suzubobo しゃしんかん

岐阜県揖斐郡の小学生女子ソフトボールチーム『岐阜NEXUSジュニア』の奮闘記は他只今休止中・・・

ヤバかった・・・

2012-04-19 22:07:56 | 2012春全日本in前橋

 
前橋全国の裏話である

もうあれから3週間経つけど

もっとずっと前やったみたいな感じがする

3月31日(土)

あの日午後から突然襲ってきた暴風雨のため

4回戦の試合はサスペンデットになり早々に宿舎へと戻った

 
我々の宿舎は赤城山の少年自然の家

道中山を見ると・・・・

山頂付近が白っぽいではないか

ついには坂を下ってくる車の屋根には雪が積もってる車も見えだした

 

そのうち先行してた子ども達の乗ったマイクロバスのm監より一報が・・・

「いい感じに積もってますよ~ こりゃ登れんかもね・・・」

そんなのん気な話じゃなくてかなりヤバイ話だった

なんせあの急でうねった上り坂を上がって行かなくちゃ

宿舎までたどり着けないのだから

って思ってる間にマイクロバスは進み

辺りはどんどん雪が深くなっていった

そのうち黒いアスファルトは見えなくなり完全な圧雪路面になった 

幸いにもマイクロバス2台と道具車のハイエースはスタッドレスタイヤのままだった

けどとてもあの急坂は登れんと思った

そしてスタックしてるうちの車達が居た

最初に動けなくなったのは子ども達のバスで

そのバスを救援するために次々と停車したらしい

バスはまた何とか動き始めて登って行ってしまったけど

ハイエースが悪戦苦闘の真っ最中だった

ハイエースは地元の方であろう四駆車に引っ張ってってもらい登ってった

さて自分が乗ってた親バス

そんな新しそうなタイやじゃないため虚しく空転するのみであった

出発するときこのバスの荷物室にタイヤチェーンがあるのを知ってたから

どうしようもなくなったらチェーンを出せばいいと思ってたが

もうこうなったらチェーンを捲くしかなかった

地吹雪が舞うかなり寒い中五年ぶりくらいに無事装着完了

軍手をしてけどすぐに濡れて手が痛いほど冷たくなった

そして何とか無事に宿にたどり着いたのであった

最高点標高1400mから少し下ったところに自然の家がある

これだけ標高が高けりゃもう完全に山の天候でも仕方ない


これが初日に着いたときの画像

 

最初はシラカバ林に囲まれたここの残雪に驚いたもんだったけど

この日は残雪どころの騒ぎじゃなかった

そして当然の如く翌朝はコチコチに凍った圧雪道路を

怖々登ってそして下って試合会場に向かったのだった

雪にそこそこ慣れてる我々なんでまだよかったけど

これが雪に無縁のところから来たチームだったら

大変なことになってたのは間違いない

タイヤチェーンが載せてあって助かった

まさに 「備えあれば憂いなし」 であった 

宿舎の中は外観とは裏腹に

キレイだし広いし食事もOKだったし

他に泊まっている人はいなくて貸切状態だし

自然の家としては文句なしであった

ただしこの新たな積雪がなけりゃ・・・ではあるが・・・

 


うれしかったメダル

2012-04-11 02:06:51 | 2012春全日本in前橋

 
準決勝終了後 即3位の表彰式だった

試合が終わってもうちの子たちの目に涙はまったくなし

きっと試合を全力でやりきった感があったし

欲しかったメダルは前の試合でもらえることが確定してたからかも

悔しいには悔しいはずだけど

全国で5試合戦えた満足感のほうが上回ったのかもしれない 

 
ついさっきまで大喜びしてたポニーズの面々も神妙な面持ち

 
賞状の授与の次はメダルがひとりひとりに掛けてもらえた 

 
スコアラーの自分の代わりに代表に受け取ってもらった

何故ならこのシーンを撮るのが広報担当の重要な仕事だからね

 
メダルを頂いた数は29個

選手登録25人に監督・コーチ2名・スコアラーのを足して29個

最大これだけの数を全部用意しなくちゃならないのは大変やね

 
どこかしらたくましく見えた我がチームだった

新チーム結成1年とちょっと

全国大会でこのメダルを取るために頑張ってきた

3位ではあったが立派な成績だと思う


この1年半あまり

いび川SFと大野ジュニアが合体するにあたって

色んな予期せぬ障害があって苦しいときも少なくはなかった

この結果に慢心することなく

これからも地道に謙虚に活動して行こうと思うのだ

 

他人の振り見て我が振り直せ

今までつい心が折れそうになったときもあったけど

頑張ってる子ども達や信頼できる仲間のお陰で

チームを離れずに済んだ

そしてみんなでメダルを手にすることができた

今回行けなかった子達にも全員に手渡すことができてよかった


この笑顔をあればこそ頑張れるのだ!


