小さなミラクル

白猫キヨシは小さなミラクルを起こし、昨日から少しばかりの食欲アップを見せてくれています。
ドライフードを食べてくれたのは何日ぶりだろ・・・。
ともかくびっくりしました。
鮪のお刺身（みじん切り）とドライフードを混ぜて出す作戦が成功したようです。
なので、今日の強制給餌は夜一回だけにしました。

この食欲が、決してキヨシの病状が回復したとか快方に向かったとかではないことは分かっています。
でも、少し調子がよくなったのかな、楽になったのかなと喜ばずにはいられません。
こういう日は、食べられただけでなく、よく眠れたのだと思います。
よかったね、キヨシ。

今日の写真は朝日が眩しいキヨシです。
太陽が出ている日は、必ず朝日を浴びてもらいます。
キヨシの体内時計を狂わせないために。

腕白小僧

重い腎不全で療養中の白猫キヨシの介護に集中したいのですが、キヨシの兄弟である白長毛猫わたみがアホアホなのでいつも手が掛かります。
夜遊びをして汚れて深夜に帰って来たり、ベタベタに甘えたり、アトピーの疑いがあるのでカユカユだったりと食餌や被毛ケアも大変な子です。
でも、アホアホ故に無邪気で可愛い性格です。

今日の写真は珍しく大人しくしている腕白小僧のわたみです。
私の手作り爪研ぎがお気に入りです。

↓ごはんをメイちゃんに横取りされた気の弱いわたみ。


↓こちらの痩せたお方はキヨシです。（昨日撮影）

久々に一階に行きたがったので連れて行きました。

キヨシは便秘時代から下痢時代になり、今朝も４時１０分に下痢便をしました。
何から何まて辛そうなキヨシでが、今日はスープのモンプチをほんの少しだけ食べてくれました。

コタツ片付けられず

白猫キヨシはコタツ・ハウス籠城をやめ、また、私に甘えてくれるようになりました。
愛情が通じたようです。

しかし、喜んでなどいられず、毎日キヨシの深刻な状況と向き合っています。
昨日の早朝４時には下痢便をしました。
２２時すぎにも少量の下痢便・・・。
私が与える流動食（チューブダイエット・キドナ）しか食べていないのですが、この期に及んで下痢は可哀想です。

トイレはまたペットシート・トイレを使ってくれるようになりました。
粗相は一週間ほどありません。
フラフラと数歩歩き、時には途中で倒れ、自力でトイレに辿り着き、用を足します。
キヨシは立派です。
誇り高き男です。
あ、でも粗相した時だって赤ちゃんみたいで可愛いのですが・・・。

今日の写真は私の膝の上でグルーミング中のキヨシです。
コタツはまだ片付けられず、コタツの上のＰＣに向かっているとキヨシが膝に乗ってくれました。
キヨシは慢性腎不全のため、人間並みの低体温ですが、膝に乗せていると温かいですね。
キヨシも私の温もりを感じてくれているかな？！

お刺身みじん切り

毎日、衰弱する一方の白猫キヨシに強制給餌をするのは辛いことです。
現在は一日中グッタリしており、辛うじてトイレの時とお水を飲む時は数歩歩きます。
食餌は一切拒否しており、自分からは食べてくれません。

そんなキヨシが食べられる物は・・・好物のお刺身なのです。
鮪もホタテも腎不全猫の食餌として良くないことは分かっていますが、食べることは生きる喜びなので、もう好んで食べてくれるものは食べさせてあげたいと思っています。
とはいえ、鮪のお刺身は２分の１切れ、ホタテのお刺身は８分の１切れ程しか一度に食べられません。
キヨシは咬む力も、飲み込む力も弱くなっているので、お刺身はみじん切りにして出しています。
お刺身を持って行くと、それまでグッタリしていたキヨシが別猫のように元気になります。
ガツガツ食べて、またすぐグッタリ・モードになってしまうのですが・・・。（哀）

今日の写真は、ややシャキッとした感じのキヨシです。
昨日撮った写真ですが、珍しく“お座り”していたのでカメラを構えました。

キヨシ、渋いです。


＝追記＝
キヨシのお友達犬、コーギーの小雪さんが肺炎のため亡くなりました。
毎週動物病院でお会いしていた小雪さんは、巨大食道症という難病で、お水も飲めず、歩けず、寝返りも打てず、食餌も大変な心配りが必要なお犬様でした。
でも、飼い主のＳさんの献身的な介護で１２歳近くまで生きることができました。
Ｓさんの日常は、まさに小雪さんに捧げた日々というようにも見えましたが、Ｓさんは常に明るく前向きで、私は何度も励まされてきました。
今日は、Ｓさんのブログから小雪さんの写真を拝借し、勝手ながらアップさせていただきます。

