北欧スウェーデンの生き方、楽しみ方、生活・・・面白くつたえられたらいいな
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さて、クリスマス休暇は、海外で過ごすことが多かった我が家だが
幸運にも、何人かの友達が「スウェーデン流クリスマス」なるもの
ありがたいことだ。
昨年、書いたようにクリスマスのご馳走は、ユールボードというバ
主には、豚料理。(ハムにしたり肉団子にしたり・・・)
そして、例の如くシルのバリエーション(ニシンね)、それからク
もちろんお米のお粥みたいなものにフルーツソースをかけて食べる
夫の会社のユールボードに夫婦で呼ばれた。
同席になったスウェーデン人夫妻に
「ワンシーズンに何回ぐらいユールボードを食べるの?」
と聞くと
「年によるけど、少なくとも3、4回は食べるわね」
ひえっ!おせち料理も何回も食べると飽きるでしょ。
ユールボードはあきないのだろうか?
ちなみに私は、一回で十分。
さて、クリスマスイブに読んでくれた知人は、前日に、電話で念を
「3時からドナルドダックが始まるの。それは、ゆっくり家族全員
昨年書いたが、イブのアニメーションは、伝統テレビ番組なのだ。
誘ってくれた友達は50代。
さすが、伝統的なスウェーデンのクリスマスを守っている。
と、友人のSさんからのメールにこんな一文が。
「明日は初めて体験するスウェーデンのクリスマスイブです。
彼のお姉さんが誘ってくれたので普通の家庭のクリスマスを見るこ
『テレビのKalle Anka(ドナルドダックのこと)が始まる前に来ること』と言わ
そして、イブの日、別の知人の家に用事で出かけるのに、都合のい
「3時からテレビを見なくちゃいけないから、3時前に来てよね」
噂には聞いていたが、恐るべし、ドナルドダック。
75%の家庭は、この番組を見ているという。
ひと頃は90%以上の家庭が見ていたのだそうだ。
スウェーデンのトムテと呼ばれるサンタクロースは、24日の夜、
欧米のサンタクロースは25日の早朝(夜中ね、つまり)、見えな
やっぱりラップランド出発なので、北欧には早めにプレゼントをく
ダーラナ地方のムーラにあるトムテランドには、世界中の子どもた
日本の子供たちからの手紙もたくさん届いていた。
「To Santa, Mora, Sweden」
で届いていてびっくり。
良い子のみなさん、あんまりサンタさんを酷使しないように。
サンタさんにも予算とか、都合ってのがあるんだから。
クリスマスプレゼントのことをスウェーデンでは、ユールクラップ
クラップというのは、ドアを平手で、ばんばんと叩くこと。
その昔は、トムテではなく、ヤギが背中にプレゼントを乗せてやっ
そして、ばんばんとトアを叩くと、開いたドアからプレゼントを投
クリスマスイブの夜には、どんな不思議でも起こりうる。
そのヤギ(julbock)は、今では、藁で作ったヤギに赤いリ
それが、ドイツ経由できたトルコ人の聖ニコラスの話とミックスし
ところで、昨年、クリスマス前に間違って購入してしまったプリン
新品同様だし、スウェーデンの保証期間も丸々1年ついている。
にもかかわらず、反応がなかった。
スウェーデン人が言うには
「クリスマス前には、中古は売りにくい。
みんなが新品を買う時期だから。
クリスマス後にしてごらん」
クリスマスが過ぎると、みんな、お金を使いすぎて、節約に回る。
そうすると、中古品が売れるようになるらしい。
さらに、その、引き締められた財布をなんとか開かせようと、12
ヨーロッパでは、このクリスマス後のバーゲンが最大のものだ。
賢い人たちは、来年のグリスマスグッズを、格安になったこの時期
本当に偉い。
私には、真似できない。
だって、安いと言うだけで買うと、余計なものまで買ってしまう。
さらに、買っておきながら来年のその時になると、どこにしまった
自分のためのもので、かねがね欲しいと思っていたものは、クリス
こう言う時、計画性っていうのが役に立ちますね。
それがないために、人生どれだけ苦労しているか・・・・・・(こ
さて、スウェーデン人とナイジェリア人の若い夫婦に、スウェーデ
あまり個人的によく知らない場合、はずれがないのが、ワインかチ
「ところで、ペーター、あなたが、今までもらったプレゼントの中
と、参考までに尋ねると・・・・・・
彼は迷わずこう答えた。
「ランディ(妻の名)さ」
はい、はい、ごちそうさま。
その話を、あとからランディにすると、
「まあ、ペーターったらあ、スイートなんだからぁ」
と嬉しそうに身をよじったあとで
「でも、わたしも、同じ答えだわね」
と付け足した。
もちろん、共に、本人のいないところでである。
いつも、お互いを不肖の夫、不肖の妻扱いしている我が家。
やっぱり、愛は、言葉に出して確認しなければだめね。
「いわなくてもわかるはず」
という日本式の発想は少なくともヨーロッパでは通用しない。
みんな「言わなきゃわからない」と思っている。
というわけで、読者の中の男性の皆さん。
クリスマスも正月も過ぎてしまったけど、あなたの大事な方に感謝
できれば、思いを形にして(プレゼントっていうことね、つまり)
ああ、この数行、このメルマガの読者じゃない我が夫にも、読ませ