今度は笑顔で

2012-04-10 23:57:26 | 2012春全日本in前橋

 

うちより小柄なポニーズ戦士

大応援団に後押しされて大きく見えた 

 

人数は少ないながら熱い応援をしてもらい心強かった

心のこもった力強い声援をありがとうございました 


 

2年半ぶりの全国での2ショット 

前回は渋い顔してたけど

今回は笑顔

もう自分に撮られるとここに出ちゃうのが分かってるからねえ

狙いは彼自身の高感度アップか

はたまた商売の売上アップのためなのかは定かじゃない

 

うちのm監の目線の先は向こうの白い建物であろうか

この後の3位の表彰式の最初

彼は一時的に行方知れずになっていた・・・

 


試合終了

2012-04-09 22:17:44 | 2012春全日本in前橋

 
終盤ポニーズも走者を出したけど

2死後だったんで得点にはならなかった 


1塁側には試合を終えた鹿沼ベリーズが見学 

そんなに長い時間は見てないけど

あの大型内野陣はなかなかの見ごたえであった 

 

うちも最後の粘りを見せた

無死から内野安打で出塁しここで代走起用

ここが痛かった

自分の判断で初球スタート

がスタート悪く2塁であえなく憤死しちゃった

それでも2死後レフト前に打ち返し粘った

 
何とかつなげて欲しかったが・・・

 
平凡なセンターフライで万事休す

 
大歓声が起こる1塁側席


ポニーズの上手さとしたたかさにやられた試合だった 

何だかサラ~と流れてって

あっと言う間に終わっちゃった試合だった

それは自分だけの感覚だったのかもしれない

 


堅守

2012-04-09 21:57:55 | 2012春全日本in前橋


1塁側の大応援団の期待にこたえるようにポニーズ選手たちが躍動した 

打者は何かを仕掛けてきそうな雰囲気たっぷりなので

守るほうは気が抜けない 


セーフティーも上手いしバスターも上手い

何でもできる曲者打者ぞろい 

 

守りでは投手を中心に堅実だったポニーズ守備陣

派手さはないけど実に確実だった

 

小技が下手っぴなうちの揺さぶりなんかに動じるようすもなかった

 

うちの投手の出来も悪くはなく

失点してからはいつものいいテンポの投球で打ち取っていった 

 

いい当たりをされる場面もあったけど

バックの好守に助けられた

集中できていたからいいプレーも出た


この大会は守備陣にとっても成長できた場だった
 

それまでイージーなミスがけっこう目立ってた

それが全国の大舞台では出なくてむしろ好守備の方が出る

去年の熊野でもそうだった

大舞台での試合が選手を大きく育てるのだとつくづく思う

 


反撃

2012-04-09 21:21:36 | 2012春全日本in前橋


きのうのリーグ戦のようすはさておいて

前橋全国話のつづきを・・・


準決ポニーズ戦

走者は5回と6回を除いて毎回出していた

けど得点できた4回以外はただ出てただけだった 


打順が一回りした4回

一死後ライト前に安打

 

つづく4番が仕事をした

ライト線に3塁打を打って初得点

 

 5番がショートへ内野安打でもう1点

 

一気に行きたいところだったけど

あとをうまく打ちとられ2点止まり


見事な3連打ではあったけど

そうそう何度も打たせてはもらえる訳もなく

結局奪えたのはこの2点だけであった


ちぐはぐ

2012-04-07 07:54:32 | 2012春全日本in前橋

 
先攻ポニーズ

2アウト後四球を出し4番にまわる

ここはいい当たりだったけど正面に飛んで事無きを得た

 

ポニーズ投手の立ち上がり

高めに浮いて苦しんでたようにも見えたが

うちの打者が助けてしまった

 

うちも2アウト後安打で出たけど押えられ お互い似たような立ち上がりだった

 

試合が動いたのは2回裏

警戒し過ぎたのか5・6番に連続四球

盗塁も混ざって無死2・3塁

バント処理をミスって1点献上

次の打者を1塁へのファールフライに打ち取ったものの

足がデットボールラインを超えテークワンでもう1点

ノーヒットで2失点は痛かった

3回にも1死からの2塁打の走者を

上手いバントでミスを誘われ

正直者のうちの子は注文通りにミスって1点追加で3×0

うちの攻撃はなんかちぐはぐ 

四球で出た走者をバントで送る

 

2塁に行った走者のオーバーランが少し大きく挟まれてタッチアウト

実に上手い狭殺プレーだった

これが4試合2失点の守備力

うちのドン臭い走塁では簡単にやられる

 

ポニーズ30は一体何考えてんだろうね

うちの打者は指示通りにするもののうまくいかなかった 

 

相変わらずの小技の上手さであった

点が取れる場面で着実に取れる上手さがポニーズにはあった

加えてあの強力応援団にうちの子は若干引き気味

なかなか集中するのが難しかったのかもしれない

 


