ビッグなニュースが飛び込んできました。
元寇の船の発見です。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/269954から引用して紹介します。
琉球大の池田栄史教授(考古学)は24日、長崎市内で会見し、長崎県松浦市鷹島沖で発見した、鎌倉時代の元寇(げんこう)(弘安の役、1281年)で沈んだ元の軍船とみられる写真を公開した。船底の背骨に当たる木材の竜骨(キール)や、それに沿って外板材が整然と並んでいる様子が確認できる。これまで軍船のものとみられる木材やいかりなどは見つかっていたが、元の軍船が構造が分かる状態で発見されたのは初めてという。
池田教授によると、元寇船を発見したのは鷹島南岸から200メートル沖の水深20-25メートルの海底を1メートル掘った地点。今回は南北10メートル、東西15メートルの範囲で発掘調査した。
確認できたキールは幅50センチで、長さは計12メートル。それぞれ5、6メートルの計2本が少しずれた状態で1本に組み合わされているという。外板材も2枚重なった状態となっているという。
池田教授によると、キールと外板材の打ち方、隔壁の様子などは中国の宋の時代の貿易船と構造が似ているという。
船底からは中国産陶磁器の破片が約100個、れんが材が約300個ほど散乱した状態で発見されている。
元寇船の様子は「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」に描かれているが、池田教授は「和船のイメージと重なっていると思う。実際の船の構造から分析したうえで、絵詞と比べるのがいいと思う」として、今後の解析の重要性を語った。
今回は9月30日から23日まで調査。船体は木材の保存に有効な銅製の網で覆って現場保存した。海底探査に用いる音波探査装置による調査では、周辺海域で同様の反応が出ているところがあり、池田教授は「ほかにも埋まっている可能性がある」と話す。来年度以降の調査で今回の船をさらに解明し、他の場所でも調査を進めるという。
歴史はロマンです・・・。
元寇の船の発見です。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/269954から引用して紹介します。
琉球大の池田栄史教授(考古学)は24日、長崎市内で会見し、長崎県松浦市鷹島沖で発見した、鎌倉時代の元寇(げんこう)(弘安の役、1281年)で沈んだ元の軍船とみられる写真を公開した。船底の背骨に当たる木材の竜骨(キール)や、それに沿って外板材が整然と並んでいる様子が確認できる。これまで軍船のものとみられる木材やいかりなどは見つかっていたが、元の軍船が構造が分かる状態で発見されたのは初めてという。
池田教授によると、元寇船を発見したのは鷹島南岸から200メートル沖の水深20-25メートルの海底を1メートル掘った地点。今回は南北10メートル、東西15メートルの範囲で発掘調査した。
確認できたキールは幅50センチで、長さは計12メートル。それぞれ5、6メートルの計2本が少しずれた状態で1本に組み合わされているという。外板材も2枚重なった状態となっているという。
池田教授によると、キールと外板材の打ち方、隔壁の様子などは中国の宋の時代の貿易船と構造が似ているという。
船底からは中国産陶磁器の破片が約100個、れんが材が約300個ほど散乱した状態で発見されている。
元寇船の様子は「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」に描かれているが、池田教授は「和船のイメージと重なっていると思う。実際の船の構造から分析したうえで、絵詞と比べるのがいいと思う」として、今後の解析の重要性を語った。
今回は9月30日から23日まで調査。船体は木材の保存に有効な銅製の網で覆って現場保存した。海底探査に用いる音波探査装置による調査では、周辺海域で同様の反応が出ているところがあり、池田教授は「ほかにも埋まっている可能性がある」と話す。来年度以降の調査で今回の船をさらに解明し、他の場所でも調査を進めるという。
歴史はロマンです・・・。