小雪さんは猫が好きで、キャリーケースに入っているキヨシにも興味津々でした。
キヨシは「シャー！」って威嚇したりして。
小雪さんのご冥福をお祈りします。（合掌）

激ヤセ

今日の写真は、体調絶不調ながらも優しい雰囲気に包まれている白猫キヨシです。
木曜日の診察時の体重は驚愕の３．２６キロでした。
全盛期より４キロも軽くなってしまいましたぞー！
あの、タプタプした脂肪はどこに行ってしまったのですか、キヨシくん！


今日は僅かながら自力で食べてくれました。
なので強制給餌は１回にしました。
明日も美味しいごはんを出しますよ～！

スッキリ！

重い腎不全で療養中の白猫キヨシには、毎日色々なドラマがあります。
昨日、動物病院でマッサージしていただき、固くなったウンコが全部出たと思われていたキヨシですが、今日も時々しゃがむ仕草をしてウンコ体勢に入ることがしばしばありました。
その度に私はペットシートトイレに連れて行き、様子を見ましたが、オシッコしか出ませんでした。

しかし、私が入浴を済ませて部屋に入るとウンコ臭が漂っていました。
おおーっ！
私の布団の上に、すごいウンコがしてあるではありませんか！！！

昨晩からキヨシは私の布団の上から動かなかったので、布団をたたまずにキヨシのベッドとして提供していたのでした。
でも、今の状況では布団の上に粗相をされることも予想できたので、予め古いタオルケットを布団の上に敷いていたのでした。
キヨシは何を思ったのか、そのタオルケットの上にウンコをしたのでした。

キヨシには自力での排便をする力は残っていないと思っていたので、こんなによいウンコをしてくれて感激しました。
↓なので写真を撮りました。

リアルすぎるので、今回は一応モザイクをかけましたよ。

ただし、キヨシはウンコまみれでした。
ウンコは容易に落とせず、尻尾や足に付いたウンコはハサミで毛を切りました。
何故か顎にも付いており、これは一旦お湯をコットンで湿らせてウンコをふやかしてから拭きとりました。
問題は肛門付近です。
それはもう、ウンコがびっしり付いており、大変時間を要して拭きとりました。
ただ、キヨシは連日の便秘騒動で、肛門が痔のような症状になっているため、お尻を触られると痛がります。
なのでこの部位は苦労しました・・・。

ということで、今日もウンコのお話しになってしまった拙ブログをお許しください。

今日の写真は様々な苦難を乗り越えて療養生活を送るタフ・ガイなキヨシです。
昨日から突然鳴くようになりました。
キヨシの鳴き声御を聞いたのは、今年初めてかもしれません。

秘儀！用手排便処理

白猫キヨシの便秘は続き、朝・昼・夕とマッサージをしましたがウンコは出ませんでした。
便意はあるので、何度も何度もふんばって、しかしながら体を支え切れずにそのままトイレに倒れこんでしまうキヨシなのでした。

最早キヨシには自然排便力はないのかもしれない・・・そう思い動物病院に連れて行きました。
かかりつけの動物病院は１９時すぎでも大混雑。
診ていただいたのは２１時近くでした。
それでも、今日はＫ先生を指名させていただき、キヨシを便秘地獄から救っていただきました。
Ｋ先生はキヨシのお腹と肛門付近を触診し、マッサージのようなことをしてコロコロとウンコを出してくれました。
小さな砂肝のようなウンコが５個も出ました。
すごい技です！
Ｋ先生は「便秘の時は、また連れて来てください。」と言われましたが、この技はどの先生でもできるワケではないそうなので、予めＫ先生がいらっしゃる日を確認してからにしようと思いました。
会計の明細には「用手排便処理」と書いてありました。
嗚呼！素晴らしき哉、用手排便処理！
もっと早くキヨシを連れて来てあげればよかったです。

ところで～、最近ずっと私を避けていたキヨシが、昨日深夜から突然甘えてくれるようになりました。
昨日は一緒に寝ました。
な、何と４月２３日以来です。
スージーベロは感激してしまいました。

今日の写真は私の布団の上で眠ろうとしているキヨシです。
嬉しくて、昨日は３時すぎまで眠れませんでした。
はい、キヨシを撫でていました♪


キヨシ：「何か思いだしたんだ。」


キヨシ：「ボクは人間好きだってこと！」

療養生活つづく

今日の写真は相変わらずコタツ・ハウスに住んでいる白猫キヨシです。
敷いてある毛布にオシッコをしてしまったりとトイレ以外で粗相をしてしまうことが増えました。
でも、私は全然へっちゃらさ～♪
掃除も鼻歌まじりでやっています。
ただ、粗相の原因がトイレまで歩けなかったからとか、オシッコをコントロールできなくなってしまったからとか考えると切ないです・・・。

