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シェールオイル、国内初の商業生産開始へ

2014年04月08日 11時59分01秒 | 知識の泉

シェールオイルの商業生産がいよいよ鮎川油ガス田で始まりましたね。クリーンエネルギーの開発や普及も加速はしていますが、その間を埋める最後の化石エネルギーともいわれるシェールオイル、日本国内の埋蔵量は、数十年間、原油の輸入がいらないくらいとも言われています。ぜひとも商業化ベースに乗って欲しいですね。

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日経ウェブでは~

資源開発大手の石油資源開発(JAPEX)は7日、国内で初めてのシェールオイルの商業生産を、秋田県由利本荘市にある「鮎川油ガス田」で1日から始めたと発表した。1日あたりの生産量は約35キロリットル。国内の製油会社に売り始めた。シェールオイルは、地中深くの岩盤に含まれる原油。新たなエネルギー資源として米国などで商業生産が先行し、日本国内での本格活用に期待が高まる。同社は鮎川油ガス田で2012年10月から、岩盤に酸を流し溶かして原油を取り出す生産方法の実証試験を重ねてきた。秋田県男鹿市の福米沢(ふくめざわ)油田でも商業生産をめざし、実証試験を5月下旬から始める。執行役員の村橋庸也・秋田鉱業所長は「低コストの手法で十分採算が取れる」と話す。

シェールオイルとは~

地下にある「頁岩(けつがん)(シェール)」と呼ばれる泥岩の層に含まれている石油。これまでは採掘するのが難しかったが、強い水圧をかけて岩盤層に亀裂を入れて取り出す方法が開発され、生産しやすくなった。原油価格の高騰で採掘コストも見合うようになり、米国やカナダで盛んに生産されるようになっている。岩盤層に含まれる「シェールガス」とともに、採掘可能な量が急増することから「シェールガス革命」と呼ばれる。