2強を掛けて

2012-04-07 07:34:07 | 2012春全日本in前橋


大会前来れるといいなあと思ってた4強での戦いの場 

ホントに来てしまった 


ポニーズのチョー強力な応援団に若干ビックリしながらのうちの子たち 

うちにもエールを送ってもらいうれしかった 

 

全国の準決勝の場に自分がいるのが何とも不思議だった 

 

 子ども達はごく普通

きっと事の重大さがわかってない

むしろ前の試合の余韻が残ってたのかも

 

きのう降雨コールドで4強入りを決めてたポニーズ

この日はこの1試合だけ

うちは2試合目

この差がどう出るかが

 

ポニーズはここまでの4試合で失点はわずかに2点

抜群のディフェンス力だった 

 

 3月の兵庫遠征での対戦があったんでまったく知らない訳じゃなかった

 

気合い十分のポニーズだった

 

 


止らなかった

2012-04-06 23:26:17 | 2012春全日本in前橋

 
伊王野投手がショートと交代

でもうちの勢いを止められなかった 

 
すぐに交代したところへ飛んでいくものでミスを誘う

こういう場面じゃ転がしとけば何かが起こる

 

普段なら何気にさばける打球でもミスが出ちゃう 

 

乗ってるときはバットもスムーズに出るようで

ストライクを積極的に打って行った 

 

とどめはこのレフト線への打球

ライン沿いに転がってってホームまで帰ってきて

満塁本塁打になった 

6回裏は結局打者2巡で15得点 

久々のビックイニングだった

5年生が多い伊王野ナイン

これからが楽しみなチームだった

 

伊王野の大応援団に対抗して

少ない人数ながら凄い応援振りだった 

 

子ども達が前から目標にしてたベスト4進出! 

最後に大爆発したのには少々ビックリした

 


怒涛

2012-04-06 23:05:05 | 2012春全日本in前橋

 

同点で迎えた6回裏

守備のミスを悔やんで涙の打席 

気持ちで内野安打で出塁

だって・・・女の子だもん・・・

悲しけりゃ涙も出るわな  

 

思わず乙女になっちゃった子に代走が出た 

ここからだった 

 

レフト前に続きライト前にヒット

ファーストへの送球が悪送球になって2点ゲット

 

この大会ノリノリ娘の勢いは止まらなかった 

 

安打も出たけどミスも誘った

打者一巡してもまだ1アウト


完全に勢いづくと当たり損ねも内野安打になった 


相手に対して気の毒になったけど

うちの子達の勢いは止まらない

 


1失点は上出来

2012-04-06 22:45:16 | 2012春全日本in前橋


2回ノーアウト2・3塁 

最小失点で乗り切りたかったこの場面

うちの投手が踏ん張った

ボールの走りがよくてまずは三振で1アウト

次の打者はセカンドゴロで2アウト

三塁走者は帰って1点失うがベンチの指示通りのプレーだから問題ない

3人目の打者は見事に3球三振でチェンジ

上出来の立ち上がりだった

 

3回1アウト後連続2塁打が出て1得点

追加点のチャンスだったけど後続が続かない 

 
伊王野投手はあまりよくはなさそうだった


3回表先頭を内野安打で出すとパスボールと盗塁で1アウト3塁にされた

ここで大黒柱の3番がセンター前に弾き返えされ同点
 

 

4回裏1アウト3塁からうまくバントを決めてまた1点勝ち越した

1点リードの5回表1アウト後

振り逃げと安打で1・2塁

次の打者の内野ゴロ悪送球で1点失いまた同点

1アウトで2・3塁

ここでまた投手が踏ん張り無失点 

双方が1点づつ取りあう展開だった

残塁が多く両投手は頑張ってた

 


仕切り直し

2012-04-06 22:20:09 | 2012春全日本in前橋


翌日のサスペンデッドゲームの続きは10時半からだった 

前日の悪天がウソのような風もない穏やかな朝だった

ただうちのチームに限っては予期せぬ出来事があって

若干慌てたが時間に間に合ってほんと良かった


試合時間無制限 シートノックもあった

グランドの状態も前日の夕方には晴れ間が出てたため問題なし

ただこの面は芝を剥いで急造で作ったせいか

外野はかなりデコボコ

土も畑みたいな黒土だった 

 
1点リードしてるもののノーアウト2・3塁からのスタート

出足をミスると大量失点の可能性があった

 

気合いの入れ直し

なんか妙な間だったなあ 


きのうの続きからとは言え審判さんは入れ替わってた

子ども達はけっこうリラックスしてて楽しそうにも見えた
 


うちの整列は真ん中辺りが込み合ってるねえ

 
10年小学生女子ソフトに関わってるが

サスペンデッドは初体験

せっかくベスト8まで勝ち進んで来たのだから

できるうるのならこの試合に勝って子ども達にメダルを持たせてあげたかった


強行!

