@susiebero blog編

スージーベロによる@susieberoのブログ編!
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野良猫キッコーマン保護

2010-04-25 23:22:49 | にゃんず全般
近所のアパート駐車場を住処としている野良猫キッコーマン(オス・推定14歳)は人間に近づかない孤高の野良猫です。
しかし、下痢がずっと続いており、昨日からはハナミズをダラダラと垂らしており、何とかしなくては!と捕獲のチャンスをうかがっていました。
そして漸く、何とか、やっとの思いで身柄を確保し、動物病院へ急行しました。

私がお世話になっている動物病院はニ件あります。
一件はメイちゃんなど野良猫保護に協力的なA動物病院、もう一件はQちゃん始め拙宅の飼い猫をすべて診ていただいているB動物病院です。

A動物病院は獣医師が何人もいて、診察料も安く、さらに手術も上手だと評判がいいのですが、恐ろしい程にとても混んでおり、土日などは患畜30匹待ちということもあります。
考えた結果、狭い場所に閉じ込められて暴れているキッコーマンを一秒でも早く診ていただきたかったので、B動物病院へ連れて行くことにしました。

ここが運命の分かれ道だったのでしょうか・・・?
B動物病院の受付けの方に、キッコーマンの状態が悪いことは勿論、私がキッコーマンをずっと前から心配しており、本日苦労してやっと保護できたということも伝えました。
しかし、いつも優しい先生は「注射くらいしかできないよ」と当初から言っており、かなりモチベーションが低い様子。

診察室でキッコーマンは最後の力を振り絞るかのように暴れ、逃げようとしました。
動物看護士のお兄さんがバスタオルでくるんで診察台の上に乗せ、体重も熱も計らずに私からの問診だけで先生は抗生剤とインターフェロンを打ち、診察は終わってしまいました。

下痢が治るまで入院させて欲しいと伝えましたが、「こういう触れない子は入院しても何もできない」と言われ、拒否されました。
フロントラインスプレーをしてくださいとも伝えたのですが、これもできないと言われてしまいました。
補液もしてもらいたかったのですが、完全にキッコーマンを嫌がっており、「こういう子は点滴の針も刺せない」とのこと。

A動物病院では、もっと凶暴なリトちゃんやメレンゲくんを臆することなく診ていただいたのですが・・・。
キッコーマンには怖い思いをさせ、中途半端な治療しかしてあげられませんでした。
結局、帰宅後に拙宅の庭でリリースしました。

抗生剤の効果は二週間とのことです。
先生は「二週間後に様子を見てまたお連れください」と言われましたが、警戒心の強いキッコーマンを捕まえることは至難の業です。
ごはんを食べに来てくれるのかも分かりません。
体力のないキッコーマンは風邪で死んでしまうかもしれません。

私は無力です。
野良猫一匹助けられない・・・。

何年もかけて縮めて来たキッコーマンとの距離は、またふりだしに戻ってしまうのか、更に遠くなるのかはまだ分かりません。
でも、ちょっとだけホッとしたのはリリースした時に脱兎の如く逃げて行ったキッコーマンが、その30分後に庭の水飲み場でお水を飲んでいたことです。
戻ってきてくれたんだ!!!っと感動してしまいました。
(キッコーマンは風邪をひいているので、そのお水は直ぐに取替えました)

スージー母は「できることはやったんだから!」と言ってくれました。
うーん、でも私が熟考していた本当のプランは①キッコーマンを一週間入院させる②退院後、キヨシ部屋の二段ケージで静養(そのために猫嫌いなキヨシにフラワーレメデイを始めています←攻撃性が治まるタイプ)③元気を取り戻してからリリース

現段階で、キヨシ部屋にキッコーマンを連れて来ることは無理でした。
FIVキャリアのキヨシに風邪がうつってしまう危険がありますし、キヨシは他の猫に酷く攻撃的なのです。
本当に、キッコーマンを助けたかったのですが残念です。
じいちゃん猫のキッコーマン、幾多の試練を乗り越えて来た生粋の野良猫キッコーマン、今日の注射が効いて、元気になってくれることを願っています!!!

今日の写真は勿論キッコーマンです。
トップの写真は一年程前のもの、下の写真は衰弱著しい現在のものです。
最近ほぼ毎日、拙宅の庭でお昼寝をして行きます。(来なくなっちゃうかな・・・。)


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