年齢や第一子出生時年齢(男性)と正の相関が高いことです。
大学進学率が高いところは出産するのが遅く、デキ婚が少ないことを意味しています。
大学に進学することで結婚や出産が遅くなると言えそうです。
このあたりを考える方が社会科的?かもしれません。
統計出典は「とどらん」です。