先日から便秘に苦しんでいるキヨシですが、昨日も今日もウンコは出ませんでした。
全身をブラッシングし、マッサージし、便秘のツボもそっと刺激してみましたが出ません。
便意はあるので、マッサージの後に必ずトイレに行きます。
でも出ないのです。
それでも、今日は出口近くまで下りて来たようだったので、明日こそ出してあげたいと思います。

食欲はゼロから０．１くらいに微増しました。（１０段階で０．１アップ）
早朝に常時置いてあるドライフードをポリポリ食べていました。
でも、食べられたのは５粒くらいかな～？！
あと、夕方に鮪の赤味を１ｃｍ角に切ったものを３個食べてくれました。
もちろん、こんな量では生きて行けません。

なので、今日も強制給餌を継続しました。
キヨシは大人しく優しい性格なので、強制給餌を嫌がりますが、顔を背けるくらいで弱い抵抗です。
もう、抵抗する体力もあまりないのですが・・・。
しかし今日は、給餌中にキヨシの呼吸がとても荒くなってしまい、キヨシは心臓も弱いので非常に焦りました。
給餌を暫し中断し、キヨシに呼吸を整えてもらい、また再開しました。（結局、強制給餌を続けるしつこい私）

もうキヨシは頑張らなくていい。
十分頑張りましたから。
へたれ飼い主スージーベロは、まだまだ頑張りますから。

絶食状態

白猫キヨシ、一昨日からほぼ絶食状態です。
なので、すごく嫌がるのですが、今日は３回、腎不全用の流動食を強制給餌しました。
本当はもっと与えた方がいいのかもしれませんが、キヨシの体力を私に抵抗することなんぞに使わせるのは可哀想すぎなのです。

今日はお水を飲むことも減ってしまい、トイレの回数も少なかったです。
ただ、夕方私が帰宅するとウンコに苦しんでいる様子でした。
親指の先程のウンコが２つ転がっており、他に水状のウンコの跡が３箇所ありました。
それでもまだ何度かペットシートトイレに行き、頑張っていました。
私もキヨシのお尻をよーく見ながら、ウンコの先端が見えたら引っ張り出してやろうと待ち構えていましたが、キヨシが力む割に全然ウンコは出てきませんでした。
そして、とうとうキヨシはゲロを吐いてしまいました。
あー、力みすぎなのです・・・。

それからキヨシの全身をマッサージし、排便を促しましたが出ませんでした。
キヨシにはスッキリさせてあげたかったのですが・・・。

今日の写真はフラフラに弱っているけれど、強く逞しく生きるキヨシです。
明日もマッサージをするから、早くお腹のモヤモヤを吹き飛ばそうね。


↓アホアホなキヨシのブラザーも心配していますよ。

わたみ：「おーい、キヨシ！屋根に登ってお見舞いに行くよ！」

キヨシの涙

慢性腎不全の最末期になってきた白猫キヨシは、先述しているように腎臓以外にも様々な合併症が出て来ました。
そんな症状の中に「涙が止まらない」ということがキヨシの右目（青い方）に生じています。
まるで泣いているようです・・・。
洟も垂れていることが多いので、ティッシュでそっとぬぐってあげます。
でも、今のキヨシはそれを嫌がります。

実はコタツ・ハウスに篭っているのは私を避けるためなのかもしれません。
強制給餌や投薬、皮下輸液など、キヨシの嫌がることばかりしているので、悲しいかな、キヨシに避けられるようになってしまいました。
甘えん坊で、いつも私とくっついていたいキヨシだったので辛いです。
でも、もっと辛い思いをしているのはキヨシなのですから仕方ありません。

今日の写真はコタツ・ハウスで泣いている（ように見える）キヨシです。
涙の原因は分かりませんが（獣医学的に）、本当に泣いているようで、私も泣いてしまいました。


キヨシ：「ボクの涙、キレイでしょ？！」


キヨシ：「よいしょ、何か食べようかな。」


キヨシ：「先ずはお水。」


キヨシ：「（ペロペロ）お水おいちぃ～！」

今日のキヨシは鮪のお刺身（１／２切れ）しか食べてくれませんでした。
お刺身と一緒に仕込んだドライフードは手付かず・・・。
また強制給餌をして嫌われてしまいました。（哀）