2012-04-06 21:54:24 | 2012春全日本in前橋

 
あの前橋での全国からもう1週間経ってしまった

まるで夢物語のような4日間だった

 

大会2日目第二試合は伊王野×勝北

うちはこの試合の勝者との対戦だった

試合も終盤 ポツポツと雨が落ちてきた

やっぱし降ってくるんやあ

ところが雨だけじゃ無かった

だんだん風が強くなり雨避けに用意してたターフが飛びそうになった

とても支えきれないので諦めて畳んだ


試合がすぐに始まるのかと思いきや

相手が試合が終わったばかりなんで時間を取りますってことでしばし待機

そのうち更に風が強くなり土ぼこりで目を開けてられんかった

急いで風当たりの弱いとなりの建物の陰に避難

審判さんも記録員さんも非難

他の3面では試合続行中なのが不思議なくらいだった

どうやらD面が一番風の抜けがいいようだった

もう無理やろうと思ってたけど大会本部の方らしい人の

「始めなきゃダメやろう」の一声で

躊躇してた審判員さんから整列の声が掛かった

3塁側のベンチはライト方向からの風でまもとに顔を上げられなかった 

 
先攻伊王野クラブ

ここで先頭打者が右中間へ大きな当たりを打った

絶対抜けたと思ってたらライトからの強風に押し戻され

その打球をセンターが好捕!

 

ラッキーガールのツキはまだまだ持続してた 

投手は滑るボールと強い風に苦しみながらも何とかしのいだ

 
初回裏のうちの攻撃

先頭が四球で出塁

初球次の打者がバント

これが3塁前ファールゾーンへの小フライになった

伊王野三塁手が猛然とダッシュしてこれをダイビングキャッチのスーパープレー!

うちも伊王野もファインプレーが悪天のなか出て流れがどっちに傾くか微妙だった

それでも投手はやっぱり投げるのに四苦八苦

その走者を暴投で3塁にまで進めてしまい

内野ゴロの間にうちが先制点を取った

2回裏

今度はうちの投手が大ピンチ

四球と死球で走者2人が出てパスボールも重なって

無死2・3塁・・・ 

次の打者にファール2つとボール1つで

1ボール2ストライクの場面で主審からタイムが掛かった

どこからか来た審判員の偉いさんらしい人が試合を止めたのだ

 

両チームすぐさま屋根下やら建物の陰に避難

ネット裏のテントもぶっ飛びそうだったんですぐさま撤収

暫く経っても収まりそうな気配はなくむしろひどくなってった

バスを近くまでまわしてもらいまた待機

ネットや電線がうなりをあげ 

台風の直撃の暴風雨のさなかみたいだった

雨風と共に気温も急降下して吐く息が白く見えた

監督が本部へ行ったみたいだったけど

スマホをバスの中に置きっぱなしだったため状況がまったく分からず

何処にいるのか見当も付かず バスの中でじっとしてるしかなかった

 

ものの30分くらいでまったく違う天候になってびっくりした

今になって思うのは4面同じ状況にしてほしかったってこと

早い時間から始めてどんどん進めてったA・B面に対し

かなり遅くから始めたC・D面

結局3面がサスペンデットになりA面だけ降雨コールドで試合成立した

天候の悪化が予想出来たのだから

第1試合から試合開始時間を忠実に守って

各面同時に進行してればこんなに進行の差ができずに済んだんじゃないかと思う

大人でさえ真っすぐ立ってるのが難しい状況で

試合開始を促しに来た大会本部の判断にも疑問が残った

 


大きなダメ押し

2012-04-06 07:05:46 | 2012春全日本in前橋

 

死球から始まって内野安打と野選で1死満塁

2死となって追加点はあきらめかけた

ここで値千金のこの一打

3塁手の頭をかすめレフト線へ落ちた

大きな走者一掃のタイムリーだった

 

そこから畳みかけるようにセンターへ

 

さらにもう1本センターへ

なかなか見事な3連打で4点ゲット

 

そして最終回の力投

 1死から四球を出したけど後は内野ゴロふたつでゲームセット 


対戦ありがとうございました!


打線は好調

2012-04-05 22:57:40 | 2012春全日本in前橋

 
ビクトリー投手

なかなかのインコース攻めだった

うちも4・5回と2死から走者を出すが無得点に押えられた

 

この大会からの新バージョンみたい 


6回は四球から始まった

 

1死後ガツンとレフト線を破られ3塁打となって1点失う

その走者もセカンドの背後に上がった打球を

ライトがグラブに当てながらも捕り切れずもう1点 

 

2点差に詰め寄られた6回裏

気合いを入れ直す

そしてダメ押し点が入るのだった